無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

神妙剱

 無雙神傳英信流抜刀兵法の太刀打の神妙剣の稽古ですが、「相手が斬り下ろしてくるので、それに合わせて刀を抜いていき」という意識があっては全く稽古にはなりません。そのような稽古をしていたら華法としかならず、箕はありません。
 神妙剣はあくまで無のまま進み、敵の太刀がおりてくるのを感じ、抜付けに払います。形の手順は決まっていても形の稽古は毎回新たなものでなくてはならないのです。無であるから相手の斬り下ろして来る太刀に応じる事が出来ます。「来るか来るか」と待っているのはたんに手順を行っているに過ぎません。
 神妙剣は形には太刀を払いますが、実は敵に抜付ける稽古をしています。
 工夫を怠らないで下さい。

 貫汪館居合講習会を7月11日(日)に開催いたします。今回の講習会では太刀打・詰合を中心に稽古します。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古のページを御覧になり、どなたでもご参加ください。 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です
  1. 2010/07/01(木) 21:25:49|
  2. 居合 業

銃剱術のルーツは津田一伝流

 銃剱術は言うまでもないことですが、小銃に着剣し白兵戦のさいにこれで刺突する武術です。江戸時代末期にも銃槍術として工夫しようとした藩もあったようですが、武士は白兵戦になると小銃を捨て、刀を用いたようです。明治維新後陸軍が創設され、はじめフランス流の銃剱術が導入されましたが、日本人の気質に会わないため陸軍戸山学校で津田教修大尉を中心として日本式の銃剱術が生み出されました。
 津田一伝流は久留米藩に江戸から浅山一伝流をもたらし教授していた津田家の江戸時代末期の当主である津田一左衛門(後に正之)によって浅山一伝流から生まれました。藩主の命によって津田一伝流と唱えたため自流を御流儀と称していました。銃剱術を生み出した津田教修大尉(のちに中佐)は津田一左衛門の長男で津田一伝流を継いだ人物で西南戦争、日清、日露戦争では白刃を振るい白兵戦で戦功を立てています。
 私は突技中心の銃剱術と剱術の津田一伝流がどうして結びつくのかと、ずっと疑問に思っていました。津田教修は何流の槍術を学んだのだろうかとか、津田一伝流に短槍術があったのだろうかとも考えました。

 ここからは仮説です。
 ある時、大石神影流の突の動きを稽古しているときにふと思いつきました。左右を逆にしてみたらどうだろうかと。左右を逆にして突を行い、さらに右手をスライドして木銃の突起部に位置させて突いてみるとその動きが明治時代の初期の銃剣術動きの絵図にかなり似ているのです。銃剣術の初期の動きは槍術とは異なっていたので銃剱術と槍術とがどうしても結びつかなかったのですが、剣術の突なら結びつきます。
 防具着用の突技の元祖は大石神影流で柳川藩のおとなりの久留米藩に突技の影響がなかったとは思えません。津田一伝流の防具着用の上での突技には大石神影流の影響があったはずです。
 あくまでも推論に過ぎませんが津田教修は剣術の突技をもとに銃剣術の突技を考え、それに槍術などの理論も付加したのではないでしょうか。
 津田一伝流は現存していませんので、その形を見ることが出来ないのが残念です。
 もし私が子供の頃、江戸時代の剱術と現代剣道は全く別物であると言う事を知っていれば津田一伝流を知っていたかもしれません。津田一伝流の最後の免許皆傳者であった方が廣島県におられたのですから。今となってはどうにもなりません。


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  1. 2010/07/02(金) 21:25:30|
  2. 武道史

兎角ただ敵の躰をば引のばせ 我身は延びな行かば身を行け

兎角ただ敵の躰をば引のばせ 我身は延びな行かば身を行け

 この歌も定善流の伝書に記されている和歌です。
 これも稽古の際によくお話しすることと同じですが、初心者の方は相手から逃げ自分の間の外から相手を取ろうとされます。そのため自分の体を伸ばし自分の中心からの働きの有効範囲外で技を掛けようとするために技がかからず動きは徒労に終っています。
 いつも同じ指導を受ける方は以下の解説文を読み、工夫してください。
「兎角躰之延る事を嫌申事にて候 依之敵仕懸て取候はば先せんをして敵の躰を引延ばす様に致が習にて候 是前にも申候心にて先づせんを取と申心と同事にて候 兎角敵をば延ぶ様にして我身は不延やうにする事肝要にて候 向へ行候共手と身と離れず躰の不延やうにして身を寄せて行く事第一にて候 敵の体を我方へ引延ばす時は敵延びて弱く成我はちじまりて自然と強く成申候 又向に行時延ず一躰に行候時は敵は我体にせられてそり身に成て弱く我体は自然と強く成る物にて候 引と申候ても力にて無理に引延さんとするにてはなく候 力にて無理に引延さんと致候はば還て我身弱く成り可申候」 

 本文中に「向へ行候共手と身と離れず躰の不延やうにして身を寄せて行く事第一にて候」とありますが初心者の方には小手先を働かせ手と身と離れる方がおられます。人は手先の感覚が発達しているので無理からぬこととは思いますが、末端を中心にしてしまえば中心は働くことがありません。心しなければなりません。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

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  1. 2010/07/03(土) 21:25:18|
  2. 柔術 総論

