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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

権威

 とある居合の書籍に、座したときの両手の甲の向きについて述べてあり、このようにしていたら敵に手を下方に押し付けられたら身動きは取れないけれども、このようにしていたら、たとえ押し付けられても相手を投げることさえ可能になると記してありました。
 その方法論は無双神伝英信流や渋川一流柔術からみれば全く逆で、今までに指導を受けたことのある灘波一甫流や今治藩伝の浅山一伝流の方法論とも逆、またいままでに見学したどの柔術とも逆の論理でした。
その方の経歴から居合は高段者のようですが、経歴や身備えからは柔術をされた方のようには見えませんでした。何かの流派を習得されている方かもしれないので一概には言えませんが、公刊されている書籍にこれが正しいと書かれていれば、初心の方はおおいに惑うことになると思います。他流派の書籍を読まれて無双神伝英信流や渋川一流の稽古に迷われた場合には、遠慮無くご質問ください。
また、話はかわりますが、以前、武道史の研究で高杉晋作の新陰流と武者修行に興味をもったことがあり、その史料を所蔵されている公的機関に問い合わせをし、直接読むことができるのかどうかを質問しました。すると、ある学芸員の方を紹介され、「いついつお電話されてください。その曜日にこちらへこられます。何でも答えてくださいます。」と話されたので、電話してお話しました。
結論から言うと、その学芸員は史料を見せたくないようで(ある書店の広告の文章には研究者は原資料に当らなければならないと書かれていましたが。)、「この書籍に載っている、あの書籍に載っている。」といろいろと本題に関係ないことを話されました。「自分がその権威であるので研究されると困る。」といった意図が影に読めたので、話を止めましたが、話の中で「高杉晋作への萩の新陰流は柳生十兵衛からの流れなので裏柳生の系統です。」と自信を持って話されました。
多少、武道史を学んだことのある方はお分かりだと思いますが、権威者であるだけにそのようなことを公言されるとそれが真実となってしまいます。わからぬことは不明としなければなりません。

我道の居合一筋雑談に知らぬ兵法事を語るな
  1. 2007/07/19(木) 17:45:14|
  2. 武道史

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
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