無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

履形

 澁川一流柔術の基本は履形にあります。履形によって相手との間合いと呼吸、臍下丹田を中心とした澁川一流柔術の基礎を養います。したがって、上達するためには無理なく静かに臍下を中心とした動きをしなければなりません。
 業を掛けなければならないからと焦って素早くまた力強く動こうとすると上達からは遠ざかってしまいます。また、はじめて初心者の稽古相手になるのは相当に稽古を積んで、どのように稽古すれば上達するのかということがしっかり理解できている方でなければなりません。
 正しく導かれることによって正しく上達していきます。

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  1. 2018/05/20(日) 21:25:00|
  2. 柔術 業

大小詰

 無雙神傳英信流抜刀兵法の大小詰はそれまでの居合の稽古が正しかったかどうかが、よくわかる稽古です。
 大小詰の稽古では相手を付けながら上半身の、特に腕や肩の筋力を用いても技がかからない形が多いため、それまでの素抜き抜刀術で自己満足のために肩や腕の筋力を用いて上半身で刀を振りまわしていた人にとっては困難な形で、正しく臍下丹田で動く稽古をしてきた方には、こんなに楽に技がかかるのかと思えます。
 成果が出るように、この形に至るまで正しく稽古を重ねてください。

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  1. 2018/05/19(土) 21:25:00|
  2. 居合 業

自分の考えをこわす

 私が初心者であった頃、師の動きを見て、あるいは技をかけていただいて、速いとか力強いと感じても、師は速くも力強くも動いておられないと話されたことがあります。
 自分のこれまでの常識で「速く動くためには瞬発力が」とか「強く動くためには筋力が」という思いがあるので正しく見えず、師から教えられてもいない方法で何とかしようと思ったこともあります。しかし稽古しているのは業の世界ですから「ゆっくり速く」とか「筋力を用いずに強く」といったことが成り立つ世界だったのです。自分の中のそれまでの考えを捨てるまでは上達が始まりませんでした。

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  1. 2018/05/18(金) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

 稽古を始めたばかりの頃は、いくらお話を聞いても理解できない事ばかりです。「刀を振るのに力を用いない。」と指導されても、「そんなことをしたら刀が振れない。」と思ったり、「抜付けで柄を握らない。刀が手から離れて飛んで行ってもかまわないと思わなければならない。」と指導されても、「そんなことをしたら刀が手から離れて道場の壁を壊し、刀が傷んでしまう。」と思ったりします。
 稽古し、指導に随おうとしていればやがて体で理解できる時がやってきます。指導されたことが腑に落ちるときがやってくるのです。あきらめずに求め続ければ必ずその時がやってきます。

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  1. 2018/05/17(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

基本の基本

 澁川一流柔術の基本は履形で、履形にある形が他の形のグループに応用されていきます。しかし、履形の手順を覚えれば、基本が身についているのかというと、そうではありません。履形を本当の意味で身につけたというには履形の各形に共通している基本を身につけなければならないのです。
 立ち姿勢では重心は臍下丹田に落ちている。肩腕の筋力を極力使わないので体の重さが相手に作用する。相手を押さえるときにも筋力を使わず、必ず自分の重さが相手に作用する。等々
 このような動きをすると、抑えたり、きめたり、投げたりという力を自分自身で感じることは薄くなっていきますが、このような状態になれることを基本を身につけるといいます。

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  1. 2018/05/16(水) 21:25:00|
  2. 柔術 業

初心の稽古は

 武道の稽古は相手に対応するためにあるので、ほとんどの初心者は「速く強く」と思って稽古しますが、初心者が心掛けるべきことは「正しく」なのです。
 「正しく」動けばやがて速さ強さは自然に生まれてきます。「正しさ」は師から教わることですが、身につけるのは自分自身です。「正しさ」を身につけるためには、くずれないように「ゆっくり」稽古する必要があります。

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  1. 2018/05/15(火) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

見えてしまう

 稽古を長年続けていると、人の想いや意図が見えてくるようになります。それは道場で相対している人に対してだけではなく、初めて会った人や場合によっては会ったことがない人まで。同じことをしている方でも、この人は何が目的でするのかというところまで見えてくることがあります。
 稽古を重ねていくと、そのようなことも起こってくるのだと思っていてください。

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  1. 2018/05/14(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

元に戻る

 悪い癖を克服してその後の月日が長くたった場合、再びその悪い癖が少しずつよみがえってくる場合があります。自分自身は正しくなったと安心しきっているので、そこに気付きにくく、大きくなってから気付く場合があります。
 かつて悪癖を身につけていた場合、時々自分自身を確かめてみる必要があります。

