無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

将軍の稽古

 『旧事諮問録』は明治24年頃から、旧幕臣に幕府について質問した記録です。
 この中に幕府の将軍の武術の稽古について言及した部分があるのでご紹介します。
 朝食後は学問、「それから柳生但馬守が出て剣術をお遣いになる。私どもか勤めた内で、慎徳院殿などは六十一歳でご他界になったが、晩年に至るまでも、やはり経書の講義を聴き、弓馬槍剣を講ずることはしなければならぬことになっておった。老年に至っては、少しは、修行より運動のためということになったのですけれども、必ずすることの法が立っているのでずいぶん束縛したもので、けれども考えれば大人しかったのです。それから小南市兵衛が出て槍を遣う。五十三間という馬場があって馬を乗る。また大的を射るとか、御休息の入側で巻藁を射るとと、こういうように、五ッ半時から何やかやあって、それが昼まで。」
 将軍の稽古のほうが、現在の我々の稽古量よりもはるかに多く、以前の片岡健吉の研究でも述べたように、まんべんなく稽古しており、得手不得手はあっても、好き嫌いは通らないことがわかります。
 古武道の世界とはこういうものてす。


  1. 2015/10/02(金) 21:25:00|
  2. 武道史

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