無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

頭の中も力まずに

 先週の土曜日の柔術の稽古をみていて、上級者の方と初心者の方とでは明らかにそのレベルが異なっていました。上級者の方についてこれる中級者の方がいまだ居られないのが残念です。
 上級者の方と初心者の方の違いですが、上級者は何もしないとき、また動きの最中にも力みなく動きによどみや滞りがないのに対して初心者の方は何もせず立って居るときから力み、動き出したらますます力んで動きはゴツゴツ自分の中で体の各部がぶつかり、またそれぞれの部分が他の部分に干渉して動きを滞らせています。
 形の手順は覚えておられるのですから問題は心にあります。ああしよう、こうしよう。肩に力みが入るから肩の力を抜いて、それからそけい部は緩めて、膝も緩めて、相手が動いたらそれにあわせてこう動いて、などという思いが全てを狂わせているのです。
 頭の中が力んでいるのですから体が緩むはずはありません。考える事は止めなければならないのです。

 貫汪館広島護国神社奉納演武会は4月4日(日)午前9時半から実施いたします。

 4月10日(土)、11日(日)久留米道場へ指導にまいります。詳細は後日連絡いたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2010/04/01(木) 21:25:01|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

 昨日は頭の中も空にすると記しましたが、武術を稽古してしばらくたつと、人に上手と思われたいという欲が出てきます。
 今まですらすらと行えていたのに見学者が来ると急に拵えた様な動きをしてしまう。久しぶりに遠方から稽古に来られる方があると急に硬い動きに変わってしまう。私が手直しをしようとするとさらにおかしな動きになってしまう。これらの変化は「このほうが上手に思われるだろう」と言う自分勝手な思いが体の動きに出てしまうのです。「下手で当たり前」、「自分は未だに未熟であるのだ」と言う覚悟がなく、自分は少しは上手なのだと思い込み、思い込ませたいが為の動きです。
 そのような虚飾は役に立たないどころか大きな害になってしまいます。自分の動きを飾りたいという思いは自分が少しでも上手になったという慢心の裏返しですし、慢心が生じてしまえば上達の速度は遅くなり、場合によっては上達する事もありません。動きも真の動きではなく飾った動きなのですから、そのような動きを続けていればその動きが身についてしまうのです。
 少し成長してしまった子供は別として、小さな子供達はこのような心を持つ事がありません。教えられた事が素直にできるかどうかが自分達の価値観であるからです。
 広島護国神社での奉納演武を4月4日(日)に行いますが常々お話していますように奉納は神々に奉納するのであって人に見せる為のものではありません。自分自身の動きを決して飾るような事をなさいませんように。

 貫汪館広島護国神社奉納演武会は4月4日(日)午前9時半から実施いたします。

 4月10日(土)、11日(日)久留米道場へ指導にまいります。
10日(土)は18:30~19:30、三潴農業者トレーニングセンターの体育館
11日(日)は09:30~12:00、筑邦市民センター体育館
       13:30~17:00、サンライフ久留米 軽運動室で稽古を行います。


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2010/04/02(金) 21:25:42|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

過程

 無双神伝英信流抜刀兵法の稽古でも渋川一流柔術でも、その状態からでは理にかなった動きは出来ないとわかっているのに無理矢理力任せに行っている稽古を目にする事があります。
 居合であれば鞘手・柄手の掛りはじめの動きに無理があると感じたら、そこを徹底して稽古しなければならないにもかかわらず、どうしても抜付けまで行い、結果として駄目な動きを何度も何度も重ねてしまう。
 柔術であれば、自分の重心が上がり、臍下に治まっていない状態から相手を投げようとすれば、どうしても力任せにならざるを得ないにもかかわらず、何度も何度も無理矢理相手を投げて臍下に治まった状態を求めようとしない。
 よくあることですが、やったという結果のみが欲しくてその過程はこれくらいなら良いだろうと無視してしまうのです。たしかに刀は抜け、相手は倒れます。しかし、それは術ではなく、稽古をしなくても誰でもができる動きに過ぎません。誰でも出来る動きでも重ねていれば素人目には上手に見えます。それで良しとされるならば何時までたっても上達する事はなく道場で認められることもありません。自分は稽古はしていると言ったところで異なるものを稽古しているのですから業となるはずもないのです。
 駄目だと思ったら結果を求めず、過程を大切に稽古しなければなりません。

 貫汪館広島護国神社奉納演武会は4月4日(日)午前9時半から実施いたします。

  4月10日(土)、11日(日)久留米道場へ指導にまいります。
10日(土)は18:30~19:30、三潴農業者トレーニングセンターの体育館
11日(日)は09:30~12:00、筑邦市民センター体育館
       13:30~17:00、サンライフ久留米 軽運動室で稽古を行います。
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です
  1. 2010/04/03(土) 21:25:52|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

貫汪館 広島護国神社奉納演武会

 本日、広島護国神社で奉納演武を行いました。桜の花も満開で晴天、とても良い環境の中、奉納できました。
 毎年一回、無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術を稽古される方が一緒に奉納をして頂きますが、皆さん今回は今まで以上に良い奉納をしていただけたと思います。
 柔術では子供達の演武は素直で自分が修得した事を、そのまま演武していました。素直さは大人が最も見習わなければならないところです。大人の演武は硬い動であった方も力みが少なくなり、奉納演武を目指して稽古された成果が出ていたと思います。上級者の技量はますます進み自分自身で上達を続けておられます。
 居合の演武は無理無駄無く動くということが理解でき、その方向へ稽古された成果が出ていたと思います。
 
