無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

『保古飛呂比』佐佐木高行日記 8

嘉永5年(1851)9月 23歳 

「同十九日、津藩渡辺亮之進門人数人ト、演武場ニ於テ試合、」
「同二十日、同藩(津藩)津田孫七門人数人ト、同所ニ於テ試合、跡ニテ酒肴ヲ出ス、大勢ナレドモ格別ノ達人ナシ、」

 ここでも他流派をほめていません。
 樋口真吉の同日の日記には次のように記してあります。樋口は津藩の武士について「分相を貪る事甚劣ナリ」と述べています。審判がいませんから自分が勝ったとするためには卑怯な振る舞いをしたものだと思います。

「十九日
午前宿主案内ヲ以武場ニ出ル、宿ヨリ十八丁餘、城ノ西方ニアリ、玄関入口錫明ノ額ヲ掛、武場板鋪、又壁書ヲ額トス、


一出席ノ向武道之外他事を談し申間敷事
一礼儀ヲ正くし軽率なる儀ハ相慎ミ過申、他邦人ニ対し候而者別而不遜之儀有之間敷事
一稽古者如何ニも猛烈ニいたし少茂用捨有之間敷、但ひたすら分相を貪り卑劣之所作ハ相嗜之相手方納得存し候様ニ勝武可有之事
一休息之内も見所ニ正坐し、人々の所作ニ心を留め見可申、物陰ニ引込不行儀成振舞致間敷事
一諸流之花法ハ各同しからすといへとも試合ニなり候而は刺撃之二ツに帰し候間、相互ニ打解け彼長を取り己か短を補ひ、他流之批判妄ニ致間敷候事
右之條々堅可相守也
 嘉永元年五月督学
      武場目付

目付役出て挨拶アリ、試合両側ニ立ル人数三拾餘人、分相を貪る事甚劣ナリ、拙堂之意如何、黄昏終る

廿日
正六ツ半時出席ス、いまた壱人ノ出席なし、武場留守居目未醒怠可知矣、暫有て人数廿餘人出来り、三輪ニ組て試合、午前ニ終ル、是より先土州島村某鉾術ヲ以来遊スト云、予等未其人ヲ知ラズ、武館掛り清水克助宿へ来ル、石山氏へ金百疋、予等へ金二百疋ヲ贈り来ル、武場目付ハ渡辺七郎・山田八右衛門両人ナリ、此日遠近生等阿漕ノ裏ニ遊ブ」

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  1. 2016/05/22(日) 21:25:00|
  2. 武道史

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