無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

津藩武場 掟 3

 津藩の武場の掟書の第3条です。

一 稽古は如何ニも猛烈ニいたし少も用捨有之間敷、但ひたすら分相(ぶあい)を貪り卑劣之所作ハ相嗜ミ相手方納得存し候様ニ勝武可有之事

 当時は防具着用の試合剣術が盛んな時代です。文面に「稽古は如何ニも猛烈ニいたし少も用捨有之間敷」とありますが防具着用の竹刀剣術の話だと理解していなければなりません。
 「但ひたすら分相を貪り」とは当時は審判がいませんので試合をする者の相互の判断によります。したがって所謂「勝を貪る」事態が起こりました。少しでもかすったりすれば、あたかも十分に打ち込んだかのように引き下がってしまうのです。この様な事を「分相(ぶあい)を貪り」と表現しています。
 当時の記録を見ると、このような「分相を貪」る者は多かったようです。


 5月4日(水)京都下鴨神社において13時半から、5日(木)京都白峯神宮において11時から日本古武道振興会による奉納演武が行われます。
 4日(水)には無雙神傳英信流抜刀兵法が、5日(木)には無雙神傳英信流抜刀兵法と澁川一流柔術が演武します。お時間がある方はお越しください。

 
 5月7日(土)、8日(日)に久留米で指導を行います。
5月7日(土)は午後7時~8時45分 北野体育館
5月8日(日)は午前9時~午後3時 荘島体育館 軽運動室
興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。


 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2011/05/01(日) 21:25:48|
  2. 武道史

津藩武場 掟 4

 津藩の武場の掟書の第4条です。

一 休息之内は見取ニ正座し人々の所作ニ心を留め見可申、物陰ニ引込不行儀成振舞致間敷事

 ごく常識的なことが記してあります。自分が稽古していないときに気を抜いてしまっては無駄な時間をすごしている事になります。体は休めていても他者の動きを見、初心者や同輩の稽古であれば、どのようにすべきかを思い、先輩や師の稽古であれば、これを見取り自分のものにしなければならないのは言うまでもない事です。


 5月4日(水)京都下鴨神社において13時半から、5日(木)京都白峯神宮において11時から日本古武道振興会による奉納演武が行われます。
 4日(水)には無雙神傳英信流抜刀兵法が、5日(木)には無雙神傳英信流抜刀兵法と澁川一流柔術が演武します。お時間がある方はお越しください。

 
 5月7日(土)、8日(日)に久留米で指導を行います。
5月7日(土)は午後7時~8時45分 北野体育館
5月8日(日)は午前9時~午後3時 荘島体育館 軽運動室
興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。


 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/02(月) 21:25:14|
  2. 武道史

津藩武場 掟 5

 津藩の武場の掟書の第5条、最後です。

一 諸流之花法ハ各同しからすといへとも試合ニなり候而は刺撃之二ツに存し候間相互ニ打解彼長を取り己の短を補ひた流之批判妄ニ致間敷事

 花法とは流派毎の「形」のことを言います。当時、形の稽古ばかりして防具着用の試合を行わない流派の剣術を花法剣術といい、流派によっては形の稽古において実用から離れた見栄を切るような動作や、飾るような動きをするようなものも有ったようです。したがって形稽古のみの流派は実用にならないものとする意識が強く起こりました。この条文にもそれが現れていると思います。形は異なれども剣術は撃つか突くかの二つしかなく、流派は異なっても相互に相手の長をとり短を補えというのは誠にもっともな事に聞こえます。
 しかし、実はここに落とし穴がありました。防具を着用していない形稽古であれば、体のどの部分でも斬り突く稽古ができます。そしてその動きは総て有効となります。が、防具着用の剣術であれば打突部位は自ずと限られ、打突部位以外に当ったとしても有効とはなりません。突き、斬る場所が極端に限定されてしまうのです。したがって常に稽古する技も限定されてきます。ここから流派を超えて技の共通化が起こりました。そしてその技は防具を着用して竹刀を用いた場合には有効であっても、次第に刀を用いて有効であると言う事からは遠ざかっていきました。所謂「華法剣術」としてさげすまれ実用にはならないとされたものと同じになってしまったのです。大東亜戦争において剣道の見直しが起こったのはそのためでした。
 最後に記されている「た流之批判妄ニ致間敷事」というのは当然のことです。総て流派の存在は教育方法や考え方の違いであって、何流が良い、何流が悪いと言う事はありません。

 5月4日(水)京都下鴨神社において13時半から、5日(木)京都白峯神宮において11時から日本古武道振興会による奉納演武が行われます。
 4日(水)には無雙神傳英信流抜刀兵法が、5日(木)には無雙神傳英信流抜刀兵法と澁川一流柔術が演武します。お時間がある方はお越しください。

 
 5月7日(土)、8日(日)に久留米で指導を行います。
5月7日(土)は午後7時~8時45分 北野体育館
5月8日(日)は午前9時~午後3時 荘島体育館 軽運動室
興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。


 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/03(火) 21:25:50|
  2. 武道史

戦場の鎗の用法(『甲子夜話』より)

 相場の大鎗と云ことあり。是は戦場にて士の鎗を合わするに臨まば、皆居りしきて、鎗の穂を地につけて持なり。敵せまらばこれを以て敵の内兜を突と云。此法戦場精鋭のわざなり。紀藩にこの法伝りてありとぞ。何れのときか甲州の士某、これを説くに人信ぜず。詰て曰。農夫にこの法を教へ士と戦は使めんに勝べしやと云。甲士曰。必勝ん。紀候乃農百人を出し敵とし、又鎗に鍛錬の士百人を相手とし、農には蓑笠を着せて長竹を持たしめ、士はちくとうにして相戦はしむ。甲士、農に命じて云ふ。敵相臨ば、眼をみ開くべからず。皆居りしきて待べし。敵来ると知らば、その竹を以て地より上へ向けて一心に突くべしと。農皆心得て待つとき、紀士進みよりて鎗を合す。このとき農兵教の如く一同に突かかる。流石に鎗法練達の士も辟易して、しどろに突きたてられたりとぞ。

