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無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

特効薬

 貫汪館の古武道の上達には特効薬はありません。呼吸法を身につけたらすべてうまくいくと思って呼吸法の練習を長時間を取り入れて練習したり、丹田だといって練丹の術を長時間取り入れて稽古しても、宗教だといって長時間座禅をしたり、長時間お題目を唱えても急速に上達するものではありません。自分が上達しないからといってそのようなことにすがっても時間の無駄を生じるだけになります。いけるところまで行っていないのであれば、しっかりと丁寧に正しく満遍なく稽古をすることが着実な上達につながります。

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  1. 2021/06/14(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

自分の考えを交えぬ

 「まず、指導されたことができるようになってから」という思いがなければ勝手に自分の思いでいろいろなことを付け加えたり改変したりするようになります。
 無雙神傳英信流の貫汪館の稽古方法だといってその場にとどまったまま斬撃をさせ(大石神影流の素振りを取り入れて)これが斬撃の稽古方法の第一段階、次に歩みながら稽古するのが第二段階といって広言している人もいましたが、自分が考えて行っているだけで、そんな稽古方法は指導したこともありませんし、指導されたこともありません。稽古方法には意味があるのです。勝手に自分の考えを交えて稽古していたら速やかに行くことも横道にそれてしまいます。
 
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  1. 2021/06/13(日) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

誠にこの人英雄豪傑と見えたり

 日本武道学会第52回大会での軽込克尊先生の「直心影流藤川派に関する一考察 ―『整斎先生長月物語』を中心にという御発表のなかで大石進種次に触れた部分がありましたので紹介します。『整斎先生長月物語』は天保12年に記された資料だそうです。
 『整斎先生長月物語』の一部に「この十とせばかり、こなた筑後国の簗川をしらす殿の藩士に大石進といふ新陰流の剣師この江戸へ勤番をせし頃、諸片に門戸を立てたる剣師とこころみ稽古といふ、世に是を他流しあひといふ、事をせしといへり、此人常の人よりも丈高く、力もありて、しなひの長さ五尺はかりなるをつかへりとそ、然るを、よの剣師の中にも、かのおとこの業を得道とおもへる、かゆうかゆうの流ともに長しなひをつかふといふ、各師たるものは先師伝来の流派ありといへとも、今時の稽古のしかた、またまたかの進か風儀をまなひたりと見ゆ、誠にこの人英雄豪傑と見へたり」
 大石進種次については、身長7尺ということや牛が引く鋤を余興として牛の代わりに自分で田で引いたという剛力についてはなぜか語られなくなり、長い竹刀でインチキをしてかったというように言われることがありますが、当時の人の認識には大石進種次は背も高く力もあり、英雄豪傑のように思えるという認識があったのだと思います。
 ご存知のように大石神影流では旨の高さまでの長さの竹刀や刀は用いることができるとしていますので初代大石進種次が用いた竹刀は5尺3寸、初代よりも背が低かった大石進種昌は4尺五寸の竹刀を用いたようです。私は大石神影流の手数を稽古するには身長に合わせて総長4尺1寸の真剣を用いています。

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  1. 2021/06/12(土) 21:25:00|
  2. 武道史

小さなこと 3

 無双神伝英信流抜刀兵法では最初に習う礼法がそのまま形・技につながることは述べているとおりですが、刀礼の右手左手の出し方がおろそかになっていると抜付けも、そのレベルにとどまってしまいます。たかが手を出すタイミングくらいと思っていたら、抜付けもたかが手を出すタイミングくらいとなってしまうのです。丁寧に正しく微細な動きの違いも感じられるように礼を行うことによって、方も大きく変え合ってきます。

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  1. 2021/06/11(金) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

小さなこと 2

 もう何十年か前のことですが、無雙神傳英信流抜刀兵法の指導を受けているときに、他の人が虎乱刀の稽古をしているときに梅本先生から「なぜ親指を握って立っているのか」と聞かれたことを覚えています。その人は「ある本に武士は親指を握りしめ・・・と書いてありました。」と答えていましたが、梅本先生が教えてもおられないことでした。先生は「そうか・・・」と答えられ、それ以上は言われなかったように覚えています。つまり、その時点でその人にとって梅本先生の教えよりも本に書いてあったことが大事だと考えているのだと梅本先生は感じられたのでしょう。
 立った時に親指を内に握りしめるかどうかは、その人にとって大した違いではなく、むしろその方が良いと思われ梅本先生の指導と異なることをしたのですが、柄に右手がかかるまでの動きを理解していれば、そうすることがどれだけ動きを阻害するかはわかるのですが・・・。