膝サポーター

 ある時、道場に見学に来られた方が不思議そうに膝サポーターはしないのですかと聞かれました。その方が所属している連盟では多くの方が膝サポーターを使われるらしいのです。
 私も、師範代も無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生も膝サポーターというものは着用した事がありません。お仕事やスポーツなどではじめから膝を痛めている方は別として膝サポーターなど必要は無いのです。
 もし稽古で体を痛めるとすれば、それは動きそのものが悪いのであって、たくさん稽古したら体が故障するのは当然だという考えは武術にはありません。体を痛めてしまった時は自分自身の悪い動きを体が教えてくれているときであって、それを正すことなしに上達する事はありません。
 考えてみたら簡単に分かるでしょうが、江戸時代の居合を稽古する武士が膝サポーターなど用いたでしょうか。勿論膝サポーターなど存在していません。サポーターを使う必要の無い動きをしていたからです。
 膝サポーターをしないのを不思議に思っていたらその方がその方たちが行っている居合を刀なしで見せてくれました。なるほど膝を痛めるような動きをされていました。しかも、その動きは連盟によってきめられた動きだという事ですから、体の丈夫な人でない限りは膝を痛めてしまうでしょう。
 貫汪館で稽古される方は稽古で体を痛めてしまったら、自分自身の動きの拙さを反省する材料にしなければなりません。

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  1. 2010/07/04(日) 21:25:52|
  2. 居合 総論

太刀打

 形稽古を通じて上達するかどうかは行った回数になるのではなく、どのように稽古したかによります。
 太刀打の稽古を行うと、形の手順を追いかけられる方も居られます。全くの初心者で形の手順がまだよく分かっていない方であれば仕方ありません。しかし、何回も稽古して形の手順くらいは体で覚えているのに手順を追っていては絶対に上達する事はありません。形は毎回始めて行うものであり、毎回自分にとって新たな物でなければならなりません。
 次はこうくるのでこう応じ、次はこうくるのでこのように応じるとか、斬りこめば敵はこう受けるという意識をもっていては見事に手順を繰り返しているだけで、それは華法にすぎず、それだけの動きしか出来るようにはなりません。まるで塗り絵をしているようなものです。。
 形の手順は忘れ、毎回予測不可能な物として稽古するときにのみ形稽古を通じて上達する事が出来ます。

 素抜き抜刀術も同じ事で相手を想定してといっても毎回新たな敵でなければならず、敵との距離はこの距離で、抜付けは敵のどこを正確に斬って、斬撃はどこくらいまで斬り下ろす。倒れた敵の位置は自分からこの距離で・・・といった想定をしていては自由な動きは生まれる事がありません。
 無雙神傳英信流抜刀兵法の抜付けの想定の多くが「敵の右側面に抜付ける」となっているのもこの理由によります。稽古の内容を工夫してください。
 このような事は柔術でも同じ事です。全くの初心者ならば手順を追うことに精一杯でしょうが、受の動きは同じ手順をしていても毎回微妙に足の位置や重心の高さ体の向き等が異なっています。毎回新たでなければならぬはずのものです。

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  1. 2010/07/05(月) 21:25:27|
  2. 居合 総論

柄手

 「柄手の掛りは」というと何か特別な方法によって柄に右手を掛けなければならないと感じられてしまいますが、特別な方法などありません。柄に手を掛けるという動きはしないのですから。
 柄手は体の中心が働く事によって外見上前に進みますが、その途中で柄をひろう(言葉ではひろうですが、ひろう実感はありません)=柄がついてくる だけです。
 抜付けを難しくされている方は柄に柄手を掛けて、柄手に居付いてしまっているから難しいのです。掛けるという意識と動作がなければ居付いてしまう事はありませんし、そのまま自由です。
 工夫を重ねてください。

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  1. 2010/07/06(火) 21:25:27|
  2. 居合 業

形は満遍なく

 形の稽古は一つの形を徹底的にものにすることも大切ですが、満遍なく稽古する様に心掛けなければなりません。無雙神傳英信流抜刀兵法では大森流も英信流表も全ての形を稽古することによって偏りのない身の備えや動きを養えるように形を組み立ててあります。また渋川一流柔術も履形によって動きの基礎を身につけたら吉掛・込入・打込・両懐剣・互棒・四留くらいまでの形は満遍なく稽古する必要があります。隔離状態あるいは接近した状態、さらに動きを止められた状態などを稽古することによって応用変化を学ぶ事ができます。
 無雙神傳英信流抜刀兵法であれば大森流は初発刀から抜打まで、進んでいる方は英信流の横雲から抜打までを稽古時間内に通して稽古し、残りの時間で動きの悪い形や、苦手な形を工夫するようにします。できれば一つの形を一回行い、次にうつり大森流は11本、英信流表は10本で終え、個々の形の工夫に入ればよいのですが、どうしてもという方は一つの形を二本づつ稽古して全ての形を通してください。
 一つの形を何度も行うと、「次により良い動きとなればよい。」という心の甘えが生じやすいのでなるべく避けるべきです。一本一本に自分のもてる全てがでなければ稽古にはなりません。

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  1. 2010/07/07(水) 21:25:58|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

上達は稽古の密度による

 武術の上達はかけた時間数によるのではなく、その密度によります。稽古内容が人の十分の一に満たない人は人が一年ですむところを十年かかってしまいます。
 私が師の下で稽古していたときにも、なんでそんなに簡単にわかったつもり、出来たつもりになれるのかと思える方はたくさん居られました。
 肩の力みを抜くだけでも、まだまだまだまだと思って稽古する方と、ちょっと力を抜いてみてそれで良しとされる方とでは稽古密度が全く異なっています。「こうしなさい。」と指導されても一度や二度やってみてできたと思う人と、まだ指導された事の五分の一も出来てはいないと求め続ける人では稽古の密度が異なるのは当然のことなのです。
 そこが分かる人か、分からない人かでは随分大きな開きが出来てしまいます。求められた事を徹底して突き詰めようとする人か、自分の興味関心のあるところに目が言ってしまい易い人かのちがいといっても良いかとも思います。
 自分は一生懸命稽古していると思っても、求められている事を一生懸命していないので稽古の密度は薄いのです。稽古しているつもりなのに上達しない方、今一度自分の稽古について考えてみてください。


