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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

先入観

 中年になってから無双神伝英信流の稽古を始める方に多いのですが、稽古を始めてからも自分の先入観を捨てることが出来ず、習ったことが素直に身に付かないといったことがしばしば起こります。
 時代劇が好きで、刀はビュンビュン振り回すものだと思い込んでいる方に、「稽古では静かにゆっくりと振る事によって、やがて速さが自然に身につくもので、身に付いた速さは速いという実感はない。」といくら説いても、先入観に支配されている方は腕力で速い実感を求めることはやめられようともしません。静かにゆっくり振って、振ったという実感が腕に無ければ稽古を始める前より下手になったように感じるからです。自分の中に上手・下手の価値観が出来上がっていてそれを捨て去ることが出来ない方はどのように指導しても決して上達することはありません。
 以前、ある初心者の方に「演武に使う大切な鞘木刀ですから。傷つけたくは無いので大事に使ってください。」とお話して、お貸しし、静かに抜き出すことを何度も教えたのですが、自分一人で稽古されるときには必ずシャキーンと鞘音高く抜かれる方が居られました。自分の価値観が私が指導することよりも勝っていたのです。このような方が上達するはずもありませんし、流派の技を身につけることなどは不可能な話です。
 このように極端ではないにしても、歳をとっていれば「このようにしたほうが強いはず。」とか「このようにしたほうが速いはず。」といった先入観が少なからずあります。そしてそれが、身についているために、無意識のうちに動きに表れることも多くあります。そんな場合指摘しても、何故自分自身そのような動きをしているのかが分からないと思います。
 自分自身の心の働きや身体の動きを第三者的に見つめなおし、稽古を始める前に持っていた先入観を捨て去ることが大切です。


 貫汪館ホームページの無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術の行事のページに明治神宮奉納演武の写真を載せました。ご覧下さい。

 12月9日(日)、午前9:30~午後16:00の間、貫汪館 無双神伝英信流抜刀兵法 居合道講習会を実施します。
 今回の講習内容は無双神伝英信流の基礎的事項です。道場外の方にも公開して行う講習会ですから、どなたでもお越しください。詳しくは貫汪館ホームページの無双神伝英信流抜刀兵法 稽古のページ(←クリックしてください)をご覧下さい。

  1. 2007/11/17(土) 22:30:21|
  2. 居合 総論

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
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連絡先は貫汪館ホームページで御確認ください。

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