無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

撞木に構える

 貫汪館広島護国神社奉納演武は4月6日(日)9:30~12:00、広島城内 護国神社儀式殿において行います。無雙神傳英信流抜刀兵法・大石神影流剣術・澁川一流柔術の奉納を行います。ご見学は自由です。

 大石神影流の足は所謂撞木足に近い形になります。
 現代剣道の経験者には両足が90度近く開くのは難しいようで、体が開いているので足が自然とその位置に来るという方法はとりがたく、足をそのようにしようと勤められるように感じます。その結果、右足の踵と左足が交差するのですが、これは現代剣道の並行の足使いをそのまま90度に開くことによって起こります。現代剣道の左足の蹠骨部の位置を動かさずに左足の踵を内に寄せてしまうために起こることですので、いったん現代剣道の足の置き方から離れてしまわなければなりません。
 自分の肚の相手に対する角度を定め、それから下半身と上半身がそれに従うためにはどの位置が最も適しているかを探るところから始めてください。

 多比良港に着いたのが3時半であったため、そのまま南下して島原の乱の舞台であった原城跡へ行きました。城跡は海側は城であったことがわかりますが陸側は畑が広がっており、どこからが白であったのかよくわかりませんでした。最初の写真の地蔵は「ほねかみ地蔵」と呼ばれ、幕府側に皆殺しにされ、そのまま放置された人たちの遺骸を僧侶が集めたところに建てられたもののようです。

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  1. 2014/04/01(火) 21:25:37|
  2. 剣術 業

 貫汪館広島護国神社奉納演武は4月6日(日)9:30~12:00、広島城内 護国神社儀式殿において行います。無雙神傳英信流抜刀兵法・大石神影流剣術・澁川一流柔術の奉納を行います。ご見学は自由です。

 大石神影流の構えでは前足のつま先は必ず相手に向きます。左半身になる脇の中段や、体が大きく開く車に構えたときに前に出た左足爪先が自分から見て右側に向く傾向がありますので注意してください。
 また車に構えたときには左手をゆったりと構えていなければ動きは硬くなってしまいます。左手の肘が引力によって下方に下りようとしているかどうかを感じてください。


 原城の海岸側の石垣です幕府軍が攻め落とした後、相当に破壊したようです。
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 原城跡にたてられた十字架と天草四郎の像です。
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  1. 2014/04/02(水) 21:25:51|
  2. 剣術 業

手の内

 貫汪館広島護国神社奉納演武は4月6日(日)9:30~12:00、広島城内 護国神社儀式殿において行います。無雙神傳英信流抜刀兵法・大石神影流剣術・澁川一流柔術の奉納を行います。ご見学は自由です。

 刀、木刀、六尺棒、半棒、十手、分童等々、全て手の内のありようは同じです。手にするものと自分とを一体にするものでなければなりません。
 初心者の方は手にする物を手から離したくなく、また自分の思い通りに扱いたいがために上級者に比べて強い力で手にするものを握ろうとします。強く握られた者は自由な働きをすることがありません。いつも言っているように箸を力を込めて握って食事するような状態なのです。
 工夫しなければ、自分では扱えているつもりでも初心者の域を出ることはありません。

 天草四郎の墓碑です。教科書では「島原の乱」として簡単に習いますが、その内容を少し学べば、如何に幕府がひどいことをしたのかがわかります。
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  1. 2014/04/03(木) 21:25:49|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

広島護国神社奉納演武

 貫汪館広島護国神社奉納演武は4月6日(日)9:30~12:00、広島城内 護国神社儀式殿において行います。無雙神傳英信流抜刀兵法・大石神影流剣術・澁川一流柔術の奉納を行います。ご見学は自由です。

 4月6日(日)に廣嶋護國神社で奉納演武を行います。毎年公開して行う演武であり、舞台のように少し高くなっている儀式殿で行いますので緊張するかと思いますが、普段通りに演武することを心がけてください。
 緊張してしまうのは、下手に見られたくないという思いや上手に見られたいという思いがあるためですので、そのような思いを持たなければ少しは楽になると思います。
 いつも述べることですが奉納演武にあたって気を付けなければならないことがありますので確認しておきます。

