無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

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 それぞれの師は私の動きに不満足なときには、それぞれの個性でそれが表に表れていました。
 たとえば、無雙神傳英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生は、私の動きに歪があればその歪のあるところをチラッとみられましたので、口頭で指導を受ける前に正すことが出来ました。澁川一流柔術の師 畝重實先生は僅かに頭を傾げられましたので、そのときには自分自身で修正することが出来ました。大石神影流剣術の師 大石英一先生に教えを受けたときは駄目な箇所をちらりと目で見られますので、それで自分自身を正すことが出来ました。
 もちろんはじめから、そのようなことが出来たわけではなく、最初に稽古を始めた無雙神傳英信流抜刀兵法の指導を受けるときに口頭で直接指導されるまでわからなかったことが、次第に先生の僅かな動きで理解できるようになっていったのです。自分の動きが理解できるようになり、先生の思いがわかるようになってからのことであったと思います。そのような稽古をしていたので、澁川一流柔術や大石神影流剣術の師の僅かな動きが何を意味するのかが理解できました。

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  1. 2013/11/01(金) 21:25:37|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

続け打ち

 大石神影流で「稲妻」「大落」のように続けうちにするとき正面を打つ場合に正しく素振りの稽古をしていないと刃筋が狂うことがありますので注意してください。
 続け打ちをする場合に大石神影流の振りかぶり方が特殊なため、あせってしまうと正面を斬らなければならない場合でも表面(おもてめん)を斬る動きになってしまうことがあります。このような動きを指摘された方は素振りの稽古が不十分ですので、しいかりと一人稽古をしなければなりません。
 また上段に振りかぶったときに左右の拳が正しく位置していないこともあります。自分の構えを確認してください。  

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  1. 2013/11/02(土) 21:25:22|
  2. 剣術 業

月影

 無雙神傳英信流抜刀兵法の太刀打「月影」の仕太刀は無構です。一般に言う構えを解いた状態になります。
 打太刀が上段にとったところへこちらから無構のままに進んでいきますから、何時斬り込まれるかと心と体が緊張してしまいがちですが、あくまでも心と体に身構えることはしません。無であるから打太刀の斬り込みに応じて体が動きます。難しい所なのですがこれができなければ形が求める動きにはなりませんので、稽古を重ねてください。 

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  1. 2013/11/03(日) 21:25:25|
  2. 居合 業

明治神宮奉納演武

 日本古武道振興会の明治神宮での演武会に無雙神傳英信流抜刀兵法と澁川一流柔術で演武してまいりました。前日は雨が降っていましたが当日はなんとか天候は回復し、午後からは芝生の上の状態も良くなってきました。
 演武に先立ち神職によるお祓いが行われますので演武会は奉納演武の形をとっています。これまで何度も述べてきたことですが貫汪館で稽古される方には奉納演武では絶対に守っていただかなくてはならないことがありますので述べておきます。

 神坐に向かって斬り込まないこと

 神坐にお尻を向け演武しないこと

 神様の存在は目に見えませんが、かつて真貫流柔術の新見亀太郎先生が天皇陛下の前で演武をされたとき払った懐剣が相手の手を離れ天皇陛下の方向に落ちた時、新見先生は切腹を覚悟されたというお話があります。置き換えればわかることであろうと思います。
 普段の稽古でも同じで神座にむかって刀を振ることは許されませんので心してください。
 神坐に向かってお尻を向けて演武をするのは観客に自分の技を見せたいという思いからのことでしょうが、論外です。神様に奉納しているのに自己満足のために神様にお尻を向けることは許されることではありません。
 また、明治神宮では会場の配置上演武が終わった後に観客に向かて礼をすると神坐にお尻を向けてしまうことになります。奉納という形をとっている以上、現状では不要なことであると考えています。
 流派によっては独特の考え方もあろうかと思いますが、上記の二点は貫汪館で稽古される方は必ず守らなければなりません。
 かつて厳島神社で日本古武道協会の奉納演武が行われていたとき大東流の近藤先生が厳しく指摘されていたことです。 
  1. 2013/11/04(月) 21:25:40|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

二生

 大石神影流剣術の二生の動きの留意点です。
 仕太刀が打太刀を追い込んだ後、手数の状況としては打太刀が切羽詰まり身動き取れなくなってしまったのでどうしようもなく仕太刀に斬り込みます。まずこの状況を理解してください。仕太刀は相手を切ってはいませんが追い込んでおり完全に優位な状況にあります。したがって心にも体にも緊張するところはありません。が、よくやってしまうのが追い込むことがかえって自分の緊張を作り、心をせかし、打太刀が動いてもないのにこちらから動いてしまう事です。このところは自分の心の稽古だと思い、心を鎮め相手の動きを観なければ理にかなった手数になりません。