 普段稽古する槍術は一騎前の働きであり、戦場ではそれを統合して作用をなさなければ全体として戦力とはならないという事の好例でしょうか。農夫にも一応のことを教えての演習であったのでしょうが、「先駆け」を禁じたというのもこのような作戦を取られてしまえば、味方がはばらばらになってトータルとして戦力を発揮できないからであったのだと思います。
 
 5月7日(土)、8日(日)に久留米で指導を行います。
5月7日(土)は午後7時~8時45分 北野体育館
5月8日(日)は午前9時~午後3時 荘島体育館 軽運動室
興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。


 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/04(水) 21:25:09|
  2. 武道史

考えない

 無双神伝英信流抜刀兵法の稽古においても渋川一流柔術においても頭で考えて動いていてはいつまでたっても初心者の域を脱することはできません。
 居合であれば、このような方法で座り、鞘手はこう掛け、柄手はこう掛け、鞘はこう引きという具合に。柔術であれば受の手首をこう捕り、足をどこに出し、次に残りの手をどのように掛ける、という具合にです。
 そのように体を動かしていては、体がいくら自然に動こうとしてもいつまでも体の動きにブレーキをかけていることになります。手順を一通り覚えたならば稽古を重ねていればそのうちに体が手順を覚えてしまいます。大切なのは手順を間違えないことではなく、体を自然な状態のままに働かせることにあります。そのためには頭で考えて動くことは大きな妨げにしかなりません。
 稽古の時に偏った歪んだ動きをされる方のほとんどが稽古を離れ着替えを済まされると、個々のレベルの差はありますが稽古の時よりもごく自然に動かれています。体に任せているからです。
 初心者の稽古のレベルは早く離れなければなりません。

 5月7日(土)、8日(日)に久留米で指導を行います。
5月7日(土)は午後7時~8時45分 北野体育館
5月8日(日)は午前9時~午後3時 荘島体育館 軽運動室
興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。


 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/05(木) 21:25:07|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

下鴨神社奉納演武

 5月4日(木)、下鴨神社において下鴨神社主催・日本古武道振興会共催の奉納演武会が行われました。
 私は一人で大森流を7本抜きました。
 演武流派は28流派と例年よりも少なかったのですが、参加人数の多い流派があり参加者は例年と同じくらいの多さでした。
 今回の演武で感じたことですが、1年間で随分稽古を重ねられた方がおられました。稽古を重ねたというのは単に時間をかけたという事ではありません。今の自分に打ち勝つために工夫研究を絶えず怠らないという事です。単に時間をかけるだけならだれでもできます。たとえ道場に出る時間はなくても歩きながらできる稽古や家でできる稽古はいくらでもあるからです。
 しかしたとえ時間をかけても漠然と同じことを繰り返しているだけでは決して上達はありません。いつも言うように手慣れた動きになるだけでしかなく、手慣れた動きに安住してしまうと低レベルの技量から脱出することもできなくなってしまいます。工夫研究とは常に今の自分を向上させるためにはどのようにすればよいのかと試行錯誤していくことです。
 残念ながら貫汪館で稽古される方は工夫研究を疎かにされ手慣れた動きに安住される方が多いように思います。今自分は何を指導されて、どのようになっていかなければならないのかをはっきりさせ、いささかの我意も交えず、指導された事が体得できるよう工夫研究を怠らず稽古を重ねていただきたいと思っています。

 
 5月7日(土)、8日(日)に久留米で指導を行います。
5月7日(土)は午後7時~8時45分 北野体育館
5月8日(日)は午前9時~午後3時 荘島体育館 軽運動室
興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。


 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2011/05/06(金) 21:25:38|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

白峯神宮奉納演武

 5月5日(木)、京都白峯神宮において奉納演武が行われ澁川一流柔術と無雙神傳英信流抜刀兵法を演武しました。澁川一流柔術は三名で奉納し、無雙神傳英信流は私一人で英信流表を総て奉納しました。
 下鴨神社と白峯神宮の演武で特に感じたことは直心影流薙刀術の園部先生の門人の女性の先生方が今年もまた一段と素晴らしい演武をされたと言う事です。
 いつも言っている事ではありますが形を形として行っていては何時までたっても上達する事はありません。直心影流薙刀術の演武は手順がきまっている形でありながら自由に動いておられます。形であって形を離れておられるのです。このレベルに至らなければ形稽古は無意味です。形を手順として繰り返し間違わずに上手に出来ました。自己満足できました。というレベルでは形を通じての上達はないどころか、下達しかありません。
 他流派の演武を拝見する時、素晴らしいところを見習わせていただくと言う気持ちで拝見していただきたいと思います。
 
 5月8日(日)に久留米で指導を行います。
稽古時間は午前9時~午後3時までで 稽古場所は荘島体育館 軽運動室です。
興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。


 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/07(土) 21:25:44|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

