無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

津田一伝流

 久留米に稽古に行った時に、津田一伝流の石碑を写真におさめました。
写真の石碑は久留米城跡 篠山神社境内にある津田一左衛門(1821~1872)のものです。

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 津田一左衛門は浅山一伝流の師範であった津田伝に学び、嘉永六年、家督を継ぎ師範となりましたが、久留米藩主は一左衛門の思想・技量の優れていることを知り、新に津田一伝流を開かせました。従来の袋竹刀をコミ竹刀(現在の竹刀)にかえ、旧来の剣術を防具着用の他流試合に対応できるものに変革しました。津和野藩には自ら指導に出かけ、津和野藩の剣術を防具着用の他流試合のできるものへと変革させています。藩外から学びにくる者は常に7.80人居たと言います。久留米では「御流儀」と呼ばれました。
 明治5年、武道廃止に際して、一切の伝書を焼いて自刃しました。




  福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 
 11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください 


 11月3日(月)、日本古武道振興会の明治神宮古武道奉納演武会が行われます。無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術も演武致します。お時間がある方はお越しください。演武は午前10時からで、場所は西広場芝地です。雨天の場合は至誠館剣道場で行われます。 
  1. 2008/11/01(土) 20:13:59|
  2. 武道史

津田一伝流石碑 2

 写真の石碑は昨日の津田一左衛門の長男である津田教修(1850~1908)のものです。津田一左衛門の石碑と同じく久留米城址篠山神社y境内にあります。

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 津田教修は父の跡を受けて明治5年に、津田一伝流二世師範となります。明治八年陸軍兵学寮に入りました。陸軍第一の剣客として陸軍の剣術の創設は彼の力によるところが大きかったと言います。一説には銃剣術の創設にも大きな力となったと言われています。日清・日露の戦役に出陣し、日清戦争では金鵄勲章を授与されています。日露戦争では軍功により中佐に進みます。


  福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 
 11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください 


 11月3日(月)、日本古武道振興会の明治神宮古武道奉納演武会が行われます。無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術も演武致します。お時間がある方はお越しください。演武は午前10時からで、場所は西広場芝地です。雨天の場合は至誠館剣道場で行われます。 
  1. 2008/11/02(日) 20:41:29|
  2. 武道史

妙見自得流

 この石碑も久留米城跡 篠山神社境内にあります。妙見自得流槍術師範 井上照算(1811~1881)のものです。

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 妙見自得流は管槍の流派ですが照算の5代前の井上照一の時、杉本半蔵に妙見明伝流の槍術を学び、十文字槍、片鎌槍、眉尖刀をもよくし、妙見自得流を開いたと伝えられています。井上照一は黒田藩につかえており、家督は養嗣子 昆一が相続、妙見自得流は甥の井上久豊が受けて久留米藩に伝えました。
 井上照算は槍術家として名声が高く、四国、中国より数百人の門弟が集まったと伝えられます。柳川の加藤善衛門とは交流はあったのでしょうか。興味のあるところです。
 

  福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 
 11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください 

  1. 2008/11/03(月) 21:32:05|
  2. 武道史

明治神宮奉納演武

 11月3日(月)、日本古武道振興会主催の明治神宮奉納演武会に参加いたしました。
無双神伝英信流抜刀兵法は私一人で演武、渋川一流柔術は私と竹本御夫妻の3人での演武でした。
 演武には、私達の武道を理解して頂いている横浜の御家族と、劇団夢現舎の益田さんに見に来ていただきました。お忙しいところ有難うございました。
 演武会は参加するほうからすると、地方から出て来て演武して、ほっと一安心して帰るという事だけで終わりますが、演武会の準備は演武会より何ヶ月も前から始められ、演武会終了後も後片付けや資材の搬送などたいへんな作業があります。これらの作業を含む演武会は事務局長の天神真楊流の久保田先生の並々ならぬご尽力と会長の根岸流手裏剣術の齋藤先生はじめ、理事の立身流の加藤先生や琉球古武術の井上先生などの方々のご努力によって運営されています。これらの先生方への感謝は絶対に忘れることはできません。
 また、明治神宮至誠館館長の稲葉先生には毎年、開会式で素晴らしいお話をお聞かせいただいており演武会が引き締まったものになっています。多くの先生方のおかげで私達が演武することが可能になっています。

 貫汪館の奉納演武に対する考え方を述べます。
 奉納演武は、神様に武をお納めするものであって、観客に見てもらう為のものでもなければ、マスコミ受けするために行ったり、流派の宣伝のためにするものではありません。あくまでも、稽古を積み重ねてきた結果としての今の自分を神様に見ていただく場であり、今の自分の全身全霊を用いた武をお納めする場です。したがって、自分を飾ることには全く意味がありません。
 その意味から今年も無双神伝英信流抜刀兵法も渋川一流柔術も良い演武を奉納できたと思います。
 今後も自分自身の稽古の糧とするため明治神宮での奉納演武は可能な限り参加していきたいと考えています。 

  
福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 
 11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください。   


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。

 貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術の行事のページに明治神宮奉納演武の写真を載せました。御覧下さい。
  1. 2008/11/04(火) 21:00:02|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

間合

 日本古武道振興会主催の明治神宮奉納演武会の渋川一流柔術の演武では師範代が三尺棒、私が十手・分童・居合の演武をしました。
 三尺棒は三尺棒での打ち込みに大して素手で応じる形であり、十手・分童・居合は刀による斬り込みに十手や分童あるいは素手で応じる形です。
 これらの稽古で大切なのは間合であり、間合を読み間違えれば相手は自分に近く自分は相手に遠いと言う非常に困った状況になってしまいます。 相手の得物の間合を知ること無しに得物に対することは絶対に不可能です。逆にいえば自分がそれらの得物を使いこなせなければ、それらの得物に対することはできないのです。
 形の稽古をしても、得物の扱い方を知らぬものが受となって打ち込み、斬り込んできた所で、それは初心者の攻撃をかわす役にはたっても、ある程度それらの得物を使いこなせる者に対処する稽古にはなりません。往々にして、打込(対懐剣)の稽古でも受が懐剣の間合を知らないためにいい加減な稽古になってしまうことがありますし、さらに長い三尺棒や刀を扱わねばならぬ稽古では極端に間合の詰まった稽古を目にすることがあります。これはそれらの得物を使いこなせないことによって生じます。
 より深い稽古をしようとすれば得物の間を知るためにも得物の扱いにも上達しなければなりません。
身を守る技術を身につけなければならない古武道においては現代武道のように競う条件を統一してという前提はありません。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の[久留米の武道史]のページの薙刀・長刀の項の楊心流に解説を加えています。御覧下さい。

