無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

「受」

 渋川一流柔術では形稽古の際、技を掛ける方を「捕」といい、業を受ける方を「受」といいます。「受」は形の種類によって、中段を突いていったり、胸襟をとったり、懐剣で打ち込んだりと様々な方法で「捕」に仕掛けていきます。
 「受」は仕掛けた後「捕」の業を受けるますが、「受」のなすべき事は始めの仕掛けと受身のみと考えていては形を通じて動ける体を作ることにはつながっていきません。例えば「履形」では「受」は「捕」の中段を突いていきますが、これで終わりではありません。「受」は投げられながら、抑えられながら、受身をとりながら常にどちらへでも変化できる体の動きを内包していなければならないのです。
 稽古が進めば投げられながらその力を利用して相手を投げたり、受身をとりつつ相手に当てを入れたり、関節を極められる前にかわしつつ業を掛けたりする二段裏、三段裏の稽古に入ります。「受」の稽古を疎かにせず、よくよく工夫されてください。
  1. 2006/10/31(火) 07:00:00|
  2. 柔術 業

自然体

 渋川一流柔術は無双神伝英信流抜刀兵法と異なり、始めの「履形」から立姿勢での形稽古であるために姿勢を工夫する時間が少なく、所謂自然体がとれないために形の稽古で苦労されている方が多く見受けられます。
 自然体がとれず、自分の体のどこかに無理があっては敵に対応する前に自分が崩れてしまっており、無理なく自然に技を掛けることは困難になってしまいます。
 立姿勢で自然体がとれていない方であっても下半身で上半身を支える必要のない座姿勢には稽古の成果がでており、無理のない方が大半ですので、ご自分の座姿勢を元として立姿勢の工夫をされればよいわけですが、それも、難しく感じられる方は以下のことを試みてください。
 まず、体に無理な力が入っていないか、ひずみが生じていないかを感じる感度を高めること。よく喩えとしてお話しますが、片方の掌に10gのものを載せもう片方の掌に15gのものを載せて重さを比べ、違いがわかるくらいの感度で自分の全身を感じること。このような全身の感覚を繊細にする稽古を第一としていかなければ、自分の姿勢のひずみを捕らえることができるようにはなりません。
 次に具体的にはまず体の上部の力みから抜いてください。首筋、肩、肩甲骨、胸、両脇、肘、腹、背、というように上部から地球の引力を感じつつ、それに任せて力みを抜いていくこと。下半身から抜こうとしても、上半身にひずみがあれば、抜いたつもりでも、結局上半身のひずみを下半身が支えています。
 下半身は体を支えるために常に力が入っているので上半身に比べて感覚が鈍く、力みを抜きがたいものですが、腰腹部にまで重心が下がってきたら、焦らずに、そのままのつながりで、そけい部、膝、足首、足の裏の無理・無駄な力を静かに無くしていくこと、この際、決してそれらの部位を自分で曲げると考えてはいけません。あくまでも、無理な力がなくなり、地球の引力に引っ張られた結果として自然に曲がっていくのを待ちます。
 始めのうちは下半身の力みはなかなかとれないものなので、上級者の姿勢に比べて自分の下半身がつったっているように感じられ、自分で曲げたくなると思いますが、半年がかり、1年がかりで正していくつもりで、焦らずにゆっくりと下半身の稽古を続けてください。
  1. 2006/11/07(火) 17:27:37|
  2. 柔術 業

目付け

 昨日の渋川一流柔術の稽古で初心者の方の動きを見ていましたが、気になったのは「目付け」でした。
 「目付け」とは自分の目線を受(相手)の何処に置くかということですが、我師 畝重實嗣昭先生は「目は相手の目に付けます。目には心の全てが表れるものです。」と明確にお教えくださり、相手の目を中心に相手の動きの全てと心の動きを読むことの大切さを示されました。流派によって目の付け所は様々ですが、渋川一流においては相手の目につけると心得てください。
 初心者の方はどうしても目の前の相手の突いて来る拳に目を奪われ、拳にのみ目を付けてしまいがちです。まず、相手の目を中心として全体を見るという稽古を積んでください。そのために拳を取ることができなくても、それは稽古の過程であると覚悟して、ゆっくりとしっかりと稽古を積むことが大切です。また、以前にも述べましたが、相手の心を読むことは自分の心眼によっておこなわれます。事象面のみにとらわれることなく、その裏にある心の働きを感じる稽古を目付けの稽古を通じて行ってください。
 無双神伝英信流の稽古もまた同様です。一人で行う形稽古であっても、自分の刀の切先に目が取られたり、手元に目が取られたりしないように、しっかりとした想定をもってください。また太刀打の稽古も、形稽古であり決まった手順を行ってはいますが、相手のいかなる変化にも応じられる動きを内包していなければなりません。そのために相手の動きと心を読む目付けは非常に重要な稽古の課題です。工夫してください。

 ホームページの無双神伝流と渋川一流の行事のページを更新しました。 
  1. 2006/11/14(火) 12:50:25|
  2. 柔術 業

手の内

 渋川一流柔術の稽古で受をとっていて「手の内」について感じたことがあり大切なことですので、記しておきます。
 始めに我師 畝重實嗣昭先生の手の内についてお話します。
 畝先生に稽古をつけていただいた時、私の手をとられた先生の手はまるでつきたての御餅のように、ずっしりとして柔らかく暖かく私の手を包み込み、手を通じて私の中心を取られていました。そして手をとられた瞬間、心地良ささへ感じるような手であり、決して振りほどいてしまおうなどという思いが起こらない手をされていました。
 柔術の手の内は無双神伝英信流で刀を手にする手の内と基本的に変わりはありません。刀を手にする時は決して刀を物として自由に扱うために持つのではなく、刀が自分の体と一体となり、自分の体の一部となり、心も気も通うものとならなければなりません。柔術においてもまた、その手の内は相手と自分を一体化するためにあるものですから、弱すぎてもならず、強すぎてもならず、相手に自分の心と気が通ずる手の内でなければなりません。単なる接点ではないということを心得て工夫されてください。
  1. 2006/11/19(日) 01:56:06|
  2. 柔術 業

 渋川一流柔術の「早手」を除くほとんどの形では二歩動く間に技を掛けます。
 この二歩ということを勘違いされて初心者の方には技を掛ける間に二歩動くと捉えておられる方が多いようです。二歩とは左右の足の運びから見れば二歩となる動きではありますが、歩法の稽古をするときの何ら滞りの無い水の流れのような二歩であって、他の二歩があるわけではありません。
 形の稽古に入ると、上半身がしなければならない仕事がたくさんあるために、動きが上半身中心となり上半身が仕事をしている間、下半身は待っているか意図的にゆっくりと進む事を余儀なくされている方を多く見かけます。
 全ての上半身の動きは下半身の動きに載っているがゆえに、上半身が主となり下半身が従となる動きは渋川一流においては存在しえません。(それはたとえ「御膳捕」で正座の状態で行われる形であっても同様です。)形によって上半身がいかに多くの仕事をしようとも二歩進む間のうちに全てが終えられなければなりません。そうでなければ対敵動作としての渋川一流の理は崩れ去ってしまい全く役に立たない踊り以下のものとなってしまいます。
 難しく感じられるかもしれませんが、できなければ何故できないのか、どこに無理があるのか、どこに無駄があるのか、道場外の一人稽古でよくよく自分の動きを研究してください。
 無双神伝英信流の動きにおいても同じことがいえます。斬撃の稽古をするときにそれまでの歩法の稽古の時には滞りの無い水の流れのような歩みを求めたにもかかわらず、斬撃の稽古に入るや、刀を振り上げ振り下ろすということにとらわれた結果、ギクシャクした上半身の動きが全身の動きの中心になり滞りなきどころか尺取虫のような動きに変わってしまうのはよく目にするところです。大森流の形においてもしかり。正座という稽古方法を用いながら抜付けを上半身主体に行っては座る意義は消え去ってしまいます。よくよく工夫してください。
  1. 2007/04/12(木) 18:01:27|
  2. 柔術 業

「履形」の受の仕掛け

 昨日の稽古を観ていて、稽古方法について感じたことを述べます。
 「履形」は渋川一流柔術で始めに習う形のグループで、我師、畝重實嗣昭先生は「始めに習う形であるが、この形は後の「鯉口」(対居合)、「居合」(無刀捕)に通ずる形なので少しも疎かにしてはならない。」と繰り返し御教えくださいました。
 「履形」では受は捕の中段または下段を拳で突きます。この時、拳は掌側が下に手の甲が上になるように突きますので、間違いの無いようにしてください。捕が中段または下段に当てるときは掌が上になりますので、逆の向きになります。
 この突く動作を受が意図的に非常にゆっくり動いたり、捕に当たらないように途中で止めたりされる方がおられますが、これは受の上達にとって大きな妨げにしかなりません。捕は受の動きを見て頭で判断してこれに応じるのではなく、捕の突く気を受けてこの気に応じて捕の体は動きます。見て、頭で判断して動いていては「間に合わぬ」動きしか養うことができません。
 突く気のない突きに応じることは逆に至極困難であり、ほんの僅かしか動かぬ気を感じることができる方はすでに相応のレベルにあることになります。
 詳しくは稽古の場でに述べますが、くれぐれも考え違いはなさらないようにお願い致します。

