無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

組織化の問題点 

 もともと免許皆伝を得たら師匠から独立して道場を持ち独自に活動していた流派武術が組織化して運営されるようになると大きな問題が起きてきます。
 江戸時代には同じ流派であっても道場が異なれば、それぞれの個性がありました。しかし組織として運営されるようになると組織としての統一された動きが求められるようになり個性は失われてしまいます。そしてたいていは悪しき方へと流れてきます。それは組織の上の者に素人や初心者に良く見せたいという思いが働くからです。素人や初心者に武術の業を見る目はないため、いかにも勇ましく体に力が入り、いかにも強そうな速そうな動きに憧れます。無理無駄なくを求めては初心者や素人にすごいと思わせることができず、実際には自分よりも業が劣っているものが初心者や素人に感動されているのを見ると、だれでも無意識に内にそのような動きを求めてしまし、やがてそれがスタンダードになってしまいます。
 無雙神傳英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生はあるとき今は亡き四国の大家を評してこのように話されたことがあります。「あれは若い頃は良い業を持っていたのに早くから宗家などともてはやされてしまったために見せる技をし始め、結局駄目になってしまった。」と。
 ある流派では師は宗家などとは名乗られたこともないのに座法すら知らない者が宗家と自称して宗家の名のもとに組織を作り弟子にめちゃくちゃな技を教えているという事も聞きますが、組織を作りその頂点に君臨するために初心者や素人に認められるような技ともいえない技を教えてしまいかねないのが組織化の問題点です。

 11月4日(日)に倭式騎馬会によって埼玉県の嵐山町において行われる「嵐山流鏑馬」のプログラムです。お時間がある方はお出かけください。日本で唯一、日本原産馬で行われる流鏑馬で、甲冑着用での流鏑馬も行われます。小さな画像をクリックしていただくと大きくなります。
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  貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

 11月10日/11日(土曜・日曜)場所 : 阿蘇西原村 文化創造館「風流・かざる」にて
 大石馨先生主催の 「Kundalini Yoga Workshop in ASO」 が行われます。詳しくは下記のページをご覧ください。
Kundalini Yoga Workshop in ASO(←クリックしてください)


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/01(木) 21:42:17|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

組織化の問題点 2

 強固な組織化の欠点は、だめな指導者が上に立った場合に組織に所属している者全てがだめな動きを強要されてしまうことにあります。これはよい指導者が上に立つ場合には起こらないのですが、人の上に立ちたい者が上に立ちたいという一念で上に立った場合、全てを思い通りにしたいために自分のだめな技を押し付けてしまうのです。
 ある居合の組織では抜きつけて上段に振りかぶったら、力強く斬撃できるからという理由で振りかぶったところから更にもう一度上に腕を上げて斬撃するようになったそうです。それを基準にして昇段試験をするのですから全員がそのような動きをしなければならなくなったそうです。
 よく師があれでは据え物切りだと言われていたような動きだそうですが、相手が実在しない素抜き抜刀術であれば相手に切り返されることはありませんが、最初の抜付けが不十分だった場合にそのような間の抜けた動きをしていたら逆にきられてしまうのはだれでも分かることでしょう。
 だれも意見をいえないような組織はそのような状態になってしまいます。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

  貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

 11月10日/11日(土曜・日曜)場所 : 阿蘇西原村 文化創造館「風流・かざる」にて
 大石馨先生主催の 「Kundalini Yoga Workshop in ASO」 が行われます。詳しくは下記のページをご覧ください。
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 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/02(金) 21:25:08|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

上手になるためには

 上手になるためには下手にならなければなりません。上手く見せようと思い、また自分自身がある程度できると自己満足するために外形を作り、その形に満足してしまうが故に真の上達はありません。
 体の力みをなくし緊張をなくすことが初歩の稽古ですので、今まで緊張の中で姿勢を作り、作った姿勢を良しとしてきた人にとっては、力みをなくし緊張をなくしたら、いかにも自分が弱々しく感じられ、またそこから始まるのですから動いてもそれは有効な技とはならないために自分が稽古を始める前よりも弱くなり、また下手であるように感じるでしょう。しかし、その段階を経ることなしに業が身につくことはありませんし、たとへ本人が上手になったと思ってもそれは上手に真似ているだけの事にすぎず、業とは言えない何の役にも立たぬ武術踊りにすいません。
 自尊心が強く、社会的な地位もある人にとっては難しい稽古であるかもしれませんが、通らなくてはならぬ道です。
 

 貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。今回の講習会では主に奥居合の立業を中心に稽古します。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

 11月10日/11日(土曜・日曜)場所 : 阿蘇西原村 文化創造館「風流・かざる」にて
 大石馨先生主催の 「Kundalini Yoga Workshop in ASO」 が行われます。詳しくは下記のページをご覧ください。
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 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/03(土) 21:25:07|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