 演武は祭られている御祭神て奉納ものですので以下の事に気を付けなければなりません。
  1.御祭神の方向に向いて斬撃しないようにすること
  2.正式参拝の時にもなるべくお尻を御祭神に向けないようにすること

 私たちだけが遣っている道場内ではなく公共の場ですので以下の事に気を付けてください。
  1.当日護国神社で演武前の稽古はしない事
  2.子供たちがはしゃがないように年上の者は注意する事
  3.立ち止まって見ておられる方がおられたら、急いでいても、その人の前は横切らぬ事(常識ですが)
  4.わからないことがあったら、必ず聞く事
  5.知らない事を尋ねられたら、お待ちいただいて知っている人に聞く事

 控えの場所が狭いので以下の事に気を付けてください。
  1.刀や武具をまたがない事
  2.刀や武具はまたがれなくてもいいような場所に置く事
  3.外部の方も控室に入られる可能性があるため、真剣の管理はしっかりしておく事。
     知らない方が控室にいたらどなたか確認してください。


 江戸時代の風情が残る場所で夕食をとりました。
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  1. 2014/04/04(金) 21:25:23|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

集中

 貫汪館広島護国神社奉納演武は4月6日(日)9:30~12:00、広島城内 護国神社儀式殿において行います。無雙神傳英信流抜刀兵法・大石神影流剣術・澁川一流柔術の奉納を行います。ご見学は自由です。

 一般的に考えれば集中した状態というのは物事に取り組むのにいい状態なのですが、一つの事に打ち込むにはいいのですが周りが見えなくなるという状態にあります。
 貫汪館にあっては初心の内にはそれでもいいのですが、上達していくにつれ、そのような状態は脱していかなければなりません。1対1の関係であっても、一つに集中していれば相手の全体像は見えてきません。また縦相手の全体像が見えてきたとしてもその背景にあるものや、その人の置かれた環境が見えておなければ相手を知る事にはなりません。こえは一般的な集中のイメージを持っていてはできない事です。また1體1の関係ではなく、英信流の奥のように1対多の関係になればなおさらの事で一般的な「集中」のイメージは居付く原因となってしまいます。心を広く持ち解放していかなければなりません。


 夕食を捕ったお店はもともと島原藩の米蔵であったようです。こんな道場が持てればと、ついつい思ってしまいました。二階の床は取り除いて天井を高くしてありましたので、鉄筋で補強がされていました。
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  1. 2014/04/05(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

気合

 大石神影流剣術と澁川一流柔術は有声の気合を掛けますが、有声の気合を掛けることによって逆に体と心が整わなくなる事がありますので気を付けてください。
 有声の気合は大きい方が良いのですが大きくとのみ心掛けると咽喉から声が出てしまい方に力みが入ってしまいます。そうならないためには肚から息をだし、その域に声が載るようにしなければなりません。あくまでも息が先になります。
 また大石神影流の有声の気合ですが声の調子が下がってしまうと、動きが後に続かない体になってしまいますので気を付けてください。
 大石神影流剣術や澁川一流柔術で有声の気合が正しくない方は無雙神傳英信流抜刀兵法の無声の気合も正しくおこなわれていませんので自分で確認してください。

 島原城です。天草の乱の一揆衆ははじめこの島原城を攻めたようですが城を落とせず、廃城となっていた原城にこもったそうです。小さな城ですが攻めるには難しいお城でした。一番下の写真は店主から雲仙普賢岳を眺めたものですが、手前の眉山が普賢岳を見えなくしていますが、眉山によって島原市街は守られています。
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  1. 2014/04/06(日) 21:25:16|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

広島護国神社奉納演武

 昨日、広島護国神社において恒例の奉納演武を行いました。天候が悪く急に嵐のようになったり、晴天になったりと大変でしたが、何とか無事に終えることができました。今後ために気づきを2点述べておきます。

