無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

形稽古

 無双神伝英信流抜刀兵法も渋川一流柔術も稽古の大半は形稽古です。
いつもお話ししていますが、この形稽古を、決められた手順(形)を見事に行うという意識で稽古していたのでは決して上達することはありません。
 無双神伝英信流の一人で行う形の稽古において、常にお話していますが、形の手順は決まっていてもいつ何時でも変化できる心と体の状態を稽古しなければ形稽古の意味はありません。たとえば、抜付けるときいつでも刀が返せ、変化できる状態にあるかどうか、抜付けてのち、体の前進のときいつでも後退できる状態にあるのかどうか。そのような心と体の状態無しに形を稽古してもそれは踊り以下のものにすぎません。外見はおなじであっても武術ではありません。求めるものは自由さであって外見の見事さではないのです。「止まって止まらず、動いて動かず」は術理であってただの観念論ではありません。
 渋川一流柔術の稽古もしかり。たとえ二人で稽古していても、それが生きた形でなければ、すぐに返されてしまいます。この形はこういう手順だからという稽古をしていてはどのような状況にも対応できません。
 ある居合の流派では形の変化の多さを誇ることもあるようですが、形稽古はいかようにも変化できる体使いを身につけるためにあるのですから、このように変化できる、あのように変化できるとして変化の形をこしらえて、その形を稽古して慢心していればかえって形に居着いて変化できなくなってしまいます。
 全ては一つであり、一つは全てなのです。
 下の写真は先日の調査の際撮影した史料である流派の流祖がある人物にだした印可状の一部です。この絵を見て自分を振り返って何も得るところがなければ・・・。形の稽古に打ち込む前に、様々な物に触れ経験し見識を高めてください。

DSC_0373.jpg

  1. 2007/07/10(火) 21:23:39|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

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