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  1. 2013/11/05(火) 21:25:05|
  2. 剣術 業

瀧落

 無雙神傳英信流抜刀兵法の「瀧落」は柔術の心得がなければ難しとお話していますが、これは鐺を掴んだ相手の手を振りほどく時の動きの事を言っています。
 柔術の心得がない方はただ勢いで相手の手を振り解こうとしますが、業を用いなければなりません。相手に自分の右手首か左手首を掴まれ、これを外す時の業を考えてみてください。手首を捕られるか、体の延長としての鞘の鐺を捕られるかという差はありますが、理は同じです。この理を理解するためには自分の左手首を右手で掴み、あるいは右手首を左手で掴み自分自身でこれを外す工夫をしてみてください。理解でき、応用できれば「瀧落」の動きも本物の業になります。
 
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  1. 2013/11/06(水) 21:25:26|
  2. 居合 業

「浮雲」

 「浮雲」は英信流表の中で一番難しいといっても過言ではありませんが、難しいと同時にできるようになれば、これほど楽な形もありません。
 体が「浮」いているので抜付けで脚を「もずらし膝頭を左右へ割り腰を下げ」て抜きつけたときにも両脚には筋力の負担はありません。そのような状態になるためには初動が大切になります。
 相手がこちらの柄頭を抑えに来たとき、こちらはそのままます羽具に左足を出すと同時にかあr打を開き相手をつt見込む状態になりますが、この状態で少しでも脚力を用いてグッと立ち上がってしまうと後に動きはできなくなってしまいます。文字通り「浮」いてしまい両足の足心に重心は落ちその重心はさらに床下におりあたかも雲が浮いているように自分自身が床に浮いていなければなりません。このときには体は一つであり、体の中心線は天と地を通っており、両脚や上半身などすべてに緊張はなく緩んでいなければなりません。
 上達しようと思ったらまず、この時点での自分の体の状態を確認して正し、ある程度満足ができるようにしてください。必ず後の動きは楽になっていきます。
 
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  1. 2013/11/07(木) 21:25:35|
  2. 居合 業

過去を断ち切る

 貫汪館H.Pの各流派の行事のページに出雲大社奉納演武の写真を載せました。ご覧ください。

 何も経験してこなかった人、年少の者を除き、大人になって稽古を始めた方は必ず自分の過去を引きずってしまい、自分の過去の経験から、新しく始めたことを考えがちです。しかし、その過去が本当に理想的な過去であったのかどうかを考えればわかると思いますが、駄目な経験を基にしてもだめなものしか生まれません。
 何も経験してこなかった人や年少の者は自分の過去の経験に基づき新たなことを行うことが出来ぬため、教えられたことをそのままに吸収できるので上達が早いのです。劇団の方の武術の上達が早いのも自分を無にして新たな役に取り組める訓練を積んでいる所にその秘訣があると思います。
 私は無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古を始めたときに、すでに習っていた現代剣道の動きが随分長い間邪魔をした経験を持っています。刀の使い方や足の運び方を現代剣道を基準に考えていたのです。すでに断ち切ったと思った後にでも無意識のうちに現代剣道の動きが影響していることもありました。
 師の梅本三男貫正先生も現代剣道の影響を受けていた部分が合ったようで晩年になられてから私に「現代剣道は忘れねば」と話されたことがあります。「忘れねば」というのは無意識の意識からもということだと思います。
 過去を頼っている方は過去を断ち切ってください。

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  1. 2013/11/08(金) 21:25:37|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

手が下りない

 無理無駄を省くためにはできるだけ最小限度の力しか用いないという感覚を身につける必要があります。その感覚が身についているかどうかを試すために、はじめに「一切力をいれずだらんとしてなされるがままにしてください。」と言い、こちらが相手の手をとり手を上げ下げした後にに突然手を放すのですが、手がそのまま空中に静止している方がおられます。何度か試して、そういうことかと理解されてできるようになられる方もおられます。
 しかし、生真面目な方や所謂堅物の方に多いのですが、こちらが手を上げ下げしているのに、その動きに合わせて自分から動かそうとしたり、手を放したら自分で手を下ろす人がおられます。このような方は形や手数の稽古を始めてもそのままの状態であることが多いので、なかなか上達されません。ご家庭でご家族の方と稽古していただいたり、一人で稽古するのであれば、つり革を持っている手の状態になるようにどこかに指先だけをかけて、指先の力を抜き自然に手が下りてくる稽古をしていただくように言うのですが、性格からくるものか日々稽古されているようにも思えません。この努力をするかしないかが上達に大きく影響します。

