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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

長谷川英信

 長谷川英信について俗説に太刀を佩いた状態からの居合を帯刀した状態からの居合に改編したといわれていますが、一体誰が言い出したことなのでしょうか。
 すくなくとも無双神伝英信流にはそのような口承はありません。
 長谷川英信自身が江戸時代の人であり、居合が戦場における武技であるというよりは平時の武技であるので、当時の状況を考えると太刀を佩いた状態での稽古が行われていたとも思えません。
 さらに言えば、林崎甚助が林崎明神に奉納した3尺2寸の太刀銘の「信国」は指料であったという記録があり、林崎甚助の居合そのものが帯刀の状態からの居合であったと考えるのが自然であると思います。
 
 また、長谷川英信が居合は伝えていなかったという説もありますが、現段階では1部の史料からそのように思われるというだけであり、土佐藩では長谷川英信の名が伝系にはっきりと現れており、また、土佐藩以外の藩に伝わった長谷川流の居合の伝書には(研究中のため藩名はふせます)伝系は書かれていませんが、長谷川流と言う流名のもとに土佐に伝わった居合と同じ形名の一部の居合が行われています。

 居合に関しては、根拠のない説が当たり前のように言われているところがあり、また、立派な書籍にも意図的かどうかは別にして大きな間違いが書かれていたりします。貫汪館で稽古される方は一般の言説に惑わされないようにしてください。
  1. 2007/07/26(木) 22:42:14|
  2. 武道史

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
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