大小詰

 業が進んできた方にはその日の稽古の終わりに大小詰の最初の二本を必ず稽古してもらうようにしていますが、その効果は素抜き抜刀術に現れてくるようです。
 素抜き抜刀術の稽古方法としての長所は自分の動きを追求できることにありますが同時に欠点として独りよがりの相手には通じない動きをして満足してしまう可能性があります。
 しかし大小詰の稽古では必ず相手がおり、また力を用いないことを稽古の絶対条件にしていますので、最初の内は腕力を用いなければ相手を動かすこともできないと考えてしまうものの、工夫を重ねていけば下半身の緩みと力み緊張の無さが有効に働くということが体感として理解できるようになります。その体感が素抜き抜刀術においても感覚として残り、下半身を緩ませたまま刀を用いても心もとなさを感じなくなくなるという大きな利点になってきます。そのために大小詰を毎回稽古することによって稽古している方の素抜き抜刀術の動きが明らかに良い方へ変化しています。
 引き続き大小詰の工夫を重ねていただきたいと思います。


 貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。今回の講習会では主に奥居合の立業を中心に稽古します。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

 11月10日/11日(土曜・日曜)場所 : 阿蘇西原村 文化創造館「風流・かざる」にて
 大石馨先生主催の 「Kundalini Yoga Workshop in ASO」 が行われます。詳しくは下記のページをご覧ください。
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 次の貫汪館居合講習会は11月18日(日)です。奥居合を稽古する予定です。詳細が決まりましたら貫汪館H.Pでご連絡いたします。


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/04(日) 21:25:26|
  2. 居合 業

演武会で心掛けるべきこと(奉納演武の場合)

 先日明治神宮で行なわれた演武会に参加してきました。この演武会は日本古武道振興会によって開催されるもので正式には「明治神宮 日本古武道大会」といい奉納演武とは銘打っていません。しかし、演武前の開会式で神官によるお払いが行なわれ、本殿を遥拝しますので奉納演武と考えるべき演武会だと思います。
 さて、このような奉納においていくつか注意しなければならない事がありますので述べておきます。


 奉納演武としての演武會では本殿がどこにあるのかを頭に入れておかねばなりません。奉納演武といっても観客が多くおられる事が多いのですが、観客に気を使うあまり本殿の方向にお尻を向けて演武したり、本殿に斬り付ける様な演武の向きは避けなければなりません。

 他流の方が演武の始に本殿に向かって神拝をされるときは、演武の場所が高い位置にある場合は別として(それでも、神拝の時には姿勢を低くするなどの配慮が必要かと思います。)、本殿と礼をされている方の間に自分が位置する事がないようにしなければ失礼になってしまいます。



 貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。今回の講習会では主に奥居合の立業を中心に稽古します。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

 11月10日/11日(土曜・日曜)場所 : 阿蘇西原村 文化創造館「風流・かざる」にて
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  1. 2012/11/06(火) 21:25:06|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

演武会で心掛けるべきこと(一般的に)

 昨日は奉納演武の場合に心掛けるべきことを述べましたが、今日は一般的なことについて述べます。


 演武会の場合、自分の出番が来る前に、演武する形の確認をしようとし、また動きに不安を覚えて事前に演武する形を復習しようとする場合があります。無雙神傳英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生は居合に関しては、「居合は何時如何なる場合にも抜けなければならないので余程の初心者は別として演武の前に稽古ということはするものではない。」と教えられましたので、基本的にはそのように考えていただいてよいと思います。
 ただし、柔術や太刀打ちなどで、遠方に居住し普段形を合わせる事がなく、演武会の前になって久々に会う場合もあるかと思います。どうしても、しかたなく事前に一度、形をあわせようとする時、十分に場所を考えてください。場所を考えずに木刀や真剣を振回せば、周囲の方を傷つけることもあり、また迷惑を掛ける場合もあります。

 他流派の方が演武されている場合、当然のことですが声高に話してはなりませんし、高笑いも禁物です。演武の邪魔になりますし、場合によっては嘲笑したとの誤解も受けかねません。

 自分が演武する形によっては、刀や木刀、六尺棒など長いものを用いる場合もあるかと思います。演武会場は込み合いますので、それらのものが他の人の邪魔にならないように十分に注意して持ち歩かなければなりません。長いものは当然ですが横にして持ち歩けば周りの方の邪魔になりますし、先端が細いものなどは危険でもあります。、また横に置く場合なども通路等をよく考えた上で置かなければなりません。


 貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。今回の講習会では主に奥居合の立業を中心に稽古します。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

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  1. 2012/11/07(水) 21:25:38|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

気をつけなければならないこと

 一般的に演武以外でも気をつけておかねばならないことを記しておきます。私たちにとっては常識的なことでも、若い方にとっては教えられていなければ分からないことですから。

 明治神宮の演武での更衣は至誠館道場ですが、このような場所の場合には必ず上座・下座の別があります。その位置をわきまえて行使しなければ成りません。神棚の下で着替えるということなどはあってはならない事です。また狭い更衣室などではお互いに譲り合って着替えなければなりませんが、着替えるものを広げることなく手早く着替えなければなりません。もし他の方と衣類が重なってしまった場合などは、一言詫びを言うのが礼儀でしょう。