 比較的初心者の方に多かったことですが、間違えないように丁寧にと心掛けて奉納されている方がおられました。間違いはない奉納のありようにも思えますが、「間違わないように丁寧に」というのは自分大事という事につながり自分自身に対する居付きになります。初心者の方であっても無心に行う事を心がけなければなりません。

 中級者の方の中には自信なさそうに演武される方がおられましたが、自信の無さは稽古不足によるものです。ここまで稽古してきたというものがあれば、上手下手は別にして、自信がないという不安から離れることができるはずです。自信がない不安が生まれるようであればさらに稽古を重ねてください。
 
 演武の場所はそれほど広くはありません。どこに位置するかも場を読むことに通じます。あらかじめ頭にいれて演武の自分の位置に出るようにしてください。

 天候が悪い中、外国からの観光客の方も熱心に見ておられました。英文の案内を配るお手伝いをしてくださった方もおられ須が、恥ずかしそうにして手渡しておられました。これから貫汪館の古武道の国際普及を考えれば外国の方がおられるのは当たり前の風景になります。物おじせず対応できるようになってください。


 2週間後には大石神影流第7代宗家継承式での演武があります。演武される方は今日の反省をもとに稽古を重ねてください。宜しく御願い致します。
 
 


 写真は島原市内から見た眉山と後方の普賢岳です。島原では松平文庫で古文書の文書目録を見て、古文書を出していただきました。閲覧申請と複写申請は胃痛鶴作成しなければなりません。たいてい閲覧申請した古文書は写真に撮りますので二度手間です。今回は次男が手伝ってくれましたので時間の短縮ができました。武道関係の古文書は一般的な伝書ばかりで私の研究テーマである廻国修行や試合に関すものは1点だけでした。他国から槍術修行に来たものの名前を控えた資料ですが、私にとってはなじみのある名前ばかり載っていました。
 最後の写真は昼食の「普賢どか盛り天丼」です。
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  1. 2014/04/07(月) 21:25:22|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

考えない

 澁川一流柔術の稽古で、何度も稽古している形を考えながら稽古するのは止めなければなりません。
 稽古するたびに、「手はこう、足はこうと考え、ここで方に力を入れてはならず、重心は丹田に」などと考えていたら脳ばかり働いて体は働きません。そのようなことはごく初心の段階で目安として教えていることであって、いつまでも頭に入れた手順どおりにしようとしていれば、自然に動くはずの体も動かなくなってしまいます。
 もし手順を覚えていないのだとしたら家出イメージトレーニングをして覚えておかなければならず道場で手順の確認などすべきではありません。
 また、力みをなくしてと心がけながら動くこともよくありません。正しく座しているとき、体を横たえているとき力みはありません。その力みのなさが規準であり、何かしようとするために力みが生まれてしまうのですから、考えながら動いてみたところで力みがなくなることはないのです。
 自分がどのような稽古をしているかを確認してください。


 雲仙岳災害記念館からみた普賢岳と慰霊碑です。山頂付近を見ると普賢岳が今も活動しているのがわかると思います。
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  1. 2014/04/08(火) 21:25:43|
  2. 柔術 総論

腰投

 澁川一流柔術の大きく投げるほうの腰投は、相手の下に自分の腰が位置していなければなりません。
 相手を投げようと思うばかりに腕に意識が行き、腰が相手の下に位置しておらず投げれないのです。「投げ」とはいいますが実際には重心が崩れた相手が自分の腰を中心に落ちるべき方向に落ちているだけですので「投げる」という意識をなくしてまず腰を相手の下に位置させてください。


 土石流被災家屋保存公園です。平成4年8月8日~14日雲仙・普賢岳の土石流災害により被害にあった一部の家屋を教訓として後世に残すために保存されています。海岸は間近にあります。
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  1. 2014/04/09(水) 21:25:24|
  2. 柔術 業