 松江のそばやさん八雲庵はもと松江藩剣術指南の家であったそうです。松江には神道流が伝わっていたようです。

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  1. 2013/11/09(土) 21:25:41|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

稽古すべき順番

 古武道の稽古を始めたらまずしなければならないのは基本を身に付けることです。基本とはそれぞれの流派に必要とされる動きを身に付けることです。基本が身についたら次の段階として相手の動きを読んだり相手の心の状態を読んでいく稽古をしていかなければなりません。といっても基本が完全に身につくには相当な時間がかかることですので、相手の動きを読んだり相手の心の状態を読んでいく稽古をしながら基本の稽古をするということになります。
 大石神影流剣術や澁川一流柔術の稽古では早くから相手を付けて稽古し、無雙神傳英信流抜刀兵法でははじめは一人稽古であとから太刀打や詰合の稽古が始まります。
 大石神影流剣術や澁川一流柔術では構えの稽古や素振りの稽古をしたらまた受身の稽古をしたら相手がつきますので、早い時期からあいてに自分の心をとらわれ自分を失ってとにかく間に合わせようとする方が多くなってしまいます。こうしないためには打太刀や受をする者が初心者に必ず駄目なところを注意していかなければなりません。
 一方、無雙神傳英信流抜刀兵法では初めに一人で稽古して基本となる動きの質を高めるはずなのですが、我が強い方は強く振ろう、速く動こうとして基本を身に受けるどころか悪癖を身につけてしまいます。こうなったら、自分中心の動きしかできなくなってしまいますので相手の動きを読んだり相手の心の状態を読んでいく事もできなくなってしまいます。
 またまじめすぎる方は太刀打や詰合の稽古で相手がいるにもかかわらず自分の動きばかり気になってしまい形の稽古が成り立たないこともあります。
 今は何を目的にどういう稽古をしているのかを明確にして稽古しなければあらぬ方向に行ってしまます。

 朝日に照らされた出雲大社御本殿の周りから水蒸気が上がっています。

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  1. 2013/11/10(日) 21:25:58|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

気合

 大石神影流剣術や澁川一流柔術では有声の気合をかけ、無雙神傳英信流抜刀兵法では無声の気合をかけます。
 有声の気合と無声の気合は文字通り声が有るか無いかの違いに過ぎません。いずれも呼吸が基本であり呼吸が正しくできていなければなりません。正しくとは臍下丹田で深い呼吸ができていること、呼吸に乗った動きができていることです。その呼吸に声がのれば有声の気合となります。 有声の気合をただ大きい声を出すことのみと勘違いしてしまうと声を出すことによってかえって重心が上がってしまい体が不安定になります。有声の気合をかけなかったほうが良いということにならぬように心して稽古してください。

日本海です。

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  1. 2013/11/11(月) 21:25:20|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

命にかかわる稽古をしています

 11月23日(土)、大牟田市民体育館で行われる第40回大石武楽先生追善少年親善剣道大会において大石神影流剣術の演武が行われます。

 無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術ともに命にかかわる稽古をしています。若い方は命にかかわる状況の中に入った事がないのでなかなかわかりにくいと思います。今は野良犬もいませんし、いたとしても昔のように狂犬病の恐れがあったり、人に極端な敵意を抱く野良犬もいませんので、ますますそのような経験をすることができなくなっています。
 年齢を重ねた方はそれなりに経験をしていますので、刃物で襲い掛かられる経験はないにしても命の危険を感じたことが1度や2度はあるはずです。武術とはそのようなときに役立てるべきものです。自動車が突っ込んできたとしたら一瞬で状況判断をして家族を守りながらこれをかわしたり、街で何かわからぬ事態が起こったらすぐに安全な方向へ退避させたりできねばなりません。
 稽古を通じてこのような感覚を養っていかねばなりません。稽古は安全な方法をとっていますが常に命にかかわる稽古をしているのだという覚悟がなければ役に立つようにはなりません。

同じく日本海です。

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  1. 2013/11/12(火) 21:25:06|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

手首を制す

 澁川一流柔術の稽古は素手と素手で行う形であっても多くは相手が刃物を持ったことを前提としています。 
 したがって相手の手首をとる場合には相手の手首の働きを殺すとり方をしなければなりません。手首が死んでいなければいくら手首の近くを取ったとしても相手は刃物を扱うことができ、かえってこちらの手首を切られてしまいます。肚殻伝わる力を用い、自分の腕の重さを用い確実に相手の手首を殺す稽古を行ってください。

 次回の横浜講習会は1月20日(日)に行います。午前は無雙神傳英信流抜刀兵法、午後は大石神影流剣術の予定です。詳細が決まりましたら御連絡いたします。
 
日御碕の写真を続けて載せます。
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  1. 2013/11/13(水) 21:25:51|
  2. 柔術 業