 稽古道具を乱雑に扱っては稽古そのものが乱雑になってしまいますので、道具は大切に扱わなければなりません。たとえば木刀を手にしたときに、それを杖のようにして切先を地面につけるようなことはするべきではなく、また稽古道具を床に置く時にも、大きな音が立つように乱雑に置くべきでもありません。

 道場の出入りでは、先に入ろうとされる方や先に出ようとされる方がおられないかを確認して、おられる場合には待たなければなりません。これは更衣室などへの出入りでも同じことです。
 また自分より上位の方が出入りしようとされているときは、少しくらい自分が早くても先をお譲りする心がなければなりません。

 道場内では稽古の動きの場合を除き、走るべきではありません。余裕を持って行動するのが正しい姿で、余裕がないために走らなければならなくなる事態は極力避けるべきです。



 貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。今回の講習会では主に奥居合の立業を中心に稽古します。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

 11月10日/11日(土曜・日曜)場所 : 阿蘇西原村 文化創造館「風流・かざる」にて
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 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/08(木) 21:25:38|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

どの道も同じ

 いつもお世話になっている上田祐定刀匠の10月22日のブログに「極意」というタイトルで以下のように記されていました。どの道も同じです。
 
「前略・・・一番悪いのは毎日帳面を控え予習復習が出来ていない。そこに合格した弟子との差が有る。努力と工夫する事が刀鍛冶になる極意である。親方に 指摘された事は毎日控えなければ技術も上達しない。親方に指摘された事を真剣に受け止めているや否かである。・・・後略」

上達は努力と工夫にかかっていうと思います。同じような事を毎回指導されているのは、何とか自分のものにしようという努力と工夫が足りないのだと考えてください。下手な努力をしても何も身につきません。努力と工夫は上達に不可欠です。

 貫汪館HPの無雙神傳英信流と澁川一流の行事のページに明治神宮での演武の写真を載せました。ご覧ください。

 貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。今回の講習会では主に奥居合の立業を中心に稽古します。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

 11月10日/11日(土曜・日曜)場所 : 阿蘇西原村 文化創造館「風流・かざる」にて
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Kundalini Yoga Workshop in ASO(←クリックしてください)


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/09(金) 21:25:40|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

肩書

 「武道の段位が上がるほど人間性が駄目になってしまう。」という意味の発言を本武道学会でアレック・ベネットが話したのはもう何年も前になりますが、その時には改めて現実を目の前に突き付けられたようで重いものがありました。
 確かに現代武道でも高段位の方がすべて人格者かというとそうでもないような現実がありますし、八段をお金で買ったという話はよく聞くことです。
 古武道の流派に至ってはもっとひどいのではないかと思える現実があり「宗家などはお金で買えると。」話していた方もいたと聞きますし、流派の代表の座をお金で譲り渡すという話を聞いたこともあります。
 流派にもよりますが江戸時代には多くの流派が真面目に稽古を続けて能力がある者には二十歳代で免許皆伝を授け、遅くても三十歳前半には免許皆伝を授かっていました。多くの流派にはその先の肩書がないのですから、それ以上肩書きで威張るという事はなく、あとは実力次第です。現代武道も二十歳代の五段で御終いにし、それ以上の段位は無しにしたら肩書きで威張る人はいなくなるでしょうが、組織としてはそれでは大きな組織を運営できないのかもしれません。
 古武道の世界では流祖以来の正当な宗家の肩書は別格として(宗家という呼び方が江戸時代にあったかどうかは別として)、数代前には宗家と称してもいなかったのに最近宗家を称し始めたところもあり、いかがなものかと考えさせられます。そのような流派で、どんなに立派な事を掲げても、人間形成などできるものだろうかと。宗家ではなくても大師範などという肩書もあるようで、ただの師範では威張るのに物足りないのだろうなと思います。大師範と自称する神経の持ち主が武道によって人格形成をなしたものであるかどうかは考えてみればわかる事です。組織の長であれば会長や代表で十分です。大師範とは他者が呼ぶならわかりますが自称するのはよほど過去の歴代師範よりも優れていると自覚する故なのでしょう。
 貫汪館で稽古される方は心してください。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

 貫汪館ホームページの無雙神傳英信流抜刀兵法と澁川一流柔術の行事のページに明治神宮での演武の写真を載せました。ご覧ください。

 貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。今回の講習会では主に奥居合の立業を中心に稽古します。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/10(土) 21:25:44|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

