無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

無理・無駄をなくす

 今日は渋川一流柔術の稽古日でしたが、稽古のありかたについて再度確認しておきたいと思います。
 流派によって、その稽古方法は様々ですが、渋川一流柔術においては、まず体の力みを無くすことを第一と致します。私が渋川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生に入門した時、私の姿勢は自衛官のものであったため、力みだらけでした。軍人の姿勢は体を緊張させることによって作るので、渋川一流柔術の姿勢とは全く異なるものであるということは常々お話している通りです。先生は「一体どうなることだろう。」と思ったと後に言われました。それくらい私の体はガチガチだったのです。
 体の力みがなくなれば、体のそれぞれの部分はおさまるべき所におさまり、落ち着くべきところに落ち着きます。そこから稽古は始まります。そうなる前に技をきめようと焦ってみたところで、所詮は砂上の楼閣、すぐに崩れさてしまいます。稽古に焦りは禁物です。
 次に動いていない時に体の力みが取れているのに動き出してしまうと、あちこちに力みが生まれてくるのは心がそうさせているのです。「早く動かねば間に合わない。」「強く持たねば外れてしまう。」「力を込めなければきまらない。」などといった思いが体に力みを生じさせます。何かを直接的になそうという思いが体を力ませてしまうのです。自分の心を見つめなおしてください。
  『無念無想無我無欲』

 いつも道標を読んでくださっている方から、「大平真鏡流は八王子同心に広まっていた流儀でしょうか?」と言うお尋ねがありました。私の友人からは以下のように教えていただきました。
「八王子千人同心が学んだ武術として天然理心流とならんで流行った田舎剣術です。
塩野適斎という同心の元締めがいて、八王子に蘭学を流行らせた人物として有名です。
この人が若菜真鏡斎の弟子で、配下の同心に同流を学ばせたのがきっかけで、武州から日光にいたる各地に伝承者がおりました。
なぜに日光かというと、千人同心の任務の一つが日光東照宮の警備であったからで、数年おきに任地と八王子を旅していたためです。
広島に伝承があるのは、千人同心の支配地のうち広島だか岡山だかに飛び地があって、やはりそこへも同心の行き来があったためです。」

 工学院大学の数馬先生が研究をされているということですので、いつかお尋ねしてみたいと思います。


9月21日(日)に貫汪館居合道講習会を実施いたします。今回の講習会のテーマは「詰合・・・居合と剣術のはざま」です。貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページを御覧下さい。公開して行う講習会ですので、流派、団体を問わずどなたでもご参加ください。 

  福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜間の稽古です。9月は3,10、24日の各水曜日、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねください。 
 また、9月27日(土)6時から9時まで、28日(日)は終日、久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください
 

  1. 2008/09/01(月) 22:11:01|
  2. 柔術 総論

天と地

 昨日の道標に「体の力みがなくなれば、体のそれぞれの部分はおさまるべき所におさまり、落ち着くべきところに落ち着きます。そこから稽古は始まります。」と記しました。
 しかし、体の力を抜いたら、体がグニャグニャになってしまい、技になるどころか動くことすらままならなくなってしまう。だから、力を入れなおして動き始めなければと思ってしまわれる方もおられます。しかし、これは大前提が抜けてしまっているからです。
 初めから癖が強く体の歪のひどい人が体の力みを抜こうとしても、自分にとって楽な部分からのみ緊張を解いていってしまいますので、これはこれで、崩れてしまうのです。始めに大切なのは天と地を感じる事。天と地を感じることなく自分の思い通りにしようと考えても歪しか生じません天と地を貫く線、引力の線といっても良いかもしれませんが、これを感じて己をそれに任せる心がなければ歪は正されることがありません。天と地を感じることができないのは「己」という意識が強すぎるからです。
 もう少し述べるならば自分の体を一つのものとして天地にゆだねてみて下さい。。何かを感じることができるはずです。

 竹内流 宗家 本部道場 門弟の長尾さんが管理しておられる竹内流宗家紹介ホームページ(←クリックしてください)の愛宕神信仰のページに「流祖祭」という項目がアップされています。歴史の古い流派ならではの流祖祭についての記事をご一読ください。

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  1. 2008/09/02(火) 20:43:35|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

数抜き

 日本武道学会第41回大会の会場、慶應義塾大学は福沢諭吉が創立した大学です。福沢諭吉は立身新流の遣い手として知られ、明治維新以降も居合の稽古をしていました。記録によると60歳の頃に千本抜きや千二百本抜きをしています。
 無双神伝英信流の細川義昌も千本抜きをしばしばしており、片岡健吉の記録でも馬術の稽古の後、三百本抜きをし、柔術の組打稽古をした記録がるのは以前記したとおりです。
 数抜きという稽古は色々な流派でよく行われたことらしく、たくさんの記録がありますが、これを居合の創始者の林崎甚助が行っていたかどうかはわかりません。古い稽古方法なのか、江戸時代後期のことなのか、いつか調べてみたいと思います。
 一口に数抜きといっても流派によって一本の形が長い流派もあれば短い流派もあり、立技が中心の流派もあれば座技が中心の流派もあり、本数のみではどれくらいの時間がかかったのかを比較することはできません。
 無双神伝英信流抜刀兵法において「早抜き早納め」という稽古方法は数稽古のために考え出された稽古方法でしょう。
 今は稽古時間の制約もあるため数稽古は行いませんが、それでも、普段の稽古においては二百本くらい抜くということはよくあります。いつか場所と時間をとって、体が遣えるようになった人と数抜きを試みてみたいと思います。体がつかえぬ人にとって数稽古は体力強化にしかならないと思います。


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  1. 2008/09/03(水) 22:03:35|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

手の内

 手の内は刀を扱うために非常に重要な部分です。手を通じて刀を自分とを一体にするのですから、手の内が異なると、刀は体の一部ではなく、物として扱うようになってしまいます。
 『五輪書』の「太刀の持やうの事」は無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生が指導される時に良く引用されていましたが、このなかに「手の内にはくつろぎのある事悪し」とあります。私はよく手の内は体の関節のような状態になければならないとお話しますが、これは「手の内にはくつろぎのある事悪し」と同じ事です。体の関節は弛み過ぎれば外れますし、硬すぎれば動きません。もともと人の体と刀は別物ですが、これを一体にしようとするのですから手の内に弛みがあってはならないのです。少しの間でもゆるみがあるということは、その間は刀は自分の体とはは別物になってしまっているという事を意味します。
 『五輪書』にはさらに「敵をきるものなりとおもひて太刀をとるべし。敵をきる時も手のうちにかわりなく・・・」と記されています。つまり構えた時の手の内も、振り下ろす時の手の内も変わらないということです。手の内は刀を手にした時から一切かわりません。したがって、手にマメはできることはないのです。できたとしたら手の内が間違った状態にあると知らねばなりません。
 現代剣道では、これと異なり「手の内の冴え」といって、弛んでいて打つ瞬間にしめるという動作をすることもあるようですが、それは無双神伝英信流抜刀兵法で用いるところではありません。刀は常に体の一部でなければならないのですから。