 それぞれ今回の演武で自分の至らなかったところは感じられたと思います。奉納は自分の悪いところをはっきりと教えていただける良い機会です。本日の演武を今後の稽古に活かしていただきたいと思います。

  4月10日(土)、11日(日)久留米道場へ指導にまいります。
10日(土)は17:00~19:30、三潴農業者トレーニングセンターの体育館
11日(日)は09:30~12:00、筑邦市民センター体育館
       13:30~17:00、サンライフ久留米 軽運動室で稽古を行います。
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2010/04/04(日) 21:25:19|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

 広島護国神社でもお話しましたが、昨日の朝、裏山にまた猿達が出てきて遊んでいました。一眼レフが修理に出ているため写真が鮮明ではないのですが、5,6匹でてきた内の小猿の写真です。

 猿DSC04303

 奥山に食べ物がなく人里まで出てくるのでかわいそうでもありますが、昨年は父が植えた農作物が荒らされてしまいました。
 見ていると猿の内の二匹が小さな木の枝の上で四つに組みしばらくの間相撲をしていました。細い枝の上でバランスを取るのも大変でしょうに更に組み合うのですから人にはとても真似は出来ません。組み合っていても猿達の体に力みは見えず、よいものを見せてもらいました。

 奉納演武から帰って、一休みし夕方、裏山に筍がでている頃だと思い山に入りました。昨年と同じように筍を食い荒らしたようなあとがあり、昨年は狸かと思ったのですが、猿の仕業のようでした。しばらく山の中を歩いていると一匹の猿が警戒するようにホーッツ ホーッツとなき続けます。そのうち大きな猿が出てきてこちらを見て鳴き声をあげました。その距離約15m竹薮の中ですから猿がもし私に襲いかかろうとしたら簡単なことであったろうと思います。上からも攻撃が出来るのですから。
 少し、お互いに見合っていて、私から猿に話し掛けたら、大きな猿はすこし穏やかになりました。猿にしてみれば私は自分達の食料である筍を荒らしに来た存在なのかもしれません。
 収穫した筍の写真です。

 たけのこDSC04309

 裏庭のチューリップも咲き始め、少し前に盛りであったすみれもまだ花を付けていました。

       チューリップDSC04313   すみれDSC04318
   

 貫汪館ホームページに廣島護国神社奉納演武会の写真を載せました。御覧下さい。

  4月10日(土)、11日(日)久留米道場へ指導にまいります。
10日(土)は17:00~19:30、三潴農業者トレーニングセンターの体育館
11日(日)は09:30~12:00、筑邦市民センター体育館
       13:30~17:00、サンライフ久留米 軽運動室で稽古を行います。
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/04/05(月) 21:25:29|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

 先日の奉納演武での気付きですが、無双神伝英信流抜刀兵法を稽古される方に共通する課題が肩にあります。
 抜付け、斬撃、血振い全てにわたって肩が働く方は重心が上がり臍下が動きの中心にならず、動きのどこかで力んでしまっています。逆に肩をなくすことが上手な方は臍下が動きの中心となり動きも滑らかとなっています。
 肩は始めから存在しないと思い込み、肩を使わない。また肩は体の中に溶け込んでしまったと観念し肩を働かせない稽古をすれば臍下が動きの中心となってきます。自分がどのような動きをしているのか再度点検してください。

 貫汪館ホームページに廣島護国神社奉納演武会の写真を載せました。御覧下さい。 

  4月10日(土)、11日(日)久留米道場へ指導にまいります。 
10日(土)は17:00~19:30、三潴農業者トレーニングセンターの体育館
11日(日)は09:30~12:00、筑邦市民センター体育館
       13:30~17:00、サンライフ久留米 軽運動室で稽古を行います。
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/04/06(火) 21:25:00|
  2. 居合 総論

見えていない

 指導していると、これくらいの事はわかっているだろうとお話しても頓珍漢な答えが返ってくることがあります。
 わざと言っているのかと思うと、そうではなく本人は真剣にそう言っているのです。このような事はたまに起こるのですが原因は見えていないことにあります。こればかりはどうしようもなく意図的に見えるレベルに動きの質を悪くしてしまえば、見えてない人は見えたレベルを求めてしまいそれで良いのだと思ってしまいます。したがってゆっくり動く事はしても動きの質を落として示す事は出来ないのです。
 見えていないものを自分の頭の中にある知識で判断してこうだろうと断定してしまうから頓珍漢な答えとして帰ってきます。さてどうしたものか。
 自分自身の固定観念を捨て去っていただき真っ白な気持ちで見ていただくしかありません。
 

  4月10日(土)、11日(日)久留米道場へ指導にまいります。
10日(土)は17:00~19:30、三潴農業者トレーニングセンターの体育館 
11日(日)は09:30~12:00、筑邦市民センター体育館
       13:30~17:00、サンライフ久留米 軽運動室で稽古を行います。


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/04/07(水) 21:25:12|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

努力

 先週の土曜日、広島県銃剣道連盟の総会に出席しました。連盟といっても実態は競技者の大半というかほとんどは自衛官ですので他の武道と異なり仕事の一部として指導に当っている方の集まりです。
 広島県銃剣道連盟の会長が交代されたので、小宴も設けられましたが、その時に、このように指導したほうが上達するとか、このように稽古をしてきたという努力されたお話をたくさん聞きました。銃剣道は現代武道ですので競技を中心にして稽古が行われます。今の銃剣道が実戦的かどうかはさておいて、競技であるという事は勝ち負けがはっきりと出てしまいます。したがって負けまいと思ったら稽古と工夫しかなく、稽古と工夫がない方は永遠に負け続け、絶対に指導者になる事もなく、やがてはこの世界を去っていくしかありません。
 ひるがえって古武道の世界はどうでしょうか。命の掛った事を稽古しているといっても本当に真剣に求めに求めておられるでしょうか。試合がない事に安住して工夫と稽古を怠ってはおられないでしょうか。いつまでたっても良しとはされないと思われる方、いつまでたっても上達しないと思われる方。本当に求めに求めておられるでしょうか。 