 5月27日(日)に無双神伝英信流抜刀兵法 「英信流表」の講習会を行います。貫汪館ホームページをご確認ください。
  1. 2007/04/24(火) 19:46:52|
  2. 柔術 業

履形の「捕」の動き

 本日の渋川一流柔術の稽古で子供達の動きを見ていて、まだまだであるという思いを持たざるを得ませんでした。
 中学生には初段をとらせるべく履形を中心に稽古させていますが、「受」の突いてくる手をとるときに「捕」がどうしても手先から動いてしまいます。この癖が先の形に進んでもずっと残ってしまうので、形の全てが小手先の形をなぞる動きとなってしまう傾向にあります。子供達はどうしても目先の動きにのみ意識が行って手をとればよいと勝手な解釈をして、体の中心を動かすことが二の次となってしまいます。これではいくら稽古に時間を掛けても、決して動きの質の向上は望めません。それどころか質の悪い動きを身につける稽古となってしまいます。
 形を覚えさせるのが、遅くなろうとも初動の動きができないまま次の形の稽古に移ってはなりません。

 5月27日(日)、一般に公開する形式の貫汪館居合道講習会を行います。貫汪館ホームページをご確認ください。
  1. 2007/05/20(日) 00:09:37|
  2. 柔術 業

蹴らない脚

 先日、無双神伝英信流の形の脚の動きについて述べましたが、渋川一流柔術の稽古をされる方、特に子供達の足運びで気になるのが、「吉掛」「込入」等の「捕」の動作で一歩目を後方にさがる動きです。
 子供達の多くが後方に下がる動きを前足で床を蹴ることにより行っています。しかし、この動きをすると腰が高くなり、さらに二歩目で前に出るときに一度腰を落として床を蹴り「イチ、ニ」というように二段階の動作になってしまいます。結果として間に合わない動きが生まれてしまいます。
 一歩目で後方にさがる場合は股関節の力を抜くことにより、体を浮かせ、体が開いた結果として後方にさがるのであり、見た目は同じであっても次の前方への動きが全く異なったものになります。
 初めから用意にできるとは思いませんが、よくよく工夫してください。また、子供達を指導して頂く方は、一歩目の動きをよく見て指導いただくようお願い致します。
  1. 2007/06/08(金) 00:26:14|
  2. 柔術 業

「履形」の受について

 以前も述べましたが、渋川一流柔術の稽古の初めに習う「履形」は師 畝重實嗣昭がお話になったように渋川一流で最後に稽古する「居合」(抜刀術ではなく、対太刀)の業に通ずる大切な形で、初心のうちから高度な動きの基礎を養わせています。
 しかし、「履形」において「受」の突きが粗雑なものであると、決して基礎を養うことはできません。それどころか正しくない「受」の突きをとる「捕」の動きもまた、いいかげんな動きとなり、その後の「吉掛」「込入」・・・と形が進んでいっても、初めについた悪癖はなかなかぬけることがありません。
 「受」は正しく「捕」の中段を突き、決して「捕」に当る前の空間で拳を止めたり、動きを緩めてはいけません。正しく突くからこそ、「受」は心をよみ、気を感じ、淀むことなく止まることなく技を掛けることによって、渋川一流の基礎を養うことが可能になります。
 自分の「受」としてのの動きをよくよく工夫してください。
  1. 2007/06/14(木) 17:49:48|
  2. 柔術 業

気合

 以前にもお話したかと思いますが、昨日の渋川一流柔術の稽古で気になる点がありましたので記しておきます。
 渋川一流柔術では「受」も「捕」も技をかけるときには「エイッ」という気合をかけますが、この気合、かけたばかりに逆に気が抜けて腑抜け、腰抜けの状態になることがあるという事を、初心者の方はよくよく心してください。
 気合は体内の充実に伴って発するものであり、体内の充実なしに形式を整えるために声だけを発しようとすると前記の状態になってしまいます。これではまったく気合の意味がないどころか、気合が百害あるものとなります。
 たかが気合と軽軽しく考えず、工夫を怠らないで下さい。

 無双神伝英信流では気合は声に出さず、無声の声ではありますが、居合の場合においても自分では気勢が充実したつもりになっていても、実は腑抜け、腰抜けの状態になっているのを多く見かけます。しかし、素人目に見た場合に、腑抜け、腰抜けの状態がかえって気勢が充実していると見えるようですので、「素抜き抜刀術」の稽古の際には、よくよく心しなければなりません。
 試みに、自分の抜付け、斬撃の状態を、正しく無理がない正座、立膝の動かざる前の状態と比較してみてください。自分が気勢が充実していると思っている状態が実は、単なる筋肉の緊張に過ぎないことが理解できるはずです。
  1. 2007/07/03(火) 23:49:51|
  2. 柔術 業

「受」

 渋川一流柔術では方稽古において技をかける方を「捕」といい、技を受けるほうを「受」といいます。
 今日の稽古を見ていて、以前述べたことではありますが、再度「受」の仕掛けのありようについて認識していただきたく、ここに述べます。
 通常の渋川一流の形では「受」の仕掛けに対して「捕」が技をかけ、「受」の仕掛けは一度のみ行われ、「捕」の掛ける技に応じることはありません。「捕」の掛ける技に応じて「受」が技を返す。さらに「捕」が返す、さらに「受」がかえす稽古は二段裏、三段裏と呼ばれ、通常の稽古とは別に行われます。
 陥り易い過ちは、「受」の仕掛けが一度だけだと思い履形であれば中段を突いた「受」の姿勢が固まり、居着いていることにあります。形であり手順が決まっていても「受」が一度の仕掛けで固まり居着けば、「受」は形のなかで全く稽古していないどころか、自ら動けない体を養っていることになります。
 「受」はたとえ手順どおりに技を掛けられるにしても、常に自由に動ける体の状態で無ければなりません。実際ならば、はじめの仕掛けをかわされたなら第二、第三と動けなければならないのです。固まり居付いている余裕はありません。「受」が固まっているか、あるいはいつでも、どのようにでも自由に動ける状態を保っているかでは、「受」の動きの差には雲泥の差が生じてしまいます。
 くれぐれも形のための形になってしまわないよう心してください。 

  貫汪館ホームページの渋川一流行事のページに厳島神社・第18回日本古武道術技向上演武大会 (日本古武道協会主催)の演武写真を載せました。
貫汪館ホームページに会報54号を載せました。御覧下さい。


 12月9日(日)、午前9:30~午後16:00の間、貫汪館 無双神伝英信流抜刀兵法 居合道講習会を実施します。
 今回の講習内容は無双神伝英信流の基礎的事項です。道場外の方にも公開して行う講習会ですから、どなたでもお越しください。詳しくは貫汪館ホームページの無双神伝英信流抜刀兵法 稽古のページ(←クリックしてください)をご覧下さい。
  1. 2007/12/04(火) 01:37:06|
  2. 柔術 業

「受」の稽古

 今日の渋川一流柔術の稽古では、数人の方の「受」の動作が一度限りのものになってしまっており、自ら不自由な動きを作り出してしていました。
 「受」はしっかりと「捕」に仕掛けなければ「捕」の稽古にならないことは言うまでも無いのですが「受」は仕掛けを一度限りのものと考えて仕掛けてはなりません。形の上では一度のみの仕掛けでそれを「捕」が返すのですが、実際の場面で「捕」の動きが不十分な場合は次から次へと仕掛けるのが当然で、不十分な「捕」が技を返すことはありえません。
 一度しっかりと仕掛ければよいと考えるために、仕掛けた後にいかにも安定したと錯覚するような次の動きが出来ない体勢を自らが作っています。これでは稽古を通じて自分自身で動けない体を養っているのと同じ事です。稽古は「捕」のみが行うものではないと言うことを理解してください。
 これまでも何度か無双神伝英信流抜刀兵法の稽古で言及してきましたが、形が、その動きしか出来ないような自分を作るのであれば、形稽古には全く意味がありません。形の手順は決まっており、その手順をふみながらも同時にどのようにでも変化できる動きを内包しなければならないのが形稽古です。したがって、たとえ手順を間違ったとしても次から次えと自然に変化出来なければならないのが形稽古です。
 安易に考えてはなりません。

 貫汪館ホームページの無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術のそれぞれの行事のページに平成20年度の行事予定を載せました。未確定のものもありますが、ご確認ください。