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  1. 2008/09/04(木) 21:14:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

太刀の道

 昨日、手の内について『五輪書』を引用してお話しましたが、今日は『五輪書』のなかの「太刀の道と云事」の一部を紹介したいと思います。この一文も無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生が時に引用されて説明しておられました。「・・・太刀をはやく振んとするによって、太刀の道ちがいてふりがたし。太刀はふりよき程に静にふる心也。或扇、或小刀などつかうように、はやくふらんと思うによって、太刀の道ちがいてふりがたし。それは小刀きざみといひて、太刀にては人のきれざるもの也。太刀を打さげては、あげよき道へあげ、横にふりては、よこにもどり、よき道へもどし、いかにも大きにひじをのべて、つよくふる事、是太刀の道也。・・・」
 この文の大切なところは「太刀はふりよき程に静にふる」というところです。本当にふりよき程に静にふれれば、太刀行きは早く強いのですが、目先の速さ強さを求めるために、「ふりよき程に静に」とはまるでかけ離れ、力任せに振り回すことが無いように心掛けてください。
 また、「或扇、或小刀などつかうように、はやくふらんと思うによって、太刀の道ちがいてふりがたし。それは小刀きざみといひて、太刀にては人のきれざるもの也」とありますが、特に現代剣道の稽古をされる方は気をつけなければなりません。刀と竹刀の使い方は全く異なるものです。
 「太刀の道」というものも存在します。これは体の構造と刀の形状からそうならざるをえない道、そうしかならない道であり、ただしくその道に乗れば、抜付け、運剣、血振い等には全く力を用いる必要もなく、いくら稽古しても筋肉痛になることなどありません。
 心掛けて稽古してください。

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  1. 2008/09/05(金) 21:03:53|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

数抜きについて再び

 先日も数抜きについて記しましたが慶應大学日吉キャンパスでの日本武道学会の会場貼られていた福沢諭吉の居合の稽古に関する資料の写真です。携帯で写しましたので画像が悪いのですがお許しください。

  福沢諭吉の刀
  刀

                数抜きの記録
                記録  
    
                                 解説
                                 解説


 福沢諭吉がどのような気持ちで数抜きをしたのかはわかりませんが、解説に記してあるように「野球のバットより重い鉄の棒を気合をこめて振り回すのであるから、運動としては過激であると言わざるをえない。」という事はないのではないかと思います。素人考えであれば確かに重い物を振るのですから過激な運動と思われるでしょうが、刀がある故に体が動くのであって、刀が体を楽にさせます。刀に助けれられて体が動くと言っても良いかもしれません。福沢諭吉が素人のような稽古をしたとは思えませんし、また、素人のような動きをしていては60歳の方が数抜きなどはできないでしょう。解説を書いた人は現代武道の方ではないかと思います。

 武術各流派にわたり数稽古ということが行われますが、、貫汪館にあっては数の稽古は己の至らぬところを知る為の稽古であると思ってください。至らぬところは体に負担となって現れ筋肉痛などを引き起こしますから。



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  1. 2008/09/06(土) 20:55:05|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

子供の指導

 以前から述べていますが、子供が柔術を稽古するとどうしても形の手順を覚えることに集中するあまり小手先の動きにばかり気をとられてしまいます。上半身にのみ意識が行くために下半身が疎かになり、その場で手だけ動かしているという状況も見受けられます。
 指導者の方もその点よく留意して子供の指導に当たって頂いていると思いますが、上半身にのみ意識がいって硬い動きをしている子に、「上半身は楽にして。」というのはなかなか難しいことです。それよりも確実に下半身をリラックスする指導をして下さい。上半身のみで動こうとして硬くなっている子は必ずと言っていいほど両膝がぴんと伸びきっているか、少し曲がっていても極度に力んでいるために下半身が働きえない状態になっています。
 額に下半身がリラックスした状態を続けることができれば上半身に無駄な力を入れることはできなくなってしまいます。自分自身で試みてください。


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  1. 2008/09/07(日) 20:10:01|
  2. 柔術 総論

初心の稽古

 今日は渋川一流柔術の稽古日でした。
 初心者の方にどうしても心掛けていただかなければならない事があります。それは技が効く、効かないという事を気にしてはならないと言うことです。
 柔術の稽古で始めに身につけねばならないのは、動きそのものです。正しく動けるようになれば結果として技はきまるようになりますから、初心のうちに体が働かないにもかかわらず、技が効く事を求めて自らの体の調和を乱し、腕力を用いて極めようとし、それがきまったと言う錯覚に陥ったが最後、わざとしての上達は閉ざされると知らなければなりません。
 初心者を卒業しかけている方は、形を忘れなければなりません。いつまでも手順を追っていては最後には形から抜け出せなくなってしまいます。特に動きにリズムをつけて動き易いように行うのは、絶対にしてはなりません。ゆっくりとした一拍子はやがて速い一拍子ともなりますが、いくら速い三拍子でも三拍子は一拍子になることはありません。また、拍子の間は隙になっていますので、自分の隙に気づいたならばリズムに乗りながらという動きにはなるはずもありません。通常の形では受は技を受けてくれますが、実際には何もせずに待ってくれることはないのです。

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  1. 2008/09/09(火) 00:00:17|
  2. 柔術 総論

