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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

辻真平

 辻真平は小城藩(佐賀県小城市)出身で剣道形制定の5名の主査のうちの一人です。父の永田右源次より心形刀流の指導を受け免許皆伝となっています。永田右源次がどこで心形刀流の免許を受けたかはまだわかりません。
 辻真平は12歳から19歳まで藩校興譲館の相門引立方を命じられたということですので、小さいころから父親にしっかり稽古をつけられていたことがわかります。
 父の永田右源次の心形刀流の記録はかなり明治維新に近くなってから廻国修行の英名録に出てきます。小城藩では最後に取り入れられた流派であろうと思います。一昨年末に小城市で小城藩の古武道についてお話ししたときには気づきませんでしたが、永田右源次はもともと大石神影流を稽古していた人物であったことを見逃していました。斎藤新太郎の嘉永二年(1849)の廻国修行の英名録には小城藩の大石神影流の江副兵部左衛門の門人としてその名が記されていますので、そのころ心形刀流も稽古していたのかもしれませんが、名乗れるほどではなかったのだと思います。
 辻真平の父である永田右源次は大石神影流の防具着用の剣術でその基礎を練ったことになります。したがって辻真平の防具着用の稽古の基礎は大石神影流にあったと考えることができます。
 大石進種次は江戸で心形刀流の伊庭軍兵衛と親交があり、九州では大石神影流を学びまた心形刀流を兼ねて学ぶ武士がありましたので永田右源次は江戸に行くことなく近くの藩で心形刀流を学んだ可能性もあります。
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  1. 2020/05/13(水) 21:25:00|
  2. 武道史

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