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  1. 2021/06/10(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

小さなこと

 稽古しているうちに、自分の考えで異なる動きをしていることがあり、また自分自身ではそれに気づいてないことがあります。
 たとえば以前も述べたことですが、澁川一流柔術での蹲踞礼で拳を床につけるとき親指を四指の外に出すのか内側に握るのかではその意味に大きな違いがあります。当然、四指の外に出すのですが非常に大切な演武会で親指を内側に握って礼をされた方がいました。澁川一流柔術では親指を内側に握るのは当の場合ですが、これを礼のときに用いてしまったら礼の意味をなしません。外部の方に指摘されてその人がそのような礼をしたことに気づきました。
 本人は自分の考えでそのようなことをしたようですが、ちょっとした違いが実は大きな違いとなってしまっているのです。小さなことだからといって、自分の考えを入れるものではありません。
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  1. 2021/06/09(水) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

道標について 2

 支部長の中でこの記事は自分に対して書かれているのではないかと誤解されている方もおられるのですが、実は道標は書き溜めています。1か月分、または2か月分書き溜めていることもあります。公開するときに特定の人をイメージして書いているのではなく、ずいぶん前に書いていますので杞憂されないでください。私に予知能力があって書いているわけではないので、たまたま自分が思っていることと重なったとしても偶然にすぎません。同じように不十分なところはだれでも持っています。貫汪館で稽古される方にとってどなたにでもあてはまることかもしれません。

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  1. 2021/06/08(火) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

道標について

 道標には冒頭に「無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために」と記しているように、貫汪館で稽古されている方を対象に記しています。
 ずいぶん前にも書きましたが、私は三人の先生方に稽古が終わった後にお話をお聞きする時間が十分にあり、先生方は稽古後に様々なことをお話ししてくださいましたし、私からお尋ねすることもありました。体を動かして稽古する時間も貴重でしたが、お話をお伺いする時間は体を動かして稽古する時間と同じ又はそれ以上に貴重でした。公共施設を用いていると稽古後になかなかそういう時間が取れませんので道標に書き込んでいます。
 各支部長は支部で稽古される方に道標を読むようにお話ししていただき、質問がある場合には支部長に尋ねるようにし中途半端な理解をしないようにご指導ください。

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  1. 2021/06/07(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

海外の人が持つ情報

 海外の人が持つ誤情報は言葉の壁と、これまで日本から発信された間違った情報(土佐の居合に関しての誤情報の多くは師が偉ければ自分が偉いという発想に基づいて発信されています)をそのまま信じているところにあります。そして、その誤情報が海外の武道家によって増幅されています。
 日本語が理解できる外国人の方には真偽を確かめようとする方もいますが、ほとんどの人は誤情報を真実と思っていますので話がかみ合わないことがかなりあります。

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  1. 2021/06/06(日) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

偉くなりたい 2

 偉くなりたいと思う方は組織の中で地位を得ても皆さんのためにという考えでは動きません。一見そのように見せていますが、「皆さんのために」ではなく、「自分の思い通りに」なのです。それゆえ身近な人間(尻尾を振ってくる人間)には便宜を図り、そうでない者はほっておきます。異なる意見を持つものは罪を捏造して陥れます。
 尻尾を振ってくる人間に恩を売るために、普通にしていれば通ることでも、私がいたからスムーズにいったと思わせます。そうやって親分子分の関係を作り、自分の考えだけを通す組織を作っていくのです。そういう組織になってしまうとよほどの改革が行われなければ正しい組織に戻すのは困難です。また正しい組織に戻ったとしても、影響を受けた人たちは自分が次の親分になろうとするために、組織は常に獅子身中の虫に気を付けておかねばなりません。

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  1. 2021/06/05(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

偉くなりたい

 武道の世界で偉くなりたい、地位を得たいという方は必ず一定数おられます。競技武道で上位の成績をおさめたいということではなく、組織の中で上位の地位を占めたいと思うのです。また、SNSなどで実力者として認められたいという傾向の人もいます。特に競技がない古武道の世界でその傾向が強いようです。
 無雙神傳英信流の師梅本三男先生は居合は自分が自分のためにする修行であると教えてくださいました。