  11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください。 
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 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。

 貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術の行事のページに明治神宮奉納演武の写真を載せました。御覧下さい。
  1. 2008/11/05(水) 20:46:50|
  2. 柔術 業

無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場ホームページ

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を作成しました。元としたのが貫汪館のホームページですので、随分似た構成になっていますが、少しずつ更新していきます。
 久留米道場は久留米市荘島体育館剣道場で毎週水曜日の夜に九州支部長や師範代代理を中心に稽古しており、高いレベルの稽古を続けています。久留米藩は江戸時代には武術のさかんな藩でしたので、古武道に興味のある、まじめな方に一人でも多く稽古にきていただければと思います。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページでは[久留米の武道史]というページが貫汪館のホームページとは異なっており、武道史に興味のある方は[久留米の武道史]をお読みください。
 [久留米の武道史]には流派ごとにそれぞれの武術について記述します。久留米の武道史と一言で言っても、剣術、居合、槍術、長刀、柔術、馬術・・・など多くの分野があります。また、浅山一伝流のように同じ流名であって、他藩で柔術を主に稽古していて柔術に分類されるものでも久留米藩では剣術を主に稽古していて剣術に分類されるものもあるなど簡単に記述できるものではありませんが、少しずつ記事を増やしていきます。
 武道史調査の過程で撮影した資料なども載せていきます。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの稽古記録に記入が始まりました。
また、久留米の武道史の砲術の項の種子島流に解説を書きました。


  11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください。 
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 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。

 貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術の行事のページに明治神宮奉納演武の写真を載せました。御覧下さい。
  1. 2008/11/06(木) 18:17:24|
  2. 居合 総論

眠たい居合

 明治神宮の古武道奉納演武に身内の年少者を連れて行きました。その年少者は人よりも感性が優れているところがあり、同じ物を見てもはっと驚くような観方をする事があります。
 その年少者の私の居合に対する評が「眠たかった。」でした。 年少者は居合をほとんど知りませんし、古武道もほとんど知りません。その年少者から「見ていて眠たかった。」といわれたのです。人によっては私が演武場に現れたら「ふっと空気が変わる」といわれる方も居られますし、「観客席にまで斬り音が聞こえたような気がしてびっくりしました。」と言ってくださった方も居られました。
 が、年少者には私が異なる形を演武していても全て同じ形を繰り返しているように見えたそうです。「眠たい居合」、初めて聞いた評ですが、私にとっては悪い評ではないと思っています。


  11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください。 
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 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。

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  1. 2008/11/07(金) 21:16:05|
  2. 居合 総論

上達する為の形稽古

 無双神伝英信流抜刀兵法の稽古の上達にとって大切な事は、感覚を発達させるという事です。
 ただいたずらに回数をかけ、力強く振れるようになったとしても、それは上達とは言いません。ただ、動きに手馴れ力強くなっただけの事。振ったという実感を求め、強さを感じたければそのような結果になるでしょう。
 しかし、形に求められているものは何か。なぜ、始めに初心者にできよう筈もない左や右や後ろの敵に対処する形があるのか。
 なかなか上達しない人に共通していえることは自分のしようとしていることだけに集中してしまい、前後左右四方八方、天地に意識がないということです。したがって刀を振りかぶろうとする時には感覚の中に自分の後半身は存在せず、また、抜付けようとするときにも自分の後半身は存在していません。自分の体が自分のものであって自分の物ではなくなってしまっているのです。
 そのような動きであるから、調和は存在せず歪を支えるためにたかが1時間や2時間の稽古で腿が張ってしまったり、上腕が硬くなってしまったりするのです。
 形を稽古するという事は形を上手に演じるために行うのではなく、自由自在になるために行っているのです。極論すれば形を稽古するのは形から離れるためであるという事ができます。
 形稽古において始めはユックリというのはただ正確さを求めるだけではありません。自分自身の全てを知るためでもあるのです。
 
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの[久留米の武道史]のページの柔術の項の「新関口流」「関口新心流」、砲術の項の「若松流」に解説を加えました。


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  1. 2008/11/08(土) 21:48:10|
  2. 居合 総論

脚が働く

 昨日の渋川一流柔術の子供の稽古を見ていて、指導者の方にはよくここまで指導していただいたものと感心いたしました。子供達もよく指導についてこれたと思います。
 一ヶ月前までは、技をかけようとするたびに下半身が止まり上半身のみを動かしていましたが、昨日はよく脚が働き、下半身が動きを止めるということをあまり目にしなくなりました。
 下半身が働かなければ変化する状況には対応する事はできません。形稽古で受けが変化しないから悠長に下半身を居着かせて上半身だけを用いて技をかけることもできますが、このような稽古方法は自由自在とは程遠いものでしかありません。
 指導するものはどうしても上半身の働きにばかり目が行き、上半身の動きを修正する事にとらわれ、下半身に目が行かないものですが、今後も下半身の動きを第一に指導くださり、上半身の動きは下半身の動きの次に指導されるようお願い致します。
 このことは居合の稽古についても言える事です。人によっては上半で斬る動きばかりに気をとられ、下半身を固定し、上半身で力一杯に斬り込み、筋肉の筋肉の感じてよしとされる方もおられますが、敵は変化するものであり、自由自在を求める為の形稽古にあってはそのような動きは真反対のものでしかないと知らねばなりません。据物斬りを刀の斬味を試すための術として、武術とはされなかった理由もここにあります。、



  11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください。 
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  1. 2008/11/09(日) 21:35:08|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

動けば雷電の如く

 人づてに紹介を受け、山口県にある劇団はぐるま座の方から連絡があり、お会いしました。劇団はぐるま座は「動けば雷電の如く」という二幕九場の劇を公演されており、11月29日(土)の昼と夜広島青少年センターで公演されるそうです。
 劇の内容は高杉晋作と明治維新革命についてで、文久3年の馬関戦争から禁門の変、長州征伐までを演じるものだそうです。当日のチラシの画像を載せますので興味をもたれた方はお出かけください。

