無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

六尺棒の長さを活かす

 六尺棒は普通に構えると左手より先の棒の長さは木刀の鍔先の長さとそれほど変わりません。それを有利に使うためには繰突をしなければなりません。澁川一流では六尺棒で刀に対する形には突き技が多いのですが、突き技には相手を間合に入れずに制することができる利点があります。
 師 畝重實先生の教えでは左前に構えた時には右手は棒端に位置させ、棒は左手の内を滑らせて突きます。左手の内で棒を握りしめれば棒は滑りません。突き止める瞬間に軽く手の内を締めるようにしてください。

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  1. 2017/08/21(月) 21:25:00|
  2. 柔術 業

Authentic Kobudo

 Authentic の意味は辞書で調べていただくとお分かりになるともいますが、「本物の」という意味があります。海外の支部長があえて古武道の前に Authentic をつけなければならないのは、海外で not genuine である古武道が指導されている実態があるからのようです。少し経験した程度のことを教えたり、自分で復元した流派や作った流派を古武道として教えている実態があり、情報が少ない海外の方はそれに騙されてしまうようです。
 自分で復元したり、作った流派をその事実を知らせずに教えてしまえば海外の方は本物を習ったと思ってしまいます。国内でも同じ事ですが、日本語を用いる人なら情報収集ができます。海外で日本の古武道に興味をもつ方が日本語ができるわけでもありませんので、情報は極端に少なくなってしまいます。
 英語による情報発信は大切です。

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  1. 2017/08/20(日) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

続ける

 稽古は続けることが大切です。何かを武道から得ようとして始めたのですから、忙しくて道場に出られない期間が一か月、二か月あったとしても、貫汪館では稽古を再開できるようになっています。また、貫汪館では付焼刃の稽古はしていませんので多少稽古ができない期間が長くなったとしてもすぐに稽古をすれば動けるように身に付いているはずです。
 忙しくて稽古できないことが長くなったとしても問題はありません。

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  1. 2017/08/19(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

自ら求める

 初心者に指導することは基本中の基本ですが、その基本中の基本は求め続けなければ完全に会得することができないものです。
 基本中の基本は土台であるためにその土台が大きければ大きいほどその上に様々なものを築いていくことができます。自分が広く大きく深くなるためのものなのです。ある程度できるようになったからといって、求めるのをやめることはできません。

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  1. 2017/08/18(金) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

さらに奥

 教えられたことの本当の意味を求めるにはさらに深く、さらに深くと求めていかなければなりません。
 一通りのことは正しく理解すれば、それほど時間がかからずにできるようになります。しかし、あくまでも一通りのことです。
 その先、その先が限りなくあります。一通りのところまで行けたら表面上は70%の習得に見え満足して安住できるものかもしれませんが、残りの30%は習得が困難で日々追い求めていかなければ残りの1%も習得できないところです。多くの方は70%で良しとしてしまうために本当のところまで行くことができません。求め続けなければなりません。

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  1. 2017/08/17(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

当て

 澁川一流柔術では下段・中段の当て以外は普段の稽古では省略します。当ての動きだけで終わる形がほとんどであるからです。
 中段の当て、下段の当てが含まれる形がそれだけでは終わっていないのは稽古していてご存じだと思います。ところが柔術の動きが十分にできていない方に当ての形を稽古させると必ずと言ってよいほど当てたところで自分の体を固めてしまいます。この固まる動きが出る方は当ての形の稽古をしてはいけないレベルにあるのです。当ての形の稽古をすることによってかえって下手になってしまいます。当ての形の稽古を初心者にさせないのはそのような意味もあります。十分に柔らかに流れる動きが身に付いて後の当ての稽古でなければなりません。

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  1. 2017/08/16(水) 21:25:00|
  2. 柔術 業

受け身

 澁川一流柔術の稽古で受け身をするときは、体を固めることなく、また受けることに専念するわけでもなく、投げられることに身を任せつつ自己の心身を自由な状態に置いておかなければなりません。
 稽古が進めば「裏」の稽古もしますが、師は「半ばかけられて、かけられることを利用して技をかける。」と指導してくださいました。そのためには自由でなければなりません。

