無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

動き出したら止まれない

 無双神伝英信流抜刀兵法にも渋川一流柔術にも共通する事なのですが、一刀両断とばかり動き出したらもうその動きしか出来ない動きをされる方がおられます。
 刀を力一杯振り下ろし、「途中で何があっても動じない」・・・実は途中で相手が変化しても自分は振り下ろす事しかできず、隙だらけ。
 相手を投げようとして「精魂込めて全精力で相手を投げる」・・・相手が裏技をかけてきても、さらに裏を取ることはできない。
 無雙神傳英信流では素抜き抜刀術でも太刀打、詰合でも相手が変化しそれに応じる形がありますし、渋川一流柔術にも裏、三段裏などがあります。常に自由に相手の変化に応じられれることを求められているのです。
 しかし初心のうちから集中する事と隙だらけの動きを混同してしまうと、ただ単に見栄えだけの形が出来上がってしまいます。また変化ある形を行ったとしても初めから変化あることを計算した動きにしか過ぎなくなてしまいます。
 稽古においては中庸を忘れず、自己満足に陥ることなく、丁寧に動きを身につけてください。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読み下さい。

 無双神伝英信流抜刀兵法の次回の講習会は5月31日(日)英信流の予定です。多くの方のご参加、お待ちいたしております。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。

 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は4月は毎週水曜が荘島体育館剣道場での稽古となります。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。時間は午後七時くらいからになります。
  1. 2009/04/01(水) 21:40:41|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

一所懸命

 生真面目な方に起こり易い事だと思うのですが、稽古に集中し、一所懸命に行おうとするばかりに体や心が硬くなり、動きに無理無駄が多くなるという事がよくあります。
 体も心もゆるやかに調和のある状態から業は生まれ出るのですが、一所懸命に行おうとするばかりに、逆に体が力み、頭を使い考える事で状況に関係なく自分の考えた手順どおりに動こうとしてしまい、ぎこちなくなってしまいます。
 「集中する」「一所懸命」という自分自身の定義がそのようになっている場合はそれを修正しなくてはなりません。
 稽古において集中し、一所懸命になれば、心も体も落ち着き、余裕が生まれ自分自身や周りの状況も良く見え、今まで聞こえず、見えなかったものも良く聞こえ、良く見える状態になるのだと考えを改めてください。


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  1. 2009/04/02(木) 21:39:41|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

観てとる

 無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生も渋川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生も観とり稽古をさせてくださいました。つまり先生の動きを見せていただき、その動きを自分の中に取り込む稽古です。
 梅本先生は稽古に行くたびに観とり稽古をさせてくださいましたが、畝先生は一つの形を見せてくださるのは多くて二度まで、その後は「やっていればできるようになる。」と言われていました。私はそれぞれの先生のやり方を踏襲していますので、居合と柔術とでは指導の仕方は異なっています。
 しかし、観とるという事に関して習う側が行わなければならないことは共通しています。それは外見を真似するのではないということです。
 たとえて言うならば小学生が算数の宿題を出されて、答えだけをどこかで見つけて書いたとしても、それには全く意味がなく、答えは間違っていてもその答えを導き出す過程を模索する事に意味があるといったようなものです。
 居合も柔術も物真似が上手な人が居ます。しかし、所詮物真似は物真似であって、武術における業ではありません。たとえ表面に現れる形が拙くても、外形ではなくその奥にあるものをとろうと務める人は最後には上達します。工夫してください。


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  1. 2009/04/03(金) 21:42:27|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

独善

 特に居合を稽古する方にそのような傾向が起こりやすいのですが、形の稽古をして形に手馴れ、ある程度自分自身に自信を持つと、自分が何でもできるような錯覚に陥ります。
 錯覚であるが故に、斬りかかって来る敵を気で制して抜付けるだの、一刀両断するためにためをしっかり作るだのと生きた敵が斬りかかってきた場合には絶対になしえない事を、できるのだと信じ込み、さらにはそのような動きでなければ居合ではないと信じ、他者に教え込もうとします。
 まともに考えたらわかる話ですが、自分を斬り倒そうとして斬りかかってくる敵が気で制せられ待ってくれるのか、敵が一刀両断してくれと、自分がためを作る間待ってくれるのか。これらの事もわからないようでは武道、武術をする資質さえないと言えます。
 自分が切る事のできる間は、また、自分が斬られる間でもあります。
 独善的な人ほど、自分が稽古している武道以外は観ようともしないのですが、たとえば居合を稽古する人なら、剱術や長刀等の演武を見て自分自身がそれに居合で対する事ができるのかを考えてみるべきであり、また柔術を稽古する方も剱術や長刀の演武を見て自分自身がそれに素手で対する事ができるのかを考えてみるべきです。己の未熟さを知らずに上達はありません。
 5月4日に下鴨神社で、5月5日には白峯神宮で古武道の奉納演武が行われます。時間がある方は見学にお越しください。
 
 久留米道場の稽古記録が更新されています。3月28日の記録をお読み下さい。

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  1. 2009/04/04(土) 21:43:33|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

 今日はお金もないので、予定も入れずのんびり。家の周りにも春がやってきていました。
裏庭のチューリップはもう10年以上前に子供達によって植えられそのままになっていて、ほったらかしですが、毎年花を咲かせます。また柿の木にも新芽がで、蜜柑にも新芽が出ていました。

        チューリップ1     チューリップ2
  
                柿の葉新芽     蜜柑新芽

 昨日雨が降っていたので、裏山に筍が生えていないかと入ると、たくさんでていました。先週はなかったのに、一気に出てきます。写真はその一部です。暫くは食べるおかずには困りません。筍は、地面に敷き詰められた竹の葉をほんの僅か持ち上げているのを見つけるか、先が僅かにのぞいているのを見つけます。

                         筍


 一度筍を入れた袋を持っており、再度山に入ると狸の親子が陽の当たるところに出てきていました。陽気に誘われたのか自分たちの食料の筍を持っていかれる事を心配したのか、暫くうろうろしていましたが、私に気付くと、あわてる事もなくのんびりと、また山の中にはいっていきました。
 久々に自然の中にはいり心も和みました。体も楽になっています。このような状態でいつも動ければと感じます。

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  1. 2009/04/05(日) 21:27:59|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