 無双神伝英信流抜刀兵法の稽古始は1月9日(水)午後6時半から、廿日市市立七尾中学校武道場です。以後稽古は平常通り行いますのでお間違いになられないで下さい。   
  1. 2008/01/07(月) 23:58:37|
  2. 柔術 業

鯉口・居合

 渋川一流柔術では、相手がすれ違いざまに抜付けに斬り付けようとするのを捕る形のグループを「鯉口」といい、上段から斬り下ろして来るのを捕る形のグループを「居合」と言います。
 今日はまもなく中極意を授けねばならない二人の方が稽古していましたが、随分難しそうにされていました。
 最も大きな原因は二人とも刀が使えていないという所にあります。「鯉口」で抜きつけようとする「受」の木刀の握りが強く体ががちがちになっており、あれでは抜付けることは出来ませんから、当然ながら相手の抜付けの初動を利用して技を掛けることは出来ません。また、「居合」において「受」の斬りおろしも不十分であるため、「受」の動きを利用して技を掛けることも、相手の動きはじめにのって技を掛けることも難しいと思います。つまり形の用件を満たしていないのです。この段階の稽古に至っては、お互いに刀を扱うことになれる必要があります。自分で時間を見つけ、居合の稽古をされることを望みます。

 子供達の意治稽古において大人の方に懐剣を用いていただき、突き、斬りかかって頂いています。もうよくご存知でありますが、この稽古の時けして妥協して技を掛けさせないで下さい。子供達の多くが、突き、斬りかかる動きをかわし内に入ることが出来るようになっているのですが、相手の手をとった瞬間に技をを掛けようとして居着いています。このいついた状態を看過して容易に技を掛けさせていると、「これでいいのだ。」と思い、万が一のことが起こった場合に子供達は本当に対処することが出来なくなってしまいます。心を鬼にして稽古をつけてやってください。

 初心者の大人の方の稽古では、無理無駄な力を抜くことに苦労されていたと思います。体を力ませ、力を用いねばかからない状態であれば、無理をして技を掛けようとせず、どこに原因があるのかを見つけてください。正しくない動きを重ねてしまえば「習い性となる。」の言葉どおり抜け出せなくなってしまいます。
  1. 2008/01/19(土) 20:40:12|
  2. 柔術 業

腕の重さ、肩の重さ

 今日の渋川一流柔術の気付きですが、主に上下動によって技を掛ける「掻込」「上段絞り」等の動きについて少し述べます。
 無双神伝英信流抜刀兵法の場合も同じなのですが、心が技を掛けたいと焦るばかりに腕や肩が体から遊離してしまい、結果として腕力、肩の力を用いて技を掛ける動きなっている方がおられます。
 これを解消するために、脇をしめるとか、肚に力を込めるとかといった意識的な動きは全く必要がなくただ、正座の状態を思い出していただければ良いかと思います。何もせずそこにあるままの状態であれば、当然の事ですが引力に引かれ肩や腕は下方に下がります。このとき、指導している方法により座れていれば、脇はしめようとせずとも自然な位置にありますし、肩もしかるべき位置にあります。また肚も充実しています。
 かって同門にも、ことさらに「脇をしめ、臍下丹田に力を込め」と指導された方がおられますが、畢竟、姿勢のありようや、心の持ちようが異なっているために上半身に無理無駄が働き下半身が虚になるので意図的にそうしなければ不安定極まりなくなってしまっているのですが、それでは固着された姿勢ができ、自由はありません。
 さて、話が少し脇にそれましたが、腕、肩には当然の事ながらかなりの重さがあります。この重さを使うこと無しに、腕や肩を動かすことによって技を掛けようとするためにかえって技が効かないという状況に陥ります。まずは腕や肩の無理無駄を排除し、重さを有効に使う工夫をしてみてください。
 これは刀を上から下へおろすときも同じです。腕、肩が引力に引かれ無理無駄な力が加わらなければ、腕や肩も刀となります。腕や肩が刀と一体になれば刀の重さは一体どれくらいになるでしょうか。
 工夫してみてください。
  1. 2008/02/04(月) 22:48:50|
  2. 柔術 業

手をとる

 渋川一流柔術の稽古で初めに習う形のグループである履形は受が中段をついてくるのを主に受の手をとって技をかけ、吉掛は右肩を突き押しにくるのを主に受の手をとって技をかけます。いずれの方のグループも隔離状態からの動きを制するという初心者にとっては難しい状況になっています。
 相手の手をとって技をかけるのですが、どうしても、掴む→技をかけるというように、手をとることと技をかけることが二つに分かれがちです。しかし、これでは動きに段がついてしまいますので、そこを相手に返されてしまいます。
 履形や吉掛の形は離れた状態にある相手が動いてくるその動きをそのままこちらに頂いて技をかけますので、相手に触れた瞬間には、さらに言えば相手の動きの初めから、まだ接触していない段階から技をかけ始めているのです。そこを間違えて稽古をすると、いくら早く動けるようになったとしても、いつまでたっても隙は残り続けます。
 まず、相手に接触した時点で技が掛かり始めるという所をしっかりと稽古してください。  
 
 3月30日(日)に一般に公開した自由参加形式の貫汪館居合道講習会を実施します。講習会のテーマは『自由に動く為の大森流の稽古のあり方』です。詳しくは貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流抜刀兵法 稽古のページを御覧下さい。 

 
 無双神伝英信流抜刀兵法を稽古していただいている劇団夢現舎の公演 No.21『続・遺失物安置室の男』が明日から3月4日まで行われます。東京に出かけられる機会があれば是非、御観劇ください。詳しくは劇団夢現舎のホームページ(←クリックしてください)を御覧下さい。 
  1. 2008/02/25(月) 22:21:33|
  2. 柔術 業

間合

 日本古武道振興会主催の明治神宮奉納演武会の渋川一流柔術の演武では師範代が三尺棒、私が十手・分童・居合の演武をしました。
 三尺棒は三尺棒での打ち込みに大して素手で応じる形であり、十手・分童・居合は刀による斬り込みに十手や分童あるいは素手で応じる形です。
 これらの稽古で大切なのは間合であり、間合を読み間違えれば相手は自分に近く自分は相手に遠いと言う非常に困った状況になってしまいます。 相手の得物の間合を知ること無しに得物に対することは絶対に不可能です。逆にいえば自分がそれらの得物を使いこなせなければ、それらの得物に対することはできないのです。
 形の稽古をしても、得物の扱い方を知らぬものが受となって打ち込み、斬り込んできた所で、それは初心者の攻撃をかわす役にはたっても、ある程度それらの得物を使いこなせる者に対処する稽古にはなりません。往々にして、打込(対懐剣)の稽古でも受が懐剣の間合を知らないためにいい加減な稽古になってしまうことがありますし、さらに長い三尺棒や刀を扱わねばならぬ稽古では極端に間合の詰まった稽古を目にすることがあります。これはそれらの得物を使いこなせないことによって生じます。
 より深い稽古をしようとすれば得物の間を知るためにも得物の扱いにも上達しなければなりません。
身を守る技術を身につけなければならない古武道においては現代武道のように競う条件を統一してという前提はありません。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の[久留米の武道史]のページの薙刀・長刀の項の楊心流に解説を加えています。御覧下さい。

  11月15日(土)18時半から21時まで、16日(日)9時半から17時まで久留米市での指導稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流の稽古のページ に記してある連絡先へご連絡ください。 
 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。

 貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の無双神伝英信流抜刀兵法と渋川一流柔術の行事のページに明治神宮奉納演武の写真を載せました。御覧下さい。
  1. 2008/11/05(水) 20:46:50|
  2. 柔術 業

手の内

 先日、渋川一流柔術の初心者の方の稽古を見ていて感じた事を記します。
初心者の方が初動で固まる事が良くあるので、観ていたら手の内に問題があることがわかりました。
 渋川一流柔術の師 畝重實嗣昭先生が私の手をとられ業をかけられたときの手はつきたての餅のようであったと以前もお話しましたが、先生の手は柔らかく暖かく、かといって、ずしりと全体が重く、もたれた時に反発する気持ちが起こらない手の内をされていました。
 初心者の方の動きを観ていると、初動で受の手をとる時に掴もうとされているのです。しっかりと掴もうとするが故に、自分の肩、腕に不必要な力みが入り、重心は高くなり肚は抜けてしまい結果として技がきまらなくなってしまっています。きまらないためにさらに焦って腕や肩に余分な力を込めて決めようとされる方も居られます。しかし、それでは腕や肩が体から遊離してしまうんですから、ますます、きまらなくなってしまうだけなのです。
 初心者の方に心掛けていただきたいのは相手との接触ははじめは「そっと」ということです。はじめに「そっと」でなければ相手を自分の中に取り込み自分の中心が相手を含めた中心になることは困難です。掴むのではなくしっとりと手の内全体で接触するということを心掛けてみてください。