久留米での指導 1日目

 7日(土)夜、久留米で指導いたしました。気付きを述べます。
 
 稽古を始めてある程度の年月がたった方は既に心の領域の稽古をしなければならない段階にあります。手順は既に間違う事がないレベルにあり、動きの質を高める稽古をしなければならないのですが、動きの質を高めようとするときに邪魔をするのが自分自身の心です。
 形による稽古をしても心は無念無想、体の状態は座してすべてを床下に預けた状態から変化することはありません。しかし、「振り上げよう」「振りおろそう」「強く」「しっかり」「速く」などという邪念が体の状態までも崩してしまいます。何も考えなければあるがままに動け、速さ・強さは求めずして現れるものですが、早急にそうなりたいという思いがかえって、自らを上達から遠ざけてしまいます。
 自分自身の心を常に無念無想に置き、体の状態を座した状態から変化させないためには己の心を治めるほかはありません。
 初心者の方には指導する者は明確に目指すべき方向を示しています。「白」くしたいと思って指導しているのに自分勝手な思いで異なる色を少しでも混ぜてしまえば城になることは決してありません。己を虚しくして、ひたすらに稽古しなければ上達はありません。

 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/08(日) 21:25:56|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

久留米での指導 2日目

 2日目の稽古は主に形の稽古を行いました。
 大森流と英信流表ですが難易度が上がる「陰陽進退」「逆刀」や「浮雲」「山下風」になると動きが難しいために小手先で動きを合わせてしまおうとされ、かえってぎこちない歪んだ動きをされてしまいます。昨日も述べたように「体の状態は座してすべてを床下に預けた状態から変化することはない。」のでいくら難しい形であるからといって小手先で動きを行おうとしてはなりません。今難しいと思っている事であっても、逆に小手先を使う事をやめ臍下中心に動けるようになれば何ら難しい事はありませんし、動きはひとりでに生まれてきます。質の向上を図りより楽になるためには「いらない事をしない」とう事が大切なのです。
 最も大切な抜付けですが、この動きでも要らない動きをされています。切先が鞘から外れる頃になってさらに力を入れて横に振ろうとする動きです。居合の抜付けは一動作であって、それが二段階の動きになっていては間に合うものも間に合わなくなってしまいます。敵は止まることなく切下してきているのですから。この動きを改善するためには呼吸に動きをのせる稽古をされてください。柄手は息を臍下まで吸い込みながら行い、柄手掛りはじめから、抜付けの終着点までは吐く息にのせます。あくまでも呼吸中心に動き手には聊かも力を入れてはなりません。動きはゆっくりでかまいませんので、かならず動きを呼吸にのせて稽古してください。

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  1. 2011/05/09(月) 21:25:38|
  2. 居合 総論

「虎一足」の張り受け

 英信流表の「虎一足」の張り受けの右手の動きは勘違いし易いので、何度も述べているかと思いますが確認いたします。
 英信流表の「虎一足」の張り受けの右手は柄に右手がかかったところから前に出ることはありません。右手はその場においておく心持で手の内を働かせ切先まで生かします。
 「張り受けするために体を開くのだから左右均等に使えば右手は前に出るだろう。」と勘違いされると思うのですが、体の中心は後方に下がりつつあるので右手をそのままそこにおいていても右手は体の開きとともに中心から見れば前に出ていることになるのです。したがって右手を前に出すと言う気持ちで動いていたら左右均等ではなく右に偏った動きになってしまいます。
 また、「虎一足」は詰合のように相手との間が詰まった時の技ですから、自ら右手を前に出していては間に合う動きも間に合わなくなってしまいます。稽古のときに詰合の稽古等を利用し、よくよく確認してみてください。
  

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  1. 2011/05/10(火) 21:25:32|
  2. 居合 業

姿勢

 稽古が進む中でなかなか力みが去らず苦労される方がおられ、なんとかして力みをなくそうと努められます。
 その過程で起こりやすいのがただ体の力を抜けばよいのだと錯覚され体の中心を意図的に崩し所謂「へたった」状態にする事です。生育の過程で体を極度に緊張させ体をまっすぐにすることを覚えているので緊張をなくしたときには体の中心がわからなくなってしまっているかのようです。まじめな方ほどその傾向が強いようですので教育の力は強いというべきでしょうか。
 引力の方向に従って力みを抜いていけば体は前後左右に偏ることがありません。しかし力みをなくしたつもりで体が前後左右に偏ったへたった状態では、その偏りを支えるために下肢を緊張させなければなりません。下半身の感覚は上半身に比べて鈍いので気付きにくいかもしれませんが、自分の体の隅々にまで意識をいきわたらせればわかることです。
 さて引力の方向に従って力みを抜いていく方法ですが、いちばん簡単なのはよく言われる方法です。自分の体が操り人形になった感覚を持ち、頭のてっぺんを一本の糸で天につるされる事をイメージしてください。そこから本当にゆっくりと糸は降ろされていきます。操り人形にはこう動こうという意思はありませんからまっすぐに引力の方向に向かって下りていきます。
 

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  1. 2011/05/11(水) 21:25:26|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

体の感覚を発達させる 1

 体の感覚を発達させるために私が試みた方法について述べます。今日は手の内の感覚についてです。
 手の内の繊細な感覚は刀を用いるにも、六尺棒や半棒、十手・分童などを扱う時にも絶対に必要となるものです。握りしめているのか得物を自由に働かさせているのかという事がわからなければそれらを用いる技は上達しません。また素手で行う柔術であっても受の状態を知り受をコントロールするためには手の内の繊細な感覚が不可欠です。
 さて、私が試みた方法です。飲み物を飲むとき、水または飲み物の入ったコップ・カップを落ちるか落ちないかという最低限の手の内と指の圧力で持ちます。そしてそのまま口に運び飲みます。落ちるか落ちないかという境目が大切なのですが、はじめのうちには落としてしまう危険性もありますので、できれば割れない容器で、台所などで試してみてください。飲み物が入っているほうが重さがありますので稽古としては簡単です。そのうち感覚が養われると落とすこともなくなると思います。
 またこれは衣類などを手にとるとき小さなものを手にするときにも稽古できますので飽きずに続けてみてください。あくまでも落ちるか落ちないかの境目で行うという事が大切です。
 