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  1. 2010/07/08(木) 21:25:18|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

先入観を捨て去る

 居合でも柔術でも、このようなものという先入観が強ければ強いほど上達からは遠ざかります。またその先入観を捨てる事が出来なければ上達する事はありません。
 先入観というものは居合や柔術の稽古を始める前に形成されたものだけを言うのではありません。稽古を始めたばかりの何も分からない時の自分の感覚で物事を捉えてしまったら、それは今後の稽古に対しての邪魔な先入観となってしまいます。またある程度手順を覚えてきた時にも、このようにするのだとかってに思い込んでしまえばそれも以後の稽古にとっては邪魔な先入観にしかなりません。随分できるようになっても、この方が良いと自分で思い込んでしまってもそれが以後の稽古の邪魔をする先入観になってしまいます。
 上達されない方の多くはこのような先入観をもたれ、何も見えなくなっておられます。また見ようともしなくなっておられます。
 心の居付きほど厄介な物はありません。


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  1. 2010/07/09(金) 21:25:28|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

居合帯

 無双神伝英信流抜刀兵法の稽古では膝サポーターと言うものを用いません。理由は必要ないからです。正しく動けば膝は痛めることはありませんし、初心者の方は只でさえ感覚が発達していないのに、サポーターを用いてしまえば床に接している体の感覚をますます鈍くさせてしまうだけだからです。江戸時代に用いられていないものを現代に用いなければならないような動きは間違っています。
 居合帯というものもあるようです。角帯よりも随分巾が狭く何ともいえない存在です。私が師に入門した時には「角帯を用いる。」と師ははっきり仰いました。居合帯のほうが値段が安いと思っておられる方も居られるようですが、インターネットで購入すればしっかりした絹の角帯でも随分安いものです。
 江戸時代に用いられていなかった随分巾の狭い帯を用いてしまうと刀の落ち着きや鞘が動くときの感覚は全く異なってしまうというのは想像に難くありません。
 簡便だという理由で異なったものを用いてしまうと、稽古の時の説明も異なった感覚で自分なりに解釈してしまう恐れがあります。師から伝えられてきた技を習得するためには、せめて角帯くらいはしっかりしたものを用いていただきたいと思います。

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  1. 2010/07/10(土) 23:25:24|
  2. 居合 総論

貫汪館 居合講習会

 本日、貫汪館居合講習会を行いました。多くの方にお集まりいただき有難うございました。
 本日は太刀打を中心に稽古を行いましたが、居合が如何にあらねばあらぬかご理解いただけたと思います。、仮想の敵を相手にしているからと言って、気で制するの、一刀両断するためにタメるのといった動きをしていれば先に斬られるという事は自明の理です。太刀打を手順を追っているだけでは見えてきませんが、求められる事を正しく稽古していただければ見えていなかった事も見えてきたことと思います。
 個々の動きでいえば「出合」「附入」は運剱と体の用い方を素抜き抜刀術と共通のものとして学ぶ事が出来ます。このときの動きは初発刀・左刀・右刀等々の運剱と変わることはなく仮想の敵ではなく打太刀がいるわけですから、自分勝手な動きをする事は出来ず、自在に動く為の手掛かりを得る事が出来たと思います。
 請流・請入は体も心も居着いていては技になりません。抜付けで体を力ませ、斬撃でさらに力ませという悪癖のついた体では敵に斬られてしまうということはよく理解いただけたと思います。
 月影・水月刀では心を無にする事を学びます。来るか来るかと心にも体にも相手の動きを待っていたらかえって応じることは出来なくなります。意図的な動きは排除されなければ形にはなりません。
 独妙剱では自分の体に力みが残る事によって如何に動けなくなっているかを学び、絶妙剣では小手先の動きは役に立たない事を学び、心妙剱では抜付けが如何にあらねばならないかを学んでいただけたと思います。
 また、大石神影流の手数も表拾本の内、七本を稽古して頂きましたが、無理無駄が無いという基礎が出来ていなければ動きの異なるものを学ぶ事は難しいと感じていただけたのではないかと思います。今稽古していることに少しでも居着きや偏りがあり、汎用的な基礎がなければ変化できないものです。難しいと感じられた方は今稽古していることにおいても動きが偏っている可能性がありますのでしっかりと自分自身の動きを確認してください。
 次の講習会は9月12日の予定です。詳細が決まりましたらご連絡いたします。

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  1. 2010/07/11(日) 21:25:01|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

剣道形

 月刊武道の6月号に高野佐三郎の『剣道』の一部が載っていました。この著作は以前にも読んだ事があり、また武道学会などでも取り上げられた事があったと思いますが、今行われている剣道形というものがどういう意図のもとに作られたのかがはっきり記されています。
 一般的には各流派の粋を集めて作られたとされていますが、実際は全く異なります。以下の文を読んでください。

