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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

備前長船日本刀伝習所

 先日所用があって岡山県長船町の刀匠 上田祐定先生のもとへ行ってきました。
 今、使用している二尺八寸二分の刀を打って頂いた刀匠です。夏も終わり再び居合刀から真剣の使用に戻りましたが、やはり上田先生の真剣でなければしっくりきません。先生の肩は腰にさしただけで、体の感覚が全く異なり、数段上達します。私の真剣は貫汪館のホームページの無雙神傳英信流抜刀兵法のトップページに載せている刀です。
 上田先生は現代の多くの刀工と異なり日本刀は「折れず曲がらず、よく斬れる」がその条件であるという立場から地金の工夫をされ、砂鉄から自家製鋼されています。
 お訪ねしたときは、ちょうど折り返し鍛錬をはじめらるところで、見学させていただきました。最近はお弟子さんも多く日本一の刀鍛冶集団になっておられるので、横座にお弟子さんが座られ上田先生が指導、向う槌も弟子三人で鉄を鍛える様子は迫力に満ちています。
 そして何よりも弟子の皆さんが「親方」を大事にされその指示を聞き漏らすまいと一生懸命になっておられる姿に感銘を受けました。それはあるべき武術の道場そのままの姿でしたから。
 修行中は当然、収入はありませんが、親方の上田先生が全くのボランティアで後継者を育てられ、炭代、鉄代、寝所の全ての出費をまかなわれます。それぞれの弟子は生活費は自分で何とかしなければなりませんが、弟子が玉鋼で作った包丁も生活の足しになるようです。現在全ての刀匠が刀を打つだけで生活できているわけではなく、上田先生は弟子達が生活に困らないようにとまず、包丁作りを指導されます。

 いつも上田先生をお訪ねして思うのですが、先生にある思いは「良い刀を作り、その技術を後世に伝える。」ということのみです。現代の古武道家も「業をひたすら磨き、後世に伝える。」ことのみを願い、地位や名誉を必要としないという立場になければならないと思います。


 9月30日(日)に行う無双神伝英信流 居合道講習会の案内を貫汪館ホームページの無双神伝英信流の稽古のページに載せましたのでご確認ください。他流派、他道場の方や一般の方にも公開して行う講習会ですので柔術の初心者の方も御参加ください。
  1. 2007/09/13(木) 23:04:25|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

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連絡先は貫汪館ホームページで御確認ください。

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