無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

「受」

 澁川一流柔術の形は非常にシンプルであり、それだけに上達しようとすれば一つ一つの動きに繊細さが求められます。少しでも疎かにしてしまえば所謂形だけの物となってしまいます。
 履形の受は捕を突いていくという単純な動きしかしませんが、そこには大きな意味があります。この動きは拳(素手)で相手をつく形で表現されていますが、実際には素手による攻撃を意図してはいません。この意味を知らずに中段への当身であると解釈してかってに動きを変えてしまった師匠の弟子もいますが不見識の極みです。
 履形の突きはあくまでも刃物を持った相手に対する動きを稽古するための基礎です。まっすぐに受の手首を取る形は未発を抑え、返に取る形は已発をとります(本来の未発已発の意味とは少し異なります)。
 まっすぐに受の手首を抑える場合には相手の未発をとるのでよいのですが、返に取る場合、刃物に対処する形であるにもかかわらず、受が捕に対して中途半端に空間で拳を止めていたら実際には刃物は捕には届きません。捕は実際とは異なる位置で受の手首を取らなければならなくなります。
 このような稽古を重ねていても、間合いが違っているのですから形の稽古が業を生み出すことはありません。受は自分の責任を自覚して形として成り立つように動かねばなりません。

大名行列 3
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  1. 2015/05/26(火) 21:25:00|
  2. 柔術 総論

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