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  1. 2021/06/04(金) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

調和がとれない

 大石神影流の手数や無雙神傳英信流の太刀打、詰合また、澁川一流の棒術など上位者の打太刀が仕太刀と調和がとれないと感じるときがあるかもしれません。仕太刀がやっと形を覚えたかどうかという場合を除きたいていは打太刀の側に責任があります。自分のペースでおこなっていて(つまり仕太刀を無視して、自分勝手に動いて)それを仕太刀のせいにしてしまうのです。上位者である打太刀の責任転嫁であり、打太刀が正しく務まっていない言い訳にすぎません。そういう時は自分をかえりみなければなりません。

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  1. 2021/06/03(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

記録

 柳川古文書館の館長さんに教わったことですが、「記録が残ってないからといってなかった事を証するわけではない。」つまり記録がなかったとしても伝承が正しいことはあるということなのです。
 大石神影流はいつも述べているように残された記録は少ないため、残された記録から正しい伝承なのか、間違っているのかを判断する必要があります。

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  1. 2021/06/02(水) 21:25:00|
  2. 武道史

口承

 これまで大石新影流の歴史に関しては主に口承をもとに執筆されており、典拠は明示されていませんでした。それは大石本家が記録類も含めて家に伝わったものを散逸し、さらに断絶していることも大きいと思います。
 口承は語り継がれる間に変化し、天保3年が4年になったり、あったことがなくなったりします。
 私が調査しているのは記録に基づく正しい歴史ですので、大石本家の史料が失われてしまっているために、まとまった史料は期待できないので多くの史料にあたって史実を明らかにしようとしています。困ったことに柳川市・大牟田市の研究家によって戦前に書かれたものにさえ多くの過ちがあります。大石新影流の周辺にいた方でさえ伝承と史実を勘違いし、真実であろうという思いのもとに歴史を語られています。
 はやく調査をまとまったものにしなければなりません。柳川藩の記録の多くを調べてきましたので、今後は大石進種次・種昌の他藩の弟子に残されたかもしれない記録を探さなければなりません。

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  1. 2021/06/01(火) 21:25:00|
  2. 武道史

文化・歴史

 古武道を稽古する人は自分が稽古している流派の文化的背景を知らなければ深く理解することはできません。たとえば無雙神傳英信流にはなぜ正座と立膝があるのか、なぜ刀例は正座で行うのか。また大石神影流ではなぜ礼法を右膝をついて行うのか等々、歴史を紐解いてみれば理解できることがあります。
 深く理解するために、そのあたりまで踏み込んで学んでください。

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  1. 2021/05/31(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

槍術と防具

 剣術防具の始まりは直心影流とされていますが、槍術の防具のほうが先でそれを剣術側が採用し、剣術用に改良したのであろうということは武道学会の先生方が述べられているところで納得できる考え方です。槍のほうが衝撃は強いと考えられます。
 大石進種次は村上一刀ののち、祖父、父、と槍術・剣術の師範をしていましたので、大島流槍術では愛洲蔭流(新陰流・・・村上一刀が習った流派を自分なりに改変したものだと考えています)は簡易な防具を用いていたものの、より堅牢な防具を用いていたと考えられます。大石神影流の当時の防具は残っていませんが、胴は当時の記録には他流派のものと異なり丈夫な革で作られているとあります。おそらくは大嶋流の防具を改良して大石神影流に用いたのではないかと思います。
 大嶋流、大石神影流の防具がでてくればはっきりすることなのですが、かつてあったけれど捨てたという家もあり、見つかるのはむつかしいかもしれません。

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  1. 2021/05/30(日) 21:25:00|
  2. 武道史

防具

 剣術の防具は直心影流によってはじめられたというイメージがありますが、それ以前に竹製の面(面布団なし)や簡単な小手(中入れの詰め物なし)といった簡素な防具は用いられていて、木刀ではなく袋撓を用いていました。直心影流はそれをより堅牢なものにしたのであって防具を始めて用いたということではありませんでした。打たれても痛みが少ない現代剣道に通じる防具を作ったという理解が正しいと思います。江戸時代の人も痛みが伴う試合稽古は嫌なものであったのだと思います。
 大石進種次は、愛洲蔭流(新陰流・・・村上一刀が習った流派を自分なりに改変したものだと考えています)の防具は竹製の面、薄い小手と袋撓でした。これで試合稽古を行い他流試合を行っていました。
 防具の始まりが直心影流というのは言い過ぎで、現代につながる防具の始まりが直心影流というべきではないかと思います。