 5月14日(土)の澁川一流柔術の稽古は午前9時から七尾中学校武道場で行います。

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  1. 2011/05/12(木) 21:25:31|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

体の感覚を発達させる 2

 体全体の感覚を発達させる方法は以前にも述べたことですが、再び述べてみます。
 就寝したとき自分の体が浅く流れの遅い小川の中に頭を上流にして仰向けに横たわっていると観念してください。そして頭・肩・肘・腕・指先・脇腹・両足の外側・足に川の水の流れを感じる稽古をしてください。感じられなければ気長に次の日にも再び試みて感じられるようになるまで続けてみてください。
 次の方法ですが実際に風呂でシャワーを用いて水を少し頭に落とし、その流れを実際に体で感じてください。水の流れを体の感覚の中で見失わないように心がけてください。
 次に前期と同じような方法ですが、実際に水を流さず感覚の中で一滴水を落とし、それが体を伝わって落ちていくのをイメージしてみてください。右手に落ちれば次は左手、背中、お腹といったように流れる場所を変えて試みてください。
 上記の方法を試みて感覚の繊細さに変化が現れれば効果が出たということになります。 

 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

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  1. 2011/05/13(金) 21:25:20|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

流儀法度之事 1

 柳河古文書館で調査した折、槍術伝書写という題名の古文書を見つけました。元治元年に書き写したと奥書にあります。何流の伝書かはっきりしませんが、素鎗、管鎗・十文字鎗等を用いた流派であるようです。
 この古文書の中に就という21ヶ条の項目があり、「音物」「飲食」「他流」「當流」「未熟」「賄賂」「全角」「富貴」「貧賤」「不定」「多言」「三十」「気弱シ」「不信」「厚ク信ス」「鎗咄」「貴ニ下ル」「賤高」「疎ニス徳」「卑志」「破法」という21か条が記されています。現代には会わないような項目もありますが、簡単な説明もついていますので数回に分けて解説します。

 音物  音物ヲ好テ欲ニ耽ル事

 音物とは辞書によると「いんぶつ」または「いんもつ」と読み、その意味は「好意を表わすためのおくりもの。また、目上の者が賞与として授ける品物。賄賂(わいろ)にもいう。」とあります。この場合には贈り物をもらうことを好んで物欲を強くすることを禁じたものでしょうか。

 飲食  酒ヲ飲美食ヲ好テ我侭ノ事

 酒を飲みすぎれば身を持ち崩すのは何時の世でも同じことでしょう。飢饉などあるときには満足に食べることさえままならなく時代に美味しい物ばかりを好むのば我侭な行いであるでしょう。

 他流  他流ヲ謗テ我身ヲ顧ミザル事

 他流派の至らぬところを見つけてはけなすようなことをしていては自分の至らぬところに気づくことさえないのであろうと思います。どの流派でも他流派の誹謗を禁じています。

 今日、庭のサボテンに花が咲いているのを見つけました。サボテンと言っても長年放置されているので自然な状態になっています。
 DSC_0546.jpg 

 貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法と澁川一流柔術の行事のページに京都奉納演武の写真を載せました。御覧下さい。

 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/14(土) 21:25:51|
  2. 武道史

流儀法度之事 2

 昨日の続きです。

 當流  自流ヲ自慢シテ人ニ笑ルル事

 江戸時代の武士でも自分の稽古する流派を自慢したい気持ちになる事があったようです。しかし、稽古を重ねた者にしてみれば、流派の優劣ではなく個人がどれほど稽古したかが大切であるということは分かるはずです。

 未熟  万事未熟ニシテ気随ヲ働事

 気随とは辞書に「自分の気持、気分のままにふるまうこと。また、そのさま。気まま。」とあります。未熟のうちは何も分からず、分からないが故に教えられたことを自分の思いで勝手に解釈して法にかなっていないにもかかわらず自分のやりたいようにして自己満足する傾向があるものです。

 賄賂  賄賂(マイナイ)に迷テ得方ヲ或(ナル)事

 「得方ヲ或(ナル)事」の意味が良く分かりませんが、賄賂に迷えばろくなことにならないのはお分かりの通りです。

 次は来週末に載せます。
 

 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)です。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形「流刀」「逆刀」「浮雲」「山下風」「岩波」等を中心に行います。詳細は貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古のページを御覧下さい。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2011/05/15(日) 21:25:44|
  2. 武道史

力み

 稽古を積んでくると次第に動きも良くなり、力みも抜けてくるものです。しかし、初めの頃に比べ随分力みが抜けてきたとしても、そこで良しと思ったら先に進めなくなってしまいます。
 まじめに素直に稽古を重ねていけば次第に今までの自分とは別人になったのかと思えるくらいに力みが抜け楽になっていきます。またそれに伴って技の切れも良くなり自然に速くなってきます。したがってこれでよいと思う安心感が生じてしまう危険性を誰でもが持っています。しかし、身体の力みというものはなかなか抜けきらないもので、ある程度稽古したらそれこそ毎日僅かずつ、場合によっては一進一退しながらなくしていかなければならなくなります。場合によっては心が力み始めそれとともに体まで再び力んでしまう事もあります。そこからの技の進歩はそれまでと比べて遅くなってしまいますが、自分に繊細に心と身体の力みを取り去ることを心がけて稽古していかなければ後退することさえあります。
 稽古のたびに新たな気持ちで自分を見つめなおしながら稽古を重ねてください。