神前の礼

 渋川一流柔術では稽古前に神前の礼を行いません。これは師 畝重實嗣昭先生にも確認したのですが、先生が稽古されていた頃も行われていなかったようです。
 全国的に道場に神棚が設けられるようになったのは明治維新以降のことで、それ以前は現在、道場に存在する神棚が一般的に存在する物ではなかったこと。神棚がないかわりに御神名が記された掛け軸が壁面にかけられていた道場はあったということとも関係するかもしれません。
 畝先生に伺ったところでは、稽古場は農家の土間(畝先生の師、車地国松先生の家が農家でした)に畳を敷いて稽古場としていたので、特別に稽古用の場所ではなく、神棚や掛け軸もなく、神前の礼も行われなかったということなのです。
 土間が稽古場であったというのは農村地帯ではでは一般的なことであり、沼田で伝えられていた難波一甫流でも江戸時代から、そうでしたし、安佐で明治から大正、昭和にかけて指導されていた渋川流(渋川一流ではありません)の稽古は筵を敷いて庭で行われていたということです。難波一甫流にしても渋川流にしても神棚の話は出てきませんでした。また、己斐で明治大正昭和にかけて教えられていた難波一甫流は小屋(道場)で稽古が行われていたということですが、壁面に摩利支天の画像が掛けられていたのみで神棚はなかったと言います。
 そのよおうに考えると渋川一流には流祖の頃から神前の礼はなかったとも思われます。今後研究してみなければならない課題です。

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  1. 2008/09/09(火) 20:43:05|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

正伝

 山岡鉄舟は九代目小野次郎右衛門忠政(業雄)の嫡傳を承け、無刀流に一刀正傳と冠したとされています。山岡鉄舟をして正伝といわせしめる術技があったのでしょう。
 澁川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生には指導を許された弟子が複数おられ、無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生にも指導を許された弟子が複数おられました。
 一刀流では免許皆伝を許され門人を持つことができる弟子が多く、末に至ってその流れは何十、あるいは何百になったと思います。広島藩でも間宮家の一刀流以外の流れもありました。完全相伝制においては免許を授けられたものがまた免許を授けることができるわけですから当然のことではあります。しかし、山岡鉄舟があえて「一刀正傳」と冠したということは、他の流れにはいささか、伝えられていくうちに異なるところ、変質したところが生じていたのだろうと思います。
 澁川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生には指導を許された弟子が複数おられと記しましたが、先生の存命中にすでに形を変質されるということが生じていました。もともと空手を教えられていた方は澁川一流に空手のような所作を加え、気合も変え、形さへも変えた上、澁川一流には存在しない術までも加えてもとからあったものとされ、他流の柔術をされていた方は他流のやり方を澁川一流に混在させ、あまり稽古をされなかった方は形を自分の動き易いように変えてしまいました。このような事は論外の事ですが、貫汪館で稽古される方もよほど気をつけなければ自分なりの見解で低いレベルにおいて形を変質させるということが起こってしまいます。たとえ手順が間違いなくても内面の動きに問題があればそれは正しく伝えると言うことにはなりませんので心しなければなりません。
 無双神伝英信流抜刀兵法では流石に先生のご生前に異なることをしようとする方はおられませんでしたが、お亡くなりになってからは、先生はこう教えられたと全く異なる事を話される方が多くなりました。先生のご生前には先生の言われるとおり操り人形のように動いていたが、先生がお亡くなりになってからは操り手がいなくなった人形のように、何をして良いかわからなくなったのだと思います。教えを理解する力がなかったということなのですが、自分が正しいと思っていても実はとんでもない理解をしていたという例です。
 稽古をされる方は私心なく無になって素直に指導を受けなければ技は決して正しく伝わることはありません。


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  1. 2008/09/10(水) 22:06:55|
  2. 武道史

見えざるところの働き

 無双神伝英信流抜刀兵法でも渋川一流柔術でも稽古において大切なのは表に現れない体の働きを観て取れるという事です。
 腕の動き、肩の動き、膝の曲げ伸ばしなど初心者でも見てとれる部分の働きは全体の働きからいえば10%にもみちません。しかし、なかなか上達しない人は、そのような目にはっきりと見える部分にのみこだわり、その部分のみを真似ようとします。
 残りの90%以上の目に見えない働きを全て捨ててしまっているために、当然のことながら全体として動きに調和がなく、いくら外見を似せようとしても全く異なるものにしかなりえません。
「みとり稽古」という言葉がありますが、それは本質を観とるということであって、外見を覚えると言うことではありません。そのような稽古には全く意味がないのです。まず、観る目を養うことから始めてください。

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  1. 2008/09/11(木) 22:00:15|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

家川念流 由布宗山

 柳川藩の江戸後期の剣術家に家川念流の由布宗山という人がいました。
 由布宗山は大石善太夫とともに江戸に到り、男谷その他の剣客と試合をなすこと2度、長州藩主はその武技を賞し、柳川藩主に乞うて1年有余長州藩の師弟に指南させたと言います。
 由布宗山は人に「今日の人は形(手数)を蔑視するものもあるが、形によく熟練しなければその格、位が備わらず、また、形の外に剣法は出ることがないので形を練ることが必要である。撃剣(防具着用の試合稽古)は肩の変化作用とみてよい。だから私は大事な試合をなす時には必ず大石その他と早朝より形を練ってその場に臨んだのである。そうすれば、自分の動作が定まるだけでなく勝負の上に必ず現れるのである。今人が形を稽古しないのは自分は同意しないところである。」と語っていたそうです。
 宗山の流派は家川念流で、大石神影流ではありませんので、大石と形を稽古したと言うのはあるいは人間違いかもしれませんが、初代大石進の祖父の同門に由布大炊助という人がいますので、この人の縁者だとすれば大石神影流のもととなった愛洲陰流をも併習していて大石進と形を稽古することができたのかもしれません。あるいは可能性は全くないかもしれませんが、柳川において家川念流と大石神影流の共通の形が存在したのでしょうか。宗山は明治十七年に80歳でなくなっています。
 いずれにしても、当時の撃剱(防具着用の試合稽古)の動きは、形の動きと大差はなかったと言うことが伺えます。やはり現在のような剣道になったのは明治以降のことなのでしょう。

 竹内流 宗家 本部道場 門弟の長尾さんが管理しておられる竹内流宗家紹介ホームページ(←クリックしてください)の愛宕神信仰のページに「流祖祭」という項目がアップされています。歴史の古い流派ならではの流祖祭についての記事をご一読ください。

9月21日(日)に貫汪館居合道講習会を実施いたします。今回の講習会のテーマは「詰合・・・居合と剣術のはざま」です。貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページを御覧下さい。公開して行う講習会ですので、流派、団体を問わずどなたでもご参加ください。 

  福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜間の稽古です。9月は3,10、24日の各水曜日、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねください。  
 また9月27日(土)6時から9時まで、28日(日)は終日、久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください
 