抜き付け

 抜きつけは体を開くことによって自然に刀が走り相手に切り込みますが、難しいのは少しでも腕や肩を使ってしまうと外見が似ていても刀の重さを感じてしまい最終地点でガツンと腕や肩に負担がかかり、また、負担がかからぬようにと考えてしまうと刀に威力がなかったりします。
 臍下丹田を中心に刀をつかい体を開いているつもりでも僅かに動きが狂ってしまうと、その後の動きは修正することはできません。動きが狂いやすいところを二つ述べると以下のようになります。

抜き付けで体を開き半身にしているつもりであっても抜きたいという思いが右肩に現れ右肩が少しでも前にずれると右肩から先の動きは体の開きには連動しなくなります。経験が長い方でもこの状態になることがあり、また肩の筋力が強い人もこの状態になることがあります。肩は座したときの緊張が無い状態から抜き付けの最終地点まで緊張が生まれてはいけません。

初心者の方に多いのが、柄を握るなといっても不安に覚えてしまい柄を親指以外の指で上から握る、または深くかけることです。こうなったら右肩から先は完全に体から離れてしまいます。

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  1. 2013/11/14(木) 21:25:46|
  2. 居合 業

小手切り

 大石神影流の手数には小手を斬る動きも多くあります。大石神影流の稽古には比較的長い木刀を用いますので柄の長さも長くなります。また附けの構えでは左手は柄頭にかかりますので左右の手の開きがあります。また小手は小さな動きで斬ることしかしません。
 そのため自分の両手を梃子のように用いて相手の手首に当てるという間違った動きをされる方がおられますので正しておきます。両手の間隔は離れていても臍下からつながっているものであり臍下の流れは肩甲骨の下部を通って二つに分かれますが、柄から先はまた一つになるものです。したがって両手は共同して同じ動きをするものであり、ばらばらに動くものではありません。
 また、小手を切るのに小さな動きだからといって、たんに小手の表面に物打ちを位置させようとする動きをされる事あありますが、これでは斬ることができません。動きが小さくなっているだけで斬るという動きをしなければなりません。

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  1. 2013/11/15(金) 21:25:34|
  2. 剣術 業

「浮雲」「山下風」

 「浮雲」「山下風」の抜付けは「初発刀」の抜付けのように相手を切る動きではありませんのではっきりとき別して稽古しなければなりません。その違いは相手との距離の違いによります。「浮雲」「山下風」は相手との距離が近いので物打で斬ることはできないので右手は伸びずコンパクトなままで物打よりも鍔寄りの位置で刀を相手に食い込ませます。したがって刀が床近くまで下りることはありません。
 この動きを植田平太郎先生は簡単に「手の胸元へ斜に(切先き上りに手元下りに)抜つけ」と記されていますが、状況が異なるため、抜付けの動きも異なっているのだという事をよく理解して稽古してください。

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  1. 2013/11/16(土) 21:25:41|
  2. 居合 業

久留米での稽古

 今回の稽古は場所がなく久留米市武道館の小道場でした。大道場では剣道をされていますので、その声がロフトのような小道場に響き稽古をするにはよい環境ではありませんでした。宗教でも静寂な環境に修行の場があるのも騒がしい場所では初心の者の心が落ち着かず修行にならないためだと思います。
 さて、遠隔の地ですので月に1度程度しか指導はできませんが、集中して長時間指導をしますので個々人に指導する稽古時間を考えれば広島の本部道場での各人への指導時間と変わらないほど指導をしています。それでもなお差があるとすれば指導の感覚が開いてしまう事です。そのためせっかく指導してある程度会得していただいても、次の指導に行くと全く異なった方向へ稽古されていることがあります。それが上達を阻害する原因なのですが上達のためには以下の点に気をつけなくてはなりません。 
 

 稽古に自分の考えを入れない。・・・指導を受けたとおりに稽古してください。この方がよいだろうと考えて稽古しても異った方向に行き取り返しがつかない状態になります。

 指導されたことを次の指導までに会得するように徹底的に稽古する。・・・自分でできたと思うのではなく要求されたレベルがどこにあるのかを忘れずに稽古することが大切です。

 不必要な事をしない。・・・今求められていもしないのに、上級者があのようにしているからといって、そえを真似しようとしてもそれは猿まねにすぎません。そのレベルに至ってないのですから業になるはずもないのです。それどころか、ますます遠ざかるだけになってしまいます。