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 幕末の人物は武術の修行を通じて考えるとつながる事が多く、来嶋又兵衛と高杉晋作の新陰流の師匠の 内藤作兵衛はともに大石神影流の大石進のもとで修行していますし、桂小五郎も内藤作兵衛の弟子で後に江戸に出て神道無念流の斎藤弥九郎に学んだのは実は来嶋又兵衛が江戸で斎藤弥九郎に会い、斎藤一門を長州へ呼んだことによると『来嶋又兵衛伝』に記してあります。
 また、坂本龍馬に影響を与えたとされる土佐中村の樋口真吉も大石進門下であり、当然、来嶋又兵衛とは面識があった可能性があります。



  11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください。 
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  1. 2008/11/10(月) 20:04:02|
  2. 武道史

けじめ

 子供達はさておいて、大人が特定の流派を稽古していた場合、新たにこちらの道場で稽古を始めたいとこられた場合には慎重に物事を進めなくてはなりません。
 何も考えずに「どうぞ、どうぞ。」と言うわけにはいかないのです。現在でも、今までの師匠に断りなしに新たな流派の道場に入門して破門状態になるという事を身近でたまに聞きます。江戸時代であれば大変な事態にまで発展しかねないことなのです。
 幸いに貫汪館では稽古してくださる方が皆、常識をわきまえた方ばかりで、道場の雰囲気から、いい加減な方が入って来れず、そのような事もおきた事はないのですが・・・。
 現代は古武道と言っても師弟関係をわきまえず、カルチャーセンター感覚で、あちこちと経験して回る人もいますので、教える側が気をつけておかなければ流派の間の余計な揉め事を生む原因ともなってしまいます。
 道場によっては、自分の弟子が他の道場に行くには師自らが挨拶しなければならないと考えられる方も居られるでしょうし、「何々流はこうだった、ああだった。」とできもしないのにぺらぺらと話をされるのを嫌われる方も居られると思います。また、師匠に挨拶もせずに他の道場に行くような中途半端な弟子を表には出したくないという思いもあるだろうと思います。
 入門を希望してこられる方には必ず、武道歴を聞くようにしていますが、このような意味合いもあるのだと知っておいてください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの[久留米の武道史]の槍術の項の「妙見自得流」に解説を加えました。御覧下さい。

  11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください。 
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  1. 2008/11/11(火) 22:15:38|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

形稽古で大切な事

 月曜日の渋川一流柔術の稽古のさい、一分の方にはお話しましたが、形稽古は絶対に守らなければならない条件を捨ててしまえば、上達どころか居付きしか生まず「百害あって一利なし」という状態になりますので心しなければなりません。
 形稽古は決まった手順を繰り返すのですが、決められた手順を繰り返すからといって、そのような動きしか出来ない体勢をとっていては武術における上達はありません。絶対に守らなければならない条件というのは、どのような形を稽古するときでも、その体勢はいついかなる時にでも調和が保たれ、どのようにでも変化できる状態になければならないということです。
 たとえば「負投」の最中に敵が変化すれば、こちらも、いつでも「捻付」や「巻返」「返投」などの形に変化できる状態でなければならないという事です。
 もっと簡単に言うならばいついかなる時にもどこにも無理無駄なく力みもない状態で形稽古をしなければならないということなのです。始めのうちには難しい事かもしれませんが求めねばできぬ事です。
 自分の稽古が居付きしかうまない稽古にならないうちに、しっかり工夫してください。

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  1. 2008/11/12(水) 21:30:40|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

曲解

 昨日の続きのお話ですが、稽古において「考える」ことは絶対に禁物です。
 「もっとゆっくり稽古してください。」というのは形を稽古する動きが「そのような動きしか出来ない体勢・動き」になっているからであって、自分自身がそうなっているということを自覚して欲しいために指導しているのですが、「ゆっくり」という言葉にとらわれて、「そのような動きしか出来ない体勢・動き」にブレーキをかけながら動いているだけで、なんら動きの改善が成されていない方を見かけます。つまり拙い動きをゆっくり行っているだけで上達どころか下達されている状態にあるのです。
 もっと平たく言えば「もっとゆっくり稽古してください。」というのは「猪突猛進はやめなさい。」ということなのです。猪突猛進の状態では変化する敵に対応する事など不可能です。形稽古が自由どころか不自由な自分を作り上げている事になります。考えすぎて考え違いしないようにしなければなりません。
 また、今の速さで十分に自分を知ることが出来ているのに、他の人に指導している「ゆっくり」という言葉だけを知り、故意にゆっくり動こうとされている方が居られます。指導はあくまで個に応じて一人一人異なりますので、他人への指導は参考にしても指示されていない事を行うと下手になる事があるということは知らねばなりません。

 上達した人は速く動いても「いついかなる時にもどこにも無理無駄なく力みもない状態」でるため、かえってその動きはゆっくりに見えることがあります。無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生もそうでしたし、渋川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生もそうでした。ご自身は速く動いている自覚はなく無理無駄なく調和がとれていただけだと思いますが。梅本三男貫正先生は指導していただくときに、時に「ゆっくり速く」という言葉を用いられました。

無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古記録が更新されています。御覧下さい。


  11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください。 
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 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。

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  1. 2008/11/13(木) 20:50:31|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

偏り

 無双神伝英信流抜刀兵法の稽古で特定の方に抜付けの稽古をくり返し行って頂いています。抜付けの稽古といっても切先が鯉口から離れるまでの稽古です。
 居合は切先が鯉口から離れるまでが勝負で、抜いて、斬るという動きは居合ではありません。抜ければ勝ちなのです。抜いて、斬る二拍子の動きは一拍子の剣に制せられてしまいます。
 稽古のために切先が鯉口から離れるまではお尻を浮かせないということを絶対の条件としています。したがって、少しでも腰を入れてとか、肚に力を込めてとか、脇をしめてとか体を固めるような動きをしてしまうと絶対条件から離れてしまいます。 
 次に右手を使うなという条件を課しています。右手が働くのはかまわないのですが、右手を使うという意識があれば体の調和が乱れ左は居着いて働かなくなってしまいます。動きが偏ってしまうのです。動きの偏りはどこかを使おうと頭が働く事によって生じます。頭が働いたが最後、そこしか動かなくなってしまうからです。結果として全体の調和が乱れ、体を保つためにどこかを力ませ、固める事によって体勢を維持しようとします。それでは自由に動く事などできよう筈もありません。
 さらに工夫してください。