理解

 言葉で説明することには限界があり、体の微細な動きまで説明することは出来ませんが、その微細な動きが大切です。したがって習うものは指導するものの言葉の奥にあるものを探ろうとしなければなりません。
 手の内について説明するとき、私は相手の手を柄と仮定して手をとり説明することがありますが、それまで見せて言葉で説明していても、こんなに力を入れていないのかと感じられる方が多くおられます。それほど言葉では伝わりにくいものです。
 したがって習うほうは教えられることの真意がどこにあるのかを動きを通じて探っていく努力が不可欠なのです。説明されたことが理解できたと思ってもまだまだなこともあります。より深く理解しようとする必要があります。


 雲仙の火砕流の被害状況を今に残す「旧大野木場小学校」付近から見た水無川と普賢岳山頂です。水無川は現在も防災工事が進められていました。
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  1. 2014/04/10(木) 21:25:36|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

抜付

 抜き付けたときに、現代剣道を経験された方は所謂手の内をしめようとされますが、その動きが無雙神傳英信流抜刀兵法の抜き付けを崩しています。
 雙神傳英信流抜刀兵法の抜き付けは鞘の中に刀が納まっているところから動きの終着点まで一つの動きで行われなければなりませんが、手の内をしめようという動きが抜き付けを二つの動作にしてしまいます。多くは切先が鯉口を離れるところから手の内を締めようとされますが、その時点で動き始めからの流は途切れてしまいます。
 自分の動きを確認してください。


 「旧大野木場小学校」です。直接火砕流の被害を受けたわけではなく、熱風を浴びただけであったようですが、このような状態になっています。
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  1. 2014/04/11(金) 21:25:31|
  2. 居合 業

素振り

 大石神影流の手数の動きが上達しない方は正しく素振りの稽古が出来ているかどうか見直してください。
 素振りは臍下丹田を中心として呼吸に載せて行っていただいていますが、呼吸をおろそかにして浅い呼吸で素振りを行っていれば重心も高くなり、臍下丹田から切先まではつながりません。数のみを考え質を忘れて臍下中心で行わず重心が上がっていれば、手数の全ての動きは重心が高くなり足が働きません。
 誤った素振りの稽古は手数の上達を阻害します。手数の上達のためには日々の正しい素振りの稽古をおろそかには出来ません。



 雲仙の古湯と新湯の間の白い土(温泉余土)におおわれた一帯を雲仙地獄というのだそうです。
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  1. 2014/04/12(土) 21:25:32|
  2. 剣術 業

調和

 大石神影流剣術も無雙神傳英信流抜刀兵法の太刀打・詰合もあるいは半棒・六尺棒もさらには素手で行う柔術も全て相手との調和を大事にして稽古しなければなりません。
 武の修行は強い弱いを突き抜けたところを求めるものです。稽古を始めた動機はどうであれ、強い弱いというところに心がとどまっていては稽古を重ねた結果が名誉欲・自己顕示欲・支配欲を強くすることにつながりかねませんし、実際にそのようになった人たちも多くいます。強い弱いという事に固執するならば、素手や刀の武道ではなく現代用いられる武器の使用法を主に研究すればよいのです。むしろ、そのほうが自分の至らぬところに気付く可能性が高いように思います。
 修行という観点から武道を稽古するのであれば、強い弱いから離れ敵として対峙する稽古相手と調和を保つことが不可欠です。そうでなければ武は戦いの術から抜け出すことはできません。
 演武の際、自分がどのような思いであるのか省みてください。


  1. 2014/04/13(日) 21:25:24|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

六尺棒、半棒

 貫汪館H.Pの貫汪館会報のページに会報第78号を載せました。お読みください。

 棒は刀と違って刃はついていないので、打ち込むときには威が必要であるということは述べたとおりですが、これを勘違いしてしまって腕力でと思ってしまうと業にはなりません。
 棒に威をもたらすのは刀を働かせるのと同じ臍下丹田と呼吸です。六尺棒は長さがありますので普通に扱っていれば遠心力も働いてきます。半棒は短いのですが打ち込むときには手の内を滑らせて長く遣いますのでこれも遠心力が働きます。したがって臍下中心に正しく呼吸をし、棒に遠心力が働くように遣えばおのずと威は生じるものです。
 生じないのは「強く」と思い握り締めて手の内を棒が滑らなかったり、当たる瞬間に棒を握り締めてしまう場合ですので、自分がどのような動きをしているかを確認してください。