 初心者の方は特に、何を求められているのかを明確にして稽古しなければなりません。自分の武道に対する思いが、力強いであるとか、速いであるとか迫力があるとかであっても、それは求められていtることではありません。上級者がそのような状態に至っているとしても、著臆説的にそのような事を求めて稽古してはいません。しどぷを受けたことに忠実に稽古を重ねることによって、自然にそうなっていたものなのです。ここをはき違えてしまうと永遠に自己流で終わってしまいます。 


 明治神宮の奉納演武に向かったとき、空から撮った写真です。
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12月1日(日)に貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html
  1. 2013/11/17(日) 21:25:32|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

横浜講習会感想 1

 9月に行いました横浜支部での講習会に参加していただいた劇団夢現舎の方から講習会の感想文が届いていますので数日に分けて紹介します。10月にはいただいていたのですが載せるのが遅くなってしまいました
 劇団夢現舎は「1995年4月、「ロンドンを始め海外で公演を行うこと」を旗印に結成された。しかし、結成後は国内公演さえ一切行わず世界に通用する劇団となるべく、演出家・小竹林早雲の演技指導のもと、5年半の年月をかけ毎晩深夜まで及ぶ基礎修練を積み重ねた。その上で2000年11月の旗揚げ公演」した劇団で本格的な演劇人を養成しておられます。劇団夢現舎のホームページはこちらです。http://mugensha.jimdo.com/
 夢現舎の俳優の方たちが始めて稽古する形であっても、物まねではなく習得されるのは自分を無にする稽古を積んでこられているからだと思います。物真似は特徴的なところ(多くはだめなところ)を表面的になぞりますが、夢現舎の方は本質をとろうとされるので習得が早いのです。


 先日は有難うございました。力で振らずに脱力を意識する。身体の中心を意識する、等芝居にも通じるところを沢山感じた貴重な時間でした。
 特に身体の力みは常日頃言われ続けていたことなので、教えて頂いたことを活かせればと考えています。
 本当に有難うございました。 

 次回の横浜講習会は1月20日(日)に行います。午前は無雙神傳英信流抜刀兵法、午後は大石神影流剣術の予定です。どなたでも参加いただけます。詳細が決まりましたらご連絡いたします。

12月1日(日)に廿日市市大野体育館武道場で貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html


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  1. 2013/11/18(月) 21:25:23|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

横浜講習会感想 2

 引き続き劇団夢現舎の方から講習会の感想文を載せます。

 先日の講習、大変お世話になりました。有難うございました。
 夏の終わりのあざみ野の体育館は暑すぎもせず、開放感があり心地の良い場所でした。都会の喧騒から離れ、稽古に専念する叓ができました。
 木刀で相手の刀を一瞬でいなすあの動き、あれは正に芝居に通じるものがあると思いました。相手の体を崩すだけでなく、相手の存在というか心まで動かし、劇的に立場が変わる。非常に興味深かったです。
 最近は日常からとにかく余計な力を抜くことを心がけています。今までも気をつけていたつもりでしたが、改めて気をつけるとあらゆる場面で力が入っていました。食器を洗うとき、パソコンを触っているとき、ただ電車の席に座っているとき...肩に脚にとにかく力が入ってしまいます。知らずに奥歯をギッと噛んでいました。
 こういった余計な力を抜き、心の余計な力を抜けば少しは抜刀(いあい)ができるようになるのでは...と勝手に思っております。
 また近い内にお会いしたいと思っております。
 本当に有難うございました。

 次回の横浜講習会は1月20日(日)に行います。午前は無雙神傳英信流抜刀兵法、午後は大石神影流剣術の予定です。どなたでも参加いただける講習会ですのでお気軽にご参加ください。詳細が決まりましたらご連絡いたします。

 12月1日(日)に廿日市市大野体育館武道場で貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html


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  1. 2013/11/19(火) 21:25:44|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

横浜講習会感想 3

 劇団夢現舎の方から講習会の感想文です。

 一雨ごとに秋も深まるような、さわやかな日が続いておりますね。いかがお過ごしでしょうか?
 先日の横浜での講習会でお世話になりました○○○○です。目が怖かった者です。
 道着や木刀など、居合や剣術を想像しやすい環境を用意していただいたおかげで、大変有意義な時間をすごせました。いろいろなご配慮を有難うございました。
 大石神影流剣術は、普段私たちが劇団で行っている魅せる剣術とはチガイ、正対せずに45度の腰の位置というのがまず新鮮でした。その位置で立つと、いつも硬いと言われている肩の力が下に落とせる様で、実際にはまだまだ力んでいますが大事なヒントをたくさんいただけました。また、柔らかく立っていらした皆様ですが、お手本の場になると雰囲気がガラリと変わるのが素敵でした。
 観客としてみさせていただこうとしていたのですが、舞台に引き摺り込まれるような気迫があり、次は自分が戦わなければと...何か色々な意味で震える場面でした。暑さの残る、小学校の体育館で、不思議な体験をしてきたかのように、別世界でした。
 こんな事を云うのは失礼だとは思いますが、感想として・・・一日で自分がすごく強くなったような気がいたしました!お恥ずかしいですが。
 本当に楽しい空間を、そして貴重な剣術、居合を教えてくださいまして、有難うございました。
 また、教わりたいので、お時間がありましたら、機会を作らせてください。では、どんどん寒くなるでしょうから、くれぐれもご自愛ください。


