FC2ブログ

無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

物真似

 無双神伝英信流の師 梅本三男貫正先生は「物真似」を嫌われました。随分昔、ある日先生はこのように私に話されました。

 「テレビで歌手の物真似の番組があるが、いくら上手に真似て歌っても、それは歌がうまいのではない。物真似がうまいのはその歌手の癖をとっているだけであり、本質的に歌が上手であるのと、真似が上手であるのとでは根本的に異なっている。
 居合も同じで、私の表面上の「かたち」の真似ができるようになり、上手になったと思っている者がいるが、考え違いもはなはだしい。「かたち」が似たところで、それは本質的に上手になったのではない。中には私の演武の映像を撮ってそれにあわせて稽古し表面上の動きを似せようとしている者もいるが、猿真似に過ぎない。大切なのは動きの本質が同じになることであり、表に現れる「かたち」にとらわれてはならない。動きの本質が同じであれば、表に現れる見掛けの動きは個々に応じて異なっていても、それは自然なことなのである。」 

 貫汪館で稽古される方に指導する場合に「腰が高い」「切先が高い」と手短に言う場合がありますが、初心者の方に注意していただきたいのは、その指導を受けたときに何故腰が高くなっているのか、何故切先が高くなってしまっているのかという事を考えることなく、また、解決することなく、たんに腰を低くしたり、切先をおろしてみても、それは上達しているのではなく、形を似せたに過ぎないと言うことです。
 大事なのは動きの本質を稽古すること。時間が掛かり、工夫を要することですが、焦らず、確実に積み重ねてください。

  1. 2007/02/05(月) 18:57:05|
  2. 居合 総論

FC2カウンター


無料カウンター

プロフィール

貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術 貫汪館の道標へようこそ!
連絡先は貫汪館ホームページで御確認ください。

カテゴリー

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

最近の記事

月別アーカイブ