 雲仙地獄の続きです。
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  1. 2014/04/13(日) 21:25:41|
  2. 柔術 業

感覚の発達

 初心者の方で、これまで体を細かに動かしたことが無い方は指導される内容が体感として理解できず戸惑うこともあるかと思います。
 今までの生活で使ったことがない体の部分ですので体感としてる理解できないのは当然です。しかし、指導されたままに動かそうと勤めていればやがて感覚は発達してきます。これでよしと思わずにより繊細さを求めれば求めるだけ発達していくのです。


 温泉街には通路にも湯気があふれていました。 
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 温泉神社です。元寇のとき、この神社から一身四面の神現れ敵を倒したそうで、元は四面宮とか筑紫国魂神社と呼ばれていたそうです。
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  1. 2014/04/14(月) 21:25:56|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

前車

 澁川一流柔術の前車には2種類の方がありますが、受の体を廻しこちらに背を向けさせる前車の方について述べます。
 この形にはコツがあり相手の首の後方に直接掌をもっていくと肩は上がり重心が高くなってしまい、腕力でなければ廻せなくなってしまいます。
 右手刀を受の首の右側にあてるようにすれば肩は上がらず指先まで臍下丹田とつながっていますので、そのまま受の頭をなでるように手の内を使います。そうすれば受の~札は自分の身の内で周り自分の臍下の回転と受の回転は同期します。工夫してください。


 温泉神社に向かって左奥に入るとパワースポットとされる夫婦柿があります。その奥には天地之道理傳始社がありますが、由緒が記してありませんでしたのでどのような神々が鎮座ましますのかわかりませんでした。
 夕食の写真は郷土料理の具雑煮です。夕食が出るホテルに泊まったのは15年ぶりくらいでした。たいていは武道史調査のために自動車で移動したら、車の中で寝ます。雲仙スカイホテルに泊まりました。施設は少し古いものの暖かいおもてなしと美味しい料理と、いいお湯がありました。
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  1. 2014/04/15(火) 21:25:04|
  2. 柔術 業

巻返

 澁川一流柔術の巻返の形にもコツがあります。うまく出来ない方は自分の左肘を受の肘に乗せようとして左肩が体からはなれ重心が高くなり、受に自分の体の重さが働きません。
 むしろ自分自身は臍下を中心に沈んでいき、肘を乗せようと思わずに自分の肘が受の肘に接するだけと考えていれば自分の回転とともに自然に相手の肘に自分の肘が乗っていきます。そのさい自分の左肩は刀を振りかぶっても脇があかない状態と同じような感覚であれば肘が高くなっても肩が体柄外れることはありません。



 仁田峠に車を停め、ロープウエイの駅まで少し歩きます。ここからでも普賢岳は近くに見えます。
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  1. 2014/04/16(水) 21:25:01|
  2. 柔術 業

六尺棒の突き

 澁川一流柔術の六尺棒は最終的に突き技で相手の動きを止める形が多いのですが、突き業にもコツがあります。
 左半身の場合には左手の内を楽にし棒を滑らせ、右半身の場合には右手のうちを楽にして棒を滑らせます。滑らせるときに少しでも握ろうという意識が働くと棒の動きは鈍ります。また受の体の前で棒端を止めるときにも前の手を握り締めるのではなく後半身で止めるようにし決して前の手を握り締めてはなりませんl動きが固まるだけになります。
 また前の手は棒の進む方向を決める大切な手ですので、極力自由にし、力みを入れてはいけません。



 ロープウエイで上の駅まで登りました。下よりも見晴らしはかなり良いです。
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  1. 2014/04/17(木) 21:25:56|
  2. 柔術 業

