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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

刃音

 先日、門人と一緒に京都に行った際に濃州堂で門人の居合刀を注文したところ「刃音はどうされますか?」と聞かれました。一瞬何のことだろうかと思ったのですが、一昨年の夏の北陸・佐渡ケ島ツーリングの帰りに濃州堂に寄ったときの職人さんのお話を思い出しました。
 そのお話とは「先生の道場はお弟子さんの刀を注文される時でも、刃音はしなくても良いから、重量のあるしっかりした居合刀を作って欲しいと言われるので、私たちは嬉しいんですよ。昔の先生方にはそのような方がおられたのですが、今は刃音が大きく扱いやすい重量のものをという注文が多くて・・・。先生のような方は少ないんですよ。」
 どうも最近は人前で演武するのに、刃音が大きいほうが斬撃力が大きいと感じられるので、樋を深くして刃音が大きくなるようにして、なおかつ、小手先で力一杯振り回せるような居合刀を注文する人が多いようなのです。
 樋があっても刃音がほとんどしない刀もありますし、私の刀のように樋がなければほとんど刃音はしません。大事なのは本当にその刀が振れているかどうかと言うことで、それを音の大きさで判断してはいけません。貫汪館で無双神伝英信流の稽古をされる方は決して刃音というものに惑わされないで下さい。 
 我師、梅本三男貫正先生の門人の中にも「樋がなかったら刃音がしないので、演武をしても他の人に受け入れられない。刃音が大きい方がいい。」と言っていた方がおられましたが、真の先生の教えに入ることなく、無双神伝英信流を知らない素人が見て感心するような外見の動きばかりを求めておられました。
 真の動きは素人が見て簡単に分かるようなものではありません。素人受する居合は真の無双神伝英信流の居合でないと心得てください。

 5月27日(日)、一般に公開する形式の貫汪館居合道講習会を行います。貫汪館ホームページをご確認ください。
 
  1. 2007/05/23(水) 23:56:14|
  2. 居合 総論

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術 貫汪館の道標へようこそ!
連絡先は貫汪館ホームページで御確認ください。

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