無双神伝英信流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法と澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

稽古方法論 7(最終)

 これまで稽古方法ということについて述べてきましたが、稽古の目的が「何かあった場合に対処できるようになる。」という事でなければ、一見同じような稽古をしていても、まったく異なる効果しか生みません。
 稽古が他に対して自分を誇るためのものであれば、見栄えを求めることに目が行くようになるでしょうし、ルールが決まった競技において勝利を得るためであれば、限られた状況に特化した技のみを高度にしようと考えるのは当然のことです。
 形稽古または試合稽古のどちらの稽古方法を中心にしてみても、その目的が「何かあった場合に自在に対処できるようになる。」という事になければ、逆に対処できない体を養ってしまうことになってしまいます。これでは武術の稽古などしても何の役にも立たないといわれても仕方ありません。
 たとえば無双神伝英信流居合兵法では一人で行う素抜き抜刀術の稽古をはじめに行い、その後動きを養ってから二人で組になって行なう太刀打や詰合、大小詰などの稽古に入りますが、これはあくまでも自分の動きをまずはじめに養う事に主眼がおかれているためであって、一人で行う稽古で自分自身の動きそのものを深く洞察し、動きを養えるという大きな利点がありますが、反面、相手を置かないが故に相手には全く通用しない自己満足の動きを養ってしまう危険性があります。
 澁川一流柔術の稽古では相手を置いて稽古し、全く相手に関係のない動きは生じにくいのですが、なんとしてでも相手に技をきめようとして力ずくになったり、相手が反撃しないので、隙だらけの動きで満足してしまう危険性もあります。
 「何かあった場合に自在に対処できるようになる。」ためにはどのような稽古をしようとも、その稽古の質が問題となります。そのためには常に自分自身の稽古を常に見直さなければなりません。「今の稽古が目的にあったものであるのかどうなのか。」常に問い続けていなければ道を間違えてしまうのです。貫汪館で稽古される方は初心を忘れることなく、素直にありのままの自分を正直に見つめつつ稽古を続けていただきたいと思います。


  
 渋川一流柔術の廿日市市スポーツセンター武道場での稽古始は1月10日(土)です。
 無双神伝英信流抜刀兵法の廿日市市スポーツセンター武道場での稽古始は1月8日(木)です。
 
 1月24日(土)18:30〜20:45、25日(日)9:30〜16:45の間、久留米市荘島体育館剱道場で無双神伝英信流抜刀兵法稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページの稽古のページの連絡先へご連絡ください。
 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。徐々に更新していきますので御覧下さい。
  1. 2009/01/07(水) 21:29:24|
  2. 居合・柔術総論

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