肩書 2

 昨日のお話の続きですが、肩書を大きくして得があるのは弟子を集め生活の糧になるか、生活の助けにするか、名誉欲を満足させる場合でしょう。一般の方は江戸時代の有名な武術家がすべて宗家と称したと勘違いされる方もあり、そのような人をだまして稽古させるには宗家と称した方が如何にも権威的でよいのでしょう。
 しかし、直心影流の男谷精一郎が江戸時代に宗家と自称していたかどうか、土佐の細川義昌がなくなるまでの間に宗家と自称していたことがあるかどうか、と単純に考えてみればその系列につながる者が宗家と自称したとしたらそれは、耄碌して名誉欲に取りつかれたか詐欺以外の何物でもありません。
 しかし、厄介なのはえてして詐欺師の方が上手に自己宣伝をして多くの人を集めるという事で、これは武道の世界だけの話ではなく一般の金銭が絡んだ詐欺事件を見てもわかることだと思います。しっかり調べていけば詐欺だとわかる事でも、わからないからだまされるのです。

 11月17日(日)に倭式騎馬会によって埼玉県川越市の国指定史跡川越館跡において行われる「川越流鏑馬」のプログラムです。お時間がある方はお出かけください。日本で唯一、日本原産馬で行われる流鏑馬です。小さな画像をクリックしていただくと大きくなります。
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  貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

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  1. 2012/11/11(日) 21:25:53|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

癖の修正

 一度身についてしまった癖を修正するのは思ったよりも難しいことです。
 たいていの癖は日常生活の癖であって身に染み付いたものであったり、こういう動きが良いと錯覚して意欲的に身につけたものであるため余計に取り去りがたいものなのです。
 そのような癖を直すにはまず、日常生活の動きを改める事が大切です。また癖づいた悪い癖を正すためには、形の稽古において今までと同じ速さで動きながら修正することは難しいので、ゆっくりと静に動き、どこでそのような癖が現れるのかを心と動きの面を自分自身で良く把握して修正するのが早道です。


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  1. 2012/11/12(月) 21:25:49|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

下半身の緊張を解いたまま

 澁川一流柔術の稽古でどうしても下半身の緊張が解けない方に手を触れて、その緊張を解くことがあります。
 そのまま方の稽古をして技を掛けてくださいというと、素直な方はその緊張が解けた状態を不安に感じながらも技をかけ、その技が有効であることを体験されます。しかし、そのままの状態で稽古を続けられることは少なくたいていは暫くすると下半身を元の緊張した状態に戻されてしまいます。これは普段から下半身を緊張させているために緊張を解くと不安になるためだと思います。なかにはせっかく手を触れて緊張を解いても、動き出したと単に下半身を緊張させてしまう方もおられますが、常日頃からだの緊張状態を保ちながら生活しておられるのだろうと思います。また、武道とはこのようなものという思い込みが強過ぎる場合もあります。
 いずれにしても自分自身の心に言い聞かせなければ自分自身で緊張を解くことは出来ませんので修行と心得て自分自身に言い聞かせるように勤めてください。


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  1. 2012/11/13(火) 21:12:58|
  2. 柔術 総論

教えることで学ぶ

 経験を積まれた方が子供や初心者の方に教える事が自分の稽古になるという事がありますが、注意しなければならない事があります。
 教える事が自分の稽古になるのは、自分が教えられてきたことを全て相手に伝えようと努めるときに自分自身で出来ていないところや不確かなところが明らかになり自覚できるからです。
 しかしこのような指導の態度ではなく、教えるという事が、あたかも学生のクラブ活動のように先輩の権威を保ちながら上から下へと教えるという立場に立った時、自分のプライドが邪魔をして自分で分からないところや不明確なところでも、あたかも出来るかのように錯覚して教えてしまう事があります。このようなときには自分を創ろうとしてしまいますので、上達ではなく教える事が下達につながってしまいます。
 魔が差さないように心しなければなりません。


  貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

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  1. 2012/11/14(水) 21:25:50|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

刀が使えねば

 連絡事項:18日(日)の講習会の場所は標高がやや高いところにありますので、稽古着の下に着用する保温用のシャツや懐炉等をご用意ください。

 柔術の稽古をされる方は最後の段階にいたるためには刀が使えるようになっている必要があります。澁川一流柔術は最終的には鯉口(こちらが素手ですれ違いざまに抜きつけてくる者をとる)や居合(こちらが素手で刀で切りつけてくる者をとる)などが生きた形で出来ねばならず、また六尺棒や十手・分童などで刀に対処しなければなりません。
 このような形が自由に使えるようになるためには、刀がどのように斬りかかって来るのか、どのような刀の遣い方があるのかを知る必要があるのです。澁川一流柔術を稽古されていて時間的に制約があり居合の稽古に来る事ができない方は講習会で無雙神傳英信流抜刀兵法や大石神影流剣術を学びまた澁川一流の居合を稽古するように心掛けてください。


 11月17日(日)に倭式騎馬会によって埼玉県川越市の国指定史跡川越館跡において行われる「川越流鏑馬」のプログラムです。お時間がある方はお出かけください。日本で唯一、日本原産馬で行われる流鏑馬です。小さな画像をクリックしていただくと大きくなります。
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  貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

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  1. 2012/11/15(木) 21:25:11|
  2. 柔術 総論