  4月10日(土)、11日(日)久留米道場へ指導にまいります。
10日(土)は17:00~19:30、三潴農業者トレーニングセンターの体育館 
11日(日)は09:30~12:00、筑邦市民センター体育館
       13:30~17:00、サンライフ久留米 軽運動室で稽古を行います。


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/04/08(木) 21:25:43|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

そけい部

 渋川一流柔術の形は無双神伝英信流の形と異なり立った状態から稽古します。それゆえ、今までの人生で獲得したしっかり立つという癖をなかなか去ることが出来ません。しっかり立つ事によって下肢に力みが入っており、動き始めはどうしても一度緩み、タメを作って動き出さざるを得なくなっています。
 相手に応じてふわりと動くことが出来るのはしっかり立っていないからであり、上達しようとすれば、しっかり立つという思いをなくし、そけい部を緩める稽古から始めなければなりません。そけい部を緩めると今までしっかり立っていた方は不安を覚えるのですが、そこからしか道は開けませんので心して取り組んでください。

  4月10日(土)、11日(日)久留米道場へ指導にまいります。
10日(土)は17:00~19:30、三潴農業者トレーニングセンターの体育館 
11日(日)は09:30~12:00、筑邦市民センター体育館
       13:30~17:00、サンライフ久留米 軽運動室で稽古を行います。


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/04/09(金) 21:25:20|
  2. 柔術 総論

来島又兵衛

 インターネットの産経ニュースの【幕末から学ぶ現在(いま)】に来島又兵衛について載っていました。来島又兵衛は長州の人で蛤御門の変において指揮を取り馬上で狙撃され自刃した武士です。
 蛤御門の変にあたっては京への進発に反対した高杉晋作を罵倒し、慎重だった久坂玄瑞をひきずるように上洛したといいます。記事では来島又兵衛の人物像については正確に記してあるように思いましたが、残念なのは来島又兵衛の原動力について正確に言及されていないことです。
 プロフィールに次のように記してありました。

来島又兵衛
 きじま・またべえ 文化14(1817)年、長州(山口県)生まれ。江戸で剣術を学んだ後、大検使役などを歴任。文久3年、藩命で猟師を集めた狙撃隊を率いて尊攘運動のために上京。高杉晋作が奇兵隊を組織すると、遊撃隊を編成して総督となり、高杉と連携。元治元(1864)年、禁門の変に出陣し、蛤御門で戦死した。享年49。」

 しかし、実際は来島又兵衛は長州では新陰流を学びさらに修行中、数度、柳河の大石進のもとに赴き大石神影流の免許を受けています。(余談ですが当時の長州は防具着用の試合剣術に遅れを取っており、藩の新陰流の師範も大石進に入門し学びました。)
 その後、来島又兵衛は新陰流の免許も受け自分の道場では大石神影流と新陰流を指導しています。「江戸で剣術を学んだ後」というのは間違いです。江戸に出たのは免許を得た後で経験を深めたというのが真実です。その間、斎藤弥九郎に知己を得、長州藩士に神道無念流を学ぶものが多かったのは来島又兵衛の紹介によるところが大きかったとも言われています。歴史を何でも江戸中心に考えてしまう偏向した考え方はいつか正されなければならないと思います。
 若い頃に、柳河の大石進のもとまで数度修行に赴き免許を得た行動力が歳をとった後にまでその原動力となっているのだと思います。
 来島又兵衛の修行については美祢市の瓜生先生が日記を解読されておられます。直接お会いしてお話をお伺いしましたが、襖の裏紙になっていた日記を一枚一枚はがされ解読された御努力は常人がなせる業ではありません。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/04/10(土) 21:25:47|
  2. 武道史

切出す太刀をば手にてとむるなよ身にてとむるとこころ得てよし

   切出す太刀をば手にてとむるなよ身にてとむるとこころ得てよし

 友人に定善流という柔術の流派の伝書『和秘伝書』をいただきました。面白い内容も記してありますので、おいおい紹介したいと思います。
 和歌は太刀に対処する心得を述べたものですが、初心者の人は「打込」に置き換えて見てください。上級者の方は「居合」(素手の)「鯉口」「十手」「分童」などの技の参考にしてください。以下の文章は和歌の解説です。

「敵の打出す太刀を留る時之事にて候。兎角身を近く行と申事にて候。身遠く手にて留る時はとまり兼候。又留テモアマリノ当る物にて留る様にずうっと敵の身近く留めよと申事ニテ候。必此習を不知人は敵の打太刀に心を留め其太刀を遁れんと計思ひ身遠く太刀に目を付て近く行事を知ぬ物にて候。夫は必切られ可申候。少も太刀に心を不留太刀を打出す本に心を付て敵の身に近く行て留候時は敵と我一体に成自然と当らぬ物にて候・・・」 

 いつも「打込」でお教えしている内容と全く同じことが記されています。ということは同じように間違いをおかす人が江戸時代にも居たということですが、刃物に気をとられ、間を遠く取ってしまい結局は何も出来ない状態に陥っている初心者の方をよく目にします。
 師 畝重實嗣昭先生は履形で捕が前に出るのは相手が刃物を持ったときの動きを教えているのだと話されましたがまさにその通りです。「打込」が苦手な方は必ず会得せねばならぬことです。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。 