  1. 2008/09/12(金) 21:37:29|
  2. 武道史

高木流 體術道標

 以前に会報で何回かに分けて土佐の自由民権運動の片岡健吉文書の體術道標について解説したことがありますが、非常に有益な文章ですので再度一部を引用しますのでよくよくその意図するところを読み取ってください。
 片岡健吉は旧土佐藩士で無双神伝英信流抜刀兵法は下村茂一に習い、細川義昌の兄弟子です。よほど稽古熱心であったらしく、日々の居合、剣術(大石神影流)、馬術等の稽古記録も残しています。無双神伝英信流抜刀兵法の師 下村茂一は高木流体術拳法の師範でもありましたので、高木流も下村茂一より習っています。また、「本山団蔵門ニ入リ竹内流組打ヲ学」ともなっており、柔術は二流派習っていたことになります。余談ですが細川義昌は竹内流小具足組打 山脇三太郎に入門しています。
 さて本題です。
 「夫體術者四體和ラカニシテ自カラ力ノ行届クヲ専要トス 第一未熟ノウチハ業コヅマヌ様ニ只大業ニ捕習ベシ 相手ニキケヌヲ辱テ己カ作意ヲ加レハ必藝不進モノナリ」
 體術は体に無理無駄な力を一切入れず柔らかであって自然に力が体に行き渡ることを専らとする。相手に技が効かぬからといって自分の作為を加えれば上達することはない。という意味になるでしょうか。自分の動きとよくよく比べてください。
 「業ニノミ力ヲ入ハ打手踏足強ナリテ未熟ノ相手ニハキケルコトモ有トモ當流ノ本意ニ有ラズ 気ニ力ヲ入テ業ノ相シタカウヲ専用トス」
 この文章は説明するまでのこともないと思います。よくよく味わってください。
 今日から大人2名の審査を開始していますが、高位の段階の審査であり、審査は数回に分けて実施します。上記の文章は高木流に関するものですが、渋川一流にも当てはまるものです。次回の審査までによくよく工夫して審査に臨んで下さい。
 また體術道標は柔術のみならず無双神伝英信流抜刀兵法の稽古をされる方にも大きなヒントとなる文章です。疎かにせずしっかり呼んでください。

 次に子供の指導で気づいたことを述べます。子供を指導する時には指導者は必ず正しい動きを何度も自ら示し、正しく動けるようにゆっくりと子供達を導いてください。「このように動いているから駄目だ。」と悪いお手本を示す必要はありません。子供は素直ですから、指導者によって示された自分自身の悪い動きが視覚から入り印象に残ってさらに悪い動きへと変化してしまいます。形を覚えるのは二の次、まず、しっかり動きそのものを教えてください。

9月21日(日)に貫汪館居合道講習会を実施いたします。今回の講習会のテーマは「詰合・・・居合と剣術のはざま」です。貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページを御覧下さい。公開して行う講習会ですので、流派、団体を問わずどなたでもご参加ください。 

  福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜間の稽古です。9月は3,10、24日の各水曜日、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねください。  
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  1. 2008/09/13(土) 23:04:33|
  2. 柔術 総論

天真一刀流 白井亨

 勝海舟談話の『氷川清話』(講談社学術文庫)に「無我無心は禅機の極意」という項があります。勝海舟の剣の師は島田虎之助であり島田虎之助は直心影流を男谷 信友に習っていますので、勝海舟も直心影流です。もっとも島田虎之助自身は豊前中津藩では外也一刀流を学んでおり、大石進の『諸国門人姓名録』にも名前がありますので、一時期、大石進のもとでも稽古していたと思われます。
 「無我無心は禅機の極意」には天真伝兵法の白井亨について以下のように記述があります。

 「前略・・・かって白井亨という剣道の達人があっておれもたびたび就いて教へを受け大いに裨益したことがあった。この人の剣を使ふや一種の神通力を具えて居た。その白刃を提げて立つや凛として犯すべからざる神気刀尖より迸りて向などに立って居れれなかった。おれも是非この境涯に達せんと必死に練磨したしたけれど、とうとう達しなかった。
 おれもひどく感心していると話すと、白井は笑って、足下が多少剣道を解し居ればこそ自分の切先もそう恐ろしく感ずれ、無我無心の人には何とも感ぜぬものよ、ここに剣法の奥意は存するよと諭した。おれもますますその人の及ぶべからざるものあるを知了したんだ。」
 
 白井亨は大石進が江戸に出た時ただ一人大石進むに勝ったと伝えられています。試合の真偽は今後研究しなくてはわかりませんが、大石進との試合はなくても、私は白井亨は江戸後期日本での最高位の剣術家ではなかったかと思います。
 上記の文には「足下が多少剣道を解し居ればこそ自分の切先もそう恐ろしく感ずれ、無我無心の人には何とも感ぜぬものよ。」とありますが、無双神伝英信流抜刀兵法も渋川一流柔術もかくの如き境地を目指さなければなりません。無双神伝英信流抜刀兵法も渋川一流柔術も形の上では無構えであり、敵に相対して圧するということを流派の本旨とはしていません。
 無双神伝英信流抜刀兵法にあっては敵を両断するという邪念は捨てねばならず、渋川一流柔術にあっては敵を投げつける、厳しく極めるという邪念を捨てなければ、真の上達はありません。


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  1. 2008/09/14(日) 22:24:52|
  2. 武道史

とまる事が楽しい

 「身の曲尺の位を深く習ふべし留めねど留る事そふしぎや」

 以前、久留米の師範代代理が「刀は何もしなくても止まるのが楽しいのに。」と言ったことがあります。刀を振ったら前腕に力を込め、所謂 手の内をしめるkとによって刀を止めようとする人を見ての素直な感想です。
 体が正しく使えれば、いくら抜付けで刀が速く動こうとも、斬撃で刀に重い威力があろうとも、とめようと思わなくても刀は自然に止まるべきところで止まります。
 したがって、一日中稽古しようとも腕が筋肉痛になったり、乳酸がたまってこわばるということは起こりません。もし、そのような状態になったとしたらあやまった動きをしていると自覚しなければなりません。
 師範代代理は指導に素直に稽古してきましたので、無双神伝英信流の動きの本質を体で理解できており、居合の稽古を、つまり自分自身の動きの質の向上を楽しむことができるのです。自分の動きが無理無駄なく楽になっていくことを楽しむことができる心が技を上達させていきます。


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  1. 2008/09/15(月) 22:17:29|
  2. 居合 総論