 次回の横浜講習会は1月20日(日)に行います。午前は無雙神傳英信流抜刀兵法、午後は大石神影流剣術の予定です。一般の形を対象にしたどなたでもご参加いただける講習会です。詳細が決まりましたらご連絡いたします。

 12月1日(日)に廿日市市大野体育館武道場で貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html



横浜市金沢区の金沢八景にある伊藤博文の別邸の写真を載せていきます。
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  1. 2013/11/20(水) 21:25:10|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

横浜講習会感想 4

 劇団夢現舎の形の感想文の最後の一枚です。

 先日は大変お世話になりました。
 あたふたして終わってしまうだろうな、と思っていましたが先生の落ち着いたどっしりした空気につられて、あたふたすることもなく、スッと体内にしみるような落ち着き方ができていました。道着もおかりして初めて着ました。あんなに気持ちが引き締まるものなんだと不思議に思いました。 
 職人や達人、本物の形は感覚的な事を極めているので、その感覚を言葉で截目するのはとても困難と伺った事があります。ですが、未経験で鞭で不器用なそんな私にも落ち着いてわかるように細かく細かく噛み砕いて教えてくださり、本当に有難うございました。
 また教えていただける機会があればぜひ宜しく御願い致します。


 劇団夢現舎の俳優の皆さんは11月3日の明治神宮の奉納演武も見に来てくださいました。実技だけでなく精神的にも素晴らしい方々です。東京で演劇を志されるのであれば夢現舎をお勧めいたします。

 次回の横浜での講習会は1月19日(日)です。前回同様、一般の方を対象として大石神影流剣術と、無雙神傳英信流抜刀兵法の講習を行います。どなたでもご参加いただけますので興味のある方は御予定ください。

 12月1日(日)に廿日市市大野体育館武道場で貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html


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  1. 2013/11/21(木) 21:25:21|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

受身

 澁川一流柔術には投げられて背中を床に着いたら負けという発想はありません。むしろ相手に投げられてそのダメージを和らげる受身をすれば自ら床に背をつけなければならない場合も多くあります。
 初心者の方で受身に恐怖感を覚える方は相手のなすがままに投げられようとする方が多いのですが、どのように投げられるかわからないので恐怖を感じます。
 上達すると裏(返し業)の稽古をしますが、我師 畝茂實先生によれば「半分業にかかって、その相手の力を用いて業を掛ける」もので相手の業がかかりかけたときには自ら受身をしてそのまま業を返していきます。背中が床につけば負けという前提であれば出来ないことなのですが、そのような発想はありません。初心者のうちから相手の業がかかりかけたら自ら受身をするという稽古が後の業につながります。


 12月1日(日)に廿日市市大野体育館武道場で貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html



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  1. 2013/11/22(金) 21:25:37|
  2. 柔術 業

左右の手の位置

 初心の内は斬撃の際に、柄に接する左右の手の微妙な位置が刀と自分を一体にするかどうかを決めてしまうことがありますので、工夫してみてください。数ミリ単位で手の内の位置を調整することによって感覚がまったく異なってきますが、これは一振りずつ異なる真剣の場合だけでなく、居合刀(模造刀)にもあてはまります。居合刀(模造刀)は全て規格品の同一なものと思いがちですが、刀身の素材の各金属の微妙な比率や手作業による鍍金の状態によって一振りずつ異なっています。
 また真剣の場合柄を作り直した場合や、柄糸を巻きなおした場合にも異なってきます。
 少しずつ手の内をずらしてみながら最適な位置を探してください。

 12月1日(日)に廿日市市大野体育館武道場で貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html



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  1. 2013/11/23(土) 21:25:00|
  2. 居合 業

