無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

「口述」7

 この部分の面白いところは杉源介弟悦吾が大黒元左衛門のもとで10年修行し、自分のもとでも息子たちと5、6年稽古しているので将来は達者になるであると述べているところです。10年は多くの流派で免許皆伝に至る目安ですが、修行はその程度では終わらないというところでしょうか。多少形を覚えた程度ですぐに本などを書いて権威者ぶる者は当時は歯牙にもかけられなかったことでしょう。当時と今では稽古の質は問題になりません。

其後当御代ニ相成御再覧之節、長谷川流居合家芸弟子共仕廻跡ニ而御好被仰付候。其時ニハ同達者仕候者有之候へは御再覧御序ニ御覧可被遊旨被仰付ニ付、蟹井伝丞、長田左源次、両人書出し御覧被仰付候。右相済御好として御書付被相渡、久徳勝之進ハ岡田左源次を相手ニ仕、組合被仰付、其外之人数ハ爾来長谷川流をも仕候故、長谷川流可仕旨被仰付候故、市兵衛、弥平太、鳥飼四郎兵衛、土井勝之丞、仙右左近衛門、落合柳七かと覚申候。申合夫々長谷川流一通仕申候。又其後御再覧之跡ニて長谷川流居合之御好、市兵衛ニ被仰付仕候。其後も御再覧之跡ニて林益之丞ニ被仰付候。度々ケ様之義御坐候ニ付、常々無怠申合執行も相致申候。然ニ、杉源介弟悦吾義、常々長谷川流居合以懸大黒元左衛門方ヱ申入、冣早十ケ年余執行仕候。此節ニ至リ候而ハ為形宜相成、私方へも五六年以前ゟ世倅共申合一所ニ毎夜執行仕見分仕候。行々ハ尚々達者ニ可相成と奉存侯。自宅ニても稽古仕執行仕候。

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  1. 2016/10/02(日) 21:25:00|
  2. 武道史

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