半身

 澁川一流柔術の履形を子供に指導するとき、裏投、柔投、返投などの返にとる形は確実に半身になり子供の中心線が指導者の拳からそれているように確実に指導してください。
 とかく手順の指導に追われてしまえば一番大切なことを忘れがちになります。履形は基本となる最初の形ですので懐剣で突いていくことはしませんが、実際にはそのような状況を想定しています。前に出て抑えるのは未発を抑えています。半身になるのは既に動いた懐剣の切先を避けて入身となっているのです。
 此処をおろそかにしてしまえば相手に技を掛ける前に刺されているのですから、その後はありません。確実に大切なところから指導しなければなりません


 ロープウエイの上野駅から少し上ったところにある展望台の見晴らしはよく、雲仙の温泉街の景色も見え、有明海と普賢岳山頂も間近に見えます。
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  1. 2014/04/18(金) 15:01:50|
  2. 柔術 業

理合を考える

 初心者の方は形の手順を覚えることを心がけますが、いつまでも手順にこだわっていてはいけません。
 たとえば、澁川一流柔術の込入の礼式は相手が三歩押してきて、こちらが三歩退きますが初心者の方は手順としてまず三歩退くとだけ覚えてしまいます。そこにはなぜ退くのか、どれだけ退くのかという理合を伴った動きはありません。
 手順を覚えたら、次は理合の伴った稽古を心がけなければなりません。
「なぜ退くのか」→「相手が押してくるから」
「どれだけ退くのか」→「相手の動きを無効にするだけ」
という理合いを体得する稽古をしてください。


 普賢岳の山頂です。3月の終わりに近い頃でしたが歩道には雪も残っていました。
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  1. 2014/04/19(土) 21:25:48|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

残心

 残心はゆっくりと行ってください。隙なくいつでも相手に対応できるようにという意味です。
 形・手数において残心の動きは相手から離れる動きを含みますが、このとき緊張感に耐えられずに相手からぱっと離れようとされる事があるのですが、離れるという意識が隙を生んでしまいます。あくまでも相手を抑える事が主でなければなりません。始めもなければ終りもなくただ適正な間に移っているのだと思ってください。



 早めに島原の多比良港からフェリーに乗りました。カモメが沢山いました。島原雲仙の写真はこれで終わりです。
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  1. 2014/04/20(日) 21:25:23|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

張る

 これまで何度も述べてきましたが「張る」動きについて理解されていない方がおられるようですので述べておきます。
 「張る」動きは大石神影流の手数には繰り返し出てくる動きですが、うまく出来ない方の問題点は同じところにあります。それは相手の刀と自分の刀が接触した箇所を動かそうとすることにあります。その思いを捨て臍下丹田の動きが接触した部分にいたることによって相手の刀を張る事が出来るのだと観念してください。手先を働かせることは知っていても臍下丹田を中心とした動きが出来ない方には難しいかもしれませんが、「張る」事を通じて臍下を中心とした身体感覚が養われてきます。工夫を重ねてください。

 1週間前に収穫した筍です。とらねば竹になってしまいます。
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  1. 2014/04/21(月) 21:25:42|
  2. 剣術 業

大石神影流剣術第7代宗家継承式

 4月20日(日)大安、旧三井港倶楽部において「大石神影流第7代宗家継承式」が行われました。
 旧三井港倶楽部は明治41年に三池港の開港と同時に開館した優美な洋風建築物で、外国の高級船員の宿泊や接待の場所、皇族・政財界用心などの迎賓館として利用され、現在、大牟田市指定文化財となっています。
 継承式は以下の式次第で厳粛な雰囲気の中で行われ、大石神影流剣術は無事に第7代宗家大石馨先生に受け継がれました。