「 形を演ずるに当りては充分に真剣対敵の気合を込め、寸毫の油断なく、一呼吸と錐も苛もせず、剣道の法則に従ひ確実に演練すべし。形に重んずべきは単に其動作のみならず実に其精神にして、気合充実せず精神慎重を欠かば如何に軽妙に之を演ずるとも一の舞踊・体操に過ぎぎるのみ。
 大正元年大日本武徳会及び高等師範学校相協議し武徳会主となりて「大日本帝国剣道形」を制定せり。従来各流各学校等に於て選定せる形は其数数百に上り往々形としての意義を没却せるのみならず剣道教授上種々の不便少からぎりき。「大日本帝国剣道形」は武徳会本部内藤高治・門奈正・東京根岸信五郎・九州辻眞平の四民及著者〔高野佐三郎〕の五名主査を命ぜられ全国各大家に諮り選定せるものにして、従来の武徳会剣道形及文部省選定剣道形は之を廃し、代ふるに「大日本帝国剣道形」を以てすることゝなれり。従来の形は形としてのみ用ひられ仕合に応用し得ぎるもの多かりき。此の形は僅に十本に過ぎぎれども之を活用すれば何本にも応用するを得可し。実際の仕合に応用し得るを主眼としてこれを制定せり。」

 前段は形に対する一般論ですので読み流してください。後段の「・・・従来各流各学校等に於て選定せる形は其数数百に上り往々形としての意義を没却せるのみならず剣道教授上種々の不便少からぎりき。・・・」の「剣道教授上種々の不便」とは一体何を意味するのでしょう。あとで述べます。次の文で剣道形制定の目的がはっきりします。

 「従来の形は形としてのみ用ひられ仕合に応用し得ぎるもの多かりき。此の形は僅に十本に過ぎぎれども之を活用すれば何本にも応用するを得可し。実際の仕合に応用し得るを主眼としてこれを制定せり。」

 つまり「剣道形とは防具着用の現代剣道の試合のために作られた形である。」という事がはっきり記されています。竹刀稽古用のための形であるわけで、各流派の粋を集めたなどというものではないのです。ここでさきほどの「剣道教授上種々の不便」という言葉がはっきりします。
 流派の形はあくまでも命がかかった時のためのものであるので袈裟に切り込んだり、あるいは脇壷に下から斬り上げたり、篭手を下から斬り上げたり、内腿を斬ったり脚を払ったり、顔を突いたりといった現代剣道では一本にならない技が数多くあります。このような形を稽古していたら防具着用の現代剣道には種々の不便が生じるのは当然です。また各流派の形では足は撞木にとったり、八文字にとる場合もあり、構えも流派によって異なっています。体の遣方も異なっているのです。これでは大日本武徳会の剣道として統一する事は出来ません。これが「剣道教授上種々の不便」であるのです。
 現代居合道も流派を超えた連盟の形の動きをまず身につけさせられると言う事ですので、剣道形の制定の過程から学んでいるのかもしれません。

 「大日本帝国剣道形」が以上のような考え方で作られたものというのは学会でも発表されていますので主だった現代剣道の先生方、特に大学で剣道を指導する先生方はご存知のはずです。何故に「各流派の粋を集めた」という俗説がいまだに存在するのでしょうか。


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  1. 2010/07/12(月) 21:25:56|
  2. 武道史

常に求める

 先日は先入観ということについてお話いたしましたが、そのような傾向が強い方はより深くより深くと新たな事を求めるよりも、自分が作った価値観にそって自分自身を完成しようという思いが強い方でもあります。
 求められた事に対して、常にこれでよいのかと自分自身を見詰めていれば今まで自分自身で気付かなかった自分自身の欠点にいくらでも気づくようになります。100倍の顕微鏡でしか見えていなかったものが、500倍、1000倍と見えるようになれば自分の動きが如何に欠点だらけか理解できるようになります。と同時に求められた事が今まで考えていた事よりもより深く広いものだと言う事にも気づくようになります。
 目を閉じていては何も起こりません。

 貫汪館居合講習会の写真を貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法行事のページに載せました。御覧下さい。

 猿の芋掘り

 雨が続いているせいで山の中に食べ物がなくなったのか久々にあらわれたようです。居合講習会を行った日曜日の朝、出かけようとしていると、山の中から呼びかけるような、また鳥の鳴き声とも間違えそうな小さなホーッホーッという声、猿が出てきていたのは分かったのですが、山を見ても茂った木の葉で姿は見えませんでした。
 帰宅すると、裏庭に植えていたきゅうりが三本ちょうど真ん中からぽっきりと折られていました。食べ残しはなく、丁寧に手で半分に折ったようでした。半分は私のために残しておいたのかもしれません。
 前庭に父が植えたサツマイモは一列掘られていました。まだ食べれるほどの芋にはなっていなかったでしょうに。

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  1. 2010/07/13(火) 21:25:18|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

どこも緊張させません。

 先日、柔術の稽古の前に一生懸命集中して上半身をゆるめる努力をされる方が居られました。しかし残念ながら下半身が固まったまま上半身に取り組んでおられましたので、上半身の力みは比較的抜けたものの、動いてもやはり下半身は緊張して硬いままでした。結果として、上半身の動きまでもがぎこちなくなり調和が取れなくなっていました。
 体はどこも緊張させませんし固める事はありません。どこかに力が入れば他のところはその緊張に比して無駄な力は少なくなったと感じるかもしれませんが、どこか一箇所でも体を緊張させていればそこは隙になります。また自分では緊張していないと思っている部分も、一箇所の緊張をささえるために緊張せざるを得なくなってしまいます。
 1箇所を緊張させたら他の部分が緊張しなくなったと感じるのはあくまでも、体の中で対比してそう思っているだけの事です。5kgのものを持つのは重いものですが、50kgのものを持った後だと5kgが軽く感じられるようなものです。そのレベルではどうしようもありません。
 自分の体をもっと感じ取らなければなりません。