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  1. 2010/04/11(日) 21:25:00|
  2. 柔術 総論

久留米での稽古

 久留米では2日間、徹底して基本を身につけていただく稽古を致しました。大森流、英信流の形の手順は覚えておられますので動きの質を高める稽古です。
 基本といっても具体的に言うと何だそれくらいの事と思われる事なのですが、自分では出来ていると思われても実際にはまだまだ至っていない方が多いのが基本です。
 具体的には、動きの最中、体のどこも力まない事が基本中の基本です。立った状態から座した状態に移行し、座しても臍下丹田が中心となり、胸もも、肩も腕も全てあるべきところにあり、作るのではない中心線が体を通った状態ができていても、いざ動き始めると体のあちこちが力み始めます。
 鞘手がかかるときには上腕に力みが入り、手の内に力みが入る。柄手が掛る時には自ら手を持ち上げ、さらに無意識の内に柄をしっかりと取ろうしてしまう。鞘手柄手がかかった状態では自らこうしようとして動くために刀が前に出て(出して)あるべきところにない。さらに鞘手が後方に下がる時には小手先を用いて手首を曲げ、手の内を力ませる。
 いたるところに力みが顔を出し、体を固めてしまい自らが自らの自由な動きの発現を止めてしまっています。その結果、動かなくなってしまった体を力づくで無理矢理動かせ、無理矢理動かす事に返って達成感や満足を覚え、居合の真似事をして、これが業なのだと思い込んでしまう。こうなってしまっては手の施しようもありません。
 体のどこも力まず、全てがあるべきところにありさえすれば、抜付けは体がより楽な状態になっていくときに自ずと行われています。自ら意図的に刀を動かそうとするのではなく、まさに刀がひとりでに動くのです。
 2日間の稽古は自分自身の我儘な動きと向かい合わなければなりませんでしたから随分と脂汗のでる稽古であったと思います。しかし、この段階を経ずしては無双神伝英信流抜刀兵法の上達はありません。稽古を重ねていただきたいと思います。
 

 久留米道場の稽古記録が再度更新されています。お読みください。 

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  1. 2010/04/12(月) 21:25:14|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

礼式

 渋川一流柔術の形のはじめには礼式があります。この礼式は蹲踞をし互いに礼をしたのち、再び元の姿勢に戻り仕掛けてきた受をきめることなく追いかえし、胸前に手をおき、体を開くという単純な動作です。しかしこの動きの中に澁川一流の動きの基礎は全て含まれているので礼式を疎かに稽古してしまえば形の稽古に入っても、レベルの低い動きしか身につく事はありません。
 はじめの蹲踞ですが体をおろしあげる際に、全ての力みを抜くことにより中心を保ち、体は真っ直ぐにおり、真っ直ぐに上がります。ややもすればお尻を突き出してしまう姿勢になるのは体のどこかに力みが残り中心が崩れてしまっているからです。初心者の方は少しでもお尻が突き出てしまうように感じられたら自分のどこに力みがあるのかを見つけなければなりません。また体がふらつかないようにと体を固めてしまうのは全く反対の方向を求めている事になりますので絶対にしてはなりません。
 つぎに受をおいかえし胸前に両手をおき体を開く動作ですが、この動きは胸前に両手をおく前から臍下丹田を中心に行われなければなりません。初心者の方は肩を動きの中心としてしまうために上半身のみが動いてしまい、礼式の意義はなくなってしまいます。その後体を開く時も同じで臍下丹田中心に指先まで気がいたり決して腕に力みが入ってはいけません。
 礼式は単純な動作なのですが、その動きの質が低ければ以後の形もそのレベルにとどまってしまいます。疎かにせず工夫してください。
 この礼式の大切さは無双神伝英信流抜刀兵法における帯刀前の礼法の大切さと同じです。無双神伝英信流の礼法についてはまた記します。

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  1. 2010/04/13(火) 21:25:29|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

礼法

 昨日は渋川一流柔術の礼式の大切さについて述べましたが、無双神伝英信流抜刀兵法においても礼法を疎かにしていたら形のレベルも低いレベルにとどまらざるをえません。
 居合はまず座る事によってその基礎を養います。刀礼は道場内で座して行います。したがって礼法の時点で形のレベルが決まってしまいます。臍下丹田が中心になり中心が定まった上で刀を動かし礼を行えればよいのですが、初心者の多くの方が刀を動かし、横たえる事に気をとられ、臍下の動きの中心は刀によって振り回されています。これは抜付けや運剣が刀中心で行われ、臍下はどこへ言ったのかという動きにの原因になってしまいますので十分に気をつけなければなりません。礼法が繊細に行われなければ方もまた繊細ではありえないのです。
 帯刀して立ち上がるとき、未熟な初心者の方は前足を踏み出し、前足に重心を掛けて前足の大腿筋をもちいてグッと立ち上がられますが、これも居合にはつながらない動きです。前足を出した時重心はまだ後足にあり前足は自由な状態にあります。また、両そけい部は伸びず力は入っていません。立つのは臀部によります。この動きが出来なければ抜付けも行う事は出来ません。
 簡単な要点のみを記しましたが、自分の動きで確認してください。


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/04/14(水) 21:25:34|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