大石神影流演武

 12月1日(日)に廿日市市大野体育館武道場で貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html

 23日(土)第40回大石武楽先生追善少年親善剣道大会で大石神影流の演武をしてまいりました。今回の打太刀は大先輩の樽見先生で、大石先生は検証をされました。
 いつもお話していることですが形(大石神影流では手数)を行うに当たってはきめられた手順を見事に行うとすればそれは単なる踊りにすぎなくなってしまい、武術の上達どころか下達を招いてしまいます。きめられた手順はあっても、その手順通りにという事ではなく、どのように斬り込まれても対応できる心と体が必要です。これは二人で行う形だけではなく一人で来なう素抜き抜刀術においても同じで、きめられた手順はあっても常にニュートラルでどのような事態にも応じられる心と体をしていなければ武術の形ということはできません。
 さて、剣道の大会ですが接待をされる保護者の方の対応が素晴らしく毎年感心させられています。こちらが何かしようとする前にさりげなく準備されているのです。つまり、こちらの動きを読まれて接待されているという事なのです。なかなかできる事ではありません。これは私たちが最も見習わなければならないことですので述べておきます。
 演武の最中は私は周囲を見る余裕はありませんが、演武後、先生のお嬢様が子供たちも集中してみていたとお話しされていましたので大牟田では剣道をする子供たちへの教育も行き届いているのだと思います。これも、私たちの道場の子供たちに見習わせなければならない事です。
 プログラムは手作りで製本テープで製本してあり暖かな剣道大会でした。
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  1. 2013/11/24(日) 21:25:33|
  2. 未分類

筑波大学における指導

 貧乏暇なしとはまさに私の事を言っているようなもので、教えれば教えるだけ手元からとんでていくのですが、それを何とかしようと皆さんが動いてくださり貫汪館の組織化を図っていただき、各支部を設立し、昇段審査を実施し、横浜では講習会を開催することができ、さらには出雲大社で奉納演武を行うことまでできました。
 そして今度は筑波大学で古武道を教える機会を与えていただきました。動きはじめれば物事は動くもので私自身がその動きに置いていかれないように努めなければならなくなってきました。
 さて、今回の筑波大学での指導ですが、実技指導を如何にすべきかいまだに細案がまとまっていません。講習会に来られる方と異なり、全くの初心者もおられることが予想され、また現代武道や古武道の経験者がおられることも予想されます。全く予想できないのです。
 実技指導の前に行う簡単な座学は以前第3回日本武道学会中四国支部会で行った、シンポジウム  『中学校武道必修化にあたり、武道の何を学ぶか』○古武道指導の立場からhttp://chushibudo.jimdo.com/  が役に立ちますが不特定多数に対する実技の指導は見当もつきません。指導するのは大石神影流剣術で、その理由は無雙神傳英信流抜刀兵法であれば居合刀が必要なので困難、澁川一流柔術は可能ですが受け身が全くできない方がいれば重大な事故につながる可能性もある。剱術であれば木刀があれば指導が可能ですし、ゆっくり行えば怪我の可能性は少なくなるという事です。また比較文化学類の先生の「留学生にとっては日本の古武道といったら剣術をイメージするだろう」というご意見も御伺いしました。
 大石神影流の指導は定石通りに初心者の方に行っていただく試合口5本をとも思ったのですが、それではあまりに基本過ぎて剣術らしくありません。構えと素振りの稽古を簡単にしていただいたら状況を持て試合口をさらっと流し陽之表から数本をとも考えています。
 土日に動かねばならないことがあったり、今回のように平日の稽古日にも道場に不在をすることがありますが、貫汪館の皆さんは稽古を怠らず上達を目指してください。
 

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 12月1日(日)に廿日市市大野体育館武道場で貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html



 横浜市金沢区にある称名寺の写真です。鎌倉時代にはこの近くに金沢文庫が設けられ、北条氏滅亡後は金沢文庫の蔵書は称名寺に保管されたという事です。雨が降っていました。
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  1. 2013/11/25(月) 21:25:22|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

和装・洋装

 下の2枚の絵は高島秋帆が徳丸ケ原において幕閣の前で初めて高島流砲術(西洋砲術)の演練を行った時の絵です。この頃の衣装は幕末のように服装は洋装にはなっておらず、和装を少し改良したものでした。そして日本の銃剣術の始まりは実にこの時にあります。着剱させて突撃の隊形をとらせたといいます。それ以後銃剣術は西洋の教本の翻訳によって暫くの間、西洋砲術とともに演練されました。そして、この時、銃剣道に用いられる号令も考えられたのです。(現在の銃剣道の号令は歴史の研究不足から、旧軍隊を思わせるという事で改変され、幕末の趣は消されてしまいました。)
 戊辰戦争が近くなり幕府陸軍にフランス人教官が来てからはフランス人の教官によって直接指導がなされたという事です。また、それより以前には幕府海軍の阿蘭陀人教官によって海兵のための銃剣術が指導されていたという事ですが、幕府陸軍、海軍での銃剣術の指導の実態は詳しくわかっておらず、これから解明していかねばならない事です。
 さて、銃剣道は、銃剣道連盟の努力不足で明治陸軍によってはじめられた武道とは言えない戦闘術にすぎないといったイメージが一般にありますが、武道であるという事を強調するためには、銃剣道の歴史は幕末に日本を西洋列強から守るために西洋からとりいれたものだという事を強調する必要があると思います。
 私は自衛隊では格技服と呼ばれた明治時代に元がある体操服のようなもので銃剣道の稽古をさせられていましたが、本来日本における銃剣道の起源は下の絵に見るように和装でした。銃剣道連盟の研究不足と広報活動の遅れが銃剣道に対する偏った見方しか作り出していないように思います。
 さて、我々の活動はどうでしょうか。私たちにとって、流派武道は江戸時代から続くもので、柔道や剣道、現代居合道とは異なるものという事はあまりにも常識でありすぎるのですが、一般の方にとっては知られざる事実ではないかと思います。流派の存続を図るためには古武道といえどもいかに広報活動をするかが課題です。


