無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

幕末の薙刀道場

 『絵で見る幕末日本』の中に文久三年頃の女性の薙刀道場について書かれていますのでご紹介します。
 「日本の貴婦人に対してさえ、武道の教習所が存在している。彼女らの武器は、ポーランドの鎌にちょっと似たところのある湾曲した槍(薙刀)である。彼女らは、それを刃の方を下にして持ち、一定の法則に従って扱うのだが、ポーズを取った身振りと調子を合わせた動きは、立派なバレエの主題になりそうである。半開きになっていた門の隙間からこっそり覗いていたが、この均整のとれた見物を長く観賞することはできなかった。同行の役人たちがその門を閉め、婦人の武道稽古を第三者が見物することはこの国では許されないと、説明したからである。」

 女性だけに対して薙刀教育が行われたというのは考えられうる事です。これが、町道場であったのか、幕府関係であったのか? 久留米の加藤田も、最幕末には女性に対してのみ薙刀を教授していたように思います。
 「一定の法則に従って扱うのだが、ポーズを取った身振りと調子を合わせた動きは、立派なバレエの主題になりそうである」
 この部分は集団教授か行われていた事を意味するのでしょうか、それともたんに形稽古を言っているのでしょうか。集団教授法であれは歴史的に面白い事です。
 女性の稽古は見物禁止というのも面白いところです。

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  1. 2015/09/30(水) 21:25:00|
  2. 武道史

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