習い始めの素直な心を忘れてはならない

 先日、柔術の初心者の方に礼式を御教えいたしました。
「肩に力が入っている。」「足を踏みしめた。」「体が歪んでいる。」という指摘はしばらくして理解されるようになり、自分の状態を改善しようと努めておられました。この初心者のうちの素直さが続けば、上達していけるのですが、しばらく稽古を続けると手馴れてきて、これくらいどのようにでもなると考え始め、はじめのうちに心掛けていたことさえしなくなり、やがては力みを力みと感じず、足を踏みしめることも当たり前と思うようになり、体の歪にも気付かぬようになることがあります。
 このような状態に陥ってしまうと上達からはますます遠ざかり、やがてはどうにもならない状態となるものです。しかし本人はそのような状態を何とも感じていないのですから、何とか元に戻したいと努めても、手の施しようがありません。自分自身で気付くまで待つことしか出来なくなってしまうのです。
 習い始めの素直な気持ちが持続する方は、ますます自分の至らなさに気付かれるようになり上達も速やかです。上達するもしないも自分自身の心によります。習い始めの素直な心は大切にしなければなりません。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

 4月17日(土)倭式騎馬会による小鹿野流鏑馬が埼玉県秩父郡小鹿野町の小鹿野中学校校庭で行われます。開始時間は午後二時からです。お時間のある方はお出かけください。日本原産種の馬による古式の流鏑馬を見ることが出来ます。
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 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2010/04/15(木) 21:25:44|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

読めども読めず

 道標は貫汪館で稽古する方のために少しでも多くのことをお教えしたいと思い記していますが、これを通り一遍読むだけの方はなかなか腑に落ちることはないようです。
 先日、ある居合の他流派の方が読んでいますと言われるので、お話をしましたが、私が記している事を全く理解されてはいませんでした。自分の価値観をもって読まれるので、文字は読んでいたとしても真意は読めていないのだと思います。
 しかし、これは他流派の方ですので仕方ないことではあります。とはいっても他流派の方でも、あるいは分野が違う武術が専門でない方でも参考になりますと言ってくださる方もあり、よく理解してくださっている方もおられますので、個人の経験や求め方によるものかもしれません。
 問題なのは貫汪館で稽古していながら全く理解されていないのではないかと感じてしまう場合があることです。先日記したではないか。昨日記していたではないかと思ってしまうことがあるのです。求めてはいないのかと感じざるを得ないのです。
 稽古をされる方は今までの稽古や指導されたこととよく照らし合わせて文章の後ろにある真意を読み取る努力をしてください。


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  1. 2010/04/16(金) 21:25:04|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

独妙剱

 太刀打の独妙剱は遣方が刀を下にとり打太刀が刀を上にとります。したがって遣方が振り上げて斬り込む間合は、常の斬撃の稽古とは異なるということはお教えしている通りです。御理解いただいていると思いますのであとは稽古を重ねていただくとして、難しいのは刀が合するときの動きとその後の動きのようです。
 刀が合するのはまさしく相撃であって10と10の勢いが合します。この時に、遣方が次の柄頭の当てがあるのだからと、次の動きを考えてしまえば自分は8か9になってしまい、実際にはその時点で打太刀に両断されてしまいます。あくまで10と10でなければならないのです。
 さて10と10で相撃した瞬間、遣方の体は文字通りそこに存在しなくなります。そこにあるべきはずのものが存在しなくなるから打太刀は柄頭での当てを受けてしまうのです。自分の力で相手の柄を押し上げて当てるのではありません。そのような質の悪い動きではないのです。
 この動きをするには相当に工夫が必要ですが、動きの質を変えるためにはよい稽古となります。会得してください。

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  1. 2010/04/17(土) 21:25:12|
  2. 居合 業

NHKの時代考証(剣術)は滅茶苦茶

 本日のNHKの大河ドラマでも剣術の稽古シーンがありましたが滅茶苦茶です。稽古しているのは現代剣道であって剣術ではありませんでした。当時の剣術はあくまで刀を用いる事から離れていませんので、打ち込んだ後にその勢いで向うに進む事はなく、ましてや現代剣道のようにほとんど振りかぶらずに手首のスナップだけで面を打ち込むという事はありません。昭和になってからでも中山博道のように打ち込んでからその余勢で向うに進むような動きはどの剣術流派の形にも存在しないと言って、そのような動きを否定していた剣道の大家もいます。
 当時は打ち込んだ後は間合をきる為に後方に下がるということは行われていましたが、余勢で前方に進むなどという刀を用いては全く無意味な動きがなされる事はありません。現代剣道は刀を用いる動きつまり斬るという動きを捨て、竹刀で打つという動きを基準としたからあのような動きになったのです。したがって江戸時代に防具着用の剣術を行っていた者が現代剣道を見たら全く異なるものとしか思えないでしょう。
 また刀は触れれば斬れるのですから現代剣道のようにパンパン打ち合う事が出来よう筈もなく、防具を着用していても一本一本を大切に使ったものです。
 このような事は当時の廻国修行日記や稽古日記を読めば簡単にわかる事です。
 大河ドラマのテロップには時代考証として二名の名前があがっていますが、あまりの出鱈目は見過ごす事が出来ません。あのようなシーンをみて子供達が現代剣道を当時の武士が行っていたものと錯覚し、現代剣道を始めることもあるのですから看過できる問題ではないのです。以前、宮本武蔵を扱った大河ドラマでも宝蔵院流に右前の構えで枕槍のような短い稽古槍を持たせて試合させていましたが、NHKの出鱈目な時代考証は今後も続くのだろうと思います。これでお金を取って番組を作っているのですから詐欺のようなものです。しかも大仰に時代考証を行った人物の名前まで出していますから知らない者は信じてしまいます。
 騙される子供達が少ない事を祈るだけです。

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  1. 2010/04/18(日) 21:25:19|
  2. 武道史

