無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

流派を名乗る

 流派を名乗る事、自分の流派を語ることには慎重でなければなりません。誤解を与えてしまえば詐欺師と間違われかねないからです
 貫汪館では無雙神傳英信流抜刀兵法、澁川一流柔術、大石神影流剣術を稽古しています。

 無雙神傳英信流抜刀兵法は武道学会でも発表しているように江戸時代から山川久蔵、下村茂市、嶋村義郷、細川義昌の先師によって用いられていた流派名ですが、あまり表に出てこなかったために無雙神傳英信流と言っているにもかかわらず、「直伝」と間違われる事がよくあり、中山博道の夢想神伝流と間違われることもあります。最近は中山博道の流れである夢想神伝重信流という流派もあり、ますます、間違われる可能性が高くあります。もし、間違われたら、これを歴史の上から正しく述べることができる知識は十分に持って説明してください。

 澁川一流柔術は渋川流、難波一甫流、浅山一伝流を母流として首藤蔵之進によって創流されました。現在までの研究で、どの部分が渋川流から、どの部分が難波一甫流から、またどの部分が浅山一伝流から、あるいはどの部分が組み合わさっているという事が幾分かは明らかになっています。しかし、澁川一流は澁川一流であって、私たちは渋川流を稽古しているのでもなく、難波一甫流を稽古しているのでもなく、浅山一伝流を稽古しているわけでもありません。それらの流派を稽古していると思ったり、それらの流派も稽古していると思ってはいけません。 

 大石神影流剣術は村上一刀が柳河藩にもたらした愛洲陰流をもとに大石進種次が創めた流派ですが、大きく手数(形)の改編も行われています。また電撃抜討流の形の影響もあるのではないかと思われるところもあります。しかし、愛洲陰流も稽古しているのだと思ってはいけません。

 世の中には、伝統が続いていないのにもかかわらず、過去に存在した流派名を名乗って、ひそかに伝わっていたとか、その流派を正しく習ったわけでもないのに、とある先生が演武会で見て覚えた他流派の形を、その弟子に伝え、自分の道場には○○流も正式に伝わっているとか、この流派はひそかに代々家族の間では伝わっていたという方もいます。そのような人たちの存在があるがゆえに私たちは不注意な言動で誤解を受けてはなりません。
 また、復元流派だとご本人が名乗られているにもかかわらず、それが他人が記すと〇〇流師範と記されてしまうという事もあります。私たちは決して誤解を受けることがないようにしなければなりません。

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  1. 2017/05/31(水) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

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