 裏庭の蜜柑の木に花が沢山咲いていました。ミツバチやかなぶんが蜜を吸いに来ていました。
    蜜柑の花DSC00795


 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

 貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法と澁川一流柔術の稽古のページに京都奉納演武の写真を載せています。御覧下さい。

 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)です。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形「流刀」「逆刀」「浮雲」「山下風」「岩波」等を中心に行います。詳細は貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古のページを御覧下さい。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/16(月) 21:29:27|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

心の居付き

 心と身体は密接に結びついています。稽古を始めて間もない内は右も左も分からないのですから、多くの事を習わなければならず、心の余裕もありません。しかし手順を覚えてくると、多少余裕が出来始めこの頃から違った方向へ行き始めることがあります。
 余裕が出来始めると、自分の思いや考えを指導された事よりも優先させてしまうのです。つまり自分の心に居付いてしまい指導を受けても、それが素直に自分の耳に入ってこず何が大切かと言う事がわからなくなっているのです。
 いわゆる「頑固」なのですがこの頑固さは年齢に関係がないようです。それを打ち壊さなければ上達はなく、また実際に何かあった時にも応用が効かず自滅してしまいます。上達とは心も体も自由になる事であり心の居付きは壊してしまわなければなりません。
 ところが所謂、頑固な人ほど、これが絶対に正しいと信じ込んでしまっているので大きな妨げを自分自身の中に持っています。武道が修行と言われるのはそのような心の居付きを無くす事なしに上達はないからです。

 昨日、仕事が休みであったので両親を連れて三次市君田町の君田温泉森の泉に行ってきました。平日であったのでお客さんも少なくのんびり過ごせました。またすぐ側の「はらみちを美術館」では心暖まる、はらみちをさんの作品を見ることが出来ます。一度行ってみてください。
 君田温泉森の泉DSC00788


 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)です。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形「流刀」「逆刀」「浮雲」「山下風」「岩波」等を中心に行います。詳細は貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古のページを御覧下さい。

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  1. 2011/05/17(火) 21:25:54|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

萌の位

土曜日・日曜日の道標に引用した「流儀法度之事」が記されている「槍術伝書写」は新陰流槍術の伝書の写しでした。研究の為の時間がもっと取れれば色々な事が判明するのですが、何分生きていく為には、いくら給料が下げられても仕事を続けなければならず、かといって研究では生活できず。
 さて「槍術伝書写」の中に「萌の位」という項目がありました。今では萌という漢字は誤解されるかもしれませんがもともとの字義通りの解説です。以下に引用します。

 萌の位

 是モ草木ニタトヱテ云、則陽ライフクノ処也
 草木ノキサスヨリ花サキ實ノリ落葉迄少シノタヱマナキ処間ニ髪ヲ入ベキヤウナシ、敵ニカカルモ此処ノ心持也、立向所ヨリツキトメ候迄少モユタンナク圓心圓形ノ如ク仕事専一ノ習也此言葉ニ不及処也

 これも居付くなという教えと同じ範疇として理解してよいと思います。常に変化してとどまる事はありません。
 あえて草木の変化に譬えているところがところが妙です。
 居合で座している時も、柔術で立って居るときも止まっているように見えても実は止まってはいません。曰く言いがたしですが、自得してください。

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  1. 2011/05/18(水) 21:25:40|
  2. 武道史

上半身の働き(中級者の方のために)

 これから述べることは臍下丹田を中心として上半身と下半身が同時に制御されている事が理解でき、ある程度使えている方には有益ですが、そうでない初心者の方には誤解を与えてしまう可能性が大きいので初心者の方は頭で理解しようとしないで下さい。
 さて本題ですが、先日柔術の稽古を見ていると「四留」の稽古で後ろに下がるときは臍下丹田で動きながら対処できているのに、前に出るときには急に臍下丹田の働きが消え、末端の下肢のみが働き始めていました。
 下半身が動きの上で重要である事は勿論なのですが、下半身にいついてしまうと上半身の働きも疎かになってしまいます。したがって「四留」の形の動きを途絶えさせない為には上半身の働きを止めないことが大切です。さがる時には臍下丹田が働き下半身と上半身が調和を保って動いています。したがってことさらに下半身と意識しなくとも臍下丹田を中心に動いている上半身を働かせることによって下半身もそれに応じて動くものなのです。
 これは居合の動きにおいてもいえることなのですが、誤解を与えてはいけませんので稽古のときに指導いたします。

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  1. 2011/05/19(木) 21:25:13|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

流儀法度之事 3

 流儀法度之事の続きです。

 善悪  主君に不忠ノ事、先祖父母ニ不孝ノ事、天罰ヲ蒙ル事、神罰ヲ蒙ル事

 この項目は善悪のけじめをつけなさいということでしょうか。主君に不忠であったり、先祖父母に不孝であるのは代表的な悪と考えられたのでしょう。

 富貴  富貴ノ人ヲ見テ諂ヒ機嫌ヲ取事

 江戸時代の武士であっても、お金持ちに気に入られようとして機嫌を取る事があったのでしょうか。「武士は食わねど高楊枝」の武士にとっては許しがたいことであったでしょう。

 貧賤  貧賤ノ人ヲ見テ賤シメ侮事

 前の項目の裏返しです。貧しくて身分が低い人を馬鹿にする事が武士の中にもあったようです。人を笑うものは、いつかその立場になったときに笑われることもあります。しかも、貧しさや身分の低さは、その人の徳とはかかわりのないものです。