熱意・工夫

 無双神伝英信流抜刀兵法にしても渋川一流柔術にしても上達する方は熱意と工夫がある方です。
 これまで多くの方が稽古されるのを見てきましたが、皆さん一様に上手になりたいという思いは持っておられました。しかし人によってその熱意は様々。通り一辺に習い事をするかのように道場で稽古しておけば上手になれるのだろうくらいに思っている方は、その程度の上達でしかありませんし、道場での稽古が終わってからも道場外で自分自身で習った事を身につけようとされる方は、同じ回数道場で稽古されても通り一遍の方よりも上達が早いのは当然の事です。
 また、時間が無い中、何とかやり繰りして10分でも20分でも稽古しようとされた方は稽古時間の密度が違いますので、その間に会得することも多く、一方、今日稽古できなければ明日があると考える方は稽古の密度が薄いので時間は長くとも会得することが少ないのは当然の事です。
 また、同じ時間稽古していても、何とか修得しようと工夫される方のほうが上達されるのも当然の事です。
 指導は稽古年数ではなく上達のレベルに応じて次の段階、次の段階へと進みますので、たとえ早く稽古を始めようとも、あとから稽古を始めた方に次の段階を先に教えるということは当たり前のように生じてきます。出来ない方に次の段階の指導をしてもますます出来なくなるだけの事ですから。
 困った事にそのような違いがあるにもかかわらず、同じ年数稽古していたら同じ事を教えてもらえるのが当然だという権利意識に似たものをもつ方が中にはおられます。しかしそのような方に限って自分は上達していると錯覚され、自分が次の段階を教えられない事に苛立ち憤りを覚えるようです。
 自分よりもあとから稽古を始めた方に先を越されるのが嫌ならば、ひたすら熱意と工夫をもって稽古するのみです。他人が上達するのは早いものです。他人の1年の稽古が自分の10年の稽古に当たる事もあります。上達を望む方は自分自身を冷静に見詰めなければなりません。
 

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  1. 2009/04/06(月) 21:25:58|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

わかりやすさ

 無双神伝英信流抜刀兵法を主に稽古する方と渋川一流柔術を主に稽古する形を比べてみて、渋川一流柔術を主に稽古する方の方が謙虚で真摯な態度をとられる方が多いのは、自分の未熟さがわかりやすいからではないかと思います。
 渋川一流柔術では形稽古の大前提として筋力を用いて技をかけない、体に凝り固まりを作らない事を示しています。言葉でいえば簡単なのですが、実現するのは容易な事ではなく、稽古が進めば進むほど自分の未熟さを実感させられてしまいます。形稽古ですので、受はむやみやたらに頑張って抵抗したり踏ん張ったりしないのですが、それでも自分が筋力を使って技をかけようとしたのか、そうでないのかは自分でわかりやすく自分の実力のなさが明白なのです。
 それ故に貫汪館で渋川一流柔術を主に稽古される方は謙虚であるのだと思います。
 無双神伝英信流の稽古を主にされる方も今でこそ自信過剰な自分の実力をわきまえない方はおられませんが、素抜き抜刀術で基礎を養う時に実際の相手が居ないがゆえに自分勝手な想定を作りやすく、自分の思い通りになる敵をイメージできるため、自分に実力があるかのような錯覚を覚え易いのかもしれません。そういう意味では居合は自分の実力がわかりにくい武術であるのだと思います。特に稽古が進んでおらず、素抜き抜刀術が全てである居合しか知らない方は、そのような傾向に陥り易いかもしれません。



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  1. 2009/04/07(火) 21:39:24|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

我儘

 澁川一流柔術の稽古ではその人の性格が良く顕われます。
 相手に業が掛かるということは自分の動きが相手に伝わるということです。相手に伝わるためには敵であろうとも二人の間には調和がなくてはなりません。自分の動きが悪く相手に伝わっても居ないのに自分だけがただ動いて相手が崩れないのは当然のことであり、誰のせいでもありません。相手との調和、つながりを感じる事が出来ない自分の心が下手なのです。下手な動きを何十回、何百回繰り返したところで、上手になるわけはありません。かえって下手な動きが定着するだけです。
 自分が相手と一体になることなく我儘な自分勝手な動きをしていないか、よくよく反省しなければなりません。
 無双神伝英信流の大小詰は柔術技法ですので、居合を専らに稽古される方にもこのことは良く理解できます。自分だけが相手にお構いなしに動いても無駄です。太刀打、詰合は相手との隔離状態での業ですが、実は相手とつながっていなくては本当の意味で業は有効にはなりません。師 梅本三男貫正先生が尾形郷一先生から教えられた貫心流「糸引きの伝」がこれです。素抜き抜刀術においても仮想の敵は生きていなければなりません。
 対人関係の上に成立する武道において自分勝手な我儘な動きは絶対に業とはなりえません。

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  1. 2009/04/08(水) 21:42:40|
  2. 柔術 総論

外国人に古武道の習得は困難か

 外国人には古武道を習得するのは無理だという考え方があります。どのレベルをさして習得というのかは難しいところですが、道場で外国人を教えてきて、本気で求める外国人は日本人以上のレベルを習得すると感じています。
 はじめに外国人に教えたのは私が澁川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生の師範代をしていたときに先生に入門したスコットランド人のウェンディーです。ウェンディーはもともと小さなころからイギリスの柔術を稽古していて、日本の柔術を習うために日本に来たくらいですから謙虚で稽古熱心、多くのことを習得し、畝先生から免許皆伝・上極意を授かって帰国しました。
 現代の日本人以上に師を大切にし、帰国してからも畝先生の健康を気遣い、いまだに畝先生の書がウェンディーの家には掲げられています。私もウェンディーが稽古相手であったがゆえに会得したことが多く、ずいぶん教えられることもありました。私は無双神伝英信流抜刀兵法もウェンディーに教えましたが、私の師 梅本三貫正先生も、ウェンディーが日本人以上に上達すると驚かれていたくらいです。現在は武術の稽古はしていませんが、リフレクソロジーの資格を得るために勉強をしています。英国ではリフレクソロジーは保健医療の対象となっているということですが、ウェンディーは無双神伝英信流抜刀兵法や澁川一流柔術の稽古がずいぶんとリフレクソロジーの習得に役立っていると話していました。私もウェンディーの施術を受けましたが、呼吸法による施術者と治療を受ける者のつながり、施術者の力みのなさや治療を受ける者の体の状態を感じることなど、武術と共通するところが多く、感心しました。
 数年前には岩国の軍人が無双神伝英信流抜刀兵法の稽古に来て転勤までの間、半年足らず稽古しましたがその間にずいぶん変化しました。もともと米国で合気道と無双直伝英信流を稽古していたということでしたが、合気道は日本では東広島の米国人の広大教授のもとまで稽古に通っていました。彼の合気道は見たことがありませんのでわかりませんが、居合は随分と硬く見栄えのみを求める稽古をさせられていたようでした。しばらく教えていると本人は居合も合気道と同じだと悟ったようで(私は合気道は知りませんのでわかりませんが)それ以降、無理無駄がなくなりどんどん上達していきました。
 現在は二人の米国人が澁川一流柔術を稽古していますが、先入観を廃し、自分が経験したことのない未知のものを稽古するのだという謙虚な気持ちを持って稽古していますので、平均的な日本人以上に習得が早いように感じています。
 日本人は日本人であるが故にか、未知のものを習得するという謙虚な姿勢がなく既知のものを習得するのだと思い、先入観を持ったまま稽古する方が多いため、かえって上達が難しい方がおられます。
 人の体は基本的に西洋人であっても日本人であっても変わることはなく、日本人の生活様式が西洋化され床や畳に座ることがなくなり、また明治維新以降の身体観が浸透した今、先入観のある日本人のほうが習得が難しいという状況があるのかもしれません。