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  1. 2010/07/14(水) 21:21:08|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

気合を入れて始める事も有りません

 武術と言うと何か特別に気合を入れて始めなければならないように思われる方も多いのですが、日常生活そのままで行えなければなりません。
 居合はとっさに斬りかかられてもそれに応じることができる技を身につけなければなりません。したがって、気合をかけて「いざ」というようなことはできないのです。ところが勘違いされる方の中には「演武前から気力を充実させて気合を入れて入場し」という動きが良いのだと思われる方が居られるようです。そのような事をしていたら素人受けはするかもしれませんが居合とはなりえません。
 柔術又しかりです。澁川一流柔術の「鯉口」はすれ違いざまに急に抜打ちに斬ってこようとする者を抑える形の技法群ですが、あくまで急に抜打ちにしようとするのであって、こちらが初めから身構えているわけではありません。
 非常に難しい事で、これでよいというレベルに達する事は出来ないものだと思いますが、普段の状態からすぐに応じることが出来なければ真の技とはいえないものです。そのためには日常生活でも心のありよう体のありようを工夫しておかなければならないのは当然の事です。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2010/07/15(木) 21:25:20|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

姿勢を正す基準が・・・

 渋川一流柔術の稽古で相手を押さえたり、関節をとったりする場合、膝を床につく形が多くあります。立った状態から下方へ沈むのですが、初心者の方には勘違いされて元の位置に戻った時に姿勢を正そうとされる方が居られます。
 自分が下方へ沈んだ時には自分自身の体重も利用しますので決して床に反発した姿勢はとりません。また兄弟子と稽古しているときにはそのように正されています。しかし元の位置に戻った時に胸を張り腰をそらせるといった軍隊的な良い姿勢をとろうとされるのです。技をかけるときに胸を張り腰をさらせていては自分自身の重さは利用できません。臍下丹田に体の中心はなく胸のあたりまで上がって重心は不安定になってしまいます。それ故に正されるのです。
 しかし軍隊的な良い姿勢を幼稚園から叩き込まれている人は、そのような無理がなく体が緊張していない姿勢には無意識の内に不安を覚えてしまうようで、胸を張り腰を反らせるという動けない姿勢に安心感を覚え駄目な姿勢に戻ろうとしてしまいます。
 武術における姿勢とはどういったものかということに気付かなければなりません。

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  1. 2010/07/16(金) 21:25:11|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

素直さ

 今日の稽古では、土曜日にしか無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古に凝れない方も、澁川一流柔術の初心者の方も2人とも上達されました。理由は「素直」であったからです。
 初心者の方に「力を入れるな」「もっと力を抜いて」とか「抜付けは自分で行うものではなく、結果としてそうなるもの」「斬撃も結果に過ぎず自分で振り下ろすものではない。」と指導します。しかい、我が強く、そんな事を言われても体はふらふらになるだけで、しっかり立つ事も出来ないとか、体に力が入らないのでちゃんと刀が振れているとも思えないと考えて、教えに従わず自分の考えを優先してしまえば導く事は出来ないものです。
 初心の内は何も見えていないのですから我を捨て、全てを師にまかせて指導通りに行っていればやがて、こういうことだったのかと理解できる時が来ます。何も見えないからといって師の指導に従って居なければ流派の教えにのっとっていないのですから、その流派を通しての上達は難しいといわなければなりません。
 わからないから師は存在しますし、師が指導を任せることが出来る兄弟子が居ます。
 「素直さ」は最も大きな資質であるといえます。

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  1. 2010/07/17(土) 21:25:29|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

柔術昇級審査作文 1

 澁川一流柔術の6級と5級の昇級審査の作文を載せます。6級は大人が見習わなければならないくらい礼儀正しい男の子で、5級はいつも周りを明るくし、小さな子の面倒も見てくれる女の子2人です。読みやすいように漢字に直したところもあります。
 指導して頂いている方は子供達がどんな事を考えているかよく読んで指導の参考にして下さい。


 「じゅうじゅつをならってみについたこと」  小学校3年生男子

 ぼくは1年から柔術を始めました。ていねいなお辞儀や礼が出来るようになりました。
 最初に裏投が出来るようになりました。足裏がむつかしくて何度も練習しました。できたときはとても嬉しかったです。
 日本刀はつかいかたが一番むつかしかったです。あぶないから気をつけたいです。
 これからも柔術を一生懸命頑張りたいと思います。


 「今自分が頑張っている事」  小学校2年生女子

 今自分が頑張っている事は前の州に注意されたところや、気をつけないといけないところを次の週までおぼえてそれを気をつけて稽古することです。
 たとえば相手の目を見たり、止まらずにやったりすることです。わざが終わってからも相手を見て元の位置に戻る事です。
 前まわり受身はおへそを見て回り終わったら前を見てまた回るようにしています。後受身はおへそを見ていないと起きあがれないのでおへそを見てやります。棒をまわす時は前を見て横で棒を回す事です。
 稽古のとき先生に注意されたところを次のわざの時に気をつけます。わざの最後に「えい」と言う声を大きな声を出して言います。相手から手をはなすときにずっと相手の目を見てゆっくりはなします。これからも柔術をもっと頑張りたいです。