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  1. 2011/05/20(金) 21:25:28|
  2. 武道史

流儀法度之事 4

流儀法度之事の続きです。

 不定  心ヲ騒ク持テ狼狽(ウロタエル)事

 武術にあっては事が起こったときに心が静まらずうろたえてしまうのは致命的です。いくら稽古のときに業が上手であっても役立つことはありません。

 多言  虚言ヲ云テ我身ニ疵ヲ求事

 「疵ヲ求」とは「ことさらに人の欠点や過失を探し求める。」という意味のようですから、嘘偽りを言って自分自身に不名誉、不面目となる事をいうのでしょう。「方便であった」といって自分の立場を良くしようとした政治家もいましたが、真の方便は墓場にまで持っていくか自体が完全に良くなった時に真実を話すことです。その政治家のようなことを「虚言ヲ云テ我身ニ疵ヲ求事」といったのでしょう。

 三十  三十ニシテ免許ノ事、三十ニシテ有妻事、無妻者ハ有妾事、廿九迄ハ妻妾共ニ法度ノ事、掟ヲ破テ不義ノ事 

 この項目の言わんとすることはよく理解できません。30歳であれば免許となり妻を娶っても妾を持っても良いが29歳までは禁じるというのはどのような時代背景や地域のルールがあったのでしょうか。

 我家の前庭に花が咲いています。
       花1DSC00801



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  1. 2011/05/21(土) 21:25:07|
  2. 武道史

流儀法度之事 5

 流儀法度之事の続きです。

 厚信  善事ヲ厚ク、不信我侭ノ事

 「不信」とは「仰心がないこと。不信心。」を意味したようです。善行を重ねることを勧め、不信心を戒めたと解釈できます。

 鎗咄  勝負ニ付喧嘩口論ノ事

 当時の防具着用の試合では槍術も剣術も審判はいませんから、各自、自分の突きが入ったとか、相突では自分の突きのほうが歩合が良かったという思いがあったと思います。そのような時に口論が起こったのかもしれません。冬至であっても防具着用の試合稽古はあくまでも稽古の一方法なのだと思えず、全てであると思い込む人がいたのだと思います。

 貴下  貴人ニ無礼ヲシテ、下モタル人ヲ侮事

 身分の高い人に対し礼を失し、自分より下位のものを侮ることを戒めたものですが、貴人に対し礼を失するのは自己の驕りから生じ、下位の者に対する侮りも同じように自己の驕りから生じます。

 これも我家の前庭に咲く花です。
花2DSC00802


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  1. 2011/05/22(日) 21:25:01|
  2. 武道史

貫汪館居合講習会

 昨日、貫汪館居合講習会を行いました。県外からも御参加頂き大変有難うございました。今回の講習会では大森流・英信流の内で難易度の高い方を中心に稽古するというテーマを設定しましたので、大森流では「陰陽進退」「流刀」「逆刀」を英信流では「浮雲」「山下風」「岩波」を中心に稽古いたしました。復習のために今日からそれらの形の要点について簡単に述べてみたいと思います。今日は「陰陽進退」についてです。
 言うまでもなく居合の動きは座った姿勢が基本となります。したがって全ての方の動きは座った時の体の状態と換わることはありませんが、座姿勢そのものが異なっていてはどうにもなりませんので少し座姿勢について述べます。正座の姿勢は「背筋をピンと伸ばし、胸を張り、手はしっかりと腿の上において」はなりません。そのような作った姿勢では刀は発してはくれません。中心は取れていながら胸を張る事もなく背を曲げる事もなく、そけい部は完全に弛んで肩肘は弛み手は自然に腿の上に位置します。
 さて「陰陽進退」ですが、抜きつけたときに体の各部が前述した座姿勢の状態になければ次は動けません。前述の座姿勢の状態にあれば上半身も下半身も引力の方向に引っ張られていますので次の左足の動きは腿の下部から行われ大腿四頭筋を使わずに前に体が進みます。
 張り受けの動きですが右膝が床についたときそけい部がさらに弛み少し下方に沈めば体は後ろに下がり始め蹴る事なしに体は開き自然に刀は抜けていきます。この時少しでも上半身を使って受けようとする意識が働けば座した状態とは異なり、そけい部が緊張しますので下肢は突っ張り結果として腕で刀を抜き受けてしまいます。注意が必要です。
 明日は「流刀」について述べます。
 貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法.行事のページにに昨日の居合講習会の写真を載せました。御覧下さい。

 裏庭に咲いた柿の花です。毎年実をつけますが、花をまじまじと見たことはありませんでした。
柿の花DSC00806

  6月4日(土)、5日(日)久留米において無雙神傳英信流抜刀兵法の指導を行います。稽古場所は後日お知らせします。
 6月4日(土)は午後7時~8時45分
 6月5日(日)は午前9時~午後3時
 興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/23(月) 21:25:20|
  2. 居合 総論

流刀

 講習会で「流刀」の稽古をしましたが、「流刀」は抜こうとして足を踏み出すために帰って難しくなってしまいます。ではどうするか。
 座したまま刀と鞘を開けば足は自然に前に出てきます。多くの方が腰を浮かせながら刀を抜こうとされ結果として逆に抜く事が難しくなっておられます。少し詳しく述べると、座したまま腰を浮かすことなく体を臍下を中心として前に倒しながら刀と鞘を開けば体は前に出ながら浮こうとし始めます。この時少しでも肩肘に力みが入り、抜こうとしてしまえば体が前に落ちてしまうので、正座した時と同じように肩肘の力みが抜けていなければなりません。
 さて上手く左脚構えに進み、右足が鞘に出たとき体は向きをかえ敵に向きますここからの片手での斬撃もまたそけい部、肩・肘が座した状態と同じになっていれば敵に向いた左そけい部を後方に引くだけで刀は敵に向かって走ります。ただし、この時臍下からつながる右手の親指がさらに切先に通じている常態になっており、親指の相対的な位置が敵に向かっていなければ刀を振り回してしまうことになるので注意が必要です。