1.開式の言葉
2.式典
 (1)挨拶
     第6代宗家 大石英一
     第7代宗家 大石 馨
 (2)御来賓祝辞
     大牟田市長 古賀道雄 様
     大牟田市剣道連盟会長 濱田孝行 様
     三池地区剣道スポーツ少年団会長 平野隆己 様
3.演武
 (1)木刀による剣道基本技稽古法 手鎌道場
 (2)澁川一流柔術
 (3)無雙神傳英信流抜刀兵法
 (4)大石神影流剣術
4.祝賀会
 (1)祝辞  大石神影流門人  森本邦生
 (2)乾杯  手鎌道場代表  内野 修 様
 (3)懇談
 (4)大石家挨拶
5.閉式の言葉


 継承式の写真は貫汪館フェイスブック https://www.facebook.com/Kanoukan.Officialに載せていますのでご覧ください。

 継承式の前日は遠方から、横浜支部長、北大坂支部長、名古屋西支部長に広島に来ていただき、廿日市で継承式の演武のためのリハーサルをし、8人が2台の車に分乗して大牟田市に向かいました。
 途中、壇之浦パーキングエリアで休憩し、ふぐ料理を食べて、
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そのまま大牟田へ。南関で下りてから全員で初代大石進種次先生・2代大石進種昌先生の墓参をし、同じ場所にある板井真澄先生、今村広門先生のお墓にもお参りしました。
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 ついで、大石家旧宅の隣にある早馬(はやま)神社に参拝し、稽古が行われていた昔をしのび、大石進先生の石碑を見学し、大石一先生の石碑を見学した後、大石家に向かいました。

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 その後、旧三井港倶楽部で短時間準備のお手伝いをして再び大石家でおもてなしを受け、翌日を迎えました。
 式が終わったあと、大石馨宗家と我々で初代大石進種次先生・2代大石進種昌先生の御墓参りをし、墓前で大石馨宗家より私たちにお言葉を賜りました。今後は大石英一宗家を戴き、大石馨宗家を中心に、大石神影流をますます盛んにしていこうと考えています。一層の稽古に励んでください。
 私はこのたびの式の運営の計画のお手伝いをさせていただいていますので、運営のための資料が手元にあります。今後のために各支部長に送付しますので各支部の行事の運営等に活用してください。
 演武での気付きは時間を見て述べることにします。


 継承式が行われた旧三井港倶楽部のお料理は全てが美味しく、またお料理を食べるために行きたいと思ってしまいました。
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  1. 2014/04/22(火) 21:25:31|
  2. 未分類

足の開きと体の開き

 中段(真剣)に構えたとき正面に対する左足の開きと体の開きは用いる木刀や刀の長さ、柄の長さ、柄に対する両手の位置、自分の体の各部の寸法によって異なってきます。
 大石神影流では左足の開きの角度は90度までの開きを目安として各自異なります。手数で同じ長さの木刀を用いていれば身長が2mくらいある人と、160cmくらいの人では足の開き、体の開きは当然異なってきます。
 各自の適切な角度は各自で求めなければなりません。

 ほったらかしているチューリップが今年も咲きました。
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  1. 2014/04/23(水) 21:25:42|
  2. 剣術 業

適切な位置を探る

 澁川一流柔術の稽古で脚を開き腰が低くなったとき、大腿部に過度の緊張を感じられることがあると思いますが、体の状態に歪があるためです。
 正しい位置に落着いていれば偏りもなく均衡に重さは広がっていくので過度の緊張は生じないのですが前掛ったり、後掛ったりと歪が生じているために歪を支えるために、歪が大きければ大きいほど筋肉の緊張が起こります。一人稽古によって歪が生じない体の適正な位置を探してください。

 今年は前庭の雑草を処理する時間がないため野原のような状態になっていますが、こんな花も咲きました。
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  1. 2014/04/24(木) 21:25:21|
  2. 柔術 総論

稲妻

 大石神影流剣術の陽之表の「稲妻」は文字通り稲妻が走った時の様子を思い浮かべてください。
 一気に走って下りてきます。この様にたとえたのが「稲妻」という手数です。したがって三つの打ちは一つにつながっているかのごとく瞬時に行う必要があり、迅速でなければなりません。
 正面から内腿を斬るときには落差があるので、それほど振りかぶる必要はありません。工夫してください。