 「今柔術で頑張っている事」  小学校3年生女子

 先生に教えられたとおりに頑張っています。たとえば前まわり受身で森本先生に「ふわぁふわぁと次々行ったらいいよ。」と教えてもらってその通りにしたら頭が当らなくて「すごいな。」と思いました。
 一番私ががんばっていることは、入る時の礼です。ちょっとむつかしいです。
 二番目にわたしががんばっていることは、新しいところ(形)を身につけることです。
 それは相手が私のいろんなところを持つからです。もたれたら私はどうにかはずそうと頑張っています。
 先生に注意されないように頑張っています。



 7月31日と8月1日、久留米に指導にまいります。興味のある方は久留米道場のH.Pの連絡先へ御連絡ください。
 7月31日(土)17:30~20:45 久留米武道館小道場
 8月1日(日) 09:00~16:30 田主丸武徳館剣道場
 

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  1. 2010/07/18(日) 21:25:28|
  2. 昇級審査作文

柔術昇級審査作文 2

 昨日に続き昇級審査の作文を載せます。4級の男の子と3級の男の子の作文です。4級の男の子は最近随分と我慢強くなりました。3級の男の子はよく考えて理論的に稽古しています。


 「自分が上達するためには何をしなければならないか」 小学校2年生男子

 自分が上達するためには先生がよく教えられる「とまらない事」だと思います。
 わけは、竹本先生や竹林先生と意地稽古をしていると止まったら先生の体重がきゅうに重くなって身動きが取れなくなってしまうからです。そして、「止まるな。」と言われ首をしめられるからです。
 だから、止まらずに意地稽古をやろうと思います。意地稽古で止まらずに出来るといいです。

 
 「柔術で気をつけていること」  小学校五年男子

 ぼくが柔術で気をつけていることは、まずちゃんと礼をする事。それは神様にちゃんと礼をするのと同じです。次に先生に集中する事。先生の目を見ていないといつもやられるからです。
 次に覚える事。習った事を覚えていないと知らない人に何かされた時にどうすればいいのか思い出せません。
 次に油断しない事。もし油断してしまうと、とても危ない目に会うかも分かりません。だから油断はいけません。それはどれでもいっしょです。勉強もスポーツもです。
 次に物をきれいにたたむ事。それは心を落ち着け集中する練習のようなものですが、それが僕には大切だと思います。練習することで心が落ち着く。それはとても良い事だと思います。
 朴は二回に一回しか稽古に行けませんが、これらの事を努力してもっと上達したいです。


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  1. 2010/07/19(月) 21:25:12|
  2. 昇級審査作文

柳川

 調査旅行ではなく久々に楽しむためだけに日帰で子供達2人と出かけました。大宰府天満宮から柳川へ行き帰りには福岡のキャナルシティーへ。大宰府天満宮は何時行っても人が多く、二年前にいったときもそうでしたが今回も中国語があちこちから聞こえてきました。
 江戸時代の日記を読むと大宰府へは廻國修行をした武士達も立ち寄っていたようで、かたぐるしく修行しただけでなくちゃんと観光もしていたようです。

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 柳川へ行くのはいつも古文書館へ行くためで、ウナギの蒸篭蒸しといったご飯とは縁遠く、昼食も近くのスーパーで済ませていますが、今回は夜明茶屋という有明海の魚介類を食べる事が出来るお店に行きました。
 一枚目の写真は有明の幸定食。クチゾコの煮物やエツ、いそぎんちゃくやくらげなどです。
二枚目の写真はエイリアンに似ているワラスボとムツゴロウの活造。
三枚目の写真はエツという筑後川河口でとれる小骨の多い魚です。
 最後の写真は有明海です。小さな写真はクリックしていただくと拡大します。

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 その後、旧柳川藩主・立花家の別邸「御花」へ行き、資料館で甲冑等をみて、別邸へ別邸には無造作に雑兵が用いていた兜がかけられています。もったいないとしか思えないのですが。

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 その後、北原白秋記念館へ行きました。柳川は北原白秋が生まれたところだそうですが、高校生の頃伝習館という藩校の伝統を受け継ぐ高校で一人の教師と争いとなり中退して上京したそうです。北原白秋に関しては恥ずかしながら入試の時に暗記事項として名前や作品名を覚えただけなのですが、展示してある作品をよむと、日本語がここまで美しく生き生きするのかと思うほどに素晴らしく思いました。その後福岡キャナルシティーへ向かいましたが不景気なのは自分一人ではないのかと思えるくらいに活気がありました。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

 7月31日と8月1日、久留米に指導にまいります。興味のある方は久留米道場のH.Pの連絡先へ御連絡ください。
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  1. 2010/07/20(火) 21:25:01|
  2. 未分類

太刀打の間

 太刀打の稽古で斬り込む時の間が近い(一歩進んだときの進む距離が短い)方が居られるのでどうしてだろうと観ていましたが、斬り込もうと意識するために上半身主体になり脚が働いていない事に気付きました。
 立って歩みながらの斬撃の稽古もしており、そのような問題はクリアできているだろうと思い込んでいたのですが、ひょっとしたら、立って歩みながらの斬撃の稽古の時も斬り込むときに上半身主体になって下半身が固まっているのではないかと思います。
 言うまでもなく上半身は下半身に乗っています。したがって下半身が働かなければいくら上半身が頑張ったところでその場でじたばたしているに過ぎません。指摘した問題は下半身が働いていないというよりも、上半身を働かせたいがために下半身が忘れられてまったく動きの調和が取れていなかたことに原因があります。
 自分では目一杯頑張ったつもりでも、無駄な事をしていれば下達するだけになってしまいます。工夫に工夫を重ねてください。