 貫汪館ホームページ(←クリックしてください)の渋川一流柔術の行事のページに厳島神社奉納演武の写真を載せました。御覧下さい。

  12月13日(土)6:30~8:45、14日(日)9:30~16:45の間久留米市荘島体育館で稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページの稽古のページの連絡先よりご連絡ください。 
   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。
  1. 2008/12/03(水) 21:30:18|
  2. 柔術 業

居合(渋川一流柔術)

 土曜日の渋川一流柔術の稽古で上級者の方に居合(素手で刀に対する形:渋川一流柔術では素手で刀に対処する形のグループも居合といいます。また所謂居合・・・抜刀術・・・も存在します))を行っていただきましたが、参考までに今後の課題を述べさせていただきます。
 一つ目は臍下が動きの中心にならねばならないということです。刀をとることに意識が奪われどうしても上半身の動きが中心になっているために微妙な間合いの調節が困難になっています。臍下丹田は下半身と上半身の動きを統合しますので。動きの中心がこれより高い位置にくれば、上半身中心の動きになってしまい、脚は働かなくなってしまうのです。不安を覚えるかもしれませんが、上半身はゆったりと臍下丹田にあずけて動いてください。
 二つ目ですが、相手とのはじめの接触は極力やわらかくなければなりません。相手の動きをこちらに取り込み二人の中心を自分の中心にするためには、短時間であっても徐々に相手を取り込まなければ相手はその変化を嫌ってしまいます。つまりガツンと当ってしまえば相手もこれにすぐに応じて変化してしまうので、業にはならないのです。形では手順がきまっていますので相手が変化することはありませんが、心して稽古してください。
 三つ目ですが、たとえ柔術の稽古といえども刀に対処する稽古である以上、受の刀を遣う技術が低ければ、捕の刀をとる技術もレベルの低いところに止まらざるを得なくなってしまいます。鯉口、居合は受が刀の扱いに習熟しておかなければ良い稽古にはなりません。棒術しかり、十手、分童、鎖鎌もまたしかりです。
 工夫してください。
 
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの[久留米の武道史]剣術の項の「浅山一伝流」に解説を加えました。お読みください。

  12月13日(土)6:30~8:45、14日(日)9:30~16:45の間久留米市荘島体育館で稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページの稽古のページの連絡先よりご連絡ください。 
   福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。 
 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)を開設しました。これから徐々に更新していきますので御覧下さい。
  1. 2008/12/08(月) 21:15:32|
  2. 柔術 業

込入

 昨日の渋川一流柔術の稽古では少し進んだ方に「込入」の稽古をして頂きました。込入とは受が捕の両胸襟を掴んで押すのを返す形のグループです。
 はじめに稽古する履形は主に離れた状態にある相手の起こりを抑えたり、はずしたりして技をかける稽古で、次の吉掛は同じく離れた状態にある相手の動きを主に吸収して技をかける稽古をし、込入では接触状態にある相手の動きを主に吸収してから技をかけます。ある面、吉掛と共通していますが接触状態にあるのでこちらの動きが悪いと直接相手の動きが伝わり、こちらが技をかける前に崩されてしまいます。
 昨日の稽古でも崩されている方がいました。原因の一つはかたさにあります。かたさといっても立位体前屈等における柔軟性を言うのではなく、体の力みがあることを言っています。
 込入においては相手が押すという形の条件はかわりませんが、相手によって、どれくらいの出方をするか、あるいはどれくらいの速さ、重さで押すかはかわってきます。したがって相手が動き、その力がこちらに伝わる前には、それらを読んでおかなくてはなりません。頭で計算するのではなく体で感じなければならないのです。
 体が固い人は相手の動きが胸に伝わってくるので胸で感じて胸を中心に動いていました。したがって脚が自由に働かないので脚を下げたときにはブレーキをかけて止まっています。脚が固まってしまっているのですから全くあそびはなく少しでもよみが違えばそのつど崩されてしまっているのです。
 相手の力は胸に伝わりますが、それを感じて体を動かすのは臍下丹田です。情報は胸から臍下丹田に伝えられ、体を開く事によって後方へさがり相手の動きを吸収していきます。そのためには情報をえるために上半身はごく柔らかな状態に泣けれbなりません。状態が硬ければ得る事ができる情報は限られよみは働きません。持たれたところを柔らかくというのですから、不安はあろうかと思います。
 

  12月13日(土)6:30~8:45、14日(日)9:30~16:45の間久留米市荘島体育館で稽古会を行います。興味のある方は貫汪館ホームページの稽古のページの連絡先よりご連絡ください。 
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  1. 2008/12/09(火) 22:11:26|
  2. 柔術 業

礼式

 渋川一流柔術にとってもっとも大切なものに礼式があります。
 礼式は「履形」や「吉掛」などの多くの形のグループの始めにおかれ、きめはなく渋川一流柔術が他と争うことなく、何か仕掛けられた場合にこれを押し返すのみであるという理念をあらわしています。しかし、これを形式としてだけ行っていては最も大切なものを失ってしまいます。
 各礼式とも受を押し返した後、捕は左膝をつき手は壇中の前に掌を下にして位置させます。その後、気合とともに体を開き両手は左右に広がります。受は立姿勢のまま両足をそろえて立ち、手は壇中の前に掌を下にして位置させます。その後、気合とともに左足が後方にさがりつつ体を開き両手は左右に広がります。
 この動作ができていない方が意外と多いので、少しこれについて説明します。
 捕も受も両手を壇中の前に位置させたときには下半身も上半身も無理無駄なく床にあずけていなければなりません。このとき体は天と地の間にあって天と地の気を感じています。
 左右の手は壇中の上でも下でもなく正しく壇中の前に位置します。これは心の働きと関連する重要な位置ですので絶対にないがしろにしてはなりません。また、ここに位置するのは臍下丹田から背をとおり脇下よりでた腕をへた手であって、絶対に肩からでた腕につながる手ではありません。この手が意識できなければ、左右の手が壇中に位置しても形だけで心は治まることがありません。
 また、左右の手が開くのは臍下丹田を開くからであって、左右の手先を動かすわけではありません。つまり、結果として左右の手が動いているのです。左右の手を動かしてしまえば、その後の形の稽古はすべて手先の動きとなってしまいますので絶対に避けねばなりません。
 開いた後、両手は静かに体側に降りていきますが、これも手が下りるのではなく気が臍下により沈むことによってなされます。
 工夫を重ねてください。


 渋川一流柔術の七尾道場の稽古始は1月5日(月)、廿日市市スポーツセンター武道場での稽古始は1月10日(土)です。
 無双神伝英信流抜刀兵法の七尾道場の稽古始は1月7日(水)、廿日市市スポーツセンター武道場での稽古始は1月8日(木)です。


 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は毎週水曜日の夜、荘島体育館剣道場での稽古です。午後7時位からの稽古ですので興味のある方は直接、荘島体育館剣道場をお訪ねくださり、お声をおかけください。  

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  1. 2008/12/27(土) 21:47:22|
  2. 柔術 業

履形の「礼式」について

 渋川一流柔術の形のグループの始めに『礼式』があります。
 礼式には他の形におけるような極めはなく相手を押し返すのみの動きをなします。これは渋川一流柔術の理念が相手と争う事がないということを現すものであり、大切な理念の稽古となっています。
 始めに稽古する形のグループは履形ですが、この履形の礼式は相手の背をこちらに向かせ右手のひらでポンと相手の右肩を軽くたたき、その後両手で相手の腰を押し放ちます。
 このポンと軽く叩いた後、両手で腰を押し放しす間の「間」が大切なのですが、時としておろそかにしたり、焦って腰を押し放したりされる方が居られますので、注意が必要です。
 相手の形をポンと軽く叩くのは「もうするなよ。」と言うことであり、そのあとの間で相手の体の声を聴かなければなりません。ポンと叩いたのにもかかわらず、相手はまだ反撃しようとするのか、あるいは素直に従おうとするのか、それがわかる為の間ですので、ただ焦って早く押し放したり、、気を抜いてしまったりしては全く稽古にはならないのです。
 単純な動きですが大きな意味があります。工夫してください。


 久留米での無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古会は5月23日(土)18:30~20:45、24日(日)9:30~16:30に行います。興味のある方は無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの稽古日時・場所のページに記してある連絡先にご連絡ください。

 無双神伝英信流抜刀兵法の次回の講習会は5月31日(日)、英信流表の稽古を致します。多くの方のご参加をお待ちいたしております。 貫汪館ホームページの無双神伝英信流抜刀兵法の稽古のページを御覧頂き、どなたでも御参加ください。
 
 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は5月は6日(水)、20日(水)が荘島体育館剣道場での稽古、13日(水)、27日(水)が城南中学校武道場となります。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。時間は午後七時くらいからになります。
  無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2009/05/15(金) 21:28:31|
  2. 柔術 業