  11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は直接荘島体育館剣道場をお訪ねください。 
 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。

 貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術の行事のページに明治神宮奉納演武の写真を載せました。御覧下さい。
  1. 2008/11/14(金) 21:35:38|
  2. 居合 総論

長刀(なががたな)

 『教育剣道の科学』という本の「剣術の競技化と新しい技術の登場」という項に「九州の剣術流派は競技的技術の創出に熱心であり、競技化という点で当時は他の地域に先駆けていたということができる。・・・竹刀の長大化は、先を取って遠くから打ち、突くことができるという、間合における有利さが、試合に勝つために有効であると認識された結果であるということができる。大石の江戸武者修行以後、江戸の剣術諸流派にも長竹刀の使用が急速に広まったが、このような傾向はやがて全国に波及していったのである。・・・講武所において三尺八寸を上限とすることが定められ、一応の決着をみる。しかし、このことは同時に竹刀を刀の定寸に戻すことが、当時もはや不可能であったということであり、長竹刀を用いた狭義的な試合技術が主流になっていたことを示すものであるといえる。」とあります。
 一般的には大石進が真剣にはありえないような長い竹刀を用いて試合に勝ったとされていますが、はたしてそうなのか、最近疑問がわいてきました。
 居合では林崎甚助は三尺三寸を用いていたとされ、広島藩の刀の長さは上限が二尺八寸五分であった事。江戸時代の初期には二尺七寸や八寸の刀は当たり前のありふれたものであったという事。また、土佐の長刀といわれるように一刀流の武市半平太の刀は82.3cm(約二尺七寸)であった事。大石神影流の形稽古における木刀は総長三尺八寸(長さ二尺八寸二分)である事。広島藩の貫心流の刀の長さは身長の半分とされた事等々。これらのことを考えると、江戸では定寸といわれる長さの刀を腰に差していた武士が多かったのかもしれませんが、地方では江戸時代の初期のように長い刀が普段腰にあった者も少なくなかったのではないかとも思われます。
 当然、長い刀が腰にあれば使う竹刀はそれにあわせて長いものとなります。
 長い刀は使いこなせるものではないから、長い竹刀を用いたのは剣術の競技化だと断定するのは早計のような気がします。私の刀は二尺八寸二分ですし、身長157cmの門人は二尺六寸の刀を用いています。特に長いとも思いませんし、重すぎるとも感じません。
 九州の武士がどのくらいの長さの刀を腰にしていたのか調査するのは不可能な事だと思いますが、興味のある問題です。
 「剣術の競技化は真剣では使えもしない長い竹刀を用いるようになっていた九州に始まった。」と考えるのではなく、
 九州の、長い刀を使いこなせる武士が長い竹刀を用いて試合をすると試合に有利であるという事実があり、
 定刀といわれる短い刀を腰にしていた江戸の武士や、もともと長い刀をつかっていなかった地域や流派の武士が技術もないのに真似をして長い竹刀を用いる事によって競技化は始まったと考えられはしないかと思っています。


  11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は直接道場にお越しください。 
 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 
 

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  1. 2008/11/15(土) 20:17:28|
  2. 武道史

肥前の古武道

 佐賀県の佐賀城本丸歴史館で開かれている「肥前の古武道~技と心の伝承」を見に行ってきました。
 
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 展示そのものは小規模なもので、もっと伝書を展示していただきたかった気もします。しかし、本丸歴史館は往時の建物の再建と、再利用されていたものを再度移築したものからなっていますが、たいへん素晴らしい建物です。また、展示の内容がよく、佐賀藩の歴史が理解し易く、また、郷土に誇りが持てるように構成されていました。広島城の展示も是非、佐賀城本丸歴史館に習って欲しいと思います。
 「肥前の古武道~技と心の伝承」の印刷物をみると佐賀県立図書館には武術関係の資料が多く存在するようです。剣術ではタイ捨流、新陰流、柔術では関口流、揚心流、竹内流、槍術では宝蔵院流、姉河流、捕手には夢想賢心流などの流派のものが記してあります。
 「肥前の古武道~技と心の伝承」は11月24日(月)まで開催されています。


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  1. 2008/11/16(日) 12:46:19|
  2. 武道史

久留米での稽古

 週末、土曜、日曜と久留米に居合の稽古に行ってきました。
 15日(土)は夜の稽古でしたので、時間も限られており、初心者の方に大森流の総復習をしてもらい手直しをしつつ、師範代代理の指導を行いました。
 初心者の方には師範代代理に虎乱刀、抜打を教えておいて頂いたので、大森流の形は一応全て覚えていただいており、師範代の指導もよいため、虎乱刀で起こりがちな地を蹴る動きはされていませんでしたので安心して指導できました。
 虎乱刀までは座った状態から始まる形ですので、下肢で地を踏みつけて立ってしまうと自分自身でも自覚しやすいのですが、虎乱刀では初めから立っており、また前に進んでいくため下肢は地を蹴ってしまいがちで、けっているということにも気づく事が難しいようです。したがって身体を地に預ける事は行いにくいのですが、初心者の方はそのようなこともなく初発刀と同じ感覚で抜いておられましたので、これからも、この動きを続けていただきたいと思います。速く強くという欲が起きたときに崩れは始まりますので、自分の心をよく観ながら稽古してください。
 抜打は敵との間合いが近いため刀は横に体を開くことによって抜きますが、このとき、身体の中心を開くのであって、手を開いていくのではありませんので、臍下から体を開くということをしっかり稽古してください。抜打で刀を抜く動きも抜付けも納刀も全て同質の動きです。どの動きの質を高めても全てのレベルは上がっていきます。
 師範代代理は毎週よく稽古しているので、抜付けの質が随分よくなり、以前時々起こった切っ先が鯉口に当るということもなくなりました。二尺六寸という長さは、身長と刀の長さの比率からすると171cmの私が二尺八寸二分の刀をつかうのと同じ比率の刀を用いていることになりますが、観ている限りではさらに一寸長い刀でも今のまま無理なく抜付けできる無理無駄の無い動きをしています。迷うことなく稽古してください。

