FC2ブログ

無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

強く打つ、強く突く

 幕末の頃の話に、誰々に竹刀で籠手を打たれると食事の時に箸をもてないとか、誰々に突きを受けると、食事が喉を通らないという話があり、強く打突することが良いことであるかのように受け取れますが、幕末であっても「刀」を忘れて稽古していた人がいたのだろうと思います。
 大石進種次は身長七尺と言われますが、只背が高いだけでなく余興で農民を楽しませるために牛がひく鋤を自分が装着して引くことができたほど力の強い人でした。しかし打突の強さに関する話は全くありません。それは竹刀が刀の代用であるという意識があったからです。
 刃がある刀であれば、相手を制するために竹刀や木刀のように強く打ったり強く突いたりする必要はないからです。
 南山大学の榎本先生のお話をお伺いしているときに先生が「撃剣では刀ではなく、棒でたたく感覚の者たちもいたのだろう」という趣旨のお話をされたことがありますが、そのような感覚の武士もいたのではないかと思います。

DSC_0388a.jpg


  1. 2019/04/15(月) 21:25:00|
  2. 武道史

FC2カウンター


無料カウンター

プロフィール

貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術 貫汪館の道標へようこそ!
連絡先は貫汪館ホームページで御確認ください。

カテゴリー

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

最近の記事

月別アーカイブ