 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。
 
 4月11日(土)、12日(日)、久留米市において無双神伝英信流抜刀兵法稽古会を行います。

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  1. 2009/04/09(木) 21:38:28|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

農村部の武術

 二年位前になりますが徳島県剣道連盟剣道史編纂委員の坂本先生が広島にお越しになられ、貫心流と難波一甫流の史跡をご案内したことがあります。その折、安芸高田市吉田歴史民俗資料館の川尻先生に所在を御教えいただいて写真におさめたのが下の奉納額です。
 八千代町という農村部にある亀山神社に掲げられたもので、奉納した人の名前は中村小兵衛、天保十年の奉納です。調査は進んでいませんが、中村小兵衛は武士ではなく富裕な農民であり、広島城下まで貫心流を習いに出ていた可能性があります。
 貫心流は農村部には細亀之進が巡回指導に周り、また亀之進が若くして亡くなったあとには細家の門人が巡回指導をしたという記録があります。江戸時代の後期、農村部でも武術の稽古はさかんでした。

         亀山神社      貫心流額     


 久留米道場の稽古記録が再度更新されています。お読みください。

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  1. 2009/04/10(金) 21:39:15|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

変質

 いわゆる明治の剣聖として名のある久留米の松崎浪四郎に関する記録をある武者修行日記の中に見つけました。未発表の日記ですので、その内容について今後、日本武道学会で発表したいと思っていますが、日記の内容は松崎浪四郎の試合について以下のように記しています。

 「・・・浪四郎悉クカタゲタリ鍔中リ(注:あたり)或カスリニテモ引揚上手ナリ・・・是又スリツケカタゲ見苦シ・・・」

 嘉永5年ころの記録です。すでに防具着用の剱術の動きは一部では刀の動きからはなれ、竹刀基準の現代剣道に近付きつつあったのでしょう。日記の記録者の流派は大石神影流ですが、流派間での良し悪しの基準が異なりつつあった事がわかります。
 このような記録を見ても、所謂「剣居一体」として剣道と居合は車の両輪のごときものという言葉が如何に無意味なものであるかがわかると思います。
 現代剣道は既に竹刀基準の動きであり、居合は刀基準の動きでなければならないものです。刀基準の動きに竹刀基準の動きを取り入れたならばそれは「居合」ではなくなってしまいます。


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  1. 2009/04/11(土) 21:20:22|
  2. 武道史

修行

 あるマジシャンの方のブログに以下のようなことが書かれていました。

「・・・手紙の5割にはバケツが描かれています。このマジックは私にとって特別なマジックで師匠から習った唯一の手品かな 6年近く弟子をしていて1ネタという事か…ちなみに日常は手品を教わる事もなく日々のステージで舞台のソデから師匠の技や間を感じるのです。・・・」

 本当の修行です。自分で師の業をとる事なしに自分のものにできるはずもなく、教えられるのを待っているような修行態度であれば将来絶対に師の業に追いつくことはありません。断言できます。それどころかものにはならないでしょう。
 無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生はよく教えてくださる方でした。しかし、それでも先生の動きをとるということなしに師の本当の動きは自分のものになるはずもなく、自分で師から見て取った業を先生は褒めて下さいました。「自分で会得した業は絶対に忘れることはなく衰えることはない。」と。
 澁川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生は示して自分で会得させるという方法をとられました。
示していただけるのは多くて二度くらい。
 本当の業は教えられるのを待つのではなく自ら師よりみて取ることによって身につきます。 


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  1. 2009/04/12(日) 21:35:15|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

久留米での稽古

 4月11日(土)、12日(日)と久留米での稽古会を行いました。11日(土)は夜の稽古でしたので、以前から気になっていた小倉によって小倉城、小倉城庭園などを見、いつも良い刀剣や鍔をオークションに出している刀剣坂本によってみました。小倉についてのお話は次の機会にします。
 さて、土曜日は初心者の方にこれまでお教えした大森流の形の復習をしましたが、前回の稽古内容をよく消化しておられ、随分と体幹部が遣えるようになっておられました。
 日曜日は大森流全ての形を稽古しました。初心者の方の今後の課題は肩を用いない事、振りかぶった時の手の内は斬撃の稽古のときの手の内と変わってはならないこと、斬撃はらを用いて斬るので、結果として両手が働く事、抜付けの時、右手の親指以外の指で握ろうとしては成らない事など多くありましたが、全ての動きにおいて、また動きの中のどの一瞬をとっても臍下が中心となるということを自覚されれば、ほとんどの事は解決できます。大切なのは臍下の小さな働きが末端に及ぶ事です。工夫してください。
 師範代には京都で演武する形を稽古して頂きましたが素抜き抜刀術の形は現段階でほぼ合格点に達しています。座した姿勢がさらに緩む事ができるようになればより楽になると思います。ただし、天地を忘れずに。
 大小詰は斬撃の際、時に手の内が緩みすぎている事がありますが、手先を用いることなく臍下に体と心を鎮めればよりよい動きに変わると思います。焦らずに。
 大小立詰の稽古もしましたが、ほぼ柔術技法です。今後稽古を重ねますが、自分と相手のつながりを感じつつ動く稽古を重ねなければ成りません。工夫しましょう。


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  1. 2009/04/13(月) 21:41:28|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

椅子に座る

 座った姿勢を見ると、どの程度心得のある人か大体のところはわかります。
 普段道場で座る稽古をしていれば、床に座る事はある程度できるるようになりますが、その姿勢が作ったものであれば、つまり武術として役に立たない外見だけの姿勢であれば、椅子に座ったときには必ず大きく崩れてしまいます。
 椅子に座った時心得のない人によくあるのは、ふんぞり返ってしまう姿勢です。大きく股を開けて体を後にそらし、いかにもどうだといわんばかりの姿勢ですが、何か起こったときには何もする事は出来ません。
 無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生は椅子に座った時の姿勢の工夫を御教えくださいましたが、その教えを受けていない方も多かったようで、椅子に座ったときの姿勢が全く駄目な方を多く見てきました。
 武術は行住坐臥です。工夫を怠らないで下さい。