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  1. 2021/05/29(土) 21:25:00|
  2. 武道史

稽古

 稽古は道場内だけでなくどこでもできるということはこれまで述べてきたとおりです。呼吸はいつもしていますし、立ったままであることも多く、また歩くときに少しモードを変えれば歩く稽古もできます。ものを持つときに最低限の力で肚中心を心掛けることもでき、寝入る前にリラックスして呼吸をする稽古もできます。そのような稽古時間は道場内にいる時よりも長く、分散的ではあっても稽古時間もより長くとることができます。
 居合を刀を抜きたければ、「抜打」の稽古は狭い部屋の中でもできますし、知り合いの中には台所のテーブルを隅に寄せて稽古した方もいます。

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  1. 2021/05/28(金) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

 数年前に米澤のお寺を訪ねた時のお話です。案内をしていただいた方にお話をお聞きしたところ、その由緒あるお寺は明治維新後にさびれていたそうです。御寺の住職が他県に行ったときにあるお坊さんに会い養子に迎えることによって復興し、立て直すことができたそうなのです。
 その方によるとすべては縁であり、縁がなければどうにもならないということでした。武道流派の存続も同じでしょうとその方はお話しくださいました。師から弟子へ授けるためには縁がなければどうしようもありません。先生と生徒ではなく、師と弟子の縁がなければ授けることができないものなのです。縁を得ることができた人はその縁を大切にしてください。

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  1. 2021/05/27(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

捨てる

 かつてやっていたことが今行っていることに影響を与えるのは当たり前のように起こります。現代剣道の竹刀の振り方が刀の振り方に現れたり、他流派の用語を後生大事に抱えていて、その用語のイメージで行ったりすれば新たなことは入ってきません。
 自分では新たな心で始めているつもりでも、思ったように体はかわりません。真っ白になるのは難しいことです。梅本先生であっても捨てるには何十年もかかられました。

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  1. 2021/05/26(水) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

いつまでもあると思うな親と金

 言いたいのは「いつまでもあると思うな師と教え」です。私の居合の師がなくなられたのは70代でした。たばこが原因であっという間にお亡くなりになりました。師に教えられたことで方向性はわかっていてもまだできないことが多くありました。なんとかなったのは、目指すべきことをすべて教えてくださっていたからです。ただもっと長生きしていただけ、手直ししてくださると思っていたのでショックでした。
 柔術の師も膵臓を患われていましたが、お元気でしたのでもっと導いていただけると思っていました。演武会が終わってからお尋ねしようと電話した時に少し体調が悪いからと言われたので10日くらい日をあけてと思っているときに眠るようにお亡くなりになりました。まだまだ導いていただけると思っていたので心に欠けた部分ができしばらくむなしい状態になりました。
 自分が思うように師とその教えが続くわけではありません。今すべきことを先延ばしにしていたら何が起こるかわかりません。
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  1. 2021/05/25(火) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

修行は自分自身がするもの

 武道の修行は自分自身が自分自身を高めていくために行うもので、同門の他の者がどうとか、同門の他の人たちはこうしているのにと考える余地はありません。また、そのようなことを考えているのはたいてい自分自身に甘えている場合です。もしそのようなことを考えているとしたら初心者の域を脱してはいません。
 自分はどうしているのかを自分自身に厳しく尋ねていくことが修行になります。
 
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  1. 2021/05/24(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

楽しむ

 貫汪館の居合。柔術、剣術はすべて特別な身体能力を必要としない流派です。いいかえれば誰でもできる平易な古武道の流派です。
 したがって、稽古を楽しく感じられるかどうかは、自分の変化・向上を楽しめる人であるかどうかにかかっています。特別な能力を必要としない平易な流派であるので、体力的にこれができるようになったとか、身体能力が向上したという達成感はありません。小さな変化を楽しめる人に向いている3つの流派であると思います。

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  1. 2021/05/23(日) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

正座

 貫汪館では居合・柔術・剣術の稽古をしていますが、調子が悪く動きも心も整わないときには無雙神傳英信流の大森流の稽古を行ってください。稽古では抜く前の星座の時間を長く心と体が落ち着くまで続け動き始めても、その正座の時の状態が保てるようにいつもより呼吸も深くし、静かに動きくようにしてみてください。