素直さ

 先週月曜日に渋川一流柔術の初段の試験をしました。初段の試験を受けたのはアメリカ人です。全く経験のないところから一年間稽古をし、道場におけるしきたりも身につけ、形の動きもスムーズであり、負投などは見事な体遣いをし、どこにも溜めや力みなくすっと受を投げていました。
 古武道は外国人には理解できないという考え方もあるのですが、奥深いところはどうかわかりませんが、一般的なレベルでは外国人のほうがより理解が深いことがあります。日本人にはあらかじめ予備知識をもち、こうだろう、ああだろうという先入観をもって稽古を始められる方が居られます。そして、そこから抜け出せず、なかなか流派の求める動きが身につきません。
 一方今まで稽古に来られた外国人の方は全く異なる文化や動きを学ぶのだという素直な心をもって始められ、自分にとって新たな事に感動さえ覚えられて稽古を続けられています。この違いがかえって外国の方を早く上達させているように思います。
 日本人でも素直な方が上達し、素直でない方の上達が遅いのと同じ事です。素直さは物事を学ぶに当って最も大切な事だと思います。

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  1. 2010/04/19(月) 21:25:35|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

岡田以蔵

産経ニュースの【幕末から学ぶ現在(いま)】に岡田以蔵について記してありました。武市半平太にいいように使われたという事実等正確に記されていましたが、そのプロフィールに誤解を与えかねない部分がありましたので記しておきます。

 本文には「足軽身分の以蔵を引き立てたのは、武市(たけち)半平太(瑞山)にほかならない。武市は万延元(1860)年に以蔵を連れて中国と九州を回るが、やがて武市の結成した土佐勤王党に加盟した。」と記されていますが、これでは言葉足らずで、またプロフィルとして以下のように記されています。

【プロフィル】岡田以蔵
 おかだ・いぞう 天保9(1838)年、土佐(高知県)の郷士の家に生まれる。江戸の桃井春蔵に剣術を学ぶ。武市半平太に従って九州などを回遊し、のち土佐勤王党に加わる。京都で薩摩の田中新兵衛らとともに天誅(てんちゅう)行動の急先鋒(せんぽう)となり、多くの暗殺事件に関与、「人斬り以蔵」と呼ばれた。藩吏に捕らえられて土佐に送られ、慶応元(1865)年、処刑された。享年28。

 「江戸の桃井春蔵に剣術を学ぶ。」とありますが、岡田以蔵は元々武市半平太の中西派一刀流の門人で、のち武市半平太の江戸での修行に伴われて、武市半平太とともに桃井春蔵のもとでも学んでいます。つまり武市半平太は自分の弟子を自分の都合の良いように使ったわけです。
 「武市は万延元(1860)年に以蔵を連れて中国と九州を回るが」とありますが、何故か岡田以蔵は豊後岡藩 直指流師範 堀加治衛門のもとに残され直指流の修行をさせられています。その後も武市半平太は日向飫肥藩まで廻國修行を続け、飫肥で他流試合を終わりとしています。 

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  1. 2010/04/20(火) 21:25:41|
  2. 武道史

毎回建て直し

 稽古は積み重ねとよく言いますが、実は毎回が新しいものでなければならず、毎回が自分自身の建て直しです。前回はここまでできたので、次はここを正してという稽古方法は一見正しいように思えますが、このような稽古は過去の自分に居付いてしまい、上達する事を阻害してしまいます。
 体の力みを去るという基本的な稽古であってもこれでよいというレベルはありません。上達すれば上達しただけ自分の力みがよりわかるようになります。体の歪も同じことでレベルが上がれば上がるほど自分の歪がよりわかるようになります。このようなことがある程度できたからといって、手の掛りがどう、手首はこうするという稽古に気をとられてしまっていては小さな吹けば飛ぶような土台の上にいろいろなものを構築するに等しい稽古をしている事になります。出来上がるものは、こじんまりと初心者のレベルで手馴れた動きが出来るようになるだけです。
 稽古は毎回土台から建て直し、よりしっかりした土台の上に業を構築しなければならないのはこのような理由によります。毎回毎回新たな土台から建て直す稽古方法によってのみ上達は続きます。

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  1. 2010/04/21(水) 21:25:02|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

肚で抜く

 初発刀、左刀、右刀、当刀や横雲などの抜付けはややもすれば上半身で行いがちになってしまいます。これは初心者の方は鞘手柄手がかかったときに手を動かす事によって臍下に治まっているべきものが治まらず上ずり、さらに両手が胸の前にあることから刀は胸から抜けるのだと錯覚する事によって起こります。
 鞘手柄手のかかりは身の内が下がるが故に手が上がるのであって、臍下は治まったままの状態にあります。むしろ手が上がる事によりより安定するといったほうが良いかもしれません。しかし初心者の方はややもすれば手は手、胴体は胴体、下半身は下半身とばらばらになり全てが一つとなって機能する事が難しいようです。手が上がれば重心も上がりせっかく座姿勢ができているのに自らそれを崩して手先で動こうとする。手先が来た胸の位置から刀を抜こうとしてしまうのです。
 動きの中心は臍下であって下半身と上半身は臍下によって統一されています。手が動くのも臍下が中心であることによって動きますので意識は手先に行くことはありません。刀が鞘から出始めてもその動きの中心は臍下にあり、切先がさやから離れても動きの中心は臍下にあります。
 したがって刀は肚から抜けるものであって胸からでも手先からでも抜けるものではないのです。この理が体でわかれば上達は速やかです。


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  1. 2010/04/22(木) 21:25:25|
  2. 居合 総論