 16日(日)は師範代代理は太刀打、詰合、大小詰を通して稽古しましたが、一ヶ月ぶりにもかかわらず、崩れはなくさらに上達していました。太刀打、詰合、大小詰といっても同じ無双神伝英信流抜刀兵法の範疇であり素抜き抜刀術のレベルが上がればそれに伴って、レベルが向上します。形の動きにに引っかかりができるとすれば、頭で考えてしまったり、意識が過剰になってしまったりするところですので、無心に行えばよいと考えます。
 初心者の方には大森流を再度復習していただき、動きも素直で無理無駄も無いので、次に進めると判断しました。英信流の座法をまず稽古して頂いて、横雲を覚えていただきました。英信流の座法は中山博通先生の夢想神伝流とは異なり、また、それが古伝の座法で英信流を英信流たらしめている基本中の基本ですので、鏡を見ながらでも座法が身になじむまで稽古していただきたいと思います。この座法ができていなければ英信流の形をいくら繰り返して手馴れたとしてもまったく無意味ですので、疎かにはできません。
 横雲の稽古を通じて大森流での自分自身のだめな動きの部分も見えてきたようですので、師範代代理にしっかり習いながらさらなる向上をしていただきたいと思います。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの《稽古日時・場所》のページの稽古風景の写真を入れ替えました。御覧下さい。


   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

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  1. 2008/11/17(月) 21:31:25|
  2. 居合 総論

きめ

 久留米での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古において初心者の方に太刀打の稽古をしましたが、素抜き抜刀術では素直に振れているにもかかわらず、太刀打になると、とたんに動きの最後に「きめ」を作られるようになりました。
 ここでいっている「きめ」とは形の最後に体を力ませ緊張させて動きを止めてしまうことです。素抜き抜刀術においてもそのような方がおられますが、無双神伝英信流抜刀兵法の形にはいわゆる「きめ」はありません。
 たとえば初発刀と陰陽進退の抜付けに全く変わりはなく、横雲と向払の抜付けにも変わりはありません。初発刀の抜付けが不十分であったため陰陽進退ではすかさず左足を前に進めて斬撃しますが、初発刀の抜付けで体に力みを入れて体を止める稽古をしていたら、陰陽進退では斬撃の動きは間抜けなものになってしまいます。体をいちいち固めていては自由な動きの敵の変化に対応できないからです。また、すかさず斬撃に移行する事を初めから考えていたのでは形稽古にはなりません。横雲も同様で、抜きつけた時に体を緊張させる事によって動きを止める稽古をしていたら、向払の刀を振り戻す動きは生まれてきません。初めから振り戻す動きを考えた形をするつもりなら別ですが、それは武術の形稽古ではありません。
 太刀打も同様で、形の手順はきまっていても、たとえ終わりはあっても、形の最後に「きめ」をつくる事はしてはなりません。実際には形の通りに物事が進むのではなく、次の変化、次の変化に対応できる体でなくてはなりません。また敵は一人とは限りません。「きめ」を作る稽古をしていたら結局は動けない体を自ら作る事になってしまうのです。
 刀は止まるものであって、止めるものではありません。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの稽古記録が更新されています。お読みください。
 

   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

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  1. 2008/11/18(火) 21:19:42|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

捕手

 先日、見に行った佐賀県の佐賀城本丸歴史館で開かれている「肥前の古武道~技と心の伝承」では佐賀藩多久領で大山賢心が創案した夢想賢心流の伝書が展示してありましたが 捕手の伝書はなかなか表には出てきません。広島には関口流と岩井流から作られた岩関流という流派があったようですし、捕り方が稽古した流派として要集流・福河流・巴流・禁心流などの記録が廿日市市史の資料編に見えますが、伝書は見た事がありません。
 山陰には「ガンマクイチリュウ」(漢字不明)という流派もあったようで、廿日市市の奥には数十年前まで伝承されていた方も居られたようです。山口県の熊毛の神社の奉納額に「五魔捲一流」という流名を見た覚えがありますので、これと近い流派かもしれません。
 夢想賢心流は表立って教授されていたようですので、必ずしも当時の身分制度において身分が低いものだけが稽古したわけではないと思われます。
 捕り方の流派はどちらかというと陰の存在であったようで、柔術を稽古した老人の中にはその流派の中に棒術や捕縄が技として存在していても棒は捕り方の業だからあまり稽古していないとか縄は稽古していないという方もあったようです。
 

   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

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  1. 2008/11/19(水) 20:48:50|
  2. 武道史

抜付けのヒント

 抜付けの柄手の動きに苦しんでおられる方が多いのですが、柄手は自分で前に出す(伸ばす)ものではないとお話しています。
 手を使わないという制約を自分に課して稽古すると、始めのうちは抜く事ができなくなってしまいます。抜けないからこそ上達します。初心の段階で安易に手を使って抜く癖をつけてしまうと形は居合に似て居合ではないものが形作られていきます。
 無双神伝英信流抜刀兵法の動きは自ら柄手を動かさなくても、柄手は自然に働くような動きになっています。自然に働かないのは所謂我が強く「自分で何とかしよう」という思いから柄手を使ってしまう。または、そうしまいと思って柄手にブレーキをかけてしまっているからです。
 柄手の自然な働きがどのように起こるのかを簡潔に説明すれば以下のようになります。
 無双神伝英信流で立礼をするときのように体のどこにも凝り固まりを作らず、体を床に預けて立ってください。そのまま礼をした時、上半身に無理無駄が無く、腕を固めていなければ手先はどの位置に来るでしょうか。柄手の働きのヒントはそこにあります。
 工夫してください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の19日〔水)の稽古記録が記されています。お読みください。


   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

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  1. 2008/11/20(木) 21:00:23|
  2. 居合 業