両手の間隔

 刀の柄を持つ両手の間隔は腰の開きに関係します。最近では物を斬るには両手の間隔は狭いほうが刃筋が通るので良い、とよく言われますが、これは多くの方が現代剣道の影響で正対に近い腰の向きで刀を構えるためです。
 試みに腰の開きの角度を大きく取り切先を真っ直ぐに向うへ向け、両手の間隔をほぼ両手がくっつくくらいにして柄を持ってみてください。体に緊張がなければ大きな違和感を感じると思います。腰の開いた角度に応じて左右の手の間隔を少しずつひらいていけば、どこかに違和感を感じない位置が発見できると思います。
 ただし、臍下を中心に動けず、左右の手がバラバラに動きがちな人にとっては、両手の間隔が開けば、刀は振ろうとするたびにあばれ、刀を扱うことが難しくなります。そのような方は左右の手がバラバラになりにくいよう間隔を狭くして持つほうが楽になるのは言うまでもないことです。
 柄を持つ手の感覚は一つの例ですが、体の用い方や体格により、全てにおいて最適な位置というものは個々に応じて変化し、絶対にこうでなければならないというものは存在しません。自分の体に応じた最適な位置は自分自身で見つけ出すしかありません。
 

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  1. 2008/09/16(火) 21:18:37|
  2. 居合 業

虎一足

 「猛き虎の千里のあゆみ遠からず行より早く帰る足引」

 虎一足は対手が向脛へ薙付け来るを、左足を一歩後へ退くと同時に刀を抜き差表の鎬にて強く張受に受止める動きが眼目ですが、道歌に言うように確かに「行より早く帰る足引」であり、速いのです。
 これは何もしなくても結果として強く張受に受止める事が出来る動きをするからであって、受けようとして動いてしまうと絶対に間に合う動きにはなりません。受けようとした途端に肩から先が働き、抜くと受けるという二つの動作になってしまうからです。
 このときの体の動きについては稽古の時に説明していますので、いちいち述べませんが、腰の開いた角度と刀の軌跡は一致しています。腰の開いた角度と刀の軌跡が一致していなければ鯉口と鍔が分かれて受けるまでの動作が二つの動きになってしまいますので、動きに角がついている方は再度自分自身の動きを確認してください。
 また、受けの動きには序破急などという動きも存在しませんし、ましてや、ためを作ってから強く抜き出すということもありません。敵はそのような猶予を与えてくれません。鯉口と鍔が分かれて受けるまでの受けの動作は「いち」で終わります。
 また、張受に受止めてから、しばらく体を固めて見得を切るような動作をされる方が稀におられますが、敵の刀を受けただけで、的には傷一つ負わせていません。焦ってはなりませんが、受けた後は即座に敵を両断しなければなりません。

 この動きの稽古は21日(日)の講習会で細かに稽古いたしますので、納得いくまで稽古してください。
 

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  1. 2008/09/17(水) 21:58:52|
  2. 居合 業

天の咲手

 「天の咲手」とは、ある師から御教えいただいた古神道の行法で、簡単なようで奥が深く、心身一如をえるには最適な法です。具体的には、その位にある方には教えしていますのでここには述べませんが、無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は、「天の咲手」と無縁ではないということを感じます。
 柄手、鞘手は左右に分かれた状態から、柄と鞘に掛かることによって刀を通じて一つとなり、抜付けによって二つに分かれるように見えますが、実際は離れていても一つにつながっています。この感覚がなければ、左右の手はバラバラに働いており「天の咲手」とは全く無縁のものになてしまいますし、体は一つに調和が取れておらず、また、心も定まることがありません。
 左右の手が一つにつながっているからこそ運剣においても、初めから両手で構えて両手で振りかぶる動きと異ならず、運剣、斬撃段がつくことはなく、抜付けから斬撃までが一つの動きとなり、さらに血振で左右に手が分かれても納刀まで左右の手はつながっているのです。
 少し難しくなってしまいましたが、要は鞘手、柄手の掛かりから、最後の納刀の終わりまで、左右の手はたとえ位置が離れていても一つであり、一つであればこそ、心身の調和が保たれ、動きに無理無駄が生じることがないということを、稽古において体感しなければなりません。

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  1. 2008/09/18(木) 22:23:25|
  2. 居合 総論

復習

 道場の中でしか稽古はできないと思っていたら決して上達することはありません。
 無双神伝英信流抜刀兵法でも渋川一流柔術でも上達する方は必ず道場外で工夫されています。道場で指導したことを次の稽古日までに復習し、工夫されてきた人は明らかに上達していますのですぐにわかります。 道場外での復習といっても帯をしめ刀を振ったり、柔術であれば畝先生がされていたように一人で形稽古をしなければならないというわけではありません。
 肩に力みがある人は日常生活で気をつけて箸の上げ下ろしをしたり、車の運転のハンドル操作の時に工夫してみるなどいくらでも稽古することはできますし、下半身が硬く突っ張る人は日常の歩行で稽古することができます。腹筋に無駄な緊張がある人は、起きている時間全てを使って腹筋の無駄な緊張を解く稽古ができますし、首筋が緊張して顔がうつむく人も、また、日常生活の中で稽古することができます。呼吸の浅い人も、手先が働く人もまた、しかりです。
 このような道場外での日々の復習がなければ、次の道場での稽古はまた、初めからのくり返しとなってしまいます。日々の積み重ねなく上達することはないのです。
 

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  1. 2008/09/19(金) 20:31:44|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

してはならぬ動き

 今日の渋川一流柔術の大人の初心者の稽古をみていると、なぜか一様に絶対にしてはならない動きをされていました。道場でも指導致しましたが、再度ご確認ください。
 柔術の形稽古は捕と受がきまっており、形どおりに稽古していけば怪我をすることはありません。しかし、怪我をしないからといってあたかも踊りか何かのように考えて形稽古をしていたら何かあった時には全く対応できない動きしか身についておらず、むしろ柔術を習っていなかったほうが良かったという結果しか招かない事態になってしまいます。
 今日指導した絶対にしてはならない動きとは、受の仕掛けに対して、捕が応じて受の手首をとったとき、その瞬間に動きを止めて、体勢を整えて、そこから改めて動き出して技をかけようとする動きです。
 形稽古は対敵動作を稽古しています。たとえ相手の手首をとったとしても、そこで動きが止まったならば相手は取られた手首をはずしさらに仕掛けてきます。形であるからと安易に考えて自分が技をかけることにばかり気をとられ動きを止めたが最後、実際の場合であれば命はありません。少なくとも相手に触れた時点からは絶対に動きは止まってはなりませんしさらに言えば相手と対峙した時から既に相手を自分のコントロールの下においておかなければならないのです。
 これに関しては受にも責任があります。初心者の形の受けを見ていると、仕掛けたら終わりあとはどうでもしてください、といった死んだ姿勢になっています。
 いい加減な稽古はいい加減な動きを身につけさせる為のものにしかなりません。常々指導していることを再度ご確認ください。

