無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

 渋川一流柔術の「早手」を除くほとんどの形では二歩動く間に技を掛けます。
 この二歩ということを勘違いされて初心者の方には技を掛ける間に二歩動くと捉えておられる方が多いようです。二歩とは左右の足の運びから見れば二歩となる動きではありますが、歩法の稽古をするときの何ら滞りの無い水の流れのような二歩であって、他の二歩があるわけではありません。
 形の稽古に入ると、上半身がしなければならない仕事がたくさんあるために、動きが上半身中心となり上半身が仕事をしている間、下半身は待っているか意図的にゆっくりと進む事を余儀なくされている方を多く見かけます。
 全ての上半身の動きは下半身の動きに載っているがゆえに、上半身が主となり下半身が従となる動きは渋川一流においては存在しえません。(それはたとえ「御膳捕」で正座の状態で行われる形であっても同様です。)形によって上半身がいかに多くの仕事をしようとも二歩進む間のうちに全てが終えられなければなりません。そうでなければ対敵動作としての渋川一流の理は崩れ去ってしまい全く役に立たない踊り以下のものとなってしまいます。
 難しく感じられるかもしれませんが、できなければ何故できないのか、どこに無理があるのか、どこに無駄があるのか、道場外の一人稽古でよくよく自分の動きを研究してください。
 無双神伝英信流の動きにおいても同じことがいえます。斬撃の稽古をするときにそれまでの歩法の稽古の時には滞りの無い水の流れのような歩みを求めたにもかかわらず、斬撃の稽古に入るや、刀を振り上げ振り下ろすということにとらわれた結果、ギクシャクした上半身の動きが全身の動きの中心になり滞りなきどころか尺取虫のような動きに変わってしまうのはよく目にするところです。大森流の形においてもしかり。正座という稽古方法を用いながら抜付けを上半身主体に行っては座る意義は消え去ってしまいます。よくよく工夫してください。
  1. 2007/04/12(木) 18:01:27|
  2. 柔術 業

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