懐剣

 渋川一流柔術の「打込」の稽古で受は懐剣で捕に打ち込みます。この単純な打ち込むと言う動作ですが、できていない方がおられます。
 懐剣は右片手で持ちますが、持っているときも打ち込むときも、右肩から先のみしか働かないというのは間違った動きでしかありません。柔術の稽古で初めて得物をもつために得物に居付いてしまうのでしょうが、懐剣はあくまでも臍下で持ち打ち込むのですから、左手は打ち込むという動作をしなくても生きて働いていなければなりません。
 さらに言えば、手順の決まった形ですから、打ち込むのは一度だけですが、実際には失敗すれば再度打ち込んだり、左手を用いて受けかわし、掴む必要も生じてきます。臍下が動きの中心となれば体は均衡を保つためどのようにも動けるようになるのですが、そうでなければ、隙だらけの動きになってしまい、稽古が自分の隙を作り出す為のものになってしまいます。
 また、「打込」のあとは「互棒」の形を稽古します。「互棒」は片手に短棒を持ち懐剣で打ち込んでくる敵を制する形です。この形では左手も用いるため「打込」で懐剣を正しく使う事が出来なければ、これらの形を遣うことは出来なくなってしまいます。
 工夫してください。


 久留米での無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古会は5月23日(土)18:30~20:45、24日(日)9:30~16:30に行います。興味のある方は無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページの稽古日時・場所のページに記してある連絡先にご連絡ください。

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 福岡県久留米市での無双神伝英信流抜刀兵法の稽古は5月は6日(水)、20日(水)が荘島体育館剣道場での稽古、13日(水)、27日(水)が城南中学校武道場となります。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。時間は午後七時くらいからになります。
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  1. 2009/05/21(木) 20:03:43|
  2. 柔術 業

 形稽古は動きを養うために行われます。とくに渋川一流柔術ではじめに行う履形は最も大切で、ここで動きの基礎を養っておかなければ以後の吉掛・込入・打込などの形に進んでも手順を覚えただけになってしまいます。
 履形では相手の動きを押さえ、投げ、きめる原理を学びます。その原理を学ぶためには受は常にニュートラルな状態になければなりません。本来相手の状態に応じて掛ける技は異なっています。相手の勢いが弱いのに無理やり「返返」を掛けることはありませんし、相手の重心が自分より低いのに無理やり「負投」を掛ける事はありません。
 しかし、受がニュートラルな状態になければ、かからない技を無理やり力任せに掛けてしまわなければならなくなってしまいます。そうなっては基礎を養うべき履形の稽古は何の意味も成さなくなってしまいます。
 受の動きをおろそかにすることはできません。工夫してください。


 貫汪館広島護国神社奉納演武会は4月4日(日)午前9時半から実施いたします。 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/03/29(月) 21:25:31|
  2. 柔術 業

負投・腰投は

 負投・腰投などの自分の体の上を相手が通過する投げの業のレベルを量るものさしは、相手を投げるときに自分が踏ん張ったかどうかにあります。
 投げの理想は自分の上を相手がひとりでに転がって落ちることにあり、自分が相手を持ち上げて投げることとは異なっています。自分が投げるという意識がある方は投げる前にタメをつくり下肢で踏ん張って相手を持ち上げてそれから投げ落とすのですが、これでは刃物を持った相手に働ける時間を与えてしまいます。
 投げは重心を操作することによって行うのであり、力任せに行うものではありません。稽古のときに自分自身の動きはどうなっているか確認してください。 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/04/23(金) 21:25:02|
  2. 柔術 業

下方への動き

 渋川一流柔術には返投や捻付、巻返など自分の体が下方さがりながら相手に技を掛ける動きが多くあります。
 この下方に体が下がるときの動きが初心者の方にはなかなか難しいのですが、出来ない方の多くが下肢を突っ張って立っておられます。つまり下肢を固めてしまっているのです。固めているものを下方にさげようとすれば、緩めなければならないのですが、下肢を固めて技を掛けようとしたために上半身まで固くなり、どうにもならない状態を作り、無理に体を動かさなければならなくなっています。
 大切なのはふわりと立つことなのですが、そのためにはそけい部が緩んでいなければなりません。そけい部を緩め、下肢を固めなければ、これでよいのかという不安を覚えると思いますが、そこからしか始まりません。稽古してください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/04/24(土) 21:25:38|
  2. 柔術 業

半棒術

 最近半棒の稽古を始められた方がおられますので記しておきます。半棒は六尺棒の長さの約3分の2しかなく刀の長さと殆ど変わることがありません。したがって長さを利して用いる六尺棒のような用い方はできません。
 間合いが接近している為に半棒では体で刀の斬り込みをかわし、打ち込みますが刃がついているわけではなく打撃力が必要となってきます。しかし力と考えて腕力を用いるのは最も愚かな方法です。
 澁川一流で用いる「意治」または「意地」という用語は難波一甫流に由来しますが、「意治」とは全てを臍下に納め臍下丹田力を用いることを言います。全てを臍下に収めるとは文字通りからだの中心が臍下にあることをいい、力は臍下より発します。肩や肘、手首といった末端を用いる意識は捨ててしまいます。稽古しなければできないことですが、手順を覚えたらすぐにこの稽古に入らなければなりません。
 また打ち込んだときは木刀と半棒が強く打ち当たるため始めのうちは手の内にジーンと痺れを覚えるかもしれません。これはかまわずに稽古しておればやがて体が最適な手の内を覚え痺れはなくなってきます。工夫と稽古を重ねてください。
 
 劇団夢現舎が6月18日(金)、20日(日)第三回ルナティック演劇祭(下北沢小劇場「楽園」で公演を行います。パンフレットを御覧いただき是非お出かけください。

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 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/06/17(木) 21:25:00|
  2. 柔術 業

四留

 渋川一流柔術の稽古は始めは相手との間合が開いた状態(履形・吉掛)次に相手と接触した状態(込入)、さらに相手とはなれた状態(打込・両懐剣・互棒)、再び相手と接触した状態(四留)と続きます。
 これらの形の内では四留が最も相手との接触が強い形で、両手で両手を捕られる動きは自分の自由を制せられてしまいますが、同時に相手の状態が最も分かる形でもあります。
 自分の手が触角となるのですから手を通じて相手の重心の位置、偏り、力の用いよう、心の状態等々が読めるはずです。相手を読むためにはこれほど良い稽古はありません。
 しかし形稽古を手順の繰り返しとのみ考えてしまう方は、この稽古もやはり手順を繰り返すだけになってしまいます。相手にお構いなしに自分が動けば技が掛かるというものではありません。形稽古ですからなんとかなっても実際の場合には何ともならないものです。せめて四留の形の稽古に至ったら、相手を読む工夫がなければなりません。

 貫汪館居合講習会を7月11日(日)に開催いたします。今回の講習会では太刀打・詰合を中心に稽古します。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古のページを御覧になり、どなたでもご参加ください。 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/06/30(水) 21:25:48|
  2. 柔術 業

御膳捕

 以前にも述べていますが「御膳捕」は全く派手さもなく、動きも少なく下手をすればこんなことは誰でも出来ると思われがちな形ですが、「鯉口」「居合」の前に稽古すべき非常に大切な形です。この形を疎かにしていては「鯉口」「居合」ができないだけでなく柔術の業のレベルも上がる事はありません。
 簡単に成すべき事を述べておきます。
 
 受の右手が自分の左膝に置かれたときに相手の全てを感じ取る事。
 受の手を戻す時には確実に人文の重心が相手の重心よりも下にあること。
 技をかけるときには最初に自分の手が接した時点で受を制している事。とって技をかけるでは遅すぎます。
 もっと言えば受が動きを起こそうとした時点で受を制していなければなりません。

 以上の工夫が「御膳捕」で出来なければ「御膳捕」の稽古は無意味になってしまいます。

 貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法 稽古のページに9月12日(日)の居合講習会のご案内をのせました。今回の講習会のテーマは奥居合・・・「立つ事」です。HPを御覧になりどなたでもお越しください。 

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/09/09(木) 21:25:16|
  2. 柔術 業

違捕

 「違捕」は立ち技で絞められるのを脱する技であるためか、絞められるまで棒立ちして待っている方をよく見ます。履形や吉掛のような相手が突いてくる形であればその動きに対応するために棒立ちにはならず、初めから体の備えができている方でさえそうなっているのですから不思議です。
 絞め技も上手な人であれば瞬時にして絞め落とされてしまいますので履形や吉掛のように受が突いてくる形と同様に油断して待っては居られません。
 したがって受の手が伸びてきたときには対応できなければならないのです。形であるので絞められるという状態を作りますが、実際には絞められる状態になる前に対応できていなければなりません。
 思い違いはされないでください。 

 貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法 稽古のページに9月12日(日)の居合講習会のご案内をのせました。今回の講習会のテーマは奥居合・・・「立つ事」です。HPを御覧になりどなたでもお越しください。 

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  1. 2010/09/10(金) 21:25:53|
  2. 柔術 業

「絞リ」

 澁川一流柔術の「絞リ」の形をかける時の右手の動きを間違えている方がたまに見受けられますので念のために記しておきます。
 「絞リ」(※上段絞りではありません)の形では右手は相手の右手を返にとりますが、このとり方は返投や柔投げのように左手で取るときとは異なっています。
 返投や柔投げの形で左手で相手の右手を取るときには自分の右手の親指は相手の右手の甲にかかっています。しかし「絞リ」では自分の右手の親指は相手の右手の手首の関節にかかっています。したがって「絞リ」の最終局面では自分の右手は相手の手の甲を取っているのではなく、相手の手首及びそこから肘関節方面を取っていることになります。
 この違いは業の効果と言う面で大きな違いをもたらしますので十分に気をつけて稽古しなければなりません。不明な点があればご質問ください。
 
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  1. 2010/10/06(水) 21:25:02|
  2. 柔術 業

礼式

 澁川一流柔術の稽古で最初に行う礼式は技のきめはなく只相手を押し返すだけの動きをします。これは澁川一流柔術が敵と争う為のものではないという理念を表していますが、思想を表す動きだとのみ考えてはなりません。正しく行えれば礼式の動きは澁川一流柔術の基本が修得できるように仕組まれています。
 たとえば履形の礼式での蹲踞は臍下中心の動き出なければ必ず状態は前後します。またたつ時にも臍下中心から動かず必要以上の脚力を用いて立てば、はじめの体を床に預けた状態に戻る事はなく膝は伸びてしまいます。
 又、つく手を受け、相手を返し、相手の形をポンとたたくとき、手先でこれを行えば以後の動きは全て手先の動きになってしまいます。絶対に肩を浮かせてはなりません。
 また相手を押し返すとき、手力で押し返せば肚は虚になりあとは浮ついた動きにしかなりません。肚と腰で正しく押し返さなければ成りません。
 また片膝ついて檀中に両手を位置させるとき、手この前の動きで肚で押し返せていれば肚と指先はつながっていますが、そうでなければ体はバラバラで臍下を中心として統一される事はありません。臍下から指先までつながっていれば肚を中心として体を開けば指先まで開きますが、手先の動きであれば必ず上半身はぐらついてしまいます。
 礼式をどのように行えているか、再度確認してください。

 16日(土)の稽古は七尾中学校柔剣道場で行います。子供の稽古は09:00~10:00、大人の稽古は10:00~12:00です。お間違えありませんよう。
  
 10月16日(土)17日(日)、久留米に行き、指導・稽古を行います。
16日(土)は久留米市武道館 小道場において18:00時~20:45。
17日(日)は久留米市勤労青少年ホーム 軽運動場において9:30~16:00
興味がある方は久留米道場の連絡先より御連絡ください。
 
  
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  1. 2010/10/13(水) 21:25:46|
  2. 柔術 業

臍下に納める

 澁川一流柔術の稽古で「捻付」や「絞り」などのように相手を下方に沈める形があります。
 これらの形で間違えやすいのは相手を押さえつけるという動きになることです。押さえつけようという意識が働く事により下半身よりも上半身が強くなり、自分の重さを相手に利用する事が出来なくなり腕力のみで文字通り押さえつける動きになってしまいます。また押さえつけた場合には自分より遠くに相手を位置させていますので、そのまま相手を制し続けようとするとますます腕力を用いざるをえなくなってしまいます。
 これらの技のポイントは相手を自分の臍下に納めてしまう感覚を持つことです。臍下に納めるのですから相手は自分の身の内でコントロールしています。それによって不必要な腕力を用いる必要はなくなり、また自分の重さを利していますので相手を抑えるにも腕力を用いる必要はなくなります。
 稽古してください。

 久留米道場の稽古記録が更新されています。お読みください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2010/10/21(木) 21:25:16|
  2. 柔術 業

檀中

 渋川一流柔術の礼式について以前も述べた事がありますが、礼式のなかで捕が受を押し返し、双方が胸前に両手を持ってきたときの位置があいまいな方が居られますので述べておきます。
 両手の指先は澁川一流での檀中に位置します。澁川一流でのと断わったのは同じ名称でも流派によって位置が異なるからです。
 檀中は胸に手をあてて心の奥底で思索する時や、神仏に手を合わせるときなど一番心が落ち着く位置です。礼式の時両手の指先の位置が檀中より下がってしまうと心が虚になってしまいますし、高くなってしまうと臍下を中心とした体が虚になってしまいます。両手の指先はどこでもよいということは無いのです。
 この理は無雙神傳英信流抜刀兵法においても業の中で用いる理です。稽古のときに会得してください。

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  1. 2010/10/28(木) 21:25:13|
  2. 柔術 業

目付け(柔術初心者の人へ)

 柔術の稽古を始めたばかりの方は、形の手順を追うために自分の目が広く観ることなく、狭く一点に集中してしまう傾向があります。
 たとえば「負投」であれば相手が自分の背にあり相手を見ることは出来ないのですが、投げ落とそうとする畳の一点に早くから目が行き、体が前傾し相手を投げられない状態になっています。
 「捻付」であれば相手の右日に荷だけ目が行き、相手の状態にお構いなしに無理矢理押さえつけようとしています。
 目付けで大切なのは相手を広く観ることです。相手の状態を知る事なしに技がかかることはありません。

 もっと稽古が進んでいけば技をかけるために相手を観るだけではなく、相手が何を隠し持っているのかを知るためにも相手を観なければなりません。素手でかかって来ているとばかり思っていたら何時の間にか懐から刃物が出ていたという事もありますし、相手の短刀を取ったと思ってもまだ隠されている場合もあるのです。柔術は競技ではありませんので正々堂々とという言葉とは無縁です。身を守るためには相手を観ることができなければなりません。
 
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  1. 2010/12/21(火) 21:21:21|
  2. 柔術 業

込入

 澁川一流柔術の「込入」は体が緊張し力む人には難しいようです。両胸襟を取られて押してくるのを相手の力をそらせて業を掛けるのですが、相手の力をそらすために後方に軽く下がったときに、体を固めてしまう癖のある人は中心軸まで固まって、まるで「でんでん太鼓」のように中心が回り、それにつれて体の外側も大きく回ってしまうために、自分が業をかけるためには、一度大きく回ってしまった外側を戻すためにタイムラグがあり、隙だらけの体で相手に対してしまいます。
 「込入」のコツは自分の外側が動いて相手の力をそらしても自分の中心軸は回らない事です。、これは体を固めていては決してできることではありません。工夫してください。

 稽古納めは25日(土)です。午前8時半から9時半まで七尾中学校武道場で稽古を行った後廿日市天満宮に移動して奉納演武を行います。普段の稽古と時間等が異なりますのでご注意ください。
 
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2010/12/24(金) 21:25:53|
  2. 柔術 業

重心を転がす

 渋川一流柔術の形の中で「負投」や「小車」「腰投」「蹴込」などの相手を投げる技は、相手の重心の位置と自分の重心の位置との関係で自然と自分の上を相手が転がっていくようにもって行きます。したがって彼我の重心の位置がわかっていなければ外見上は同じような技を掛けているように見えても、腕力を用いて無理やり投げるしか方法はなくなってしまいます。
 「負投」や「小車」「腰投」「蹴込」等の技を掛けるときの状態を感覚で述べると、自分より高い位置にあるものが自分の上をとどまらずにするすると転がって落ちていく感覚ですので、相手が自分の上を越していったとしても、自分は相手の重さをさほど感じることはありません。
 したがって相手を投げるときに動きが止まり相手の体重をもろに感じていたり、相手を投げるときに極端に筋肉の緊張を感じているのは正しく技を掛けていないことになります。そのような動きをしている方は稽古において彼我の重心の位置はどうなっているのか感じながら稽古してみてください。


 
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  1. 2011/01/21(金) 21:25:28|
  2. 柔術 業

礼式

 渋川一流柔術の礼式はそれぞれの形のグループの前にあり、蹲踞して互いに礼をします。蹲踞するために体を沈めるときも、また礼を終えて立つときも静かに動くように心がけておられると思います。
 はじめのうちはぐらつくことがありますが、これは仕方ない事とありのままに受け止めてください。これを体がふらつかないようにと体を緊張させて固めてしまえば反対方向へと稽古をしていることになります。体の緊張を等しく無くしどこにも偏りなくすれば蹲踞するために体を沈めるときにも次第にふらつくことはなくなります。立つときも同じです。体を持ち上げる最低の筋力は用いなければなりませんが、勢いをつけて立ち上がったり、必要以上に床を蹴って立つことはしてはなりません。
 体を沈め両拳をたたみにつけて礼をするときには臍下丹田から息を吐きながら、立つときには臍下丹田に息を吸い込みながら静かに動くことが大切です。