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  1. 2010/07/21(水) 21:25:17|
  2. 居合 業

心が歪んでいるのです

 刀を振り上げては腑抜けて前傾し肩が体から遊離し、斬り下ろしてはまた附抜けて後傾し、手を縮める。刀を肩に構えては体を右に捻り、袈裟に斬っては体を左に捻る。
 稽古時間ずっと歪を正し、無理をなくさせてやっと理解されたかと安心していたら「体が前傾してますね。」とあさい理解。

 いいえ。心が歪んでいるのです。心が定まらず、ああしよう、こうしよう。ああもしたい、こうもしたいとさまよっているから体もさまよい歪むのです。

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  1. 2010/07/22(木) 21:25:31|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

斬撃のさいの刀の位置

 抜付けから斬撃をして斬り下した刀の位置は「これこれこういう所にあるはず。」あるいは「切先は床上何cm位にあるはず。」という固定された考え方は無雙神傳英信流抜刀兵法にはありません。
 抜き付けてから敵はどのようになるかはわからず、自分が高い位置に斬り込めば刀は比較的高い位置でとまり、低い位置に斬り込めば刀は比較的低い位置にとまります。切先は・・・という論議は全く意味をなしません。同じ長さの刀であっても反りの強い刀や反りの浅い刀があり、また長さも異なれば当然斬り下した時の切先の高さは異なります。
 外形を考えて動きをそれに合わすという稽古方法は固定された動きしか出来ないようにする駄目な稽古方法です。稽古は自由自在になる事を目指したものでなければなりません。

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  1. 2010/07/23(金) 21:25:43|
  2. 居合 業

突事もまた挽くことも習あり 手と身とあしと一体にせよ

突事もまた挽くことも習あり 手と身とあしと一体にせよ

 この歌も定善流の伝書に記してあります。当然の体遣いなのですが、当時にあっても出来ない方もいたのかと考えさせられます。
 解説には以下のようにあります。
「敵を押倒しなどする時 必習を不知人は手と身と離れて手計にて突物にて候 手にては不突 手と身と足とにて突事口伝にて候 挽事も猶又同じ 引事は就中手にて引たる分にては行ぬ物にて候 縦は手計にて引は重き物を引に小人数みて引様なる物にて候得ば 参兼可申候 体と足手と力を揃て一体に引候ば 三頭の人数が一つに成てしかも大勢の力を揃て引様なる物にて候程に重き物も安々と引倒す筈にて候 御工夫可有候 又序に申候向より突を請けて見候に手計にて突は請能覚申候 又当流の秘伝に敵を取に手之内の習と申事を大事に致候 口伝」

 手足体がばらばらに動いてしまっては技も掛かる事はありません。体を一つに統一するものが臍下丹田であって、これに自分の体の全てを預けておけばよいのですが、「ああしたい、こうしたい。」という思いが強い方は体がバラバラになってしまうようです。
 かといって下手な理解をして体を力ませて硬直させ体が統一されていると感じるような愚かな思いにとらわれてもなりません。
 この教えは柔術も居合もかわる事はありません。刀が加わるので「刀と手と身とあしと一体にせよ」となるでしょうか。

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  1. 2010/07/24(土) 21:25:09|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

太刀脇に心つけて納むべし 我太刀にまた心ゆるすな

 太刀脇に心つけて納むべし 我太刀にまた心ゆるすな

これも定善流の伝書にある歌です。
 澁川一流にも鯉口、居合など無手で刀を持った相手を制する形がありますが、相手を制したあとに相手の刀を処理してしまわなければ、相手に次の動きをされてしまいます。
 また自分が刀を腰にしている場合は、かえって敵に奪われて、それによって自分が害される場合もありますので自分自身の刀にも油断することは出来ません。

 和歌の解説に以下のように記してあります。よく読んでください。
「敵の抜たる太刀は就中取伏たりとも太刀脇を早く留へし 不抜太刀なり共心を附て早く留る事専一にて候 いちおそろしき物にて候 太刀をもぐに可習有候 先早く柄さきを取てもくへく候 抜身を納に口伝有之候 又我指たる刀脇指に能心を可付事肝要にて候 自然取懸る時敵より不意に奪る物にて候 又敵を取伏せても倒れさまに我脇差をひん抜て突事可有候 依之取て納るに究りたる者を取候時などは本より丸腰にて行か又脇差をとめて行事能候はんと存候 但しとめ様に口伝可有候」 

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  1. 2010/07/25(日) 21:25:17|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

礼儀作法

 次男が通う高校の体育では1年生で剣道の授業があるそうです。おかしな事として話してくれたのですが、道場に入る前に「御願いします!」と大きな声で礼をしながら言わなければならない事になっていて声が少しでも小さいと体育の教師が「やりなおし。」と指導をするのだそうです。私ははじめは体育教師に対して礼をするのかと思っていたのですが、体育教師に礼をするのではなく道場に対する礼なのだそうです。次男が言うには、あまりにも奇異なので最近は体育の教師が来る前に皆で早く道場に行って、常識的な声で言っていると話していました。
 その体育の教師は大学で剣道を専門にしていて高校でも剣道部の顧問だという事なのです。やはり中学校で武道を必修化して、「日本の伝統文化うんぬん・・・。」と言っても駄目どころか、マイナスなのではないかと思います。大学の体育学部出身で剣道を専門にしていた体育の教員がこれなのですから、奇妙な事を伝統として教えられるだけになってしまいます。
 
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  1. 2010/07/26(月) 21:25:12|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

