無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

『教授館總宰餘業記録』にみる土佐藩の居合について  1

先日伊勢の皇學館大學で行われた日本武道学会第49回大会で発表した
 『教授館總宰餘業記録』にみる土佐藩の居合について
を分割して載せていきます。

Ⅰ はじめに

土佐藩では林六太夫がもたらした長谷川流の居合が行われ,幕末には山川久蔵を中心とする流れと林八郎次・谷村亀之丞を中心とした二つの流れがあった。
先行研究(榎本鐘司;北信濃における無雙直傅流の伝承について−江戸時代村落の武術と『境界性』−,スポーツ史研究 7号,pp.21-36,1994)では北信濃における同系統の流派が和・棒術中心の武術であったことが明かにされているが,『教授館總宰餘業記録』1)(資料1)からは土佐藩においては居合を中心として稽古された様子が見て取れる。『朝比奈氏家系幷小栗公由緒書』の「口述」2)(資料2)には「六太夫儀兵作弟子ニ相成、居合不己而諸芸執行仕、兵作ゟ伝受請申候由。其後御国ニて抜合懇望之人エハ稽古為致申由伝承仕侯。」とあり,林六太夫は江戸で修行し荒井兵作より諸芸の伝授を受けたものの,居合を指導したことがわかる。
『教授館總宰餘業記録』は文政11年(1828)3月から天保12年(1841)1月までの剣術・槍術・居合・弓術・馬術・軍貝等の武術の式日を中心とした記録であり土佐藩で行われた長谷川流がどのようなものであったかを理解することができる。
本研究では『教授館總宰餘業記録』を中心に土佐藩の居合について明らかにしたい。

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  1. 2016/09/13(火) 21:25:00|
  2. 武道史

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