負投・腰投は

 負投・腰投などの自分の体の上を相手が通過する投げの業のレベルを量るものさしは、相手を投げるときに自分が踏ん張ったかどうかにあります。
 投げの理想は自分の上を相手がひとりでに転がって落ちることにあり、自分が相手を持ち上げて投げることとは異なっています。自分が投げるという意識がある方は投げる前にタメをつくり下肢で踏ん張って相手を持ち上げてそれから投げ落とすのですが、これでは刃物を持った相手に働ける時間を与えてしまいます。
 投げは重心を操作することによって行うのであり、力任せに行うものではありません。稽古のときに自分自身の動きはどうなっているか確認してください。 

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  1. 2010/04/23(金) 21:25:02|
  2. 柔術 業

下方への動き

 渋川一流柔術には返投や捻付、巻返など自分の体が下方さがりながら相手に技を掛ける動きが多くあります。
 この下方に体が下がるときの動きが初心者の方にはなかなか難しいのですが、出来ない方の多くが下肢を突っ張って立っておられます。つまり下肢を固めてしまっているのです。固めているものを下方にさげようとすれば、緩めなければならないのですが、下肢を固めて技を掛けようとしたために上半身まで固くなり、どうにもならない状態を作り、無理に体を動かさなければならなくなっています。
 大切なのはふわりと立つことなのですが、そのためにはそけい部が緩んでいなければなりません。そけい部を緩め、下肢を固めなければ、これでよいのかという不安を覚えると思いますが、そこからしか始まりません。稽古してください。

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  1. 2010/04/24(土) 21:25:38|
  2. 柔術 業

全てはつながる

 座る稽古、歩む稽古、初心のうちにはそのような単純な稽古を重ねていただきます。しかし単純といっても座る事も歩む事も実に難しいのだという事はおわかりの通りです。
 自分の考えをさしはさまず、物体として自然に安定する座り方。どこにもつかえることなく、あたかも車輪が廻るかのようにスムーズに下半身が動く歩み方。なかなか簡単にできることではありません。したがって貫汪館では人によって半年以上も座ったり歩んだりするだけの稽古をしていただきます。それらの動きが今までの動きから質的に変化しはじめ、ご自身も違いがわかるようになられてから、形の稽古に入っていただきます。
 しかし形の稽古に入ったとたん、居合では臍下を中心としていた座姿勢が崩れ重心は胸にまで上がり、柔術では足を前に出せば前足を踏みしめ後足を下げれば後足を踏みしめてしまうのは初心者の方に良くあることです。
 私が教えを受けていた頃であれば「我が強い」と一言指導されていました。「我が強い」とは自分自身の思い考えを優先し教えられた事を素直に行おうとしていない状態です。次の段階に入って急に動きの質が悪くなってしまうのは自分でああしようこうしようという浅知恵を働かせるからであって、こうなってしまえば今まで稽古したことも台無しになってしまいます。
 稽古は段階を追って進んでいきます。新たな稽古に入ったからといって、今までの稽古で習った事がつながっていないわけではありません。よくよく工夫してください。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

 5月4日(火)、下鴨神社において日本古武道振興会主催の奉納演武会が午後1時半から行われます。無双神伝英信流抜刀兵法が奉納演武を行います。
 5月5日(水)、白峯神宮において日本古武道振興会主催の奉納演武会が午前11時から行われます。無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術が演武します。お時間のある方はご見学にお越しください。


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  1. 2010/04/25(日) 21:25:28|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

絶妙剣

 絶妙剣で遣方の打ち込みを十文字に受けた後にすり落として切先で面を斬り喉を突く動きに苦労されている方が多いようです。
 十文字に受けたときに臍下が受ける動きの中心になっていなければ、次の動きは出る事がありません。臍下を中心に受ける事が出来たならば、臍下の球体がある感覚を持って、この球体が回転することにより相手の立をすり落とす事ができるのだと観念してください。決して自分の腕が刀を操作するわけではありません。球体が目的に添って回転する事によって下半身と上半身が連動して動き、刀は上から相手の面を切り下ろします。
 あくまでも感覚での説明ですが、臍下の球体を意識するところから始めてみてください。

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  1. 2010/04/26(月) 21:25:56|
  2. 居合 業

自分自身に気を許さない

 頭では分かっており、理論も分かっているのに刀を腰にさすとできなくなる、相手を目の前におくと出来なくなる。初心のうちにはよくあることです。
 刀は抜くものではなく抜けるもの、相手は投げ抑えるものではなく自分が動いた結果そうなるものということが理解でき、またその方法論も理論としてはわかっているのに、出来ないのは自分の心がそうさせていいます。いわゆる「我が強い」のです。
 この状態を克服するための方法はほんの僅かな時であっても自分自身に気を許さないことしかありません。ここまで我慢したからもういいだろうなどと思っていては、その後は「我のかたまり」にしかなりません。稽古を見ていても、居合ではある程度刀が抜け始めたら急に手を伸ばしたくなって全体の調和を崩してしまう方。刀が抜けそうになると急に手先で刀を扱おうとする方。また柔術の稽古でも相手の手首を捕り、もう一方の手を相手にかけようとする瞬間に力んでしまう方。相手に両手がかかってから抑えようとして体を硬直させてしまう方とタイミングはそれぞれですが、自分に気を許して「我の強い」動きを始められています。
 頭で理解していてもそうなってしまうのですから、狂い始めた以後の動きの稽古は自分自身の心との戦いです。その部分は誰であっても手をとり足をとって教える事が出来ない部分です。ほんの僅かな時であっても自分自身に気を許さない稽古をするしかありません。

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  1. 2010/04/27(火) 21:25:24|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

日本文化とは

 新人物往来社の『江戸時代おもしろビックリ商売図鑑』は写真と絵によって江戸時代の文化を紹介しているたいへん面白い本です。この本の中に江戸東京博物館館長の竹内誠先生が「江戸文化の華、大相撲…相手を尊重してこそ江戸文化」というタイトルで興味深いお話をされています。少し長くなりますが、引用します。