基本が出来ているという事

 私が居合の「基本が出来ている」と話す時は素抜き抜刀術の動きが出来ているということで単独の形としてはほぼ完成していることを意味します。したがって私の弟子であっても「あの人は私よりも基本が出来ている。」と評する時には単独の形である素抜き抜刀術の形は私よりも上であることを意味しています。
 一方「応用が身に付けば」というのは相手の心や動きを読んだり、間をとらえたりということを言います。「あの人は基本が出来ているので、あとは応用が身に付けば、私よりはるかに上達することになる。」というのは動きそのものだけでなく、相手がとらえられるようになればということを意味します。
 ところが基本が出来ているということを単に正しい姿勢が出来たり、ちゃんと歩けたりというレベルでとらえ、私が「あの人は私より基本が出来ている。」といっても居合の演武は私のほうが上手だと思ってしまう方がおられます。それは私の力みや居付き、体の緊張などの下手な部分を見て、それを良しとされているようなのです。
 いくら業と言うものを説明しても、そのような見方しか出来ないのは自分の思いが変わっていないのですから稽古が上達につながらないのです。
 私は私より上達してもらうための指導をしていますし、私より基本が出来ている人も出ています。私自身が無雙神傳英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生にご自身が目指すところを教えられ、育てられてきましたので、私もそのような指導をしています。

 貫汪館居合講習会は11月18日(日)に行います。今回の講習会では主に奥居合の立業を中心に稽古します。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法「稽古のページ」をお読みいただき、どなたでもご参加ください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/16(金) 21:25:01|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

剣道の経験はないのですが・・・

 居合の稽古を始めてみようかと見学にこられる方の中に「剣道の経験はないのですが大丈夫でしょうか?」と質問される方があります。そのような方には居合は刀を用いることもあり剣道を経験していないと難しいものというイメージがあるようです。
 しかし、私たちが稽古している無雙神傳英信流抜刀兵法は現代居合道ではありませんので現代剣道の動きとは本質的に異なっており、むしろ現代剣道の動きを身につけておられた場合にはそれが邪魔になってしまう場合のほうが多いのです。所謂「剣居一体」というのは現代剣道と現代居合道が一体ということであり、流派武術である無雙神傳英信流抜刀兵法と現代剣道が一体となることはありません。根本的な動きが異なるからです。
 「剣道の経験はないのですが大丈夫でしょうか?」と聞かれるのはテニスを始めようとされる方が「卓球の経験はないのですが大丈夫でしょうか?」と聞かれるようなものなのです。
 あえていえば流派剣術を修めていた場合には多少プラスになることもありますが、流派剣術であっても現代剣道の影響を色濃く受けた流派もありますし、根本的な動きが異なる流派もあり一概に言えることでもありません。



 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/17(土) 21:25:35|
  2. 居合 総論

貫汪館居合講習会

 本日、貫汪館居合講習会を開催いたしましたところ横浜や名古屋岡山などの遠方からもお越しいただき間子尾に有難うございました。
 本日の講習会では前回の復習として半棒と鎖鎌の稽古を行い、英信流奥居合の立業と大石神影流の天狗抄の稽古を行いました。半棒・鎖鎌は前回も稽古していますので前回の稽古に参加されておられた方は動きも滑らかであり理合も良く理解されて稽古されていたと思います。
 半棒の稽古で注意しなければならない点としては半棒の方は棒が打ち込むときには必ず剱の側が受け止めているにもかかわらず棒を止める動きをされる事があった点です。形の中で剱の我側が木刀の打ち込みを受けるのは棒に打ち込みの稽古をさせるためですので、遠慮なく打ち込まなければ稽古になりません。棒には刃がついていませんので打ち込みが弱ければかえって斬り込まれてしまうので注意して稽古しなければなりません。
 鎖鎌の稽古も前回参加された方はずいぶん上手な稽古をされてました。鎌と鎖を別々に用いるのではなく臍下の中心で両方を統一してつかえていたように思います。
 注意しなければならない点は分銅を巻きつけようとして手先で分銅を思い通りのカーブに載せようとすることです。このような動きですと分銅を動かすために大きな腕の動きが必要となり隙ができてしまうのです。分銅は狙った位置に振り込むだけで巻き付いていきますので、納得できるまで分王を巻きつける稽古を自主的に行ってみてください。
 奥居合の立業は各方ともに特殊な状況が設定されていますが刃を上にして抜いていく形が多くありますこのような形で大切なのは、鯉口がに前にあるときから刀と鞘が均等に分かれていくという事です。往々にして刀を動かしたいという思いに駆られますが、それではかえって刀が自由に働かなくなってしまいます。また鞘と刀が開いていけば自然に抜き受けの軌跡が描かれていき、別れ始めから抜付け終わりまでが一つの動作となります。切先が鯉口を出てから抜きつけるという動きにはなりませんので、御注意ください。
 大石神影流の天狗抄は経験程度に終わりましたが各自の動きの出来不出来は別として天狗抄の形は勝負の理合を示す形ですので、どのような理合であったかを頭の中でもう一度復習されると理解は深くなると思います。
 次回は3月に無雙神傳英信流抜刀兵法の大小詰、大小立詰、澁川一流の御膳捕等の稽古を行う予定です。