 毎年前庭のごく小さな木に花を咲かせます。名前は知りません。
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  1. 2014/04/25(金) 21:25:54|
  2. 剣術 業

大落

 大石神影流剣術の陽之裏の「大落」の手数は続け打ちという面では「稲妻」と同じ種類の手数といえます。 違いは速さに重さが加わらなければならないところです。
 臍下中心に動けば重さは意識しなくても加わりますので省略しますが、上段から2回打つときの速さは下ろしては上げてまた下ろすという動きからは生まれません。上段から打ち込んだあとは切先の軌道は直線を描くのではなく曲線を描きます。普段の素振りのときに切先の軌跡を研究してみてください。

 この花も毎年前庭に咲いています。
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  1. 2014/04/26(土) 21:25:34|
  2. 剣術 業

順刀

 順刀は解釈の形ですが、片手で斬り下ろすときの右足の出し方に少し特徴がありますので記しておきます。
 右足は相手に対してまっすぐに出るのではなく、首の後に斬りこむために相手を自分の内に抱きこむような形にならなければなりません。したがって両膝が割れながら股関節も開きながら右足が出ますので結果として右足は斜め右前に出て行きます。気をつけなければならないのは、斜め右前に出すのではなく、両膝が割れ、股関節が開くことによって自然に斜め右前に出るところです。工夫してください。

今年はまだ前庭の草抜きをしていないので雑草が次から次へと花を咲かせます。こんなに美しかったのかと驚いています。
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  1. 2014/04/27(日) 21:25:09|
  2. 居合 業

逆刀

 逆刀は相手の斬撃を後方に退きながら相手の斬撃から間を切り、鞘をはずしてこちらから斬り込む形です。技の原理は大石神影流の「太陽剣」と同じ形です。
 退いて間合を切り、鞘をはずした後の動きですが、鞘をはずしたところで安心して右手を上げてしまっては斬り込んでくる相手の刀で自分の小手を斬られる恐れがあります。右手は低いままで後方にさげ初発刀の運剣のように刀を廻らせて斬りこみます。右手の動きを工夫してください。

 こんなかわいい小さな花が沢山咲いています。草抜きをしたくないくらいです。
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  1. 2014/04/28(月) 21:25:45|
  2. 居合 業

抜打

 貫汪館H.Pの大石神影流の行事のページに大石神影流剣術第7代宗家継承式の写真を載せました。

 大森流の居合は比較的間が遠い想定が多いのですが、「抜打」は相手が脇差、短刀等の短い得物で相手の間合で自分に対峙した状況を想定しています。したがって刀を抜くときに柄を相手のほうに出すことは出来ません。簡単に抑えられてしまうからです。
 したがって刀は右脇方向に抜くのですが、さらに刀を寝せることによって刀の反りを利用し、自分の体の内で刀が抜けるようにします。工夫してください。

 この花は小さすぎて写真に撮るまでこんな姿だとはわかりませんでした。肉眼では花であることがわかる程度の大きさでしかありません。
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  1. 2014/04/29(火) 17:28:21|
  2. 居合 業

十手・分童

 澁川一流柔術の形には素手または半棒。六尺棒、十手、分童、鎖鎌などを用いて刀に対する形があります。
 これらの形を行うには刀の動き間合を知ることが不可欠です。刀の動きを知らずに刀に対するのは相手は見ることが出来自分は見ることが出来ない暗闇の中で自分を守ろうとするのと同じくらい困難なことです。特に刀より有効範囲が狭い十手や分童を用いるには大石神影流の鑓合と同じように入身する必要があります。稽古が進んだ形は必ず剣術。居合の稽古に努めてください。

 今から咲くところです。去年までは何も意識せずに抜いていました。
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  1. 2014/04/30(水) 21:25:08|
  2. 柔術 業

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

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無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術 貫汪館の道標へようこそ!

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