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  1. 2008/09/20(土) 22:08:11|
  2. 柔術 総論

詰合

 本日の貫汪館居合道講習会にも多くの方にご参加居たあき有難うございました。今日の講習会のテーマは「詰合・・・居合と剣術のはざま」でしたが、多くの方に理合を体で確認していただくことができたと思います。
 講習会の前半は大森流の初発刀、陰陽進退、英信流表の横雲、虎一足を稽古して頂き、間に合う体の動きを確認していただきましたので、詰合の稽古にはスムーズに移行できました。素抜き抜刀術の動きに無理無駄があると詰合は絶対に上手くいきませんのでしっかりとした動きを養っておかなくてはなりません。
 虎一足の動きがある程度体得できたので詰合の発早、拳取、岩波、八重垣、鱗形などの遣方の張り受けの動きが間に合うものになっていました。理論的に張り受けの動きは脛に抜付ける動きよりも速くて当たり前ですから打太刀の動きを見て後動き出しても十分に間に合うものなのです。
 張り受けした後は技術的には剣術となりますが居合と別物ではなく動きは居合で養った動きを用います。単純な形ほど実際には難しく、形を生き物とするためには工夫した稽古の積み重ねが必要となります。今後とも稽古を欠かさないようにお願い致します。
 次回は奥居合を稽古いたします。
 

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10月26日(日)に貫汪館居合道講習会を実施いたします。講習会のテーマは「英信流奥・・・滞りなき動きのために」です。貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページを御覧下さい。公開して行う講習会ですので、流派、団体を問わずどなたでもご参加ください。 

  1. 2008/09/21(日) 22:18:55|
  2. 居合 総論

居着き

 今日は渋川一流柔術の稽古日でした。技がうまくきまらない人の動きをみていると、共通して言えることに居着きがあるということです。
 居着きと言っても色々ありますが、今日目に付いたのは受と接触する部分への居着きです。渋川一流柔術の多くの形は仕掛けてきた受の手首をとるところから始まりますが、その手首は何のためにとるのか、また次の動きで捕る裏襟や肘は何のためにとるのかが全くわかっておらず、相手の本体を見失い末端ばかりに気をとられて、末端を何とかしようともがき焦って動いています。さらに悪いことには目付けも末端にとらわれ、相手の本体は全く見えていないのです。
 末端にばかり気をとられて、技をかけようとするのですから、相手の本体は動じることがありません。
どうするために技をかけているのか再度確認されることを望みます。
 

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  1. 2008/09/22(月) 22:17:53|
  2. 柔術 総論

僅かな誤差

 昨日の渋川一流柔術の稽古で気づいたことを、もう一つ述べます。
昨日の稽古で、一生懸命、きまった手順を稽古しているのに技が効かない事に悩んでいた人が居ましたが、原因は動きに僅かな誤差があることによります。柔術は自分の動きで相手を崩すので、ほんの僅かな動きの誤差によって、技が効く、効かないという違いが生じてきます。
 刀であれば1cm斬り込みが深い浅いといった程度では相手に届いている限りでは、相手を倒すという点において致命的な差は生じません(誤差がないほうがよいうのは言うまでもありませんが)。しかし、柔術では1cmの差が大きな違いを生んでしまうのです。たとえ「返投」「返返」において自分の両手が相手の右手の中心をとらえていなければ、たとえ他は手順どおりに動いたとしても最後の段階で相手の右手首はきまることはありません。また、「掻込」「肘返」といった形においても相手の側面への踏み込みが浅ければたとえ手順どおりに動いていてもきまることはなく、かえってこちらが崩されてしまいます。「捻付」「抗止」などにおいても自分の左手の位置が僅かでも狂えば相手の肘はきまりません。
 初心者の方にはうるさいくらいたんなる手順のくり返しでは全く上達することはないとお話していますが、数年稽古している方にも、単純な手順のくり返しに終始している方がおられます。
 自ら上達の道を閉ざすような稽古はせず、素直に指導者の動きを観、全てを吸収しなければなりません。

 長州藩伝大石神影流の調査のため、大石神影流を継承しておられる松原先生にお会いしました。
ちょうど柳井市での少年剣道大会に少年を引率されるということでしたので、柳井市でお会いし、資料等を拝見し、おかし頂きました。大石神影流の形のうち20本が継承されているということでした。

 柳井へ行ったついでに柳井西蔵を久々に訪れました。七月以来です。機織も随分長い間していません。貝の根付の制作を指導しておられたので習いました。はぎれはたくさん取ってあるので貝殻さえあれば自分でも作れます。今回作った貝殻は蜆でしたがいろいろな大きさの二枚貝で作れます。

                貝根付JPG




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 貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流抜刀兵法の行事のページに詰合講習会の写真を載せました。 御覧下さい。


10月26日(日)に貫汪館居合道講習会を実施いたします。講習会のテーマは「英信流奥・・・滞りなき動きのために」です。貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページを御覧下さい。公開して行う講習会ですので、流派、団体を問わずどなたでもご参加ください。 

  1. 2008/09/23(火) 20:44:21|
  2. 柔術 総論

本質を観とる

 先日の無双神伝英信流抜刀兵法 「詰合」講習会に小学生の男の子が「太刀打」の講習会に続いて参加してくれました。普段は全く稽古しておらず、講習会だけに2回目の参加です。 その男の子はとても良い感覚の持ち主で、形の本質を観てとることができます。
 普通、一般の方は形の手順を覚えようとして、右足、右手、次に左足、手は上というように頭に順番を覚え込ませてのちに動こうとします。しかし、その男の子は観たとおりに動こうとするのです。
 手順を頭で覚えることなく、観たとおりに動こうとするのですから、多少の間違いはあるのですが、動きは頭で考えて動いてはいないだけに調和が取れた動きができており、最終的に技がきまるのです。つまり、その形が何をしようとしているのかという本質を観てとっているわけです。たった2回目の稽古に過ぎませんが、そのような観方ができるのですから、上達も早く、たとえ形の手順を間違ったとしてもまったく違和感がありません。
 大人の方も、その男の子の観方を見習っていただきたいと思います。


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  福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜間の稽古です。9月は3,10、24日の各水曜日、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねください。  
 また9月27日(土)6時から9時まで、28日(日)は終日、久留米市荘島体育館剣道場で指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください
 