ためを作る

 ある同門の方が来られて、斬撃(動きながらの素振り)を稽古されました。振り上げてからの動作がおかしいので手直しさせて頂きましたが、大きな考え違いをされていました。
 振りかぶり方があたかもピッチャーの投球フォームや釣りをする時に錘を遠くまで投げるような、後方にためを作る動きをされていたのです。
 お話をすると、強い斬撃をするらめに脇をしめ、腰を入れ体を一杯に作ってから振り下ろしていると話されました。そこで私が刀を構え前に立って同じ動作をして頂きましたが、実際に前に敵がいれば刀を振りかぶった時というのは敵に対して隙だらけになってしまうということはご理解いただけたようでした。斬撃の稽古も始めに姿勢が落ち着くところに落ち着いていれば、振りかぶりと振り下ろしは一つのものであって別れるものではありません。そこにタイムラグは生じないのです。
 居合では敵を想定しているといっても、多くの人の想定が止まった敵であって、自分に斬りかかって来る敵であるという想定がなされていません。いくら強く抜付けようが斬撃しようが敵はそのまま待っていてはくれません。強く斬るためにためを作るという動作をする事は、先に斬られてしまう事を意味しています。
 工夫しなければなりません。


   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

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  1. 2008/11/21(金) 21:06:03|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

納刀

 無双神伝英信流居合兵法の納刀で守らなければならない事は小尻が上下左右に動かず、ただ前後するだけであるということです。
 簡単なようで難しい事です。ただ、この動きは抜付けのレベルと結びついていますので、抜付けが思うに任せない人は納刀もまたいびつな動きをされているはずです。
 小尻が上下左右に動かさないためにはいくつかの条件を守らなければなりません。

 鞘に掛かる指は握りこまず巻き込まず浅くかかる事
 手の内には絶対に力を入れないこと
 鞘手の手首は内に曲がらない事 (この条件を守れない方が多くレベルの低い動きとなっています)
 鞘を後方に引くときの肘は張り、後方に折れないこ (この条件も守れない方が多いです)
 臍下が働く事によって左右が働く事。

 他にもいくつかありますが、要は小尻が上下左右に動かないことが大切です。
工夫しなければできない事です。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの[久留米の武道史]の槍術の項の「大嶋流」に解説を加えました。お読みください。
 

   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

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  1. 2008/11/22(土) 21:43:32|
  2. 居合 業

伝承

 古き者は去り、新しき者が現れるのは自然の道理で、古武道の世界でも着実にその自然の理は行われています。 
 先日、明治神宮の古武道の演武会に行った折にもその事を感じざるをえないほど新たな若い方の演武が増えてきました。
 しかし、残念に思う事がありました。それは動きの質が古い先生方とは異なっている事です。若い方はそれぞれの流派の形は演じて居られるのですが、流派が異なっていても同じような動きをされるのです。以前は流派が異なれば流派毎の色の違いとでも言える動きの質の違いがあったのですが若い方にはそれがなく、流派を超えて一様に同じような動きになってしまっているのです。たとえば剣術や居合は何故か全日本剣道連盟風に。
 古武道の先生方には理屈を述べられず、ただただひたすらに稽古すれば、そのようになっていくという指導方法をとられる方が多く居られます。私の渋川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生もそのようなご指導でした。才能のないもの、工夫のないものには動きはとれず、なぜそうしているのかもわからないという指導。
 畝先生はよく「稽古を重ねればそのようになる。」と仰っていましたが、先生がお若い頃の稽古は365日3時間以上の稽古ですし、師匠は絶対の時代ですので、今の時代の稽古とは随分事情が異なっています。まがりなりにも私が幾分かは畝先生の動きが理解できたのは既に無双神伝英信流抜刀兵法を師 梅本三男貫正先生に教え込まれていたからといっても過言ではありません。
 武術の伝書に心技の武術論があるのは正しく伝承してほしいという願いがあるのだと思います。とすれば当時においてすら、師の教えをそのままに受け取ることは難しかったのかもしれません。
 幸いに貫汪館においては無双神伝英信流抜刀兵法も渋川一流柔術も自分勝手な動きをされる方はおられません。伝承とは外見の伝承のみでなく、本質を伝承する事であるという事を忘れず稽古を続けていただきたいと思います。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの[久留米の武道史]の槍術の項の「大嶋流」に解説を加えました。お読みください。


   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

 日本古武道協会主催の 厳島神社y奉納演武会は11月30日〔日)午前9:20から拝殿正面の祓殿で行われます。澁川一流柔術の演武は子供達が一番目の9;20から、大人は最後の13:44からの予定です。お時間のある方はお越しください。

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  1. 2008/11/23(日) 20:26:43|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

調和

 勤務の都合で月に一度程しか無双神伝英信流抜刀兵法の稽古に来る事ができない方がおられますが、たとえ私が稽古を見ることが月に一度であっても、心掛け次第で上達は可能です。
 先日は時間が少なかった事もあり、いままでお話ししてきたことではありますが、体の調和ということを中心に稽古して頂きました。
 立姿勢で気付かれたようですが、自分が無理無駄なく調和がたもてて立てるようになると、自分の斬撃の動作ににおける無理無駄に気付かれるようになりました。自分自身の体に無理無駄が生じた時に今まで以上に違和感を覚えるようになられたのです。これまでは主に外見上の異なりに気付かれてはいましたが、このたびの稽古では内面からそれに気づくようになられました。
 そうなると面白いもので、正座に姿勢の違和感に気付かれるようになり、これまでの後方に僅かに腰をそらせて座るという悪癖も自ずと修正され正しい位置に治まるようになり、次には抜付けにおける自分の無理無駄にも気づかれるようになりました。まだまだ抜付けができるというレベルではありませんが、内面から気づく事が出来るようになったということは大きな進歩です。
 静止している時にも、動きの刹那であっても体の調和が崩れてしまったら、そこは隙になってしまいます。外に現れる動きは結果であって結果を求めていれば、体の調和に思いが至らず、如何に形をみごとに行おうとも、レベルの高い人から見れば隙だらけの動きに過ぎません。心してください。
 最後に斬撃のヒントですが、刀があがるということは沈むところがなければ無理が生じ調和は乱れます。とはいっても外見上のことではありません。工夫を重ねてください。
 


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  1. 2008/11/24(月) 20:30:34|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

