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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

全ては結果

 無双神伝英信流の指導をしていて、よく「全ては結果。」という言葉を使っていますが、初心者の方の中には頭で理解できていても、腑に落ちない方がおおいようです。
 大森流の「逆刀」の動きを怜に説明をすると、植田平太郎先生の形の解説書にある「・・・左足より一歩後へ退き(対手が斬込み来る剣先を退き外し)・・・」という動きをとにかく左足を後にさげればよいのだと理解し、右足を踏ん張り左足をその反動で勢いよく後方へさげる動きを見かけることがあります。しかしこのような動きをすれば、次に前に出ている右足を後方へ左足に揃えるために引き付けるという動作が必要となり、さらには揃えた後に刀を新たに振り被るという動作をしなくてはならなくなり、全ての動きに段がつき、いくら個々の動きを早くしても結果として間に合わない動きになってしまいます。
 細かな説明はここではしませんが、前方より斬り込みくる敵に応じて「・・・咄嗟に左手を鯉口に右手を柄に掛け急に膝を伸し右足を右前へ踏出し・・・」という動作をも含めて後半身とくに臀部の無駄な力を抜き去りあたかも尻餅をつくような状態となったときに体は後方へ自然に動き前に出た右足も後方左足に引き付けられます。また、この時右半身に無理が無く刀が鞘から離れたときに、右半身もまたあたかも尻餅をつくがごとく落下すれば、右手が上方に上がることなく自然に右足とともに後方にさがり振冠りの動きへと移行します。
 道場で詳しく説明しますが、このように個々の脚、腕といった部位の動きを直接に求めるのではなく、異なった大本の部位を働かせることによって結果として脚、腕、刀が動くという事をしっかりと頭に入れて稽古されてください。個々の脚、腕といった部位を直接動かしているのではないため筋肉の緊張感は無く動いたという感覚はなく、心もとなく感じるかもしれませんが焦らずにしっかりと工夫してください。

 
  1. 2007/04/17(火) 20:29:19|
  2. 居合 総論

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
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