無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

体で理解するまで

 理解力のある方は色々と説明することを頭で整理することは簡単なようです。大切なのはそこからで、頭で理解できたら、それが体で理解できるまで稽古していかなければなりません。頭で理解するのが簡単な形ほどそこから先に進むまで時間がかかる傾向がありますので、自分が本当に体で理解できているのかそれとも頭で整理できているだけなのかを見極めて進んでください。

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  1. 2017/04/15(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

再び銃剣道について(情報を盲信しない)

 インターネットに〈週刊朝日〉の記事として「軍事ジャーナリストの〇〇〇〇氏が異議を唱える」という内容の記事があがっていましたが、この軍事ジャーナリストも銃剣道の経験はないのだろうと思います。経験もせずに話しているのですからずいぶん支離滅裂です。

いわく
「中学の剣道では部活動でも突きは禁じられている。実際に先述の唯一銃剣道を行っている公立中学校でも相手を突かずに型のみを教えている。つまり、中学で導入するなら本来の銃剣道とは似て非なるものにならざるを得ないだろう。それとも突きをそのままにして導入するのか。」

 銃剣道も他の武道の多くも形が基本であるということを知らずに言っているのか、意図的に言っているのか。知らないとすれば、武道について論じる資格はない人物が知ったかぶりをして物を言っているお粗末な人物だということになります。形で実際に相手を打ったり、突いたりということは剣道形でもおこなわれません。

いわく
「また日本の伝統文化云々というのも疑問だ。小銃に着剣する銃剣は17世紀にフランスのバイヨンヌ地方で作られた。フランス語のbaïonnette、英語のbayonetからもそれが分かる。銃剣はフランスで生まれ、銃剣術も欧州で発達した。つまりは欧州が由来である。」

 そのように言ってしまえば、鉄をもたらしたのは誰で、刀をもたらしたのはだれかと言い出せばすべての武道は日本由来ではなくなってしまいます。すでに述べたように西洋由来の銃剣術が幕末に日本化していきました。

いわく
「もうひとつ問題なのは高価な銃剣道の道具を隊員に買わせていることである。「予算が足りないとか、あれこれ理由をつけて30万円を超えるセットを、ローンを組ませて指定業者から買わせています。私も36万円のセットを買わされました」(元陸自1尉)

 これもおかしな話で、こういう話は聞いたことがなく、私がいた航空自衛隊でも部隊に訓練用の簡素な防具があり、趣味で銃剣道を稽古していたもの以外は皆これを用いていました。
 趣味で銃剣道をするにしても普通の防具なら10万円以内で購入できますし、さらに高価なものを購入するのは銃剣道の稽古を行い、高段者になろうとする方です。 
 さらに、自衛隊の実弾射撃を銃剣道の訓練の時間が削ってしまっているというような記述がありますが、自衛隊の事なのでここでは述べませんが、実弾射撃の機会が少ないのは予算の問題であり、銃剣道の訓練があるからではなく、すでに述べたように必修なのは銃剣格闘であって銃剣道ではありません。

 軍事ジャーナリストが述べたといえば信憑性があるように一般人は思いますが、そのジャーナリストが経験したこともない銃剣道と自衛隊内部のことを述べているので支離滅裂な内容になってしまいます。また、根拠も元自衛官の話となっており、はたして本当に情報収集したかどうか・・・。武道に関してはあまりにいい加減なことを言う人が多くいます。

 写真は幕末の幕府陸軍が用いていたテキストです。この中に銃槍術の項があり、号令も日本語となっています。この当時は号令に合わせて単独で銃剣(槍)の操作の稽古をしていたようです。このような資料を用いて9月6日(水)から9月8日(金)の間に関西大学千里山キャンパスで行われる日本武道学会第50回記念大会(第2回国際武道会議)で「日本における銃剣道の起源について」という演題で発表する予定です。

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  1. 2017/04/15(土) 01:14:20|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

異なる基準

 古武道・現代武道あるいはそれぞれの種目や流派によって良し悪しの基準は異なっています。
 たとえば柔道のように相手の着衣を用いて自由自在に相手を投げるものもあれば、離れたところから拳のみを用いる物もあり、拳のみでなく足蹴りを使うものもあり、何が絶対というものではありません。
 私たちが防具と竹刀を用いて大石神影流の価値基準で稽古を行っても、現代剣道の一本の価値基準とは異なっており、私たちの刺突が一本とならない事の方が多いでしょうし、現代剣道での一本も私たちの価値基準からすればずれていることも多いでしょう。
 何が絶対というものではなく、それぞれに価値の基準が異なるのですから、古武道が現代武道に…とか、〇〇は〇〇よりも…と考えるのは考えることそのものがピントはずれです。

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  1. 2017/04/14(金) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

会得するためには

 初心の内には「力みをなくす」「一切の無駄な力を使わない」という指導をされても、自分では力みがないつもり、自分では無駄な力を使っていないつもりと思ってしまいます。ここが大きな分かれ目で、自分ではそうなっていないのだからもっと多くの形や手順を知りたいという方向に心が動くと、いくら知っている方の数が増えようが知識が増えようが本当の上達はしなくなってしまいます。
 自分ではそうなっていないつもりだけど、指導され続けているので、指導されることを大切に稽古しようとまじめにコツコツ求め続けるといつか体が動くようになりなるほどと思えるときがやってきます。それからは邪念を持たなければ速やかに上達していきます。

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  1. 2017/04/13(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