 
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  1. 2009/04/14(火) 21:22:56|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

小倉城

 先日、久留米での稽古の前に立ち寄った小倉城について少し記します。
 小倉城は戦国末期(1569年)、中国地方の毛利氏が現在の地に城を築いたことに始まり、関ヶ原合戦の功労で入国した細川忠興によって、1602年に本格的に築城が行われ、約七年の歳月を経て完成しました。のち、譜代大名の小笠原忠真が、将軍・徳川家光から九州諸大名監視という特命を受けて1632年に入国。1837年城内から発した火災によって全焼。2年後に再建されましたが、天守閣は再建されませんでした。さらに1866年、第二次長州征伐の際、小倉藩は自ら小倉城に火を放って戦線を後退せざるをえず、建物はすべて灰燼に帰しました。広島城と同じく現在ある天守閣は再建されたもので内部は資料館になっています。
 写真はお城の近くにある大石で説明板によると細川忠興による築城の際、城まで運ぶ途中で大石は動かなくなり、責任者を斬ったところ再び動き出したということで、後に藩主となった小笠原四代藩主忠総はそれを聞き石を割って運べばよいものをと述べたと伝えられているといいます。詳しいことはわかりませんが、新たに小倉を領した細川に対して地元の郷士が従わなかったということであったのかもしれません。

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 明治以降は陸軍が駐屯し、明治10年の西南戦争の際には、小倉城内に駐屯していた歩兵第14連隊が、乃木将軍に率いられて出征しました。その後は、歩兵第12旅団や第12師団の司令部が城内に置かれました。

 DSC_0013.jpg   DSC_0015.jpg  DSC_0016.jpg  DSC_0014.jpg   

 小倉藩の小笠原氏には宮本武蔵の養子である宮本伊織が家老として仕え、また宝蔵院流高田派槍術の祖 高田又兵衛吉次が会えています。時間はなく武道史の調査はほとんどできませんでしたが、江戸時代が終わるまで高田家は続き、またその他の門人によっても宝蔵院流高田派槍術は栄えていることがわかりました。面白いのは宝蔵院流高田派槍術が大きな勢力を保っていた地であるにもかかわらず、広島で島末源太に佐分利流槍術を習い免許を得て小倉藩の槍術師範となった者があったということです。多様性が江戸時代にも大事にされていたのだと思います。

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 久留米道場の稽古記録が再度更新されています。お読みください。
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 無双神伝英信流抜刀兵法の次回の講習会は5月31日(日)英信流の予定です。多くの方のご参加、お待ちいたしております。 

 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は4月は毎週水曜が荘島体育館剣道場での稽古となります。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。時間は午後七時くらいからになります。
  1. 2009/04/15(水) 21:21:35|
  2. 武道史

駄目な稽古

 渋川一流柔術の稽古をされる方で指導の内容をなかなか把握できない方がおられますが、何度も繰り返すように「我」が強く、お話することがそのまま頭の中に入っていっていないように思います。
 業の動きには区切りをつけて止まるという事は絶対になく、区切りをつけて止まればそこは隙となり、相手が業を返す機会となる。と何度もお話していますが、それだけではなく区切りをつけてとまるためにブレーキをかけねば成らず、臍下中心の動きが手を止めれば手中心の動きとなり、脚をとめれば脚中心の動きと成ってしまいます。
 一度、そうなったらもう臍下中心に動く事は至難のことで、最後まで足先、小手先のわざと成ってしまいます。したがってどのような指導をなそうとも、指導の前提となる動きの中心が臍下であるという事が出来ていないわけですから、ご自身がどんなに努力したつもりになっても上達する事はないのです。
 区切りをつけて止まっている人はどうしても、自分が何かしたという実感をもちたいようです。相手の手を抑えた、相手の手を両手で取った、相手の腕の下を潜った。そういう自分にとっての節目節目でいちいち区切りをつけて、自分自身に満足しています。そのような動きをしてはいけないと言っているのにそうなるのは「我」以外の何物でもありません。「我」の強い稽古からは何も生まれる事はないと知らねば成りません。

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  1. 2009/04/16(木) 21:22:12|
  2. 柔術 総論

振り回す

 居合は刀が腰にあり、まだ手がかかっていない状態から抜付けが始まるためか、どうしても刀を振り回したいという気持ちから離れられない方がおられます。
 腰にあるうちから刀と自分は一体であり、鞘手、柄手のかかりも掛かったという実感なく行われます。そのため正座、または立膝の座り体と心が静まっている状態は鞘手、柄手が掛かる際にも何ら変わることがありません。これは体が動き始めてからも同じ事で、重心は臍下にあるまま、肩も肘も背も腹も引力にしたがって下方に降りたまま、むしろ浮くが故により楽な状態になっていきます。より楽な状態になっていきつつ抜付けは行われるのです。
 これと全く反対に腰に力をいれ脇をしめ手首を無理やり曲げて鞘手をかけ刀を自ら抜き出して力強く振り込もうとするため刀は死に物になり、体と一体になるどころか振り回す対象になってしまい、隙だらけになっています。
 自分自身が刀をどのようなものとして考えているのか自分自身を見詰めてください。
 
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  1. 2009/04/17(金) 21:41:43|
  2. 居合 業

居合初心者の方のために

 無双神伝英信流抜刀兵法の稽古を新に始められた方がおられますので、無双神伝英信流の動きについて特徴的なことを少し述べておきます。世間一般の居合のイメージで稽古されると絶対に上達する事がないからです。

 刀は抜くのではなく抜ける。
 刀は振るのではなく振れる。
 刀は納めるのではなく納まる。

 体は進めるのではなく進む。
 形は作るのではなく、そうあるべくしてそうなる。
 礼は体をかしこまった状態にするのではなく、心から敬服する事によって自ずと身は下がる。

 これらの事は無双神伝英信流の特徴の一部に過ぎませんが、少しでも理解できたところから上達は始まります。
 頭で理解しようとせず、体で体得しようとしなければ上達はありません。これまでの先入観にとらわれることなく、求めてください。


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  1. 2009/04/18(土) 21:35:13|
  2. 居合 総論