腰を入れる

 「腰を入れる」という言葉にとらわれて、不必要に腰を反らせる方が居られます。結果として重心が高くなり、抜付け時には腰が早々と固まって上昇し、腕で抜かねばならなくなり、斬撃時には下肢や腰が固まって上半身で刀を振らざるを得なくなってしまいます。
 現代一般に行われている「腰を入れる」という姿勢がいつの時代に始まった事かわかりませんが、軍隊の気をつけの姿勢に影響を受けているように思います。
 いわゆる「良い姿勢」は明治以降、国民皆兵の基礎として学校教育に導入された体育の影響によるものですが、その「気をつけ」の姿勢は胸を張り、顎を引き、膝をピンと伸ばし、いわゆる「腰を入れ」ます。このようにすると重心は高くなり西洋的なセンスで美しく映るもので、私が二十数年前にアメリカ陸軍の学校で学んだときにも軍隊的なセンスで歩行姿勢が美しいアメリカ軍人は胸で歩いているように感じられたものでした。
 余談が長くなりましたが、歩き始めてあまり間がない赤ん坊の体を見ていただけばわかりますが、いわゆる腰を入れるような姿勢はとらず、胸も張らず膝は曲がって立っており、それでも自然に存在しています。そこには作為がありません。
 無双神伝英信流抜刀兵法はそのような作為のない動きを基としますので、へたに「腰を入れる」という動作をしてしまうと異なった動きとなり、要求される動きは出来なくなってしまいますので、素直に稽古を続けていただきたいと思います。


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 日本古武道協会主催の 厳島神社y奉納演武会は11月30日〔日)午前9:20から拝殿正面の祓殿で行われます。澁川一流柔術の演武は子供達が一番目の9;20から、大人は最後の13:44からの予定です。お時間のある方はお越しください。

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  1. 2008/11/25(火) 21:19:54|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

無理、無駄なきは達人の定義

 私が無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生に入門してすぐに先生は「名人・達人の定義は無理、無駄がない事」と教えてくださいました。
 居合に限らず、古武道は上達すればするほど無理無駄は無くなるものですので、一般のスポーツのように練習すれば練習するだけ、筋力がつき逆三角形の体になるということはありません。始めの内に筋力がついたと感じるのは動きが無理無駄の固まりであるからであって、それは下手であるが故の事です。数年稽古してまだそのような状態であれば一見上達したように見えてもそれは無理無駄の固まりであって、動きに手馴れただけの状態であって、実は下達しているのだと気付かねばなりません。
 さて「名人・達人の定義は無理、無駄がない事」ですが、上達するため心掛けなければならない事は実は無理、無駄を無くす事なのです。
 多くの方が間違いを犯されるのですが、「形の手順を覚えて形通りに、それを何百、何千回と繰り返していればやがて上達する」という事は絶対にないと気付かねばなりません。無理無駄の上に積み重ねた動きは絶対に技にはなりえません。筋力がつき、腕力でぶんぶん刀を振り回して、ふたたび腕力で刀を静止させる事ができる。このような状態はすくなくとも無双神伝英信流抜刀兵法においては業とはいわないのです。
 刀を振り回したい、初心者の方には難しい事かもしれませんが、まず動きに無理無駄がない事を求めて稽古を重ねてください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの[久留米の武道史]の居合の項の「新以心流」に解説を加えました。お読みください。

   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

 日本古武道協会主催の 厳島神社y奉納演武会は11月30日〔日)午前9:20から拝殿正面の祓殿で行われます。澁川一流柔術の演武は子供達が一番目の9;20から、大人は最後の13:44からの予定です。お時間のある方はお越しください。

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  1. 2008/11/26(水) 21:27:18|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

厳島神社古武道奉納演武会

 日本古武道協会主催の古武道奉納演武会が11月30日(日)に厳島神社祓殿で行われます。9;20からの演武開始ですが、開始時間は若干早くなるかもしれません。各流派出入りの時間を含めて8分間の演武です。
 以下に演武流派名を記します。おおむねこの順番に行われる予定ですが、当日になって変更される事もよくあります。毎年非常に寒さが身にこたえる季節ですので、見学にお越しくださる方は防寒の準備を十分になさってください。また、座る場所はなく、立ち見ですのであらかじめご了承ください。

 渋川一流柔術 A(子供)
 鹿島神伝直新影流剣術
 沖縄剛柔流武術
 柳生心眼流甲冑兵法
 二刀神影流鎖鎌術
 神道夢想流杖術
 根岸流手裏剣術
 貫心流居合術
 柳生心眼流體術
 無双直伝英信流居合術
 関口新心流
 心形刀流剱術
 琉球古武術
 長谷川流和術
 田宮流居合術
 直心影流薙刀術
 風伝流槍術
 高木流柔術・九鬼神流棒術
 琉球王家秘伝本部御殿手
 楊心流薙刀術A
 大東流合気柔術(琢磨会)
 神道夢想流杖術
 円心流居合据物斬剣法
 竹生島流棒術
 心月無想柳流柔術
 尾張貫流槍術
 糸洲流空手道
 本體楊心流柔術
 楊心流薙刀術B
 兵法二天一流剣術
 初實剣理方一流剣術
 柳生新陰流兵法剣術
 鐘巻流抜刀術
 澁川一流柔術 B(大人)


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの[久留米の武道史]の居合の項の「新以心流」に解説を加えました。お読みください。



   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

 日本古武道協会主催の 厳島神社奉納演武会は11月30日〔日)午前9:20から拝殿正面の祓殿で行われます。澁川一流柔術の演武は子供達が一番目の9;20から、大人は最後の13:44からの予定です。お時間のある方はお越しください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。
  1. 2008/11/27(木) 21:04:53|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

習う覚悟

 お世話になっている長船町の刀匠 上田先生のブログに昨日以下のような記述がありました。

 朝S君と待ち合わせの時間に居ないので、アパート迄出掛けてドアを叩き声をかけるが返事がないので、S君を置いて赤坂鍛錬所で仕事をしていると電話有り、弟子の身なら少なくとも5分前には集合場所で親方を待つものである。
習う者が親方をまたせる事は道理から外れている。この事を教える為にあえて一人で来た。寝過ごした言い訳はいらぬ。


 厳しい師弟関係を要する刀匠の世界でこれです。上田先生が御自身の修行時代のことを考えられれば、今の若者は刀匠になるに値しないでしょう。しかし、そう言っていたら伝承が途絶えるので、教えておられるのだと思います。
 以前は私も同じような経験をたくさんしました。師を師とも思わぬ行動は私より若い人たちだけでなく、私より随分年齢が上の方にも多くありましたし、現在の若者はその年齢の方達が育てられたのですから、どうにもなりません。
 現在は貫汪館では人を選んで稽古して頂いていますから、そのような礼をわきまえない方も居られず、また、古い方々がしっかりしておられますので、新しく入門された方もどのようにすればよいか、見習うべき生きたお手本がたくさんおられますので、道を間違われないと思います。
 習う心がいい加減であれば習得できるものも、習得できるはずはありません。


