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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

劇団夢現舎講習会 感想文 5 末広がり

 劇団夢現舎の俳優の方からの居合講習会の感想文の5回目です。感想文は今回で終了です。

 「早いもので劇団夢現舎居合道講習会も4回目となりました。
 今回は一日がかりの長丁場にもかかわらず、いつもと変わらぬ熱心なご指導有難うございました。
 広島と東京という距離のため、年間に数回しか実現できない講習会ですが、回を重ねるたびに先生の教えが自分の身体の中に積み重ねられてゆくのを感じます。たとえば、一年前の稽古で終了間際に軽く説明を受けた「右刀」「左刀」「当刀」が難しく感じられたのですが、今回久々にやってみたところ自分で思っていたよりスムーズに動いた事に驚きました。勿論、「出来た」と言って憚りのないレヴェルには到底及びませんが、それでも戸惑うことなく素直に身体が反応してくれたような気がしました。これはおそらく先生の言われる「力を抜く」感覚や、その動きの構造を四回目にして身体で理解し始めたからではないかと思います。
 稽古の後、日常の生活に戻った際にも、それはふっとよみがえってきました。ちょっとした些細な行動を何気なしに居合の観点から省みると、その動きの中にはなんと無駄の多いことか。すると最近忙しさにかまけていろんな事が雑になっている自分が見えてきました。知らず知らずに上ずった生活や心身状態にあった己を点検することが出来ました。だからといって、それがすぐに修正できるほど私は達人ではありません。まずは一つずつ気付き、それを受け入れてゆくしかありません。そしてそれらを修正してゆくことこそ自分が精進してゆくための課題となり、今後の修行を続ける上でいいモチヴェーションになります。しかしながら、道は気の遠くなるほど長いです・・・。
 また、今回は初めて太刀打を教えていただきました。シンプルな形の中にあらゆる動きに対しての想像力、相手との間合、呼吸が重要で、どれをとっても舞台の上で必要な物ばかりです。まるで演技そのものといっても過言ではないくらい応用できるものが詰まっています。ただ、やあらめったらに刀を振るのではなく、その動きの本質を考え、想像することがとても楽しく重要なことだと思います。
 思うに、おそらく剱も芝居も想像力を広げ、それを活かす事がとても大切だと感じます。それこそが人間の許された特権であり、、思いやる心であり、愛に通ずるものではないでしょうか。その力を養うために修行があり、遂行するためには気張らず、あせらず、欲を出さず、ぐっと気持ちをはらに落として、自分の奥底に眠る自分本来の姿、自分にしかない能力を発見してゆくことではないかと思います。
 ・・・と偉そうな事を並べましても、まだまだ始まったばかり。あまり頭で考えずに稽古を重ね、少しずつ身体にしみこませてゆこうと思います。今回の稽古で最後の最後に先生が仰った一言が、今でも何度も頭によぎります。
 「要領が分かってきて、稽古に慣れてきた時こそ要注意です。」
 次回の稽古を今から楽しみにしておりますので、よろしくお願い致します。

 以上で今回の、劇団夢現舎での講習会の感想文は終わりです。貫汪館で稽古される皆さんも、俳優の皆さんの稽古に向かわれる姿勢を見習ってください。


 話は変わり、写真を見てください。
末広がり

 8の数字が並びました。88888km。5年半で走行した距離です。自動車を通勤に使うことはほとんどありませんので、稽古への行き返り、武道史調査で使った車の距離数です。よく走ったものだと我ながら思います。この数字、稽古場所の七尾中学校に着いたときに並びました。


 9月30日(日)に行う無双神伝英信流 居合道講習会の案内を貫汪館ホームページの無双神伝英信流の稽古のページに載せましたのでご確認ください。他流派、他道場の方や一般の方にも公開して行う講習会ですので柔術の初心者の方も御参加ください。

  1. 2007/09/20(木) 17:02:17|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
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連絡先は貫汪館ホームページで御確認ください。

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