昇段審査雑感

 昨日、渋川一流柔術の昇段審査を実施しました。渋川一流柔術には初傳・中極意・免許皆傳上極意といった段階がありますが、相当な期間を要し、また形数が多いため、稽古の目標を持ちがたいため初段から六段までの段位精度を設け、三段が初伝と五段が中極意と同じ段階にしています。六段の上はなく最後が免許皆傳上極意となります。
 昨日は四段の審査を行いました。四段の審査に到るまで稽古していただくと日頃の稽古を見ていますので、改めて審査をする必要もないのですが、やはり日をきめて審査するとそれにむけて審査を受ける方が稽古の質を高めていくため、随分と上達されるように思います。
 さて昨日は四段の審査ですので、履形や四留、二重突などの素手で行う柔術の形だけでなく居合(抜刀術)の形も審査に含まれました。稽古時間の制約があるため、日頃の稽古ではなかなか居合や棒・鎖鎌などの稽古ができませんが、稽古しなくても良いというわけではなく修得しておいて頂かなくてはならないので、審査の形には不可欠です。
 どのような居合をされるかと思っていましたが、動きはなかなかよく、基礎はできているように感じました。これはやはり素手で行う柔術の形が体の動きを作っているためだろうと思います。
 無双神伝英信流居合兵法の居合の初歩の方と比べてみて、間のとりかた、呼吸、体の沈み具合が随分と出来上がっていました。出来ないのは(これは渋川一流柔術を専門に稽古される方一般に当てはまるのですが)刀と体がまだつながっていないという事です。ただし、自分の体と違うものを振り回しているということではなく、初めて鉛筆を持ったり箸を持ったりする小さな子供の動きがぎこちないのと同じように、なれていないために起こる事です。居合や棒や鎖鎌などの稽古時間はどうしても少なくなってしまうのですが、、今後は一人で時間のある時に、手に得物を持つ事でそれらを体になじませていく稽古をしていかなければならないと考えます。
 なお、渋川一流柔術の居合は資料などで比較検討すると今治藩伝浅山一伝流の居合を渋川一流に取り入れたものと考えられます。
 

 4月25日(土)18:30~20:45、26日(日)09:30~16:30久留米市の荘島体育館剣道場で無双神伝英信流抜刀兵法の稽古を行います。興味のある方は久留米道場の連絡先からご連絡ください。

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  1. 2009/04/19(日) 21:21:55|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

そこまで

 土曜日に無双神伝英信流抜刀兵法の稽古をされる方を、お教えしていて、まだまだ説明が不不十分であったのかと思わざるをえませんでした。私はこれでもかというぐらいにお話していたと思っていたのですが。
 無双神伝英信流の居合は「抜くのではなく抜ける」と何度も言ってきましたが、これは自分の動きが最低限の筋力しか用いていない時にのみそのような状態になります。言葉で説明するのは非常に難しい事なのですが、人の体は自分で姿勢を作る必要はなく、天地の基準さえはっきりしておれば自ずと安定します。自分で姿勢を作ろうとするが故に逆に安定しなくなってしまうのです。安定した体を自分で崩してやる時に抜付けは始まります。崩しはほんの僅かでいいのです。自然な状態での安定はほんの僅かの動きで崩れるからです。崩れて動くので動く事に力は必要ありません。しかし、体はまた、自然に安定しようとします。詳細は述べ切れませんが、それらの作用によって抜付けは行われるので、少しでも体を緊張させたり、固めたりしてしまえば動きは滞り、滞ったものを動かそうとして必要以上の筋力を用いなければなくなります。
 土曜日に稽古にこられた方は「そうは言っても、そこまで」とは思われず、今まではまだまだたくさんの不必要な筋力を用いていたために抜付けが歪に成っていたのだと思います。
 最低限の筋力の感覚を稽古するためには日常生活が最も良い稽古場となります。たとえばコップを持つとき、シャツを着ようとして持つとき、タオルを手に取ったとき、落ちるか落ちないかのぎりぎりのところを覚える稽古をしなければなりません。軽いもののほうが稽古になるように思います。
試みてください。


 4月25日(土)18:30~20:45、26日(日)09:30~16:30久留米市の荘島体育館剣道場で無双神伝英信流抜刀兵法の稽古を行います。興味のある方は久留米道場の連絡先からご連絡ください。

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  1. 2009/04/20(月) 21:21:52|
  2. 居合 総論

武術の伝授と人の交流

 江戸時代の武士は各藩の中に留まるのではなく、他藩に出向いて積極的に学び他藩の者と交流していたということを武術においてみることができます。日本武道学会で発表した大石神影流の大石進の他藩の門人の多さや大島流槍術の加藤善右衛門の他藩の門人の多さがそれを物語っています。この二人の人物と流派は防具着用の試合の技術に優れていたため人が集まったのだと思いますが、長府での調査ではあまり世に知られていない流派をも他藩で習う人物もいたのだということがわかりました。
 私自身驚きをもってその資料を見たのですが広島藩で信抜流を教えていた原毅平は平正流長刀をも教授しており、長府藩士の多賀虎雄が原から免許を得ていたのです。これまで原毅平が平正流長刀を教授していたという記録は広島のどこにもありませんでしたから他藩の武士が習っていなければ永遠にわからないままでした。
  
    平正流長刀1     平正流長刀2

 信抜流は廣島藩では江戸時代後期から幕末にかけて、山瀬源太の弟子である原道郷、道郷の子である原毅平と高名であり。原道郷は常に門人に「剣に剣なし、体を以って剣となす。体に体なし、神を以って体となす。」と教えたといいます。
 余談が長くなりましたが、私は明治維新は武術を通じた交流が人と人を結びつけたことがひとつの遠因になっていると思っています。
 自分の知らないことに興味を持って学びに出かける意欲とそれを許す環境がなければ、世の中は停滞し進歩はありません。そういった意味から、今の学校教育がなにからなにまで自分の学校に生徒を留まらせ、毎日遅くまでクラブ活動、土日もクラブ活動や補習授業等、すべてを同じ学校という狭い環境の中で行なわせようとすることには疑問を持っています。


  4月25日(土)18:30~20:45、26日(日)09:30~16:30久留米市で無双神伝英信流抜刀兵法の稽古を行います。25日(土)は久留米市武道館小道場で、26日(日)は荘島体育館剣道場での稽古です。興味のある方は久留米道場の連絡先からご連絡ください。 

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  1. 2009/04/21(火) 21:43:07|
  2. 武道史