 
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/01/22(土) 21:25:27|
  2. 柔術 業

履形の礼式

 履形の礼式では受がついてくるのを後方にさがって左手で受の手首を下から捕ります。この最初の動きで躓かれる初心者の方が多いのですが難しいのは下肢のの働きです。
 多くの初心者の方は常に下肢を突っ張って立っておられます。弛んで立つという事を物心ついてから今までの人生の中で行った事が無い場合もあります。したがって後方にさがる時に床を前脚で蹴って後方にさがられるのですが、これでは重心が高くなり、また足を前に出す時にももう一度蹴らなければならなくなってしまい、「どっこいしょ、どっこいしょ」というリズムで動かなければならなくなってしまいます。これでは隙だらけですので、角をつけず滑らかに動いてくださいという指導をするのですが、なかなか答が出ないようです。
 ヒントはそけい部(股関節)の力みをぐらぐらになった様に感じるまで、つまり極限まで抜くことにあります。もちろん膝から下が勝手に動く事もありません。求めてみてください。

 3月19日(土)の澁川一流柔術の稽古は廿日市スポーツセンターが使用できないため、七尾中学校武道場で行います。

 貫汪館 廣島護国神社奉納演武は4月3日(日)午前9時半演武開始です。


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  1. 2011/03/17(木) 21:25:27|
  2. 柔術 業

履形の礼式における手のとりよう

 澁川一流柔術の履形は受が捕の中段または下段を突いてくるのを捕る形で前に出て請けの手首を捕りますが、はじめに行う履形の礼式においては後ろに下がって相手の手首を捕ります。この手首のとりようを間違っている方が居られますので、確認しておきます。
 後方にさがって請けの手首をとるときは左手で請けの右手首を下からすくって捕ります。これを上から抑えるように捕っている方が居られますがこれは間違いですので正してください。
 また履形で受が突いていくとき、手の甲は上に向いています。横に向ける方も居られますが、師は確実に手の甲を上に向けてついておられましたので、これも正して稽古してください。

 今日は朝から雨でした。裏山があり他の家より早く日陰になる我家にも春が来ています。
庭1DSC_0743庭2DSC_0744
庭3DSC_0749庭4DSC_0757




 貫汪館 廣島護国神社奉納演武は4月3日(日)午前9時半演武開始です。

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  1. 2011/03/20(日) 21:25:29|
  2. 柔術 業

礼式における胸前の両手のあり様

 澁川一流柔術の礼式において受も捕も分かれた後には檀中のまえに両手の指先を位置させてそこから体を開きますが、このときの手首の状態が非常に大切です。何度も指導していると思うのですが、未だに理解されていない方も居られるようですので述べておきます。
 檀中の前に指先を持ってきたとき手首が少しでも下方に折れていると、肘が上がり肩は体から遊離してしまいます。結果として体を開く時には肩先からおこない臍下丹田は働く事がありません。
 しかし、手首が手の甲側に折れ曲がっていても肩に力みが生じてしまい、体を開く時には肩先からおこない臍下丹田は働く事がありません。
 居合の鞘手・柄手の手首の状態で述べたように少しでも手首に力みがあると臍下丹田を中心とした動きにはならないのです。
 礼式ははじめに行う大切な動きですので、ここをおろそかにして形だけの稽古をしていては上達する事はありません。

 貫汪館 廣島護国神社奉納演武は4月3日(日)午前9時半演武開始です。

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  1. 2011/03/22(火) 21:25:37|
  2. 柔術 業

吉掛「上段絞り」の両手の位置

 澁川一流柔術の吉掛「上段絞り」の受にかける自分の両手の位置を間違っておられる方がいますので記しておきます。
 「上段絞り」は相手が出してきた右手を、その勢いを殺すことなく自分のものとして手首をきめますが、手首をとる、さがるという動きになってしまうのは論外でこれでは相手に余裕が出来てしまい、形でなければ業は掛かりません。
 さて受の手首に掛かる自分の右手ですが親指は受の手首の関節にかかっています。また他の四指のうち人差し指か中指も相手の手首の関節に掛ります。そうなっていなければ手首をきめる事はできません。
 さて自分の左手ですが左手を右手に重ねている方がおられるのですが、これは間違いです。左手は右手に重なる事は無く左手の親指と人差し指は右手の小指側に軽く接するところに位置します。この位置を間違えてしまうと受の腕はただ真っ直ぐに伸びてしまうだけに成り効果が少なくなってしまいます。
 技の最後は自分の両手の親指側が軽く働いている事は言うまでもなく、また受の拳は自分の体の中央に位置し左右にずれる事はありません。
 細かなところですが間違わずに稽古されてください。

 貫汪館 廣島護国神社奉納演武は4月3日(日)午前9時半演武開始です。

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  1. 2011/03/23(水) 21:25:19|
  2. 柔術 業

履形の返に捕る動き(手首をとろうとして動くのではなく)

 澁川一流柔術の捕の動きは前に出て受の手首を抑えるか斜め前に進んで受けの手首を返に捕るかの二つに大別できます。前に出て受の手首を抑える動きは置いておき、返に捕る動きで多くの方に見られる癖について記します。
 返にとる動きをなす時に最も大切な事は斜め前に出ながら受の拳を交わすことにあります。これを間違えて受の手首をとりながら斜め前にでる動きをされる方が多いのです。
 受の手首をとりながら体を斜め前に進めようとすると、脚は畳を蹴り、自分の肩は体から遊離してしまい、上半身を捻ってしまいます。結果として一歩進んだだけで体は固まってしまい次に動くためには、肩が体から遊離したまま体を捻り戻し、腕力で技をかけなくてはならなくなってしまいます。
 このような動きは無意味ですから、まず畳を蹴ることなく斜め前に出ながら受の拳を交わし、空を突いた受の手首を下半身にのった上半身で捕るように動きます。
 文章にするとほんの僅かな動きの違いのようですが、心して稽古を重ねてください。

 今日、昼前に見えた富士山です。
富士山3.25DSC00006
 

 貫汪館 廣島護国神社奉納演武は4月3日(日)午前9時半演武開始です。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 城南中学校剣道場 19時~20時45分です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/03/25(金) 21:25:27|
  2. 柔術 業

棒術の突き

 渋川一流柔術では棒回しの稽古があるにもかかわらず三尺棒や、六尺棒の「刀と棒」の形において棒を振回す動きは殆どなく、突く動作が多くあります。では回す動きと突く動きは関係ないのかというとそうではありません。渋川一流の棒術の突きは回すことができるから突きの動きが生まれるのです。
 三尺棒においては棒で打ち込んできたり、締めてくるのをとって、そのとる動きの延長で相手を突きます。相手から棒をとる動きは棒を回す動きと密接に関係しており棒をとった動きがそのまま突きへと変わっていきます。「とる」「突く」という別々の動作ではありません。
 また六尺棒の「刀と棒」の形においては回す動きなく突きを出す形がおおいのですが、この動きにもまた棒を回す動きが活きているのです。「刀と棒」の形においては棒は下段をとっています。これがヒントです。
 自ら気付くよう工夫してください。


 4月9日(土)、10日(日)久留米において指導いたします。
9日は北野体育センター体育館で18時30分から21時まで
10日は荘島体育館 軽運動室で9時から15時半まで稽古いたしますので、興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。


 4月30日(土)の稽古は前倒しして4月29日(金)に行います。稽古時間は午前9時~12時までです。場所は廿日市スポーツセンター武道場ですのでお間違えのないようにしてください。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)です。
  1. 2011/04/07(木) 21:25:25|
  2. 柔術 業

体をおろす(そけい部の緩み)

 澁川一流柔術の形の多くは、受の関節を抑えたり曲げたりする場合に技をかけつつ自ら体をおろしていきます。このとき、動きが歪む方の多くは相手を床に抑えようとして接点である自分の手の位置を下げていきます。その結果、自分の重心は浮き腰は後から遅れてついてくるという非常に不安定な状態になっています。形であるので技を返される事はありませんが、実際には相手に裏を取られてかえって抑えられてしまいます。
 あくまでも動きは臍下丹田が中心であり、体が下方に降りるのは、そけい部が弛むことによって行われます。手先からさがらないまでも、自ら脚を無理にまげて体重を支えつつ体を下ろしている方も居られますが、それは間違った動きです。
 初心者の方には蹲踞をしてまた立ち上がる稽古をして頂いているはずですが、体をおろす時も立つ時も、中心線を保持し、動きの勢いは使わず、極力脚を緊張させないような稽古を重ねなければなりません。所謂スクワットをして足腰を鍛えているわけでは有りませんので考え違いはしないで下さい。
 この動きは無雙神傳英信流抜刀兵法の「陰陽進退」の張り受けから斬撃への動きや「流刀」「順刀」で納刀前に脚を開く動き、また「逆刀」で倒れた敵の上に刀を位置させるために体を下ろす動きにも共通していますので工夫してください。