 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/18(日) 21:22:32|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

形稽古

 稽古のときに形が上手にできなければ、できなかった事が心に残り、形は終わっていないのに、その後は気が抜けて対敵動作になっていない状況を見る事があります。
 形は手順が決まっていますが、実際に何か起こるときには手順が決まっているわけではありません。したがって一つ技が失敗したとしても、その後、何も起こらないわけではなく状況は変化し続けます。形稽古は実際に何か起こった場合に有効な働きをするための稽古であり、形を見事に行なうための稽古をしているわけではありません。したがって出来なかったということに気をとられ、その後の心と動きがいい加減であるような稽古を重ねてしまったら何かあった場合には一つの技が有効でなかった場合には相手に倒されてしまう、自分の命がなくなってしまうことを意味します。
 形の稽古には始も終わりもないものです。心して稽古してください。

 貫汪館HPの無雙神傳英信流 行事のページに貫汪館居合講習会の写真を載せました。ご覧ください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/19(月) 21:25:39|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

途切れない

 昨日と同じような内容を記しますが、しっかりと心にとどめておいてください。
 澁川一流柔術の形は非常にシンプルです。しかしシンプルであるが故にシンプルさを誤解して一動作で流が途切れてしまう方が散見されます。
 形は教習体系であり、澁川一流の形は動きを示しているに過ぎず、実際には一つの動きで終わってしまうことはありません。相手が複数あればなおさらのことです。一つ動いたらら流れが途切れ、次に動いたらまた流が途切れていては隙を作るばかりです。
 常にお話しているように形には始も終わりもありません。稽古においては礼式からはじめ形がいくつあろうとも最後の礼まで途切れる事がないことを目指さなければ成りません。初心者の方にあっても、少なくとも一つの形で相手と対峙し技を掛け、相手と離れ、再び対峙するまで流を途切らせてははならないものです。
 上達しようとしたら、心して稽古しなければなりません。

11月25日(土)午後4時より午後8時まで福岡県久留米市の久留米市北野コスモス館(久留米市北野町高良1706番地1)交流ホールで無雙神傳英信流抜刀兵法の指導を行います。体験されたい方や御見学等、興味のある方は久留米道場の連絡先へご連絡ください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/20(火) 21:25:28|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

抱詰(大小詰)

 大小詰の抱詰は自分の刀の柄頭を床に押し下げられた時に、これを返す形ですが、形の一番大切なポイントは相手に接する時にあります。
 相手の腕をつかもうとすれば自分も固まり、相手もまた固まってしまいます。つかむのではなく相手に触れるところから始まるですが、相手に触れるのも微かに、触れた事が相手に分からぬ程度に触れる事が大切です。触れる動きが微かであればあるほど業は有効に働きます。

 今週末の澁川一流の稽古日時は23日(金)午前9時から正午まで、場所は廿日市スポーツセンター(サンチェリー)です。お間違えの無い様にしてください。

11月24日(土)午後4時より午後8時まで福岡県久留米市の久留米市北野コスモス館(久留米市北野町高良1706番地1)交流ホールで無雙神傳英信流抜刀兵法の指導を行います。体験されたい方や御見学等、興味のある方は久留米道場の連絡先へご連絡ください。


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/21(水) 21:25:33|
  2. 居合 業

骨防返(大小詰)

 大小詰の骨防返は自分の刀が抜けぬように柄を取られた時に、これを返す形ですが、形の大切なポイントは相手の動きを読むことと、動きの角度にあります。
 相手が柄を取りに来たときのつかもうとする動きを読めなければ、自分は難しい状況に追い込まれてしまいます。また相手を返していくときに自分の柄が相手に対しどのような角度で入っていくかを平面ではなく立体的に工夫することで技が楽にかかるようになっていきます。工夫してください。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

11月24日(土)午後4時より午後8時まで福岡県久留米市の久留米市北野コスモス館(久留米市北野町高良1706番地1)交流ホールで無雙神傳英信流抜刀兵法の指導を行います。体験されたい方や御見学等、興味のある方は久留米道場の連絡先へご連絡ください。

 11月25日(日)大牟田市市民体育館における剣道大会の開会式で大石神影流の演武も行われます。開会式は午前9時からです。


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2012/11/22(木) 21:25:10|
  2. 居合 業

やはり日常生活での稽古が大切

 柔術を稽古している方でなかなか力みが抜けない方が道場でくろうされているのを目にします。
 力みを抜こうとしたら体が死んでしまい指先まで死に技がかからず、かといって技を掛けようとしたら体が力んでしまう。このような状態からなかなか脱出できないようです。
 それは主に道場の中だけで自分をかえようとされているからであり、週に1,2回程度の稽古の中だけで努力されてもどうにもなるものではありません。日常生活の行動がそのような状態になっているのですから、たとえ週に4,5時間稽古したとしても圧倒的な時間、そうではない事をしているのですから根本的に動きが変わらないのが当然です。
 本気で変わろうとしたら、それなりの覚悟が必要です。