10月26日(日)に貫汪館居合道講習会を実施いたします。講習会のテーマは「英信流奥・・・滞りなき動きのために」です。貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページを御覧下さい。公開して行う講習会ですので、流派、団体を問わずどなたでもご参加ください。 

  1. 2008/09/24(水) 21:43:32|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

もの真似

 無双神伝英信流抜刀兵法の師 梅本三男貫正先生は物まねが嫌いであったということは以前お話したと思います。
 「歌を本物の歌手が歌うのに似せて歌っても、それは歌手の癖をとっているだけであって本質をとっているわけではないから、所詮物まねは物まねに過ぎない。本物の歌手を越えることは絶対似ない。」と何度か教えていただきました。当然それは居合に関する教えなのですが、「いくら私のビデオをみて私の居合の真似をしても所詮物まねであって、本質は稽古することにならないし、決して身につくものではない。」とも仰っていました。あのころは先生の居合をビデをにとってテレビの画面に映る先生の居合に合わせて居合の稽古をして上達したと錯覚し先生に自分の稽古を褒めてもらおうとする方がおられましたから。
 私も何度も、言っていますが、道場で私の外見をいくら真似たところで、それは猿真似に過ぎません。大切なのは動きの本質を身につけることであって、本質が同質であれば、外に現れる動きは身長差や足の長さ、刀の長さ腕の長さ、体重などによって異なるのが自然です。それを本質を学ばずに外見を真似しようとすれば一見似てはいるものの全く異なったものに過ぎません。
 初心者の方はたとえゆっくりであっても、またゆっくりでしか実現できないことなのですが、本質を練る稽古をしなければなりません。上級者の動きが速くともそれは決して速く動いているわけではなく、本質を身につける稽古を重ねた結果、「ゆっくり、速く」(梅本三男貫正先生の言葉です)が身についてきただけなのですから。

 
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 また9月27日(土)6時から9時まで、28日(日)は終日、久留米市荘島体育館剣道場で指導稽古会を行います。興味のある方は直接荘島体育館剣道場をお訪ねください。
 


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  1. 2008/09/25(木) 22:41:45|
  2. 居合 総論

見学

 渋川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生が若い頃には住んでおられた町にいくつかの渋川一流柔術の道場があったようです。先生は、「技を盗みに来たと勘違いされることを避けるため、自分が稽古に通う先生の道場以外の他の道場は側を通ることも遠慮し、遠回りをしていた。」と話されました。同じ流派であっても道場が異なれば遠慮する。それが当時の常識でした。現代武道のように何々連盟といった統一組織の下に個々の道場があるわけではなく、武術は個々の免許皆傳の師範が独立してそれぞれの道場を持っているのですから、当然の事です。
 本来武術の道場とはそういったもので、命に関わる技の稽古をする場であるため、安易に見学などはできない事です。もし、他の道場の稽古を断わりなく盗み見るように見ていたとしたら、冷たくあしらわれるのが当然、時代が時代であったならどのような状況になるかわからない事なのです。
 まれに貫汪館の初心者の方に、一方的に他の道場が稽古しているのを見ることが見学だと思い違いをされている方もおられますので、兄弟子は初心者の過ちはすぐに正すようにお願い致します。
 また、指導者はスポーツセンターなどで先に使用している武道の団体がある時には、子供達を静に更衣室に控えさせておくようにご指導願いたいと思います。

 貫汪館の稽古にも、時に事前の連絡なく突然道場に来て見学させて欲しいといわれる方もあり、また、何も言わずに道場の外から見ている方もおられますが、逆の立場で考えればわかることであろうと思います。また、評論家のような批評を残していかれる方もおられますが、貫汪館で稽古される方は機会を得て見学を許されることがあったとしても、決して語ることはないようにしてください。
 先日、見学にお越しになった方は礼儀をわきまえた方で、御見学中、終始姿勢を崩されませんでした。当日稽古されていた方は観ておられたと思いますが、その方からは後に御礼の言葉まで頂きました。そのような態度を見学といいます。見習わなければなりません。

 見学といっても、ひどい例もあり、ある方は戦前ある流派の先生が演武されるのを見て形を覚え、自流派に併伝したという事実があるようです。その武術の研究の大家が「止めるように。」といったそうですが・・・。
 それは時を経て今に受け継がれているのですから、言う言葉もありません・・・。

 
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  福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜間の稽古です。9月は3,10、24日の各水曜日、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねください。  
 また9月27日(土)6時から9時まで、28日(日)は終日、久留米市荘島体育館剣道場で指導稽古会を行います。興味のある方は直接荘島体育館剣道場をお訪ねください。
 


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  1. 2008/09/26(金) 21:15:36|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

広島藩の剣術流派 9

 
中江流
 流祖の中江新八二義は疋田文五郎景兼に新陰流を学び、そのほか戸田流など数流を学んで一流を起こした。また、香取流・五ノ坪流を学び槍術にも一流を号し、印西流弓術師範であり、穴沢流の薙刀にも達したという。初め関白秀次に仕え、慶長のはじめ柳川の立花氏、ついで唐津の寺沢氏に仕えた。
廣島藩初代藩主浅野長晟に仕えた弓隊長、寺沢半平は中江新八に学び疋田栖雲斎伝えの「活套」の印可を寛永六年(1629)に浅野長治に与えている。
(『広島県史 近世1』p1203/『新修広島市史 第4巻 文化風俗史編』p286/『安藝備後両國偉人傅 全』p297/『増補大改訂 武芸流派大事典』p648)

二階堂流
二階堂流は熊本城主 細川家に仕えた松山主水大吉が「心の一方」と称する瞬間催眠術的な業を身に付けていた事で知られる。
 廣島藩の二階堂流が上記の二階堂流と同じかどうかは不明である。広島市安佐南区沼田町大塚の大塚観音堂に万延二年(1861)に山岡槙右衛門宗親によって掲げられた二階堂流の奉納額がある。額には木製の長刀(なぎなた)・木刀・袋撓が掛けられている。広島藩の二階堂流についてはそれ以外に全く記録はない。
(『増補大改訂 武芸流派大事典』p665)


この他、神道流・養勇流・小野流・落合流・真機流・正雪流・知新流などの剣術が行なわれているが詳らかではない。

  

10月26日(日)に貫汪館居合道講習会を実施いたします。今回の講習会のテーマは「奥居合・・・とらわれない動きのために」です。貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページを御覧下さい。公開して行う講習会ですので、流派、団体を問わずどなたでもご参加ください。 

