無双神伝英信流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法と澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

島村右馬丞あて起請文 無雙神傳英信流

 今でこそ「無雙神傳英信流」の流名は明治神宮での演武などのおかげで少しは世に知られるようになりましたが、それ以前、今でも「無雙神傳英信流」と言うと「無双直伝英信流」と間違われることが少なくありません。
 中山博道の「夢想神伝流」と大江正路の「無双直伝英信流」の二つの流派が土佐の居合であると長らく思われてきたためで、「無雙神傳英信流」と言うと、甚だしきは近頃流行の新造流派だと思われる方も居られます。これは数の理論で歴史が抹殺されようとしかけた例の一つではありますが・・・。大学時代に習った「歴史とは歴史的真実ではなく作られるものである。」という文言を思い出さされます。
 久留米道場の方には写真をお見せしましたが、細川義昌の父である島村右馬丞あての門人の起請文前書にははっきりと「無双神傳英信流」と記されています。起請文には島村右馬丞は安政二年六月から文久二年十一月二日までの入門の弟子、48名の名が記されています。
 世の中では居合といえば宗家とか正統第何代とか権威付けすることが行われますが、島村右馬丞は坪内清助から免許を授かり、細川義昌は下村茂市から免許を授かっていますから、どちらかの流れが傍系だとか詐称だとか言うのでしょうか。本当に愚かなことです。武術は一部の例外を除いて完全相伝の流派が大半です。土佐の居合も例外ではありません。
 中山博道の「夢想神伝流」ですが、正式に伝承されているある高名な流派の先代が中山博道師から居合を習っていた時に、直接中山博道師から「自分の創意工夫が入っている。」と聞かれています。
 これすら人によっては否定されてしまいますから、何が真実かは自分の目で確かめるまでは断定できません。
 


10月26日(日)に貫汪館居合道講習会を実施いたします。今回の講習会のテーマは「奥居合・・・とらわれない動きのために」です。貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページを御覧下さい。公開して行う講習会ですので、流派、団体を問わずどなたでもご参加ください。 

  福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねください。  
 また10月18日(土)6時から9時まで、19日(日)は終日、久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください
 

  1. 2008/10/13(月) 21:36:58|
  2. 居合・柔術総論

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