 11月24日(土)午後4時より午後8時まで福岡県久留米市の久留米市北野コスモス館(久留米市北野町高良1706番地1)交流ホールで無雙神傳英信流抜刀兵法の指導を行います。体験されたい方や御見学等、興味のある方は久留米道場の連絡先へご連絡ください。

 11月25日(日)大牟田市市民体育館における剣道大会の開会式で大石神影流の演武も行われます。開会式は午前9時からです。



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  1. 2012/11/23(金) 21:25:03|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

もう迷うことはない

 ずいぶん昔の事ですが、無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古をしているときに師 梅本三男貫正先生がそばにおられた大先輩に「もう森本君は何をしても大丈夫、迷う事はないでしょう。」と語られたことがあります。先生より年上の大先輩もうなづいておられたことを覚えています。
 その時は何のことかよくわからなかったのですが、上達してきた皆さんの姿を見て、そういう事だったのかと改めて思っています。
 簡単にいうと「すべての道が一つであるという事が理解できている」という事です。できるという事ではありませんが、理解できているが故に何をしても道に迷う事はなく進んでいけるという事です。貫汪館にもそのレベルに達している方が増えてきたのは本当にうれしいことです。逆にそのレベルに至っていない方は小さな足元の事にばかりこだわって大きなことが見えていない状態にあります。そのレベルに至った兄弟子がいくら指導しても、自分の枠から出ようとしていない状態です。心を開き指導の内容を心の耳で聞かなければ至ることはできません。自分自身の殻を壊さなければなりません。

  
11月25日(土)午後4時より午後8時まで福岡県久留米市の久留米市北野コスモス館(久留米市北野町高良1706番地1)交流ホールで無雙神傳英信流抜刀兵法の指導を行います。体験されたい方や御見学等、興味のある方は久留米道場の連絡先へご連絡ください。
  1. 2012/11/24(土) 21:25:28|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

組み合わせ

 柔術の稽古で、ほとんどペアになったことがない人同士を組み合わせた時に全くダメな動きをされていた方の動きが良くなることがあります。不思議に思ってみていても特に変わった指導をしているわけではありません。
 相性の良しあしや年齢差からくる緊張感の有無というものが関係するのかもしれません。いずれにしても上達の手掛りになるようですので、稽古の組み合わせを考えて稽古する方が良いかもしれません。


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  1. 2012/11/25(日) 21:25:49|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

教える事ができる子供

 ここ1ヶ月ほど広島県銃剣道連盟の指導者の代わって高校生に銃剣道を指導しています。指導してくださっている方が勤務の都合で広島におられないためです。
 先日岩国で銃剣道を指導しておられる方が高校生と中学生を連れてこられました。稽古量も多く広島の高校生よりも技術が上であり、稽古というよりも広島の高校生が教えてもらう状態でしたが、岩国の中学生と高校生は全ての動作を確実に理解しており大人と同じ指導力を持っていました。
 動きが決まっている現代武道のほうが指導しやすいということはあるかもしれませんが、貫汪館で稽古している子供たちが、あのように指導できるかどうかをみる時、指導できる子供たちは多くはない状態です。
 これは本人のやる気の有無にも関係することだと思うのですが、指導できるようになっている子供たちといつまでたっても受身の子供たちの何が違うのかを理解して指導する事が必要だと思います。


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  1. 2012/11/26(月) 21:25:01|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

久留米での稽古

 24日(土)久留米道場で稽古をしてきましたので気付きを記します。
 これまで道標で何度も述べてきましたように「刀は意のままに操るもの」という考えを完全に捨てきれなければ上達は始まりません。刀は自分の体の一部となるものであって、絶対に操るものではないのです。「刀をこうしようああしよう」と思っては腕を使い手首を使っていては技にはならない動きしかできません。刀が自分の体の一部であるというイメージは、箸を使うときに箸を使うのが下手な人は指に力を込めたり肩に力みが入ったりするものの、普通の方であれば何の苦もなく箸先まで自由に働くのと同じようなものです。
 これは理想を述べているのではなく居合の初歩であり、基本です。この初歩であり基本である事を習得しようとしなければ奥居合まで進もうが、太刀打・詰合の手順を覚えようが、無雙神傳英信流においては初心者の段階を脱しているということはできません。くれぐれも稽古の方向を間違えないようにしてください。
 稽古の方法についての気づきですが、自分の動きを確認したいがために視線を落とし自分の体を見てしまったら、たとえ途中まで良い動きをしていても動きが変わってしまい稽古にはなりません。視線を変えてしまえば視線によって決まっていた体の角度が全て変わってくるからです。目的に沿った動きをしていても、その動きが目的に合わないものになってしまうのです。注意しなければなりません。
 もう一つ述べておかなければなりませんが、呼吸の浅い方がおられました。体をどのように動かそうかと工夫しておられたのかと思いますが、呼吸が浅ければ動きの中心が臍下にはなくなり上半身で動くことになりますので注意してください。



