無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

場を感じる

 6月5日に「島村右馬丞生誕200年記念居合演武会」を行いました。この中で司会の仕事をしていただきましたが、今後も機会があると思いますので私自身の経験から少し述べておきます。私が本格的に武道関係の司会をしたのは日本古武道協会の厳島神社での奉納演武でした。
 初めて司会をすると、読み間違いや読み飛ばすことがないようにという点にばかり目が行きます、しかし何のために司会をするかというと運営がスムーズにいくためですので、この点から考える必要があります。
 演武をする者にとって、演武しやすい司会であるかどうか。形の名前を読む場合にはどのタイミングが良いのかを考えなければなりません。居合であれば座ったあとに形の名前を読まれると、緊張して向きを間違って座った方は座りなおさなければなりません。また簡単な形の解説を入れる場合にタイミングが悪いと演武をする者の形を始めるタイミングがくるってしまいます。自分で実際に動いてみなければ、良いタイミングでの司会はできず、かえって演武の足を引っ張ってしまいます。
 観ている方の状況を判断する。たとえば休憩をとって再開する場合など、観ている方がまだ集まっておられないようであれば予め再開の予告のアナウンスをしなければなりません。突然はじめてしまうと場がおさまりません。また、よく聞き取れなかった場合などは原稿になくても適宜簡潔に再送する必要もあります。
 上記の内容はアナウンスの話ではありますが、場を感じて動くということは武道と共通しています。場が感じられず、自分が放送原稿を読むことだけにしか集中できないということは相手を感じられなかったり、複数人を相手にすることができないということです。

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  1. 2016/06/20(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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