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  1. 2021/05/22(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

大きな流れの研究

 日本武道学会での研究も長くなりましたが、私が研究で考えているのはそのテーマが現在、今後の役に立つものであるかどうかということです。研究のテーマは大きく言えば「大石新影流」と「廻国修行と他流試合」です。
 大石神影流の研究は1流派の研究のように見えて、実際は剣術の流れを大きく変えたのは?という研究でもあります。それくらい大きな影響を剣術全般にもたらした流派です。
 廻国修行と他流試合はどのように剣術・武術が変化していったのかという研究です。また、大石神影流という1流派が日本全体にどのように影響を与えたのかという研究でもあります。この中に広島藩の貫心流、難波一甫流、渋川流、真貫流などの研究が含まれ、柳川藩の大島流の研究などが含まれています。
 歴史の中で物事がどのように変化していくのかということを一部分でも明らかにすることで未来を考えることができ、また変化させてはならないことを考えることができます。
 研究にはいろいろあり、今はなくなってしまった流派の業がどうであったか・・・。とか、何流と何流の関係や変化はというものもあります。基礎的な大切な研究ではありますが、なかなか現在に至る大きな流れを考えることができないので、そのような研究を私はしていません。人生は限りあるものですから。

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  1. 2021/05/21(金) 21:25:00|
  2. 武道史

剣道の癖(左鼠径部)

 剣道を稽古したことがある方で最も抜けがたいのが左鼠径部の緊張です。構えたときには緊張がなくても、前に進む、踏み込むときに剣道の飛び込む癖が出てしまいます。なくなったとしてもよくよく自分の動きを観察すると前に出ようとするとき踏み込もうとするときにわずかであっても自分の左鼠径部がいらぬ緊張をしていることがわかると思います。
 踏込と飛び込むの違いなのですが似たような動きをするのでなかなか癖が抜けないのです。

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  1. 2021/05/20(木) 21:25:00|
  2. 剣術 業

剣道の癖(小太刀)

 大石神影流の小太刀は現代剣道の癖が顕著に表れます。これは現在行われている短剣道(旧軍の軍人さんたちに教えられた短剣道とは別物の動きをする)が片手で行う現代剣道のようになってしまっているのと同じような感じです。
 大石新影流の小太刀は体の左右(全身)が働いて右片手の小太刀が動いていくのですが、剣道の癖がある方は体の左右(全身)を使わず、小太刀を持つ右手だけを使おうとします。
 自分の動きを見直してください。

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  1. 2021/05/19(水) 21:25:00|
  2. 剣術 業

剣道の癖(張身)

 張身は勝つための手数ではなく心を治めるための手数です。現代剣道にはそのような形はありませんので、どうしても剣道経験者には焦りがみえます。早く打突したいという思いがなくならないのだと思います。

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  1. 2021/05/18(火) 21:25:00|
  2. 剣術 業

剣道の癖(十文字)

 斬段と同じような癖が出ます。打太刀の刀を張る動きが、早く突きたいために中途半端に剣道で相手の竹刀を払う程度の動きになり、打太刀の体が崩せず結果として打太刀の自由が残されています。下から切り上げることができるのです。
 剣道では動きが小さく打ち込みますので竹刀を払えば十分となるかもしれませんが、どこも斬られてはならない状況では異なっています。

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  1. 2021/05/17(月) 21:25:00|
  2. 剣術 業

剣道の癖(左沈)

 左沈で左に抜き放したときは中庸の状態になければなりませんが、打ち込むための姿勢となっており、初めから斬り上げてくる刀を払おうとする構えになっています。
 自分がどのような状態にあるか考えてください。

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  1. 2021/05/16(日) 21:25:00|
  2. 剣術 業

剣道の癖(半開)

 仕太刀は打太刀の右小手を斬り二太刀目は振り上げた打太刀の左小手を斬りつめますが、あくまでも左小手を斬るのであって、左小手を打ち込むのではありません。斬ってつめます。ここを勘違いすると剣道の打って前に進む動きになります。斬って詰めるのと打って前に進むことの違いを考えてください。

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  1. 2021/05/15(土) 21:25:00|
  2. 柔術 業
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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術 貫汪館の道標へようこそ!
ご質問のある方は貫汪館ホームページに記載してあるメールアドレスからご連絡ください。記事へのコメントではアドレスが記されてないため返信ができません。

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