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの稽古記録が更新されています。お読みください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの[久留米の武道史]の居合の項の「新以心流」に解説を加えました。お読みください。

   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

 日本古武道協会主催の 厳島神社奉納演武会は11月30日〔日)午前9:20から拝殿正面の祓殿で行われます。澁川一流柔術の演武は子供達が一番目の9;20から、大人は最後の13:44からの予定です。お時間のある方はお越しください。

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  1. 2008/11/28(金) 20:55:49|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

武士は食わねど

 今から述べることは、将来自分の道場を持って教えようとしてくださる方の為の記述です貫汪館には真面目な方ばかりが稽古しておられますので、杞憂であればよいのですが、述べておかねばならないと思います。

 以前、ご紹介した劇団はぐるま座の「動けば雷電の如く」の公演ですが、劇団はぐるま座の方は私にチケットを預かって欲しかったようです。しかし、人を間違われたようにしか思えませんでした。
 今は「古武術」といえば何かとマスコミに取り上げられ、書籍も随分売れるようなので勘違いされたのだと思いますが、、私には全くの無縁。武術にかかわりをもっていなければ随分と蓄えができただろうと思う事もしばしばあります。
 何しろ道場は赤字続きで、始めのころには仕方ないと自費にしていた出費も含めれば10年間で赤字は二百万円をはるかに超えていると思います。それに指導に用いる武具その他の出費。道場に行く為のガソリン代等々が加わります。
 日本武道館で以前演武したときには政治家の偉い方は「古武道の先生方は私財をなげうって古武道の継承に取り組んでおられます。」と話しておられました。しかし、今、それは正しいことではないのではないかと思います。
 無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生は道場を開くにあたって、「会費はちゃんと徴収しなさい。でなければ継続できないから。」と言われました。渋川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生は「教えるということは赤字を覚悟して教えなければならない。武道を教える事でお金にしようと思ってはならない。」と仰いました。しかし畝先生も「赤字を覚悟して」とは言われたものの「赤字で運営しなさい。」と言われたわけではありません。
 私は「武士は食わねど高楊枝」とばかりに会費は安く、始めのうちは教えている自分でさえも道場を維持するために会費を出し、さらに赤字分を補ってきました。
 しかし、定年が現実の事として捉えられる年齢になってきた今、考えるに、それでは私が定年を迎えたら、道場に出向くことさえできなくなってしまいます。また、指導に用いる武具を新調する事さえままならなくなってしまいます。ましてや東京や京都の演武会に流派を代表して出かける事もできない。つまり流派を維持継承していく事はできなくなってしまうのです。

 日本武道館で政治家の偉い方は何を考えておっしゃったのかはわかりません。活動に助成金を出そうという考えも全く持っておられず、ただ褒めておけば良いと思われたのでしょうか。政治家の方で自費を出して政治活動し結局引退した時には貧乏になっていたという方を私は知りません。

 かって広島藩の貫心流の師範 細家は 月謝という精度はとらなかったものの、道場の維持補修費という名目で弟子はお金を出していたようです。土地建物は藩からの支給です。もちろんそれだけでは一藩の剣術師範としての体面は保たれるわけはありません。他藩から修行者が訪れれば饗応しなければならず、身なりも正しくしていなければ藩の師範としての体面は保たれません。貫心流の研究をしている中でわかった事は重臣の子息が入門する時には支度金として随分のお金を細家に贈ったという事実でした。つまり持てる者が支援をしていたのです。
 現在は社会的慣習としてそのような制度は存在しません。手続きは面倒なのですが、運良く各団体の活動助成に応募し助成金を支給されれば良しとしなければなりません。しかし、競技スポーツではなくまた、神楽やなどの伝統芸能としても認識されない古武道に助成金をだす団体は限られており、それを恒常的にあてにすることとはできません。

 将来、道場で指導されるようになる方は自己の出費がゼロになるように計画しなければなりません。今からよくよく考えておくべき課題であると思います。
 


   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

 日本古武道協会主催の 厳島神社y奉納演武会は11月30日〔日)午前9:20から拝殿正面の祓殿で行われます。澁川一流柔術の演武は子供達が一番目の9;20から、大人は最後の13:44からの予定です。お時間のある方はお越しください。

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  1. 2008/11/29(土) 22:05:39|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

厳島神社古武道奉納演武会

 本日、日本古武道協会主催の厳島神社古武道奉納演武会が行われ、澁川一流柔術も参加いたしました。
 渋川一流柔術は演武順の二番目に子供の演武、最後に大人の演武を行いました。本日の反省として、子供達が普段の稽古の実力の半分の力しか出せなかったという事が上げられます。いつもの稽古時間と違って朝早く、寒い中での演武であり、また、多くの観光客が見ていたということもありますが、どんな環境にも動じない心を今後の稽古で身につけさせていきたいと考えます。
 特に子供達の気合が小さかった事が反省点の一つですが、幼稚園児の女の子が演武後に「寒くて体が凍えて声が出なかった。」と自分の反省点を両親に話していたということを聞きました。初めての演武会で自分を冷静に振り返ることができる力を持っている事に感心しました。大切に育てていきたいと思います。
 大人の演武ですが、皆さん演武場の掃除など手伝っていただき、最後の演武であったため体が冷え切っていたのだと思いますが、動きにやや硬さが現れていました。来年の演武会では防寒対策を練って望まなければならないと思います。大人は3名が始めて演武されましたが、3名の方は今回が始めての公の演武会への出場という事もあり、真剣に稽古を続けてこられましたので、その成果が現れていたと思います。今後とも演武なれすることなく、稽古を重ねていただきたいと思います。
 
 毎年、司会進行をさせていただきますが、いつも長々と8分という演武時間を超えて演武する流派がある中、本年は8分の演武時間ちょうどに演武をおさめられている流派や短めにされている流派もあり、流派代表者の心遣いを感じました。

 12月13日(土)6:30~8:45、14日(日)9:30~16:45の間久留米市荘島体育館で稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページの稽古のページの連絡先よりご連絡ください。
 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の平日の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 


 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。
  1. 2008/11/30(日) 20:41:49|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

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