無双神伝英信流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法と澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

伝承

 古き者は去り、新しき者が現れるのは自然の道理で、古武道の世界でも着実にその自然の理は行われています。 
 先日、明治神宮の古武道の演武会に行った折にもその事を感じざるをえないほど新たな若い方の演武が増えてきました。
 しかし、残念に思う事がありました。それは動きの質が古い先生方とは異なっている事です。若い方はそれぞれの流派の形は演じて居られるのですが、流派が異なっていても同じような動きをされるのです。以前は流派が異なれば流派毎の色の違いとでも言える動きの質の違いがあったのですが若い方にはそれがなく、流派を超えて一様に同じような動きになってしまっているのです。たとえば剣術や居合は何故か全日本剣道連盟風に。
 古武道の先生方には理屈を述べられず、ただただひたすらに稽古すれば、そのようになっていくという指導方法をとられる方が多く居られます。私の渋川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生もそのようなご指導でした。才能のないもの、工夫のないものには動きはとれず、なぜそうしているのかもわからないという指導。
 畝先生はよく「稽古を重ねればそのようになる。」と仰っていましたが、先生がお若い頃の稽古は365日3時間以上の稽古ですし、師匠は絶対の時代ですので、今の時代の稽古とは随分事情が異なっています。まがりなりにも私が幾分かは畝先生の動きが理解できたのは既に無双神伝英信流抜刀兵法を師 梅本三男貫正先生に教え込まれていたからといっても過言ではありません。
 武術の伝書に心技の武術論があるのは正しく伝承してほしいという願いがあるのだと思います。とすれば当時においてすら、師の教えをそのままに受け取ることは難しかったのかもしれません。
 幸いに貫汪館においては無双神伝英信流抜刀兵法も渋川一流柔術も自分勝手な動きをされる方はおられません。伝承とは外見の伝承のみでなく、本質を伝承する事であるという事を忘れず稽古を続けていただきたいと思います。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの[久留米の武道史]の槍術の項の「大嶋流」に解説を加えました。お読みください。


   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

 日本古武道協会主催の 厳島神社y奉納演武会は11月30日〔日)午前9:20から拝殿正面の祓殿で行われます。澁川一流柔術の演武は子供達が一番目の9;20から、大人は最後の13:44からの予定です。お時間のある方はお越しください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。
  1. 2008/11/23(日) 20:26:43|
  2. 居合・柔術総論

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Author:貫汪館館長(無双神伝英信流 渋川一流)
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