無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

防具・竹刀

 堀正平の『大日本剣道史』の「剣道具の改良」の項の記述です。
 「胴は筑後柳河の藩士大石進が考案したものである、猶面籠手も従来のよりも大石が余程改良して、大体今日の道具と同じで、只粗末な丈けが違うたのである。竹刀は大石進が遣った事は慥かである、従来の袋竹刀では五尺三寸以上の長竹刀にすれば腰が弱いから、竹刀の祖は大石の考案と認らるる。」
 
 天保3年から4年にかけて、藩命により江戸で大石進が試合をしたときに、すぐに江戸では「大石流の道具あります。」と売り出されたそうですから(大石家家伝)、大石進が用いた防具は先進的なものであったのではないかと思います。
 ただし、おそらく胴と籠手は槍術のものを改良し、剣術用に使いやすくし、面は柳河で槍術に用いられていた鉄面の穂を13本に増やし、突きに対して安全なように改良したのだと考えます(槍術の稽古用のタンポ槍の先は竹刀の先よりかなり大きいので面を剣術に用いるためには横金の間を密にしなければなりません)
 竹刀に関しては従来の袋撓では長くすると先が刀と逆反りになってしまうので、大石進が袋撓をやめ、コミ竹刀(現在の竹刀と同じ)をつくり切先が下がらないように、琴の弦を用い(弦)て工夫したものだと思います。


  1. 2015/10/13(火) 21:25:00|
  2. 武道史

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