 講習会に名古屋から来て頂いた方から素敵なお土産を頂きました。妹さんが手作りされた巾着と足袋袋です。足袋袋には私がいつも使っている真剣の刀の鍔にある象嵌と同じ蜻蛉がおり、巾着には貫汪館のホームページにある鍔にある象嵌の蟹が添えられていました。たいそうなお心遣いをして頂きました。本当に有難うございました。
  巾着DSC00811


 6月4日(土)、5日(日)久留米において無雙神傳英信流抜刀兵法の指導を行います。稽古場所は後日お知らせします。
 6月4日(土)は午後7時~8時45分
 6月5日(日)は午前9時~午後3時
 興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/24(火) 21:25:22|
  2. 居合 業

逆刀

 今日は「逆刀」について記します。講習会に参加された方への纏めですのでポイントのみを記します。
「逆刀」は自分は座しており敵は立って刀を抜いて切りかかろうとしています。その時こちらも半歩踏み出し折り敷いた状態になるのですが、言葉通りに半歩踏み出そうとしては技になりません。
 この半歩踏み出す動きは敵の顔に向いていく柄頭が導きます。ただし鞘手が鞘手はあくまでも接する程度で決して鞘を握ってはいけません。握った途端に体は固まり力を込めて踏み出さなくてはならなくなってしまいます。柄頭が導く前提として正座の姿勢でそけい部の力みが全くない状態は必要になります。
 この後、後方に下がる動きも鞘手が導き、刀と鞘ははなれて刀が鯉口から外れます。
 次の一撃目は額に打ち込むだけでニ撃めで斬るのですが、額に打ち込む動きが肩から先で行われれば足は出てこず自らイチ、ニと出す必要が生じますので注意しなければなりません。
 後の動きは臍下中心に行われれば特に難しい事はないはずです。

 昨夜、家の中にムカデが出ました。20cm弱の大きなムカデで捕まえた時にあばれる動きが手に伝わってきたくらいです。ムカデは刀の鍔のデザインとして象嵌される事もあり、強いものの象徴ともされるようです。
  ムカデDSC00816


 6月4日(土)、5日(日)久留米において無雙神傳英信流抜刀兵法の指導を行います。稽古場所は後日お知らせします。
 6月4日(土)は午後7時~8時45分
 6月5日(日)は午前9時~午後3時
 興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。
 

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  1. 2011/05/25(水) 21:25:30|
  2. 居合 業

浮雲

 講習会で稽古された方を対象として記しますので難解なところもあると思いますがご容赦ください。
 「浮雲」も「逆刀」の動きと同じように鞘手とつながった柄頭の動きが身体を浮かせます。右脚で床を蹴って立つわけではありません。したがって。浮いた時のそけい部は立膝で座した時と同じように緩んでおり上半身もまた座した時と同じ状態にあります。柄頭が右方の敵の頭を越し、足をもじらせる動きもまた同様で柄頭の動きが身体の動きを導くので、下半身も上半身も緩んだままの状態にあります。
 柄頭が動きを導く時の鞘手は先述したように鞘に触れてはいるものの握ってはいけません。
 下方にいる敵の胸元に抜き付ける動きは鞘の動きに導かれて左腰が引け刀がすっと発します。この瞬間に一連の流れの中で身体は中心を保ったまま下方に抜けますので、刀もまた下方に落ち、切先上がり手元下がりで相手の胸元にきりつけた状態となります。その動きは「切り付けよう」と意識して上半身を働かせてしまえば全て崩れてしまいます。形の上では切り付けているのですが、自分自身の動きの中では切り付けようとはしていません。
 その後敵を押し倒す動きも「押し倒す」とは言うものの、刀と身体を一体として身体の軸を回転させるだけですので、体感として「押し倒す」という動きはなしません。
 振りかぶる動きは敵を押し倒した刀が床と平行になっていますので、身体は座した状態と同じままに刀を後方の真反対にぴたりと位置させ引き続き切先が落ちようとする作用を用いて身体は軽くなり腕は持ち上げられ斬撃が行なわれます。刀が床と平行になる前に振りかぶろうとしてしまえば上半身を用いなければならなくなるので注意が必要です。

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  1. 2011/05/26(木) 21:25:54|
  2. 居合 業

山下風

 「山下風」は「浮雲」が出来れば可能となる動きですが、「山下風」の動きも柄頭が身体を導き浮かせます。
 歌に「高根より吹下す風の強けれは麓の木々は雪もたまらず」とありますが立膝で座した状態から高根に登らなければなりませんが、この時に柄頭が身体を導き浮かせています。鞘手は握らずつながっているだけでなければなりません。拳または鍔を当てる動きが不十分になってしまうのは高根に登る前に当てようとしてしまい、腕・肩の動きが勝ってしまうからです。体は風でなければなりませんので座した状態と同じようにどこにも力みがあってはなりません。
 高根に登るために下肢で床を蹴ってしまっては座している意味がありません。柄頭が身体を導き浮かせれば下肢には力が入ることはありません。逆にいえば下肢に力が入って体の位置が高くなったとすればそれは間違った動きですので注意してください。
 手順の問題ですが、我柄をとろうとする敵の腕を潜らせる前から右手を柄頭に掛けてしまわれる気が早い方もおられますが、そのような動きですと、敵は自分の右腕をつかみますし、また上半身に力みが入りやすくなってしまいます。右手は高根に上る寸前に柄頭を包みます。