わかる

 道場以外の場所で稽古出来ること、日常生活をしながら稽古できることを人に応じてお教えしていますが、、それを稽古しているかしていないかは道場での稽古を見ればすぐにわかります。
 道場以外の場所での稽古や日常生活をしながらの稽古は動きの基礎的な稽古ですので、刀を持つわけでもなく、振るわけでもありません。また、相手を投げるわけでもありません。しかし、それらの稽古は刀を持ったり、相手を投げる以前に出来ていなければならない動きの稽古なのです。それらの動きが出来なければいくら形の稽古をしても無意味といっても過言ではありません。それらの動きが出来ていない技は砂上の楼閣に過ぎないからです。
 人によっては道場外での稽古は刀を持つわけでもなく相手を投げるわけでもないので、通り一遍やってみたら、あとはそれらの稽古に真剣に取り組もうとしない人もおられます。
 上達していく人はそれらの稽古に取り組んでいる人であり、上達しない人はそれらの稽古は全くしない人であると言えます。
 基礎ができてきたか、できていないかは一目瞭然の事であり、道場外で稽古しているかどうかはすぐにわかります。
 道場外で稽古していないにもかかわらず、遅く始めた人が自分より上達したり、自分がなかなか上達しなかったら、広島弁で「はぶてる」人も居ます。いくら道場にでても次を教えてもらえないと思う人も居ます。稽古をしない人ほどそのような傾向にあります。道場は気晴らしの場ではありません。また、自分が権威を持つ為の場でもありません。出来ない者は出来ない、出来る者はできる。これが全てです。
 はいはいの出来ない赤ん坊に歩き方を教える事は出来ませんし、歩くことが出来ない赤ん坊に走り方を教える事も出来ません。また、絶対にしてはならないことなのです。上達のためには稽古しかないのです・・・。
 

 4月25日(土)18:30~20:45、26日(日)09:30~16:30久留米市で無双神伝英信流抜刀兵法の稽古を行います。25日(土)は久留米市武道館小道場で、26日(日)は荘島体育館剣道場での稽古です。興味のある方は久留米道場の連絡先からご連絡ください。

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  1. 2009/04/22(水) 22:21:01|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

13万km

 一年間で車をよく走らせたもので気がついたら先日13万kmになっていました。

              、13万


 一年間で3万km走った事になります。月に一二度、久留米に稽古に行っても往復700kmくらいにしかなりませんのでそれだけだと1万キロメートルと少し、通勤は片道5キロメートルくらいなのでたいした距離にはなりません。これ以外に道場の行き返り、これがけっこう馬鹿に成りません。また武道史調査。
 ストリームはよく走ってくれ、車の中での寝泊りまでさせてくれます。あとどれくらい車が持つ事か・・・。ホンダのメカニックの人にかって聞いたところでは、「これより前の型のストリームは10万キロメートルくらいで駄目になるけど、これはもう少しもちます。」ということでした。もう少しの分は走っているような気もします。

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  1. 2009/04/23(木) 21:10:15|
  2. 未分類

座法

 江戸時代に入りしばらくたつと正座が正式な座法となり、あぐらや立膝は正式な場では用いられなくなります。特に立膝は武術の稽古にしか用いられなくなってしまったと考えていました。
 それゆえに流派が異なれば時の経過とともに立膝の方法も様々に異なっていくのが当然であり、各流派において立膝も独自に発展していき無双神伝英信流抜刀兵法における立膝は無双神伝英信流抜刀兵法に独自のものであると思っていました。
 先日、随分前に買った『坂本龍馬・中岡慎太郎』という本を読んでいてある写真を見つけました。その人物は板倉槐堂といい、維新の際、志士たちとともに活動し土佐藩と関係のある人ですが京都におり、無双神伝英信流抜刀兵法とはつながりがなかったように思えます。
 しかし、この人の座法が無双神伝英信流抜刀兵法の座法の理にかなっているのです。幕末に甲冑の横に座った写真です。このように無双神伝英信流と同じ座法をする人もいたのだと感心しました。

               板倉槐堂

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  1. 2009/04/23(木) 21:11:28|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

長袴

 大牟田の大石先生がおじい様からお聞きになった話です。大石先生のおじい様は初代大石進の孫にあたられます。
 「試合の際に長袴をはいて足を隠していた武士が実際に居た。」
私も何かの本で読んだことがありますが、中学生の頃で、剣道といえば現代剣道しか知らず、そんなことをしたら足を引っ掛けて転んでしまうだろうと思っていました。剣道といえば飛び込んで打つものですから。
 しかし、大石先生のおじい様のお若い頃はまだ飛び込まない足捌きで試合がなされていたのかもしれません。江戸時代の記録では多くの剱術流派が撞木足で、前後の足巾も長く取る(現代剣道より)流派もありますから。間合を隠すためにこのようなことも実際に行われ有効だったのかもしれません。


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  1. 2009/04/24(金) 21:41:38|
  2. 剣術 総論

埋められない溝

 先日、仕事の関係で高校生の剣道の団体戦の試合を見なければならなくなり、久しぶりに現代剣道を見ました。やはり大きなギャップを感じてしまいました。
 試合そのものは特定のルールの下で竹刀を用いて行う競技という観点からみれば面白いもので、運動神経の良し悪しやタイミングの判断等が競技に影響され、技術のレベルの高い者が勝ち、竹刀を用いる競技として完成されたものであると感じます。それはあらゆるスポーツが高度な技術と精神力を必要とするという次元で同一であり、競技を通じて心身の鍛錬を図ることができるものだと思います。
 しかし竹刀の操作方法は刀とは全く異なりますので、刃筋が通っている、通っていないという観点から有効か有効でないかを決めているとしたら、それは違うだろうという判断をたくさん見ました。
 現代剣道の専門家はどうお考えになるかわかりませんが、現代剣道の刃筋が通っている、通っていないという判断は現代剣道独自の「刃筋が通っている」という判断であり、刀を基準としたときの「刃筋が通っている」という事とは別物なのだと思います。
 何十年も前に筑波大学で学んだとき、大恩のある剣道の先生から、「明治以降、古武道と剣道は二つの道に分かれ別々の道を歩んできた。もう全く別のものであり。再び同じものになることはない。」とお御教え頂きましたが、そのとおりなのだと思います。私はその時から現代武道をきっぱりとやめました。
 現代剣道を稽古している子供たちは自分たちが江戸時代と同じ剣道をしているのだと思っていますが・・・。


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  1. 2009/04/25(土) 21:21:28|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

