無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

『教授館總宰餘業記録』にみる土佐藩の居合について 11

(2)林八郎次
 林八郎次が演じた形の項目は次のように記述されている。「抜刀」「口ノ業」「常ノ居合」「奥居」「鞘木刀」「鞘木刀事」「詰合」「組合」「大小詰」「大小詰合」「棒太刀合」「棒合」「早抜」
 上記の形を分類すると,「抜刀」は一人で行う居合の形の総称と考えられる。「口ノ業」は口が物事の初めという意味もつことから初めに稽古される「大森流」のことであると考えられる。「常ノ居合」は「奥居合」と対比できることから英信流表と考えられ,「鞘木刀」「鞘木刀事」は太刀打のことと思われる。「組合」「大小詰合」は柔術的な技法である「大小詰」のことと考えられる。
 上記から林八郎次が長谷川流で指導していたのは山川久蔵と同じ大森流・英信流表・太刀打・詰合・大小詰・大小立詰・奥居合であるが,「棒太刀合」「棒合」がこれに付加されている。
 長谷川流の棒については細川家文書の『神傳流業手付』(天保12年(1841),坪内清助より島村右馬丞宛)にも「棒合」「太刀合之棒」が記されている。島村右馬丞は山川久蔵の孫弟子であるが,前述のように山川久蔵の弟子は棒術を演じていない。
(3)谷村亀之丞
 谷村亀之丞の門下に関しては演じられた形は記されていない。

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  1. 2016/09/23(金) 21:25:00|
  2. 武道史

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