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  1. 2012/11/27(火) 21:25:05|
  2. 居合 総論

手の内

 25日(日)に大牟田市の剣道大会において大石神影流の仕太刀を務めさせていただきました。打太刀は師の大石先生です。最近気づきがあり手の内を柔らかく使っていましたが、大石先生のお嬢様が気づかれ、「昨年より柔らかな動きをしていた。」と仰っていただきました。
 居合の稽古をしているときには体がもっと自由であるのに木刀を用いて大石神影流の手数の稽古をすると、どうも力みが入るのでなぜだろうと考えていたのですが、刀の柄は柄巻がしてあり、手の内に自然に納まるようにできており手の内に力が入っていないのですが、私が使っている大石神影流用の木刀は柄が滑らか過ぎて滑りやすく、木刀自体も普通の木刀よりも長く重いので、無意識のうちに手から離れてしまわないように少し力を込めていた事に気づきました。
 手の内を刀を持つと同じように楽にしたら体の動きもまた楽になったのです。
 居合の稽古をされるときにどうしても力んでしまう方、手の内の強さを調整してみてください。


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  1. 2012/11/28(水) 21:14:42|
  2. 居合 業

廿日市天満宮奉納演武

 12月16日(日)午前10時から廿日市天満宮において貫汪館の奉納演武を行ないます。もう10年以上お世話になっていると思いますが、年末の恒例行事です。
 廿日市天満宮での奉納演武は場所が小高い丘の上にあることもあり、見物の方はおられません。したがって人の目を気にしなくてもよく、各自自分の1年の稽古の成果をそのまま神様に見ていただける環境にあります。また演武本数も3本ですので上手く見せようとか、上手に行なおうという心を捨てありのままの心と技を演武してください。
 土曜日の稽古は12月15日が最後となりますので、奉納演武に参加される方は15日に何を演武するかを決めてください。15日(土)は柔術の稽古日ですが、板の間も使えますので居合を専門に稽古されている方も稽古しようと思われたらお越しください。
 16日の奉納のあとは、お昼にお酒無しの忘年会を行ないます。予定しておいてください。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

 本日は二つ記事がありますので、この下の記事もご確認ください。

  1. 2012/11/28(水) 21:25:24|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

稽古時間は短くても

 上達する方は仕事の都合で稽古時間が短くなってしまっても道場に来て斬撃だけ、あるいは見とり稽古だけでもしようとされます。
 短時間しかなければ、集中する事によって今まで自分について見えていなかったものが見えてくる場合がありますい、他の人の動きが見えてくることもあります。
 自分自身の経験でも、学生時代にアルバイトで残業があって、のこり15分も稽古時間がなくても道場へ行った事がままあります。先生は「そのまま着替えずに斬撃・運剣の稽古を・・・。」と指示してくださいましたが、そのようにやる気があるときはたとえ15分でも10分でも得るものは2時間の稽古に勝る事がありました。また他の人の何が歪んでいるのかも道場に入った時にはっきり見えることがありました。時間がないと思うので集中力が高まったのかもしれません。
 私のもとで稽古された方も上達された方は10分でも15分でも稽古をしよう、指導を受けようとされた方でした。私と同じように着替えずに斬撃だけして帰った方や、皆で抜いているのを見て稽古された方たちです。自分がどのような態度で稽古しているのかを振りかえってください。自分の思い以上に上達する事はまずありません。


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  1. 2012/11/29(木) 21:25:01|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

自分の中の師匠

 何事でも一事が真に上達していれば、それが他の事を上達させていくものです。
 居合が上達していれば、初めて柔術を稽古したとしても、すでに自分の中に自分の体を効率的に無理無駄なく使うという師匠がいるので、それに任せていけばその面から上達していくことは可能です。逆にもし居合の稽古が柔術や剣術に生きてこないとすれば居合もその程度にすぎないという事になりますし、柔術の稽古が進んでいても刀が使えないという事は柔術もその程度にすぎないという事になります。
 武術であれば一芸が、あるていど上達してくると一芸の根本的な理が他の武術(スポーツ武道ではなく)に通じるものであり、他の種目を行ったとしても別の物を行っているという意識なしに自分が体得している理を用いればそれなりに遣えるものです。別々の異なったものを行っていると考えてしまうとできることもできなくなってしまいます。
 また、同じ居合の形でも、この形は得意だけれども、この形は苦手という場合でも得意な形の理合を苦手な形に活かせば苦手な方が苦手ではなくなってきます。柔術にしても同じです。また素抜き抜刀術は何とかなるのに大小詰になると、どうにもならないと思われている場合でも、今まで養ってきたことを応用すればよいだけなのです。
 自分の中にある師匠を有効に用いなければなりません。


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  1. 2012/11/30(金) 21:25:33|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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