今日は渋川一流柔術の稽古日でした。技がうまくきまらない人の動きをみていると、共通して言えることに居着きがあるということです。
居着きと言っても色々ありますが、今日目に付いたのは受と接触する部分への居着きです。渋川一流柔術の多くの形は仕掛けてきた受の手首をとるところから始まりますが、その手首は何のためにとるのか、また次の動きで捕る裏襟や肘は何のためにとるのかが全くわかっておらず、相手の本体を見失い末端ばかりに気をとられて、末端を何とかしようともがき焦って動いています。さらに悪いことには目付けも末端にとらわれ、相手の本体は全く見えていないのです。
末端にばかり気をとられて、技をかけようとするのですから、相手の本体は動じることがありません。
どうするために技をかけているのか再度確認されることを望みます。
福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜間の稽古です。9月は3,10、24日の各水曜日、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねください。
また9月27日(土)6時から9時まで、28日(日)は終日、久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください 10月26日(日)に貫汪館居合道講習会を実施いたします。講習会のテーマは「英信流奥・・・滞りなき動きのために」です。貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページを御覧下さい。公開して行う講習会ですので、流派、団体を問わずどなたでもご参加ください。
- 2008/09/22(月) 22:17:53|
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