無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

居物切(すえものぎり)

 堀正平の『大日本剣道史』は日本武道学会の発表でも参考文献とされるほど詳しく記述されていますが、内容にはずいぶん偏りがあり、私の研究と照らし合わせても間違った部分があります。しかしながら、正しく書かれた所も多いので、少しこの書についてみてみたいと思います。
 「居物切(すえものぎり)」という項に以下のように記述されています。
 「刀を試すに、罪人を斬るには沢山な礼をせねばならぬので、其代りに藁を巻いて中に竹を入れて、これを試す者が生じた。之は徳川の初期かららしく、明治になってからは、殆ど此の巻藁試し許ばかりであった。」
 貫汪館で稽古する方に覚えていていただきたいのは「刀を試すに」という箇所です。試すのはあくまで、刀であり、現在のようにパフォーマンスとして、あるいは武道の一部であるかのように腕前を試すために行われたものではないということです。


  1. 2015/10/12(月) 21:25:00|
  2. 武道史

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