荷物を持つ

 昔話ですが、居合の道場で先生の荷物を持てるのは古い信頼されている弟子だけでした。若い人たちはそのような知識もないと思うので記しておきます。
 荷物の中でも最も大切な居合刀(模造刀)や真剣を運ぶことを許されるのは最も信頼された弟子であり古い弟子。着替えなどのバッグを持たせていただくのも古い弟子でした。先生の荷物を持たせていただくのは光栄な事であり、作業といったようなものではありませんでした。

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  1. 2017/04/12(水) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

イメージトレーニング 2

 イメージトレーニングするときにはただ映像を頭に浮かべるのではなく、実際に自分の体に神経を通わせてください。文字で表すのは難しいのですが、実際に体が動くのを感じながら稽古しなければ、頭で手順を覚えるだけの稽古になってしまいます。指先足先まで自分の思いが伝わる稽古をしてください。

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  1. 2017/04/11(火) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

イメージトレーニング

 形の手順を覚えるために、自宅などで広い場所がなければ長い木刀の代わりに小太刀で稽古することもでき、また、時間がないときには実際に体を動かさなくてもイメージトレーニングもできます。イメージトレーニングと言ってもたんに自分の動きをイメージするのではなく、素抜き抜刀術のように相手をイメージしたうえで相手の動きにあった自分の動きをイメージしてください。そうしなければ実際に相手がいて形稽古した場合に自分勝手な動きをするようになってしまいます。

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  1. 2017/04/10(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

まず己を整える

 無雙神傳英信流抜刀兵法の素抜抜刀術はいうまでもないことですが、二人で行う太刀打や詰合、大石神影流の手数、澁川一流柔術の形は全て己を整えるところから始めなければなりません。
 武道は外見上は闘争の術ですので相手に勝とうと思うのは自然なことですが、術となってからは術にふさわしい方法があります。無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術のいずれも己を整えるところから始めなければなりません。己が整っていないのに相手に勝つ手順を繰り返しても全く意味がありません。形で手順が決まっているので自分が整っておらず隙だらけであっても、勝つ手順を行うことができますが、実際には自分が勝つ手順を行う前に斬られています。稽古するたびに自分の歪を指摘される方は思いを変えて稽古しなければなりません。

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  1. 2017/04/09(日) 21:25:02|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

手の内

 手の内は刀や棒などを自分の体と一体にする状態でなければなりません。刀や棒を手の内を使って操作するのではありません。
 刀や棒を操作しようとしている方は刀や木刀が体と一体になっていないために軽く、体と一体となっている方は刀や木刀に腕や肩の重さが加わるので何もしなくても重いものです。

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  1. 2017/04/08(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

力み

 力みがある方は特に二人で行う無雙神傳英信流の太刀打や大石神影流の手数を稽古するとき、最後の動きで力みが入る傾向にあります。木刀を相手の小手の上や頭上で止めるときに力んでしまうのです。
 このような傾向がある方は、木刀が止まるときに肩や肘が引力に引かれ自然な状態にあるかどうかを毎回自分自身で確認してください。自分で正す習慣をつければ、上達は速やかです。

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  1. 2017/04/07(金) 21:25:25|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

覚悟

 「正しく動いて、斬られればそれでもよい。」という心で稽古しなければならない。と無雙神傳英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生はおっしゃいました。
 そのころは理解できなかったのですが、稽古において強く斬られまいとか、斬ろうとか思っていたら、心身は鎮まらず体は凝り固まり、習得できることも習得できなくなることを言われたものです。それ故に自分はすでに切られている者だと覚悟を決めて稽古すればよいのだということです。
 形稽古でどうしても相手を斬ろう、斬られまいという念から離れられず、何度指摘しても肩ひじ張り肩甲骨まで上がってしまう方は自分の心の状態を確認してください。

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  1. 2017/04/06(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

間合

 大石神影流剣術では通常より長めの木刀を用いるためか手数の稽古において間合いを遠くとられすぎて、打太刀・仕太刀ともに実際には切先が届かないところで攻防の稽古をしているのを観ることがあります。
 仕太刀は打太刀の圧を感じるくらいの間に入らねばならず、打太刀は、もし仕太刀が遠すぎる間で止まったら、1歩踏み込むところを2歩で踏み込み、刀が実際に届く間で稽古しなければなりません。

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  1. 2017/04/05(水) 21:25:00|
  2. 剣術 業

 鼠蹊部がなかなか緩まない方は腰に力みがないかどうか確認してください。
 腰を前方に押し出すように少しでも力みがあると大腿部に力みが入り、それに応じて脚が開いていても膝は前方に進もうとします。普段感じていなくても力みがあることがあるので繊細に感じてみてください。

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  1. 2017/04/04(火) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

わからぬところ

 指導を受けて、自分で理解できるところと、何かわからないところがあります。理解できるところと言っても現時点の自分のレベルで理解できるだけで実は本当の理解はできていないかもしれないので、求め続けるのは当然のことです。
 何かわからないところは、絶対に捨ててはならない深く長く追い求めなければならないところです。何かわからないというレベルまで来ているのですから自分にとっては大切な部分なのです。
 理解できたところだけを見ていたら、自分でわかったつもりになって大切なところを捨てていることになります。

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  1. 2017/04/03(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

一人稽古

 澁川一流柔術の棒廻しの稽古は一人でできる稽古で、道場などの施設がなくても、自分の家に庭があれば稽古できます。又、庭がなければ部屋の中で半棒を用いて稽古することもでき、それもかなわなければ早目に稽古に来て一人で行うことができます。
 同様に、大石神影流剣術の構えや素振り、無雙神傳英信流抜刀兵法の正座や立膝の工夫、手のかかり鞘引きの工夫も一人で行うことができます。
 一人でできる稽古を十分に行っておけば、道場に来て稽古した時に上達が早いのは言うまでもありません。

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  1. 2017/04/02(日) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論
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