「実は江戸時代中期まで、相撲は上方がものすごく強かった。相撲の江戸場所は地方場所だったんですね。それが「文化の東漸」の田沼時代に、上方相撲が弱くなって、江戸相撲が強くなった。だから僕は「相撲というのは文化の一つなんだ」と考えるわけですね。相撲というのは単なるスポーツでなくて、文化的側面を持っているんです。
 現在の相撲というのは、たとえば歌舞伎と比べても、ずっと江戸時代的ですよね。だって、歌舞伎はカツラで江戸時代を演じていますけど、相撲取りは本当に暫を結ってやってるじゃないですか。そのままで江戸時代をやっているわけでしょう。それから、関取は公式の席には和服で、というのもそうです。行司さんも、わざわざああいう格好をしたりしているわけでしょう。だから、あれは江戸の文化を観ているわけで文江戸文化とスポーツとの非常にうまい組み合わせ、コラボレーションなんですよ。
 だから、勝てば、あとは何やってもいいというなら、全員断髪にしてください」というんですよ、僕はね。現代人になりなさいと。「江戸文化なんて関係ない」というのなら、江戸をやらなきやいいんだから。それから、なにもあんなに仰々しい行司の装束や軍配なんかいらないでしょと。蝶ネクタイでもして、白い手袋をはめてやってください。検査役も、紋付羽織袴なんか着なくていいよと。みんなブレザーでいい。でも、それで誰が観に行きますかというんです。金を払って、僕は誰も行かないと思う。
 つまり相撲を観に行くというのは、江戸を観に行ってるんですから。それ忘れてもらっちゃ困るんですよ。
 スポーツという意味では、真剣にやる。それは当然としてね。しかし、同時に江戸文化を観せてくれているわけですから。その美しさ、その心根、その品格、そういったものが大事なんです。それも入場料のうちなんですよね。だから相撲取りは、そこをちゃんと考えてないと。
 今は控えの花道からぜんぶ撮っちゃうわけですからね。そこで、横綱がフラダンスみたいなことをやってみたりね。これから真剣勝負に出かけるとは思えないことをやっていたんでは、やっぱり江戸文化にはならない。もちろん、ガッツポーズも江戸文化にはないんです。敗者への思いやり、つまり江戸文化は、相手を尊重しなければいけませんから。」

 大相撲のように何から何まで全てということは出来ませんが、江戸時代の思想や行動学を学ぶ者として私達がどのような稽古を続けなければならないのかと言う示唆があるように思います。
 居合や剣術において、かっての刀を遣う為の体遣いを忘れ、また柔術が正々堂々と素手と素手で戦う為の格闘技であったかのような目的までもごまかすような現代化は文化の断絶であり、名称が古いというだけで日本文化だと平気で言ってしまうようなごまかしは絶対にしてはならないと思います。

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  1. 2010/04/28(水) 21:25:13|
  2. 武道史

附入

 太刀打の附入の形ですがちょっとしたところが出来ていませんので記しておきます。ちょっとしたところといっても、そこが抜けてしまうと形としては理にかなわなくなってしまいますので注意が肝要です。
 打太刀と遣方が抜きあって相撃となった刹那、遣方は打太刀の右手を制し右片手で打太刀を刺突します。このときの遣方の左手で打太刀の右手を制する動きが甘くなっているのです。
 遣方は四指で打太刀の右手首を取り、親指は打太刀の右手甲に位置します。しかし、親指が手甲に位置していただけでは打太刀の右手首は死にません。右手首が死んだ状態は手首がくの字になり、打太刀の刃筋が内に向いた状態をいいます。
 そのための遣方の手の内の状態は、親指が伸び四指が縮んだ状態になっていなければならないのですが、これは左手の力を完全にぬいて親指を伸ばしたとき他の四指は縮む状態と同じです。このような状態が手先ではなく臍下の働きによって現われれば左右の調和も取れています。工夫してください。

 5月4日(火)、下鴨神社において日本古武道振興会主催の奉納演武会が午後1時半から行われます。無双神伝英信流抜刀兵法が奉納演武を行います。
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  1. 2010/04/29(木) 21:25:46|
  2. 居合 業

一度身についた業は衰えない

 一度身についた業は衰えないという事を、上達した方の動きを見て実感しています。
 武術の技は体力をつけて筋力をつけてという基礎の上に成り立つものではなく、その基本は無理、無駄を極限まではぶくことにあり、そこから自ずから現れる動きを業とします。したがって体力の衰えとともに技が衰えるという事はありません。より楽になる事が基本ですので、自分の心が力みや凝り固まりを求めない限りは身についた基本が衰える事もないのです。
 「自分の心が力みや凝り固まりを求めない限りは」と述べましたが、より楽に、より自由に動けるようになると、何故か窮屈さ、不自由さ、凝り固まりを求める心も生じるようですので、心に心を許すわけにはいきません。案外とこのような心が生ずる事は多いようです。
 不思議ですが、より体が楽になり自由になり、こんなものでいいのかと思える位の状態で、業は発現します。できるようになれば、できるようになっただけ、こんなに楽で自由で良いのかと思えるようになります。また実際に楽で自由で執着はありません。
 初心者の方は早くついてこれるようになってください。

 5月1日(土)午後1時半より鹿島神宮奥参道において倭式騎馬会による「鹿島神宮御田植祭流鏑馬奉納 鹿嶋竜騁射」が行われます。古式の流鏑馬が日本古来の馬を使って行われます。お時間がある方はお出かけください。

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  1. 2010/04/30(金) 21:25:43|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
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