 4月30日(土)の稽古は前倒しして4月29日(金)に行います。稽古時間は午前9時~12時までです。場所は廿日市スポーツセンター武道場ですのでお間違えのないようにしてください。
 
5月7日(土)、8日(日)に久留米で指導を行います。稽古場所は後日お知らせします。
5月7日(土)は午後7時~8時45分
5月8日(日)は午前9時~午後3時
興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。

 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無雙神傳英信流抜刀兵法 久留米道場の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
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  1. 2011/04/21(木) 21:26:52|
  2. 柔術 業

気合

 澁川一流柔術では受が仕掛けたり、捕が技をかけるときに気合をかけます。この気合を安易にかけてしまうとかえって上達を阻害してしまいますので注意が必要です。
 気合をただ「エイッ」という大きな声を出すだけだと思い、喉や胸から声を出す方も居られます。しかしこのような気合のかけ方をすると気合をかけないときよりも重心が上がってしまい下半身は虚となり上半身中心に技をかけてしまうことになります。
 気合はあくまでも臍下丹田から出るものでなくてはならず、そうであって初めて気合をかけることによって体を練る事が出来るようになります。
 いままで、安易に気合をかけていた方は思いを変えてください。


 4月30日(土)の稽古は前倒しして4月29日(金)に行います。稽古時間は午前9時~12時までです。場所は廿日市スポーツセンター武道場ですのでお間違えのないようにしてください。
 
5月7日(土)、8日(日)に久留米で指導を行います。稽古場所は後日お知らせします。
5月7日(土)は午後7時~8時45分
5月8日(日)は午前9時~午後3時
興味のある方は久留米道場の連絡先へ御連絡ください。

 次回の貫汪館居合講習会は5月22日(日)を予定しています。講習は大森流や英信流表の難易度の高い形について行う予定です。詳細は後日お知らせいたします。

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  1. 2011/04/23(土) 21:25:41|
  2. 柔術 業

吉掛「平押」

 吉掛の「平押」の動きは右手で受の右手首を取り、左手刀で受の右肘を押さえる形ですが、この動きを文字通り押さえると解釈してしまったら業にならなくなってしまいます。
 押さえるという意識をもつと、右手はしっかり受の手首を握りしめ、左手は左肩を動きの中心として下方に下ろそうとしてしまいます。これでは肩の筋力がよほど強くなければ技は効きません。右手は受の手首に密着して遊びがない程度にくっつき、受の拳は自分の胸に触れさせ自分の身体の一部とします。さらに左手刀で受の肘を押さえるには左手刀は受の右肘を押さえ込むことはなく受の肘の芯を捕らえたまま臍下丹田を中心にあたかもお辞儀をしているような動きをなします。これにより最初に自分の体の一部となった受の拳に続く前腕は下方におり、また左手刀は押さえることなく下方に下ります。つまり、筋力を用いているという実感はなく押さえる事が可能になります。稽古を重ねてください。

 貫汪館居合講習会を7月10日(日)に行います。今回の講習会のテーマは「居合のありよう」です。素抜き抜刀術以外の形(太刀打・詰合・大小詰)や大石神影流の形の稽古を通じて居合のありようのヒントを得る事を目的とします。貫汪館HPの無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古のページを御覧頂き、どなたでも御参加ください。
 
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  1. 2011/06/09(木) 21:25:12|
  2. 柔術 業

稽古法(棒廻し)

 渋川一流柔術の稽古法に棒廻しがあります。これは昨日述べたように短いもので稽古するというわけにはいきません。棒が廻るのは棒の重さと長さを利用しているからです。
 大きなものは一度動き出すと止まろうとはしません。棒廻しは六尺棒が動き出す初めの力を加えてやるといつまでも回転しようとする力が働きます。ただしこのためには自分の臍下が回転の中心となり、回転を妨げるような力を加えないことが必要となります。
 よく子供たちがしてしまうように自分で棒を回そうとして取りに行っては回転に抵抗を加え、また新たに力を加えて回転させ、さらに取りに行っては回転に抵抗を加え、また新たに力を加えて回転させというやり方は棒の働きを殺してしまいます。
 棒が生きて回転するためには以下のことに留意して稽古しなければなりません。

 全身はすべて無駄な力を抜き、棒のみが廻っているという感覚となること
 自ら棒を回そうとするのではなく棒が廻ろうとするのに軽く力を添えてやること
 棒の回転の中心は臍下丹田であること

 棒廻しの稽古は刀と棒の形を稽古する場合の突きの動きへと変化していきます。一人稽古できるように棒廻しの稽古があるのですから納得いくまで稽古してください。

 富山県氷見市を訪れた後は帰路につき、一般道をひた走り若狭湾を経て山陰に至り、翌日、鳥取砂丘を初めて目にしました。
砂丘1DSC02939
砂丘2DSC02941

 貫汪館居合講習会は10月2日です。

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  1. 2011/08/21(日) 21:25:52|
  2. 柔術 業

目線

 渋川一流柔術の稽古で相手に背を向けて大きく投げる動きの形が苦手な方の多くが投げる前に目線が下に落ちています。相手に対しているときの方は相手の目を見ているために目線が落ちることはないのですが、相手を背にしたときには気が焦り、投げる前から下を向いているのです。
 投げる前に目線が下に落ちてしまうと首や背は床面に向かって曲がっており、すでに投げた後の体勢になってしまいます。投げた後の体勢から相手を投げようとするのは非常に困難で、腕力がよほど強く腕で投げれる人でなければ不可能です。
 自分の目線がどうなっているのか確認してください。

 昨日仕事から帰り裏山に上り栗は落ちていないか探してみました。沢山というわけにはいきませんでしたが、いくらか落ちていましたので拾って帰りました。栗のいがの痛さも1年ぶりに思い出しました。父のおやつくらいにはなりそうです。
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 居合講習会の写真を貫汪館ホームページ・無双神伝英信流抜刀兵法稽古のページに載せました。ご覧ください。

  無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場の稽古は毎週水曜日 荘島体育館 軽運動室 19時~21時です。興味のある方は 無双神伝英信流抜刀兵法 久留米道場のホームページ(←クリックしてください)の《稽古日時・場所》に記してある連絡先からご連絡ください。
  1. 2011/10/04(火) 21:25:04|
  2. 柔術 業

六尺棒の突き

 柔術の稽古を始に六尺棒の基本の方である棒対棒の形を行っていますが、ここで疎かになっているのが突きの動きです。
 基本的なことから述べますが、相手に対して前に出ている足の爪先は前方に向いていなければなりません。子供たちの中には半身になることが苦手で両爪先が横を向いてるものもいます。相手をしてくださっている大人の方はよく見て指導してください。
 次に棒を打ち合わせてから突きに移るときの動作ですが、右手はできるだけ大きく開き棒端を持つようにします。子供たちの中には打ち合わせたら、右手をそのままの位置に保持して突こうとする者がいますが、これでは棒の長さを十分に使うことはできません。指導していただいている方はよく見て指摘してください。
 最後に右手が腰に位置し突き始めるときは腰の前方への移動に乗せて上半身が動き腕が動いていきます。そのとき左手の内は滑らせることによって棒は相手へ伸びます。子供によっては左手の内を滑らせず握ったままにして棒を使う者もいますのでよく見て指導してやってください。

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  1. 2011/10/08(土) 21:25:21|
  2. 柔術 業

膝で抑える

 渋川一流柔術の形で相手を仰のけに倒したときにの多くは技膝で相手を抑えています。また、無双神伝英信流抜刀兵法の詰合いの「岩波」も膝で相手を抑えます。
 抑えた時の体勢が下肢が突っ張り腰が高くなっていれば相手に重さはかかることがなく抑えたと思っていても相手はこれを簡単にはねのけることができます。
 このようになる原因は相手を倒し投げるときに上半身を用いていることにあります。上半身中心に動いているのですから」相手を投げた時には下半身は虚であり相手が下方に下がっていくにつれ下半身は高くなってしまいます。安易に結果を求めて上半身を働かせてしまうので、このような体勢になってしまいますので、難しくても下半身で相手を倒し投げる稽古を重ねなければなりません。上半身で相手を倒し投げる癖がついている方には動きを変えることは難しいかと思いますが、動きを変えることなく上達することはありませんので覚悟を決めて稽古してください。
 子供達を指導していただいている方も、子供の体勢がおかしかったら抑えた姿勢ではなくその前の動きを正すように指導してください。

 今年も藍の花が咲きました。今年は染めれるだけ育てたのですが、生葉染めをすることなく夏が過ぎ去ってしまいました。来年のために種を取っておきたいと思います。
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  1. 2011/10/09(日) 21:25:32|
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Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
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