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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

刀を抜く

 刀を抜くときは右腕を伸ばすことはありません。右腕を伸ばすに抜くためには自分の体の右ではなく左の働きが大切だということがわかってくると思います。左といっても上半身だけでなく足の裏からすべてを含んだ左です。ここがわからなければ無雙神傳英信流の技は理解できませんので、疎かにすることなくしっかり稽古してください。
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  1. 2020/08/01(土) 21:25:00|
  2. 居合 業

抜かないこと

 右腕を伸ばさなければ抜けないようであれば絶対に抜いてはいけません。理にかなわない抜き方をしてそれで「良し」としてしまえば技は身につかず我儘が身についてきます。
 そのためには少しでも、これはダメだと思ったら刀は抜かないでください。抜けないところから工夫は始まります。

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  1. 2020/08/02(日) 21:25:00|
  2. 居合 業

刀を納める

 刀を納める動きは抜く動きの反対です。表裏の関係になりますので、どちらもおろそかにはできません。抜くとき同様に右腕を伸ばさなければ納められないようであれば、無雙神傳英信流の技にはなりません。工夫してください。

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  1. 2020/08/03(月) 21:25:00|
  2. 居合 業

刀を納める 2

 刀を納めるときに右腕を伸ばさなくても無理に腰を捻って納めると、これも無雙神傳英信流の技ではなくなってきます。腰を捻ることなく無理のない納刀を工夫してください。

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  1. 2020/08/04(火) 21:25:00|
  2. 居合 業

刀を振りかぶる

 斬撃で刀を振りかぶるときに、柄が頭の上にくるあたりで刀の軌道が少しでも変化している場合には多くは過剰に振りかぶろうとして両脇を開けたり、両手で刀を上方に持ち上げたり、手の内をずらしたりしています。
 自分の心がそうさせていますので、気づいたら、しっかりと正してください。
 
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  1. 2020/08/05(水) 21:25:00|
  2. 居合 業

打太刀の稽古

 大石神影流や無雙神傳英信流の太刀打や詰合などの手数・形がある程度自由に(覚えたということではなく)できるようになったら、支部長はその人に打太刀の稽古をさせてください。いつもは打太刀が仕太刀を導きますが打太刀の初心者はどうしても気が焦り動きが早くなりがちですので支部長は仕太刀であっても打太刀を正す心で仕太刀を務めてください。

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  1. 2020/08/06(木) 21:25:00|
  2. 剣術 業

わかったと思う時

 稽古を続けていると、「わかった」と思うときがあります。そのわかったと思うときが危ういときでもあります。わかったと思ったときには達成感があるために自分の至らぬところに気づけなくなり、また分かったっと持った時点でそこに居つき、上達は止まってしまいます。
 「わかった」と思ったときには何がわかって何がわかっていないのか、何ができて何ができていないのかを冷静に分析して至らぬところ、できぬところを見つけてください。

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  1. 2020/08/07(金) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

素直さを伸ばす

 子供や武道を何もしたことがなく、また古武道に対する先入観がない人の動きは素直で飾り気もありません。指導者はその素直さを伸ばす指導をしなければなりません。
 手順を覚えていないからといって形に当てはめようとか、弱々しいから力強くさせようとか余計な指導をすれば素直さはなくなり、始めから持っている良いものをなくさせることになります。形に当てはめず、のびのびと育てなくてはなりません。

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  1. 2020/08/08(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

できないところを指導する

 武道は本来命のかかった場で命を守るために稽古するものです。できていないところが斬られるとこなので、師はできていないところを指摘し指導して上達させていきます。できるのが前提で、本人が気づけるように凸凹をなくす指導をしていきます。したがって褒められるということはあまりありません。褒められるのは期待されている以上によほど上達したときや、他のことを教えられているのに、そこから違うところに気づいて指導されていないところも上達しているといった場合です。あるていどの期間指導を受けるとこのような指導を受けるようになります。
 最近の人たちは「褒めて伸ばす」ということに慣れていて、このような指導に違和感を持つかもしれませんが、逆に言うと、指摘されていないところは今のところ、今の段階ではよいところなのです。とくに欧米の人は褒めて育てられているせいか、指摘されるところが多ければ多いだけ、失望してしまう傾向があるようです。それだけ自分の動きをよく見ていただいているのだと感謝するところなのですが、そうは思わないようです。
 難しい時代です。