試合

 「江戸時代後期の武者修行における試合には審判などはなかった。現在のような三本勝負でもなかった。今の大会のようにチャンピオンを決めることもなかった。」と話すと高校で現代剣道をしている子供たちは驚きます。
 防具着用の試合はあくまでも試し合いであり、真剣での勝った負けたを決めるものとは異なるという考え方も基盤にはあったのだと思います。したがって防具着用の他流試合で自分が勝ったと驕った態度をとると真剣での試合に及ぶこともあったのでしょう。武者修行での他流試合では武者修行者はほとんどの藩で歓待を受け、酒や料理を振舞われていますが、これは遺恨を残さないという意味もあったのかもしれません。
 それとは反対に、防具着用の試合でも藩の体面がかかったものという考え方もあったようです。ある武者修行日記には四国のある藩を尋ねたときに、その藩の剣術師範から「藩では他流試合には藩主の許可が必要であり、許可が下りるまで相当な日数を必要とする。許可が下りても他藩のものに勝ちを取らすことはなく、勝ちを取らせたまま帰すことはないので、真剣での勝負に及ぶ事態にもなるから他流試合の申請はやめたほうが良い。」と言われ他流試合をあきらめたことが記されています。その藩では藩の体面を重んじていたのだと思います。
 他流試合に関して様々な見方があったのだと思います。明治時代になっても審判を置き、勝ち負けを競うことには意見が分かれていたようです。結果的に今の形式に落ち着いたのは文明開化で西洋の価値観が日本に入り、スポーツの考え方が大きな影響を与えたのではないかと思います。


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  1. 2009/04/26(日) 21:21:02|
  2. 武道史

久留米での稽古

 25日(土)、26日(日)と久留米で無双神伝英信流抜刀兵法の稽古をしてきました。
 二日間の稽古でしたが、初心者の方はよく理解され、鞘手・柄手のかかりが自然に行えるようになりました。今までにも述べておりますが、刀と体は刀が腰にあるときから一体となっているのが理想的な状態であり、一体となっているがゆえに鞘手・柄手がかかるときにもあたかもそこには何もなかったかのように掛かっていかなければなりません。鞘に触れるときも柄に触れるときもはじめから体と一体ですので、握るということは絶対にないのです。それは、何も持っていないときに手首から先を動かしても手首や肘の関節に違和感が生じないのと同じような状態です。
 刀を扱おうとするがゆえに、柄にぎゅっと手首を掛けだのしっかり挟み込めだの握りこめだのと考えてしまいますが、刀が体の一部として体と一体になり自由に働くためにはそのようなことは全く不要です。自分で扱おうと思うためにそのような邪念が生じてしまいますので心しなければなりません。
 鞘手も同じ事で握るという実感があれば鞘は自由に働きません。鞘も生きていなければならないのです。
 さて今後稽古しなければならないところですが、自然に掛かるようになっても、振ろうという意識があればその時点で刀を死に物として自分で操ることになり、刀は働かなくなってしまいます。初心者の方は今後はそこを稽古していかなければなりません。
 九州支部長は二日酔いであったため普段の体の硬さがなく比較的素直な動きになっていました。自分の動きのひずみが体でよく理解できていたと思います。素直さがなければ上達もありません。心も体も素直であることが上達につながります。さらに工夫してください。
 師範代は日曜日には体調が回復したため、非常に良い動きになっていました。とくに初発刀の抜付けがよくなりました。体が無理なくやわらかく使えていたと思います。また詰合の動きも自然になると同時に木刀が生きていました、京都での演武まで形を合わせることはありませんが、心と体の状態を整えていてください。


 無双神伝英信流抜刀兵法の次回の講習会は5月31日(日)英信流の予定です。多くの方のご参加、お待ちいたしております。
 
 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は5月は6日(水)、20日(水)が荘島体育館剣道場での稽古、13日(水)、27日(水)が城南中学校武道場となります。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。時間は午後七時くらいからになります。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2009/04/27(月) 21:59:57|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

「加藤田平八郎東遊日記抄」

 久留米市立図書館に加藤田平八郎の「加藤田平八郎東遊日記抄」のコピーがあります。先日久留米に稽古に行った際に読んだのですが、当時の防具着用の剣術にはがっかりさせられました。
 試合をしても外れただの、浅いだのと勝ちを得ることに汲々とし、まるで現代のスポーツと同じような感覚です。当時は他流試合をし始めて、何十年も経過しているわけでもなく、共通のルールもまだ確立していなかったので流派によっては強く打つことを良しとし、流派によっては軽くても理にかなっていれば良しとしたということもあると思います。
 程度にもよりますが、実際に刀を持っての上であれば浅いだの軽いだのということは関係なく斬れます。小手が半分しか斬れていないから一本ではない。面を打っても軽くて眉間までしか斬り込めてはいないから一本ではないなどという論議は真剣の上では無意味です。
 文面には無意味なことを争っている様子が伺えます。今でこそ有名な剣術家も「加藤田平八郎東遊日記抄」を通してみれば、生身の人間として人物が見えてきます。高名な剣術家でも後世の人が作り上げた人物像が残っているだけなのだろうということが伺われます。 


 無双神伝英信流抜刀兵法の次回の講習会は5月31日(日)英信流の予定です。多くの方のご参加、お待ちいたしております。
 
 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は5月は6日(水)、20日(水)が荘島体育館剣道場での稽古、13日(水)、27日(水)が城南中学校武道場となります。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。時間は午後七時くらいからになります。
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  1. 2009/04/28(火) 21:21:36|
  2. 武道史

武道史跡の破壊

 久留米に稽古に行くようになって気がついただけでも高速道路の側には武道史跡が二つありました。一つは熊毛インターの近くの宍戸司箭社、もう一つは美祢西インターの近くの来嶋又兵衛の道場跡です。
 宍戸司箭社は高速道路が通る事によって参道の一部が変更になったと言う事で、そういう意味では一部は破壊された事になります。来嶋又兵衛の道場跡は小学校のグランドの中にあるので破壊される事はないでしょうが高速道路のルートが少し違っていたらどうなっていたかわかりません。
 久留米では妙見自得流の井上家の墓を訪ねましたがお寺には存在しませんでした。かっては津田一伝流の津田家の墓地の横に小山のような井上家の墓地があったと言う事なのですが、お寺の周辺の道路の整備があり多くの墓が移転、縮小されてしまったようです。井上家の墓は全く見当たりません。
 難波一甫流の奉納額のある大塚観音堂の奉納額は排気ガス、大気汚染の影響か文字がどんどん読めなくなっています。また、大塚観音堂の背後の山の上には地元の人によれば「小笠原げん○○斎」という名の剣術の先生の墓があったと言う事ですが、今は西風新都という名の団地になっています。
 また、広島駅の新幹線口の周辺にはいくつか武道家の石碑があったと言う記録がありますが、今は整地されて全く見当たりません。
 原爆によって破壊された広島の武道史跡ですが、それ以後も過去の記録はどんどんなくなってしまっています。

 久留米に稽古に行ったとき時間が少しあったので図書館に入る前に石橋文化センターの庭園を見て回りました。写真は庭園内にある花などの一部です。明日も写真をのせようと思います。とくにバラは数多くの種類があり楽しめました。
  
