無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

自然体

 渋川一流柔術は無双神伝英信流抜刀兵法と異なり、始めの「履形」から立姿勢での形稽古であるために姿勢を工夫する時間が少なく、所謂自然体がとれないために形の稽古で苦労されている方が多く見受けられます。
 自然体がとれず、自分の体のどこかに無理があっては敵に対応する前に自分が崩れてしまっており、無理なく自然に技を掛けることは困難になってしまいます。
 立姿勢で自然体がとれていない方であっても下半身で上半身を支える必要のない座姿勢には稽古の成果がでており、無理のない方が大半ですので、ご自分の座姿勢を元として立姿勢の工夫をされればよいわけですが、それも、難しく感じられる方は以下のことを試みてください。
 まず、体に無理な力が入っていないか、ひずみが生じていないかを感じる感度を高めること。よく喩えとしてお話しますが、片方の掌に10gのものを載せもう片方の掌に15gのものを載せて重さを比べ、違いがわかるくらいの感度で自分の全身を感じること。このような全身の感覚を繊細にする稽古を第一としていかなければ、自分の姿勢のひずみを捕らえることができるようにはなりません。
 次に具体的にはまず体の上部の力みから抜いてください。首筋、肩、肩甲骨、胸、両脇、肘、腹、背、というように上部から地球の引力を感じつつ、それに任せて力みを抜いていくこと。下半身から抜こうとしても、上半身にひずみがあれば、抜いたつもりでも、結局上半身のひずみを下半身が支えています。
 下半身は体を支えるために常に力が入っているので上半身に比べて感覚が鈍く、力みを抜きがたいものですが、腰腹部にまで重心が下がってきたら、焦らずに、そのままのつながりで、そけい部、膝、足首、足の裏の無理・無駄な力を静かに無くしていくこと、この際、決してそれらの部位を自分で曲げると考えてはいけません。あくまでも、無理な力がなくなり、地球の引力に引っ張られた結果として自然に曲がっていくのを待ちます。
 始めのうちは下半身の力みはなかなかとれないものなので、上級者の姿勢に比べて自分の下半身がつったっているように感じられ、自分で曲げたくなると思いますが、半年がかり、1年がかりで正していくつもりで、焦らずにゆっくりと下半身の稽古を続けてください。
  1. 2006/11/07(火) 17:27:37|
  2. 柔術 業

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