指南

 澁川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生は名刺に「指南」という肩書きを用いておられました。もともと指南とは南を示す指南車の車を省いたものから来ており、行くべき方向を示す人、つまり師であるという事です。
 指導するためにはその人の全体を見渡して、この時点から上達するためには今何をなさなければならないかを見極め、個々に指導しています。しかしながら指導は聞いていても自分が動き始めたら、今聞いて「はい。」といったのはどこへ行ってしまったのか。全然指導に従って稽古しようとしていない方も居られます。
 動き始めたら自分が「ああしよう。こうしよう。」と思ったこと以外は全て忘れてしまうのだろうと思います。先達の言葉に従わず、自分の思い込みに忠実に稽古するのですから自分自身は一生懸命稽古したと思っていても実際は進むべき方向からはますます遠ざかってしまっており、下達しかしていません。
 方向を示しているのにそれを無視して自分でかってな方向に行ってしまうのですからどうしようもないのです。
 無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生はそれを「我が強い」と言って遠ざけておられました。我が強い方には教えようがないのです。何年掛ろうとも自分自身で気付かれるのを待つしかありません。

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  1. 2010/07/27(火) 21:25:59|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

下肢

 居合の稽古が座しての方から始まる意義については度々述べていますが、理解するのが難しいようですのでくどいようですが、また述べておきます。
 居合で座って稽古するのは下肢を使わないためです。下肢を使わないといっても、下肢は働きます。使わないというのは踏ん張らない、蹴らないという事です。踏ん張らず蹴らなければ動く事は出来ないと単純に考えてしまったらそれまでです。もちろん初めから自由に動く事など出来ません。かといって蹴り踏ん張っていてはいつまでたっても上達はありません。
 動けないからこそ工夫が必要になり業が生まれます。
 座した居合で大腿部を用いて体を持ち上げ、抜きつけた瞬間に下肢を固めてしまう動きは無双神伝英信流では行いません。下肢を固めてしまえばいくら上半身で刀を振ってもびくともしないといった錯覚に囚われる方もあるようですが、それは動けないのであって、居付いているのです。
 座して体のどこにも力みがない状態は抜きつけても斬撃しても血振いしても変わってはなりません。そのために座るのですから。
 「居合でいう脚で斬る」という事と、「脚力を用いる」という事とは全く反対の動きです。よくよく工夫してください。

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  1. 2010/07/28(水) 21:25:02|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

集中力が身につきますか?

 居合や柔術を知らない方で、稽古を始めてみたいと興味をもたれる方が、ときに「集中力が身につきますか?」と質問され事があります。
 集中力は身につきませんと答えます。実際、一般にいわれるようには集中していないからです。一般にいわれる集中力のイメージは何かに集中していたら、それ以外の雑音は耳に入らないとか、周りの者が何をしていようが自分のしている事にだけ注意を向けているという状態です。
 しかし、居合でも柔術でも集中はしていません。集中してしまったらそこに居付いてしまうからです。
 実際は集中せずに解放しています。解放すれば居付きはなくなります。自然と全ての情報とつながります。我はなくなります。
 稽古している方で分からない方は工夫を重ねてください。

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  1. 2010/07/29(木) 21:25:24|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

姿勢が良くなりますか?

 「姿勢が良くなりますか?という問いかけも、武術を知らない方から出る質問の一つです。
 しかし、江戸時代以前から続く武術では現代的な姿勢の良さは身に尽きませんし、否定すらする場合があります。
 現代的な姿勢の良さのイメージは胸を張り、背筋をぴっと伸ばし首筋をピンとさせ、腰を入れて、脚もすらっと伸びさっつさっと歩くイメージですが、それは明治以降に軍人の姿勢が日本で一般的になり、また学校教育でも教えられたために、良い姿勢のイメージとして定着したものです。その姿勢を求めるのであれば、現代武道を稽古するほうが早道だと思います。
 武術においてはどのようにでも動ける状態にある姿勢を尊びます。したがって胸を張り背筋をぴんと伸ばしてしまうと特定の範囲内の動きであれば有効ですが、全方位というわけにはならなくなってしまいます。
 肩の力は抜け下方に下がり、胸をそらす事もなく背筋を無理にピンと伸ばす事もありません。幕末の武士の写真を見てください。

 7月31日と8月1日、久留米に指導にまいります。興味のある方は久留米道場のH.Pの連絡先へ御連絡ください。
 7月31日(土)17:30~20:45 久留米武道館小道場
 8月1日(日) 09:00~16:30 田主丸武徳館剣道場
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2010/07/30(金) 21:25:31|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

代々背がまえがかる

 師によれば大石家の人は代々背が前がかるのだそうです。これは代々剱を振り続けてきたからだろうと言う事でした。つまり胸を張った姿勢ではないということです。
 現代人の姿勢は明治維新以降の国民皆兵の中で形作られてきました。江戸時代の武術家の肖像画を見ればわかることなのですが、江戸時代に書かれた塚原卜伝や伊藤一刀斎、小野次郎衛門、宮本武蔵、男谷精一郎、千葉周作などの肖像画はみな背が前がかっています。
 西洋化された現代的な感覚でみれば背がまえがかっていると感じられても当時にあってはそれが普通であったのだろうと思います。大石家代々の師範も明治維新以降の感覚で判断すれば背が舞えがかっていたと言う事なのではないかと思います。
 私自身も自衛官であった時のような背筋の状態で刀を用いろと言われれば全く異なった動きにならざるを得ません。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/07/31(土) 21:25:14|
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