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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

姿勢

 渋川一流柔術初段の論文を載せます。


 武術では、突然の事態に瞬時に反応できる心身が求められており、それを実現するためには姿勢が重要になります。
 一般的に胸を張り背筋をピンとして腰を反らせるのが良い姿勢と思われていますが、この姿勢は明治以降に西洋から導入された姿勢であり、この姿勢を作ることにより重心は胸まで上がってしまいます。
このように身体の緊張により姿勢を作ってしまえば、その部分が居着き、隙になってしまうので、突然の事態に対応することが出来なくなってしまいます。だから、江戸時代の武士の写真や伝書の絵などを見ても、このような姿勢をしている人は見当たりません。
 江戸時代から伝わる武術を修行する我々は、現代の常識に惑わされぬよう常に江戸時代に書かれた伝書や資料などから、当時の修行の様子を学ぶ必要があります。
 また、武術では、より楽に、より自由に動くことができるように無駄な力を抜き、繊細な感覚を養うことで徐々に自然な姿勢を身につけて行きます。自然な姿勢であれば自ずと中心が有るべき所に定まり、武術に不可欠な中心の感覚が出て来ます。
 その他にも姿勢と心は深くつながっています。
心に力みがあれば姿勢にも力みが、心に歪み、ひずみがあれば姿勢の歪みになって現れて来ます。
具体的には型の手順を追ってしまう。相手を斬ろう、投げようとする。つまり、何かをしようとする心が姿勢を崩してしまいます。
 また、武術に於いて呼吸も重視されておりますが、正しい姿勢が出来れば自然に心も落ち着き、呼吸も深くなります。
このように姿勢は大切なものであり、身につけるためには稽古の時だけでなく日常生活でも無駄な力を抜き、繊細な感覚を養いながら正しい姿勢を求め続ける必要があると思います。


 8月11日(土)栃木県佐野市城東中学校校庭において倭式騎馬会による秀郷流流鏑馬が午後4時より行われます(雨天決行)。和駒による流鏑馬は倭式騎馬会でしか見ることができませんので、お時間のある方は是非お出かけください。チラシの画像をクリックすると拡大されます。
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 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/08/01(水) 12:25:23|
  2. 昇段審査論文

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
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連絡先は貫汪館ホームページで御確認ください。

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