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  1. 2018/05/13(日) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

一度目に焼き付いたもの

 まだ古武道を稽古していないとき、素晴らしいと見えたものが稽古を始めてみると、実は力んでいたり無理な動きであっただけだとわかることがあります。しかし、一度素晴らしいと見えたものを自分の心から追い出すのは難しく、気付くとその方向に流れている場合もあります。心の奥底にあるものですので修正することはなかなか難しく、よほど自分自身をみつめながら稽古していかなければなりません。

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  1. 2018/05/12(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

農作業

 大石神影流剣術のある動きの手の内の作用を、鍬を扱う時の手の内の作用で説明を受けたことがあります。私の師の大石英一先生は師である祖父の大石一先生からその教えを受けたそうです。
 農作業と言っても家庭菜園のレベルではなく家族が十分に食べていける規模の広さを全く機械を使うことなしに行うので、もっとも効率的な動きをしなければなりません。共通する部分も多かったと思います。

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  1. 2018/05/11(金) 21:25:00|
  2. 剣術 業

英語

 貫汪館には米国にエルパソ支部、インディアナポリス支部、英国にロンドン支部、オーストラリアにパース支部、さらに南米にトリニダードトバコ支部があり、全て支部長は英語が母語です。支部長が日本に来て稽古する機会も増えています。支部長の全員が日本語を話せるようになりたいと努力していますが、英語と動きで指導する方が習得が早いのが現状です。
 貫汪館で稽古される方には英語が苦手な方もおられると思いますが、日本人の悪い癖として文法にのっとった正しい英語を話そうとするばかりに英語が話せなくなっています。まずは単語を並べるところからと思い、英語を話してみてください。

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  1. 2018/05/10(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

日常生活に稽古を組み入れる

 現代に活きる私たちは江戸時代の武士のように毎日稽古することは難しく、上達しようとすればどこかで工夫する必要があります。
 たとえば股関節を緩める稽古をしようとすれば、無理に正座しなくても椅子に座ったまま仕事をしながら少し意識するだけで稽古できます。肩の力みをなくそうとすれば車の運転をしながらハンドルを切るときに稽古できます。いろいろと工夫すれば生活しているだけで様々な稽古ができ上達の機会がありますので、試みてください。

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  1. 2018/05/09(水) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

 澁川一流柔術の形は非常に単純ですが、捕の大切さは、大石神影流剣術や無雙神傳英信流抜刀兵法の稽古における打太刀の大切さと変わることはありません。
 たとえば履形で力任せに下から殴りつけるように拳を振り込んでいたら、初心者は肩から先を力ませて、その拳を取ろうとしてしまい悪い癖がついてしまいます。また間合をいい加減に相手の体に触れないところに突き込んでいたら受は正しい間合を覚えることはできません。いくら澁川一流柔術の形が単純であるといっても単純なだけに捕の動きは非常に大切であるということを知らなければなりません。

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  1. 2018/05/08(火) 21:25:00|
  2. 柔術 業

 人の欲は限りなく、年を重ねてくると名誉欲が増大する人は多いと感じます。特に若いときに名誉を得た方が道を間違えると若さによって名誉を得たものが続かなくなり、人を陥れても何とかして名誉欲を満たそうとするようです。
 私たちも、いつそのようになってしまうかわかりません。名誉にも小さなものや大きなものがあり、自分で気づかないだけで名誉だと思っていることはあります。道を外れぬよう常に自分自身を見つめていなければなりません。正しい道を歩んでいるつもりでも、知らずに異なる道を歩んでいるかもしれません。

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  1. 2018/05/07(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

古武道

 一般の方は古武道と言っても現代武道との違いはわかりません。現代武道のイメージで競技でありスポーツ的なものではあるけど、精神修養をするためのもの、といったイメージから連想して、競技ではないけど現代武道と同じように肉体的に厳しい稽古をして精神修養をするものといったイメージをもたれるくらいです。
 少し説明の視点を変えて、江戸時代の日本は文官と武官が分かれておらず、武を専らとする武士が政治も行って平和な状態が長く続きました。その平和が続いた時代に稽古されたものが古武道であり、古武道の多くの流派が江戸時代に生まれました。つまり、稽古は争うためのものではなく、平和を保つ元ともなったのですとお話しすると、古武道に対する見方を変えられるようです。勝敗を競いチャンピオンを決める現代武道のイメージを持っておられる方から見ると、江戸時代の古武道はさらに勝負にこだわったもののように思われる方もおられるのです。

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  1. 2018/05/06(日) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論
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