 久留米での稽古は都合により延期します。次回の稽古はまたご連絡します。

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  1. 2011/05/27(金) 21:25:58|
  2. 居合 業

流儀法度之事 6

流儀法度之事の続きです。

 賤高  家人ニ対シテ無理非道ヲ云事

 内弁慶は心の弱さの現われにほかなりません。外では無理なことを言わなくても家人に言ってしまう事がある場合には自分自身で気をつけなければなりません。

 疎徳  有徳人ヲ疎ニシテ謗リ嘲事

 「疎徳」に読み仮名とレ点があり「徳ヲ疎(ヲロソカニス)」と読ませています。徳のある人を謗り嘲る心の状態をよく省みてみると、自分がその位に及ばないことを嫉妬している面もあるのではないかと思います。素直にあるがままに優れたものを優れていると認める心が大切です。

 

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  1. 2011/05/28(土) 21:25:12|
  2. 武道史

流儀法度之事 7

 流儀法度之事の最後です。

 卑志  志ヲ卑ク持テ悪事ニ交ル事

 すぐに利を得たいと思えば、悪事を働くことのほうが手っ取り早く短期的に徳である場合もあるかもしれません。しかし、北条流兵学に述べられるように正義を行なおうとして負けたとしても、それは勝ちである。という思想も日本の中にあります。武術が単に戦うための技法ではなく、心の法であることを求めた場合志に言及されるのは当然のことかもしれません。

 破法  鎗術ノ掟ヲ破リ国法ヲ破テ我身ヲ滅(ホロボス)事

 鎗術ノ掟というのはこれまで述べてきた法度之事を言うのだと思います。国法を破るというのは明治維新の時には武士は相当に悩んだのではないかと思います。国法を破らなければ新たな事は生まれず、何かをしようと思えば罪に問われてしまいます。大きな変化の時にはこのようなことは必ず起こってしまいます。

 これで流儀法度之事については終わりますが、このような法度や掟は長短はあってもほとんどの流派に存在しました。機会があれば紹介しようと思います。
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/05/29(日) 21:25:27|
  2. 武道史

第3回高知県立坂本龍馬記念館・現代龍馬学会総会・研究発表会

 5月29日(日)、第3回高知県立坂本龍馬記念館・現代龍馬学会総会・研究発表会が国民宿舎「桂浜荘」地下大会議室で開催され、私もお話を聞きに行ってきました。3年前に現代龍馬学会には武道史を専門にする人が居ないので是非会員になってくださいと言われ入会しました。私自身は坂本龍馬その人に詳しいわけではなく、その周辺の高知の武道史に関する情報を得る事を目的にしています。いつか現代龍馬学会で研究発表をして下さいと言われていますが、高知の江戸時代後期の武道史には随分詳しくなってきたものの、坂本龍馬の武術に関する資料や知識があるわけではありません。
 さて研究発表会では以下のような演題で発表が行われました。

三浦夏樹氏 「龍馬と土佐勤王党の関わりについて」
広谷喜十郎氏「坂本龍馬が現代に生きている~龍馬像の変遷」
高山みな子氏「海舟の政治理念『憤言一書』を読む」
宮川禎一氏(特別発表)「慶応元年九月九日、龍馬は手紙をどう書いたのか?」
坂本登氏  「龍馬における自由平等思考」
野藤等氏  「讃岐と龍馬 顕彰碑の建立」
橋詰明仁氏 「私と龍馬さんと檮原のこと」
上野麻衣氏 「龍馬の生まれ育ったまち」

 発表された方々はそれぞれ坂本龍馬への想いが強く、詳しく研究されておられる方々です。これらの方々の中で高山みな子氏は勝海舟のやしゃ孫にあたる方、坂本登氏は坂本龍馬の子孫に当る方です。
 心に残った発表については次の機会に述べる事にしますが、貫汪館で稽古される方は自分が稽古し好きであるならば道場のみで稽古するだけでなく周辺の歴史についても学びより知見を深める事が上達するためには不可欠である事を知っていただきたいと思います。

 当日、雨が降っていた桂浜の風景です
雨桂浜DSC00819浜辺DSC00817
桂浜パノラマDSC00821

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2011/05/30(月) 21:25:19|
  2. 武道史

写真

 現代龍馬学会に行った時に土佐勤王党展のポスターが張ってありました。幕末に活躍した人物についてそれぞれの出身地の博物館で展示する催しのようです。
 このポスターの中で田中光顕、中岡慎太郎、樋口真吉の写真に目が行きました。田中光顕の正座の姿勢は手の位置が異なるだけでいつも指導している姿勢と同じであるのが写真が撮られた角度からよく分かります。また中岡慎太郎の姿勢も正面からですがよく理解できると思います。樋口真吉だけが写真のなかでは年齢が高く椅子に座った写真なのですが姿勢に無理がなく自然であるのがわかると思います。写真は小さいのですがよく見てください。
 左から田中光顕、中岡慎太郎、樋口真吉です。江戸時代の武士の写真を見るとき、中には武術を何も稽古しなかったのではないかと思えるような武士がいる一方で、無銘の武士の中にも相当に遣えただろうと思える武士の写真もあります。

土佐勤王党展DSC00822 田中光顕DSC00823 中岡慎太郎DSC00824 樋口真吉DSC00825





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  1. 2011/05/31(火) 21:25:27|
  2. 武道史

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