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 また10月18日(土)6時から9時まで、19日(日)は終日、久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください
 

  1. 2008/09/27(土) 20:58:22|
  2. 武道史

中江新八 (日置流弓術・電撃抜討流)

 昨日、中江新八について記しましたが、柳川の記録には中江新八について以下のように記しています。要約です。
 中江新八は日置流弓術をもって世に知られ、電撃抜討流も新八より柳川に伝わった。
新八は奥州小路というところに住んでいたが、その住宅は蒲生氏時代には寺院の墓地であり、人がそこにすむと杓子が踊ったり地中に人の声がしたりした。故にそこにすむ物は長らく居なかった。今にいたるまで化け物屋敷と言われている。或は古狸の仕業かとも。
 新八はそこに居住して常に射芸ニ励み気を丹田に込め、「イエーイ」(初声)「エーイ」(2声以下)と唱える声は鬼神をも聳動させるものがあった。それ故、弓声に恐怖し、妖怪は消滅した。
 柳川城三の丸西方より東方に達する距離は3町15間あったが西方十時攝津の門前より東方に並行に屋を発すれば中間にある欄干橋の下を通過し矢勢やや薄弱となった時に新八が目を矢に注ぎ気肝に込めて弓声をかければ矢に勢いが添えられ少し上向して東方黒門側の長庫の扉にたった。
 慶長五年、京極高次を立花公が大津城に攻めた時、ある藩士が新八に向かい、遠矢を射ることでは達人であるけれども接戦奮闘においては我には及ぶまいと話すと、その後、新八は敵の城に入り、敵の右拳13個を斬り落し帰り、是を示した。

 電撃抜刀流は居合、二刀をも使う剣術で、江戸後期、防具着用の竹刀剣術にあっても、電撃抜討流の剣術を使うものは試合に当たって、折り敷いた状態で腰に竹刀をかまえ、相手が斬りかかるところの小手を打つことも良くしたと記録にあります。
 右拳を取ってきたということはいかにも電撃抜討流を柳川に伝えた武士のエピソードのような気がします。『武芸流派大辞典』によれば、 電撃抜討流の流祖は中江新八となっています。
  

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  1. 2008/09/28(日) 20:00:58|
  2. 武道史

『常静子剣談』に

 『常静子剣談』に「聊も師言を不信者は、とても其奥を究る人に非ず、然ども師、石火矢に勝つの太刀ありと云はんに、是をも信ぜん人は、これも亦其奥に至る人に非ず」と記されています。 『常静子剣談』は肥前国平戸藩の第9代藩主で 心形刀流を修めた松浦静山の著作です。
 私が高校生の頃に初めて読んだときには、師の言葉を信じない者など居るのだろうかと不思議に思いました。ましてや江戸時代に。
 ところが、いざ私が教え始めてみると、特にかって居合を稽古した人たちには、そのような人たちが多く居られました。自分の居合に対する先入観が強く、「ゆっくり、静に、どこにも無理無駄なく」という事は理解のはるかかなた。ひたすら振ったという筋肉の緊張の実感を求めるか、できていないのに自己満足で、できたような雰囲気だけを作る。このような方が多かったのです。したがって指導は自分の都合の良い部分だけしか聞こえず、都合の悪い部分は、全く耳にに入らない、それどころか、そうは言われても、この方が良いと自分勝手な稽古をしてしまう。
 断言しますが、このような方は絶対に流派武術のなかでは上達することはありません。流派とは教習体系であってその教習体系に従えないのですから、その流派において上達することはありえないのです。良師は3年かけて探せといいますが、流派も自分に合う流派を探さなければなりません。もし、万が一、間違って入門し、その流派が自分に合わず、指導に従えないのであれば、自分に合う流派を見つけなければなりません。幸いに現在の貫汪館には無双神伝英信流抜刀兵法にも渋川一流柔術にも、そのような方はおられませんが。
 流派を学ぶということは今までの自分の知識、経験、体験にない技を身につけようとするのですから、絶対に自分の今までの知識、経験・体験から判断してはならず、真っ白な状態から始めなければないのです。
 今は「石火矢に勝つの太刀ありと云はんに、是をも信ぜん人は、これも亦其奥に至る人に非ず」ではなく「石火矢に勝つの太刀ありと云はんに、是をも信ぜざる人は、これも亦其奥に至る人に非ず」と極論すべきでしょうか。
 ちなみに石火矢とは一種の大砲の事です。
 
※ 阿刀神楽に関してコメントを頂いた「わたた」様、よろしければ難波一甫流に関する伝承者の情報をいただけませんでしょうか。 貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してあるメールアドレスに送信していただけましたら読むことができます。宜しく御願いいたします。 


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  1. 2008/09/29(月) 20:42:40|
  2. 武道史

無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場

 9月27日(土)、28日(日)と久留米道場に指導に行って来ました。
 久留米道場では師範代代理が中心となって毎週水曜日に稽古しており、私も月に一度2日間指導に行くので、きちんと稽古していれば実質的には毎週二回は稽古しているくらいの稽古量になります。
 初心者の方は日頃の師範代代理の指導も、適切であり、また、本人も素直に指導に忠実に稽古されていますので、上達が早く私も安心していることができます。これからも強く速くという欲を出すことなく、調和の取れた動きを身につけていただきたいと思います。
 強く、速くなどという迷いが生まれた瞬間に、体にためを作りいっきに動こうとしてしまいますが、ためを作った瞬間は動けざるところですから、その隙を捕らえられ相手に制せられてしまいます。また強くと思い、下半身をかため力を下肢に込めててしまえば、また動けざるところとなりますので、そこは隙にしかなりません。強く斬る前に、軽く斬られて終わってしまいます。体のどこにも力みを作らず、臍下を体の中心として動くことができるよう稽古を重ねてください。細部は今回の稽古のさいにお話してありますので、達成できるように稽古を重ねてください。また、よく師範代代理の動きを観ることによって自分の鑑としてください。
 稽古を重ねている方は崩れは自分自身の心の乱れによって生じるということを忘れず、動きが乱れた時には自分の心をみつめ、心を正してください。一度身についた業は衰えることはありません。安心して稽古を重ねてください。

 
※ 阿刀神楽に関してコメントを頂いた「わたた」様、よろしければ難波一甫流に関する伝承者の情報をいただけませんでしょうか。 貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してあるメールアドレスに送信していただけましたら届きます。宜しく御願いいたします。 


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  1. 2008/09/30(火) 20:45:47|
  2. 居合 総論

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