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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

鹿島藩並木軍八

 大石神影流の鹿島藩の師範について簡単に記します。
 佐賀藩の支藩である鹿島藩の大石神影流の師範は並木軍八です。並木は『鍋島直彬公伝』によると文久元年に武術熟達の褒賞を受けており、『藤津郡人物小志』によると発句に優れ、小鳥の飼育に妙を得ていたといいます。孫の幾哉は維新後に裁判官を務め、判事として小倉や北海道で勤務し盛岡で弁護士をしたようです。大石神影流の資料は鹿島にはなく森岡に眠っているかもしれません。
 鹿島藩の剣術はいくつかの時期を経て最終的に家流(藩主の流派)に統一されますが、大石神影流は最後まで残り家流と大石神影流の並立となった後、慶応3年に家流に統一されます。ただし、大石神影流は革張りの胴、鉄の最新式の面、竹刀も最新式の竹刀、家流は大石神影流以前に行われていた旧来の流派の袋撓、小手も薄い革嚢であったため、防具着用の稽古では二通りの道具を用いていたようです。直心影流もすでに入っていて家流に統一されていますので、旧来の直心影流の防具は大石神影流のものと比べるとやはり時代遅れのものだったのでしょう。
 大石進の防具は基本的に大島流槍術で用いられたものを改良したものと考えられますので丈夫であったのだと思います。

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  1. 2020/05/21(木) 21:25:00|
  2. 武道史

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