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 12月1日(日)に廿日市市大野体育館武道場で貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html


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  1. 2013/11/26(火) 21:25:43|
  2. 武道史

浮雲(初心者の方のために)

 無雙神傳英信流では業の習得を(形の手順を追う事ではなく)比較的短期間で行いますので、稽古量がある人であれば稽古を始めて1年以内に英信流表まで焼く20本を習得していただきます。そのため難易度の高い英信流表の「浮雲」まで一気に進む場合があります。
 「浮雲」は文字通り体そのものが雲のように軽くならなくてはなりません。そのための基礎はすでに養っていますので、どのような形のどの部分が基礎となっているのかを述べます。
 大森流「順刀」で立ち上がるときには下肢の力を用いて立ち上がっていません。「逆刀」で半歩踏み出し相手に柄頭を向ける動きも同様で体が軽く浮いています。「勢中刀」で右に向き柄頭を相手に向けるときも同様で体が軽くなっていなければなりません。英信流表の「稲妻」で腰が浮くのは体が軽くなっているからです。
 上記の動きをよくよく考えれば「浮雲」習得が困難ではなくなります。

 12月1日(日)に廿日市市大野体育館武道場で貫汪館居合講習会を開きます。講習内容は無雙神傳英信流抜刀兵法「太刀打」「詰合」、大石神影流剣術「試合口5本」です。一般の方にも参加していただける講習会ですので、古武道に興味がある女性の方やシニアの方、他流派の方などどなたでもご参加ください。http://kanoukan.web.fc2.com/new/index.html


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  1. 2013/11/27(水) 21:25:35|
  2. 居合 業

上達のために 1

 貫汪館で上達するためには行わなければならないことと、行ってはならないことがあります。
 まず始めに行わなければならないことですが、上達のためには週に1回は道場に出て稽古することです。各自自分自身で行う一人稽古は自宅で行っていますが、週に一度は道場に出て稽古し自分自身の動きを確認してもらう、あるいは自分自身で確認することが必要です。
 地方にいてなかなか稽古を確認してもらう機会がもてない場合は、映像をとって自分の動きと上達している人との動きを比較する努力を怠ってはなりません。自分の動きと上達したものの動きを比較できなければ、真っ暗闇で目標に向かって歩けという不可能なことをしなくてはいけませんので、いくら稽古を重ねてもその稽古は無駄になってしまいます。

  1. 2013/11/28(木) 21:25:06|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

上達のために 2

 上達のためには絶対に外形を追いかけてはいけません。師や兄弟子の動きが如何に速く力強く見えようとも本人は速くとか力強くと思って動いているわけではありません。稽古の成果が業となってそのようになっているだけです。
 合目的的に繊細で無理無駄のない稽古を積み重ねた結果としてそのようになっているのであり、上達した本人からすれば楽になったとか動きがすっきりしてきたという感覚しかありません。

  1. 2013/11/29(金) 21:25:55|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

上達のために 3

 初心者の方が上達しようとしたら、自分の考えを一切さしはさまず、何が正しくて何がいけないのかを理解するところから始めなりません。
 業が身につくというのは自分が今まで経験していない理解できていないことをゼロから身につけていくことですので、何が正しいのかを理解できていないうちに動いてしまえば、正しいことが身につかないのは当然の事なのです。
 初心の形には必ず見取り稽古をしていただきますが、見取り稽古で大切なことは居合や剣術であれば刀の動きを見ずに体がどのように動いているのかを観ることです。刀の動きを見てしまえば本質は理解できません。柔術であっても、相手がどのようにとんでいったか、どのように極められているのかを見るのではなく、業を掛けるものがどのように動いているのかを観ることです。なかなか上達されない方は上級者の外形のみを見て本質を観ておられません。
  1. 2013/11/30(土) 21:25:34|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術 貫汪館の道標へようこそ!

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