いくら座る稽古をしていても、立った状態で突っ立ってしまったら何を稽古してきたかわかりません。座った状態は体を床に預けていますので脚力を用いることはなく、立った状態もそのままでなければなりません。そのために立ち上がる際の留意点を述べました。
前に進むとき後ろに下がるときにも両鼠蹊部が緩んでいなければ下半身に上半身が載って動くことはなく、上半身中心の動きになってしまいます。立って移動するとき、止まった時に下半身が正座をしている時と同じ状態に感じるまで稽古してください。
- 2018/06/18(月) 21:25:00|
- 居合・剣術・柔術 総論
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