無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

『教授館總宰餘業記録』にみる土佐藩の居合について 5

(4)林六太夫以後の伝承
 林六太夫の長谷川流の高弟には茨木十太夫,渡辺利,片岡直助の3名がいたが,養子の林安大夫(土佐藩林家第3代)8)も修行をしており足達家に養子に行った足達甚三郎(林六太夫三男)も小栗流のみならず実家の長谷川流を修行していた。林安大夫も門弟をとっていたが,足達甚三郎も息子たちに長谷川流を指導し,また小栗流を稽古する者で長谷川流を習いたいものには長谷川流を教えていた。
(5)長谷川流の見分の経緯
 武芸御目附森本伊左衛門より藩主による小栗流上覧の再覧のさいに長谷川流の「御好」の可能性があるので準備するよう指示を受け,その後の小栗流上覧の再覧の時に長谷川流を演じている。
 その後も度々再覧の時に長谷川流を演じる。
 演じられた形は「長谷川流居合之業」「居合太刀打」「居合詰合之業」である。
(6)表芸
 長谷川流を土佐藩の「表芸」とされるように申し立てを行う。その際,大黒元左衛門(元右衛門カ)の弟子で足達甚三郎の子供たちとも稽古している杉悦吾と甥の林益之丞を芸家としたいと申し立てを行う。

 以上のような『朝比奈氏家系幷小栗公由緒書』の「口述」の記述から長谷川流が『教授館總宰餘業記録』の式日における見分の対象となった経緯が明らかとなった。

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  1. 2016/09/17(土) 21:25:00|
  2. 武道史

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