FC2ブログ

無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

昇段審査論文

 以前行った二段の昇段試験の課題論文をご紹介します。
中学3年生の女の子ですが、長年稽古してきただけにしっかりした考えをもっています。


 『二つの姿勢』

 「武術における姿勢には身体の姿勢と心の姿勢があります。この二つの姿勢が出来てこそ、自分の身を守ることが出来るのです。
 身体の姿勢とは背筋を正し、重心を落とすことです。また、何をするにも、腰から動くことが大切です。私が呼んだ本には「力というのは本質的に《腰からの力》で無ければならない。足腰の出来ていない人は肩の力に頼るようになってしまう」と書かれていました。このように《腰からの力》を使えるようにするには、股関節を柔らかくし、身体の力を抜いて常に腰から動く、ということを心掛けなければならないと思います。常に心して動けば、力を抜いていても《腰からの力》で動くことが出来ます。身体の姿勢は意識の持ちようで、出来るようになるのです。
 もう一つの心の姿勢はそう簡単にはいきません。武術や武道、なんでも僧ですが自分の心が落ち着いていないと本来の地価あは発揮されません。常に冷静でないといけません。稽古では「これは稽古だ」と思い安心してしまい冷静さを欠く事はありません。ですが、稽古でも武器を使うことがあればまた違います。物を使うことによって冷静さを失うことはありませんが、怖いと思ってしまうことがあります。稽古でさえも恐怖を感じてしまうのに、もし実際に何かあれば自分は冷静でいられるのかと、時々思うことがあります。ですがそれは気持ちの問題ですから、自分に自信をもつことが大切だと思います。私は常に冷静でいなければならないと思っていましたが、武道の上級者は自分の小手打ちについて、こう述懐したそうです。「どの瞬間を、どのように打ったかは覚えていません。その時頭で考えず、身体に仕事をさせるのです。」また、別の人は「裕美を習うということは自己を習うのである。自己を習うことは自己を忘れることである。」と述懐したそうです。この二人は冷静になるよりも、無心になっているようです。
 冷静と無心。どちらがいいのか、人によって違うと思いますが、これからも私は常に冷静でいられるように稽古します。」


 心身を二つに分けることは出来ません。心が出来れば業も進み、業が進めば心も上達します。それはどちらが先とも言えないものですが、まず、初心の方はひたすら稽古と心得てください。

貫汪館H.Pの貫汪館会報のページに月刊『武道』8月号の記事を載せました。

 9月30日(日)に行う無双神伝英信流 居合道講習会の案内を貫汪館ホームページの無双神伝英信流の稽古のページに載せましたのでご確認ください。他流派、他道場の方や一般の方にも公開して行う講習会ですので柔術の初心者の方も御参加ください。
  1. 2007/09/23(日) 14:02:39|
  2. 昇段審査論文

FC2カウンター


無料カウンター

プロフィール

貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術 貫汪館の道標へようこそ!
連絡先は貫汪館ホームページで御確認ください。

カテゴリー

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

最近の記事

月別アーカイブ