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 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

 5月1日(金)午後1時半より鹿島神宮奥参道において森先生の倭式騎馬会による流鏑馬が行われます。お時間がある方はお出かけください。倭式騎馬会は日本原産の馬による流鏑馬をされますので日頃見慣れた流鏑馬とは異なった趣の純和式の流鏑馬が見られると思います。
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 日本古武道振興会による京都での奉納演武会は以下の日程場所で行われます。
   5月4日(月) 午後1時から下鴨神社舞殿・橋殿
   5月5日(日) 午前11時から 白峯神宮神楽殿
 4日は無双神伝英信流抜刀兵法が5日は無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術が演武致します。お時間のある方はお越しください。なお開始時間は繰り上がる事もあります。
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 無双神伝英信流抜刀兵法の次回の講習会は5月31日(日)英信流の予定です。多くの方のご参加、お待ちいたしております。
 
 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は5月は6日(水)、20日(水)が荘島体育館剣道場での稽古、13日(水)、27日(水)が城南中学校武道場となります。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。時間は午後七時くらいからになります。
 また23日(土)夜と24日(日)終日稽古会を行います。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2009/04/29(水) 21:41:27|
  2. 武道史

渋川一流柔術昇段審査論文

 先日行いました渋川一流柔術の四段の論文を掲載いたします。素晴らしい内容ですので、皆さん稽古の参考にされてください。


  「初心者指導上の留意点」

  初心者の方だけでなく私達にとっても力を抜ききって動くということは至難の技です。自分では力を抜いているつもりになっていても動きの中で身体のどこかに力みが生じて力を抜ききれていということが度々あり、力みのない身体を実現することは難しいものです。しかしながら、何時如何なるときにも対応できるような身体を実現するためには、この力みが動きの大きな障害となります。特に初心者はこれまでに日常の生活で身についた動きが前提であるために、人によって様々ではありますが何らかの硬さや力みがあります。そのため初心者にとって身体のどこにも力みなく姿勢を保ち、筋力をもちいないで身体を運ぶということをイメージすることは非常に難しいことであるように感じます。また動きのなかで自身の身体の力みや姿勢の崩れを感じられていないでいることが多くあるように思います。そこで私が初心者を指導する上で気を付けていることは、できるだけ心と身体をリラックスしていただき、自身の身体の状態を感じ取れる状態を保ちながら稽古をしていただくことです。それは自身で身体の状態を感じる感覚を身に付けることなしに上達することはできないと考えるからです。しかしながら一度に多くを求めたのでは消化不良を起こし、心に力みが生じるようになる恐れがあるため、段階的に初心者の方の状態を見ながら導いていくことが大切だと考えます。
まず形稽古を始めて間もないときに、形を覚えようと形の手順や手足の運びに意識が集中するあまり目付けが定まらなくなることがあります。このとき身体にゆがみが生じ姿勢が崩れ、その崩れた身体を支えるために無意識に力みが生じ硬くぎこちない動きになります。この動きのまま稽古を繰り返してしまうとこの硬くぎこちない動きが身につき、後の稽古に大きな障害となってしまいます。この段階ではまず形の手順に囚われないように力を抜いて呼吸とともにゆったりと身体を運んでいくことを意識した稽古に導いていくことが大切だと考えます。
そしてある程度、形稽古を積んで形の手順を覚えてくると無意識のうちに『投げる』、『極める』ことに意識が集中するために、ゆとりの無い焦った動きになることが多くあります。このように一点に集中した動きでは筋力が働くために力みが生じて呼吸が止まり、二段階の動きとなるために隙だらけとなります。このような動きは途中で相手が変化した場合に修正することができません。その様な動きが身についてしまうと、相手が投げられることを前提とした形稽古には有効であっても、相手がどのように攻撃するか分からない実際の動きには対応することができない身体を作ってしまいます。このようなことが起こらないようにするためにも、常に自分の身体の変化と相手の身体の変化を感じられる速度で稽古し、調和の取れた動きを心がけ『投げた』、『極まった』は自然にそうなる事と理解していただくことが重要だと考えます。
次に、指導に当たる者が受けをとる場合に初心者が捕りやすいようにと仕掛けをゆるくいい加減なものにし、捕りの身体まで突きが届かないような場合に、捕である初心者が身体を静態させたまま相手の突き(手)を捕りにいき、それから技に入るということがあります。私たちが学ぶ柔術は触れれば切れる刃物を持った相手を相手にするわけですから、このような動きが身についてしまったのでは容易に刺されて命を落としてしまうということになりかねません。その様なことにならないためにも受けを勤める者はしっかりと相手を制する仕掛けを行うことが重要だと考えます。そのことによって仕掛けの心の起こりをとらえる感覚が養われ、適正な間合、呼吸、かわす動作が養われると考えます。
終わりに、『いつ何時』にも対応できる身体を実現するためには、武道の稽古は道場で行うものという発想で叶うものではないと思います。日常と道場で、身体のあり方が違っていても自由な身体を得ることは難しいものです。ましてや『いつ何時』は日常にこそ起きるものですので日常での身体のあり方こそ重要であると思います。初心者の方を指導していく上で日常での工夫こそが上達の手がかりであることを理解していただくよう導くことが大切であると考えます。 

 昨日に続き石橋文化センターの庭園の花の写真です。
  
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 5月1日(金)午後1時半より鹿島神宮奥参道において森先生の倭式騎馬会による流鏑馬が行われます。お時間がある方はお出かけください。倭式騎馬会は日本原産の馬による流鏑馬をされますので日頃見慣れた流鏑馬とは異なった趣の純和式の流鏑馬が見られると思います。
           流鏑馬JPG   

 日本古武道振興会による京都での奉納演武会は以下の日程場所で行われます。
   5月4日(月) 午後1時から下鴨神社舞殿・橋殿
   5月5日(日) 午前11時から 白峯神宮神楽殿
 4日は無双神伝英信流抜刀兵法が5日は無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術が演武致します。お時間のある方はお越しください。なお開始時間は繰り上がる事もあります。
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 無双神伝英信流抜刀兵法の次回の講習会は5月31日(日)英信流の予定です。多くの方のご参加、お待ちいたしております。
 
 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は5月は6日(水)、20日(水)が荘島体育館剣道場での稽古、13日(水)、27日(水)が城南中学校武道場となります。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。時間は午後七時くらいからになります。
 また23日(土)夜と24日(日)終日稽古会を行います。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。  
  1. 2009/04/30(木) 21:21:58|
  2. 昇段審査論文

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