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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

抜付け

 最近は居合に関して様々な書籍が出版されており、初心者の方もそれらを目にする機会もあると思いますが、無双神伝英信流の抜付けと、他の流派の抜付けを混乱されないように一言述べておきます。
 ある本では、「抜付けは切先を一寸ほど残しておき、そこから急に抜付けるのだ。」とあり、ある本には「鯉口に切先3寸残るくらいから急激に抜付け、」とあり、またある本には「鯉口をきって約7分どおり抜き、3分を敏速に」とあり、またある本には「抜刀は序破急にて抜く」とあり、さらにある本では「抜付けの最中に左手親指を切先部分に触れさせておき指先の感覚を生かして刀を正確に制御する。」とあります。(文意要約)
 無双神伝英信流においては常々お話しておりますように、ほとんどの想定が敵に斬りかかられ、これに対応して抜付けるという我にとって非常に不利な状況を想定しています。したがって、あくまでも抜付けの初めから終わりまで、角あることなく、滞りなく行われ、切先が鯉口と分かれた時には敵が倒れていなければなりません。そうでなければ、敵の攻撃に間に合おうはずもありません。また、そのためには抜付けに刀身が鞘の中に当たるという僅かな抵抗も生じさせるわけにはいきません。ましてや親指を刀身に触れさせて制御すると言うこともありえません。刀は体幹部と一体となって動き、体の末端が中心となることはありません。
 しかし、多くの英信流系の書籍は敵の殺気を感じて機先を制してこちらから抜付けるという立場で書かれていますので、先に述べたような速さを変化させたり、あえて抵抗を生み出したような動作となるのだと考えます。
 無双神伝英信流を稽古する初心者の方は、他の英信流系の書籍をみて混乱されることが無いよう、心してください。
 委細は稽古の際に御質問ください。

 5月27日(日)、一般に公開する形式の貫汪館居合道講習会を行います。
貫汪館ホームページをご確認ください。
 5月4日(金)、京都下鴨神社において日本古武道振興会の奉納演武会が午後1時から行われます。無双神伝英信流抜刀兵法も演武いたします。
 5月5日(土)は京都白峯神宮において同じく日本古武道振興会による奉納演武会が午前11時から行われます。無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術が演武します。
  1. 2007/04/30(月) 10:15:04|
  2. 居合 業

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術 貫汪館の道標へようこそ!
連絡先は貫汪館ホームページで御確認ください。

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