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  1. 2020/08/09(日) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

褒める

 昨日は、稽古ではできないところを指摘し指導すると述べましたが、褒めて指導するほうが良い場合もあります。それは稽古する方が子供や武道についてほとんど知らない初心者の場合です。
 子供は素直ですが右も左もわかりません。変な情報が入ってしまうと、そちらに流れてしまう可能性も大きくあります。
褒めることによって正しい方向がこちらなのだと導くことができます。下手な知識がない大人の初心者も同様です。右も左もわかりませんから褒めることによって進むべき方向がわかるようにしてあげてください。
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  1. 2020/08/10(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

稽古と日常生活

 無雙神傳英信流・澁川一流・大石神影流の稽古が日常生活の質を高め、丁寧な日常生活がまた無雙神傳英信流・澁川一流・大石神影流のレベルを上げていきます。もしそうなっていなかったとしたら、日常生活か無雙神傳英信流・澁川一流・大石神影流の稽古が質の低いものになっており、いずれかが足を引っ張っている可能性があります。
 雑な日常生活を送っていれば雑な稽古になりますし、雑な武道になります。丁寧なまた繊細な日常生活を送っていれば丁寧な繊細なけいこになり、稽古によって自分の武道は磨かれていきます。よい稽古をしていれば日常生活においても気づきがあり、日常生活も向上していきます。
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  1. 2020/08/11(火) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

特別なものではなく

 武道を何か特別なものであり、自分は特別なことをしていると考えるとき、間違いが生まれ武道がとんでもないものにかわります。現在における古武道の存在意義は自分の至らぬところを知るための手がかりであり、少しだけ護身の方法としての存在であるだけです。
 自分は特別なことをしており、特別なことをしている自分は特別なのだと思う時、武道はとんでもないものになってしまいます。

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  1. 2020/08/12(水) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

危うい兆候

 武道、特に古武道は自分はこういうことができると広言する人が多いのに茶道や華道にはそのような方が少ないように思います。なぜなのだろうかと思います。古武道には人の心を狂わせるものがあるのでしょう。ある人は斬ることを誇りにし、ある人は流派の歴史を誇りにし、ある人は肩書を誇りにし、ある人は同時に何流派も稽古し指導していることを誇りにし、またある人は古武道の団体で顔が利くことを誇ります。
 貫汪館で稽古する方は、このような兆候が自分に現れたら危ういと思ってください。

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  1. 2020/08/13(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

教えすぎない

 まだその段階には達していないのに、良かれと思って教えすぎてしまうとかえって道を迷わせる原因となってしまいます。
 その段階に至っていませんので、教えたことは理解されずに、自分なりの理解をしてそれで良しと思ってしまうことがあります。また、人によっては頭で理解したつもりになり、さらに体得したつもりになってしまうことがあるのです。前者は間違っていると否定すれば済むことなのですが、後者はもともとそのような性格の人であれば自分は上達しているからそのようなレベルまで教えられるのだと高慢になってしまい、体得できていない基礎的な稽古もしようとしなくなってしまいます。
 基礎から一つずつ体得させ、段階を追って教えていかなければなりません。

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  1. 2020/08/14(金) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

形数を誇る

 人によっては知っている形の数を誇る方もいます。知っている形が多いから偉いと思ってしまうのです。知っていることよりもできることの方がはるかに大事なのですが、形数を誇る傾向がある方は自分ができているのかできていないのかがわかっていません。そのような傾向がある方には、しっかりとできているのかできていないのかを教えなければなりません。先に進んでしまうと取り返しがつかないことになってしまいます。
 また流派の数を誇る人も世の中にはいます。貫汪館で稽古している門人の形にそのような傾向が表れたときには要注意です。指導者は心しておいかなければなりません。
 できもしない形数を誇る傾向は私の指導の経験からすると、」日本人よりも他武道を経験している外国人によく見られがちですので、そのような方を指導するときには心してください。

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  1. 2020/08/15(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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プロフィール

貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術 貫汪館の道標へようこそ!
ご質問のある方は貫汪館ホームページに記載してあるメールアドレスからご連絡ください。記事へのコメントではアドレスが記されてないため返信ができません。

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