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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

幕末の稽古

 江戸時代の人がいかに稽古をしたか、その一例を示します。
 明治時代の自由民権運動家として有名な片岡健吉は藩制時代の他の武士と異ならず、武術を稽古しました。また、その修行は剱術、居合、體術、馬術等々その修行は広範囲にわたっていました。
 居合は細川義昌の兄弟子で無双神伝英信流を下村茂市に習い、また、體術も下村茂市から高木流を習っていました。下の写真は片岡健吉の修行日誌の一部です。

修行日誌


 26日には大石神影流の剱術を寺田小膳、寺田忠次、坂井藤蔵、寺田金蔵、宮地征吉と稽古〈防具着用の試合稽古)したのち、無双神伝英信流の居合と高木流體術の稽古。27日は何か期す所があったのか馬術の稽古をした後、午前十時頃より終日、居合を300本抜き、木刀で太刀打の稽古を行い、さらに高木流體術ではクミウチ稽古(現代の乱取に近い稽古)を行うといった数稽古を行っています。このような豊富な稽古を連日行っていますから、現代人の稽古とは質量ともに比べ物にならないほどゆたかです。
 仕事を持っている現代人が同様の稽古をすることは難しく、これに匹敵する稽古をしようとすればよほど工夫をしなければなりません。
稽古日でない日には、仕事が終わって、刀の斬撃や棒を回す稽古をする。太刀打の一人稽古や棒術等の一人稽古は当然のこととして、日常生活全てを稽古と心得なければ古人に近づくことは難しいでしょう。たとえば、道を歩く時、電車に乗って座っている時、箸を持つ時、本を読む時、バイクに乗るとき。これら全てを漠然と行うのではなく、稽古と心得て工夫しなければなりません。
 上達しようと思えば、道場に居る時のみが稽古と勘違いせず、日常生活全てを稽古と心得てください。

 9月30日(日)に行う無双神伝英信流 居合道講習会の案内を貫汪館ホームページの無双神伝英信流の稽古のページに載せましたのでご確認ください。他流派、他道場の方や一般の方にも公開して行う講習会ですので柔術の初心者の方も御参加ください。

  1. 2007/08/27(月) 22:47:02|
  2. 武道史

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術 貫汪館の道標へようこそ!
連絡先は貫汪館ホームページで御確認ください。

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