無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

錯覚

 無双神伝英信流の稽古でも渋川一流の稽古でも、いまだに錯覚をしたまま稽古を続けられる方がおられるように思います。
 今お話している錯覚とは自己の力みを力が出ていると勘違いすることを言います。
 たとえば、無双神伝英信流の稽古をされる初心者の方に最近「浮雲」をお教えしていますが、肩口に斬りこんだ後、敵を押し倒す動作で、この錯覚をする方が多くおられますので、注意してください。
 相手を押し倒すには刀を通じて相手に力が伝わらなければ叶いません。そのためには上半身、肩、腕などの無駄な力を抜いて体を統一し体の中心軸をまわすだけでよいのです。このとき傍目には全く力が入っていないように見えますし、素人目に見れば、あれでは敵を押し倒すことはできないと映ります。 
 我師、梅本三男貫正先生の下にも先生の没後「敵を押し倒す動作の時、下半身をしっかり固め、自分の腕に力を込めて上半身を使って押し倒す動きでなければ相手は倒れない。」と言われる方がおられました。習っていないと言えばそれまでなのですが、それを弟弟子達にまで強要して悦に入っておられましたから、言う言葉もありません。
 渋川一流の稽古でも、錯覚を起こしがちなのが、自分で力んで、力が相手に届いているような気持ちになることです。自分の肩や腕は力の伝達経路なのですから、そこに力みを持てば力は相手に伝達されることはありません。力が正しく伝達される時は力みの無い時ですので、自分の肩や腕に力が入った感覚はありません。
 無双神伝英信流の稽古をされる方も、渋川一流の稽古をされる方も過ちを犯さぬよう稽古を続けてください。

 5月27日(日)、一般に公開する形式の貫汪館居合道講習会を行います。貫汪館ホームページをご確認ください。
 
  1. 2007/05/24(木) 23:56:21|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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