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  1. 2017/08/15(火) 21:25:00|
  2. 柔術 業

四留

 四留は難しい形ではありますが、二重突・一重突に比べて受が取る位置が高いため比較的簡単な形ではありますが、とられた自分の手に意識が行くと受を返すことができなくなります。
 たとえば、「返投」や「巻捕」は右足を引くときには体を開き鼠蹊部を十分に緩めますので、結果として取られた手は自分の胸辺りの高さになります。この時に動きの中心が臍下丹田にあれば受の重心を崩すことは容易になります。

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  1. 2017/08/14(月) 21:25:00|
  2. 柔術 業

裏捕

 二重突・一重突の「裏捕」は受の裏襟を取りますが、直線的に手を伸ばすのではなく半円を描いて受の斜め後方に位置します。斜め後方に位置することによって受の右手と裏襟、そして自分の中心とがバランスが取れ後方に落とすことができます。

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  1. 2017/08/13(日) 21:25:00|
  2. 柔術 業

両閂・掻込

 「両閂」「掻込」ともに鼠蹊部の働きが不可欠です。常に指導している鼠蹊部の状態であれば受の手首に自分の体がそのまま働きます。次に鼠蹊部が正しい状態にあったとしても、受の腕を取ろうという意識が働いてしまうと鼠蹊部の状態が変わってしまうと技は効かなくなり、腕力を用いなければならなくなります。自分の鼠蹊部の状態を確認しなくてはなりません。

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  1. 2017/08/12(土) 21:25:00|
  2. 柔術 業

裏返

 「裏返」の形はいずれもそうですが、特に二重突においては臍下丹田にすべてが鎮まっている必要があります。手を伸ばして受を捕ろうとすると手につられて重心があがってしまい、結果として受を振り回さなければならなくなり技は有効ではなくなります。
 体の開きの角度が正しければ腕は長く使えますので重心があがることはありません。あとはそのまま自分の重さを使うことができます。

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  1. 2017/08/11(金) 21:25:00|
  2. 柔術 業

二重突・一重突

 澁川一流柔術の二重突・一重突の形は実際の状況ではほとんど起こり得ない取り方を受が行い、捕はこれを返します。実際の状況では起こり得ない状況ではありますが、この状況を技を用いて覆すには、澁川一流柔術の基礎が身についている必要があります。いいかえればこの形を見ることによって、その人の澁川一流柔術がまじめに稽古されたものであるか、否かが一目でわかってしまうのです。
 お教えしたことを軽く考えず形式のみに流れないように稽古してください。

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  1. 2017/08/10(木) 21:25:00|
  2. 柔術 業

自信がない

 ある方が面白いことを話されました。「自分に自信がない人は誰かが何かを言うと、すぐに自分のことを言われたと思い、反論しようとする。」
 確かにそうだと思います。自分がしていることに自信があれば我が道を行くことができますが、我が道を行くように見せながら自分自身に不安を感じている方は他者の言う事が気になって仕方がないようで、何でも自分のことを言われているのではないかと考えるように思えます。
 自分の学ぶ道をしっかり歩み自信を持てるまで稽古を重ねてください。

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  1. 2017/08/09(水) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

道標

 「道標」はその冒頭に記しているように「無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために」記しています。部外者のために記しているのではないのですが、最近は他流派を稽古される若い方に「読ませていただき、参考にさせていただいています」と挨拶されることもしばしばあります。そのような場合、「あくまでも貫汪館で稽古する人のために記してますので、道場での話の続きもありますし、稽古している方が忘れないためという意味合いもあり、省略して記してもいますので、流派が異なる方には参考にならないと思います。」と直接挨拶していただいた方にはお断りしています。
 大前提として貫汪館で稽古する人のために記していますので、貫汪館で稽古する方の実状を見ながらこれは伝えた方が良いと思う事を記しています。道場は公共施設をお借りしているので、私が師事した先生方のように稽古後に話をする時間が十分に取れないためです。聞いたことがあると思っても必ず読んでください。

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  1. 2017/08/08(火) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

澁川一流柔術

 澁川一流柔術の習得のためには無雙神傳英信流抜刀兵法・大石神影流剣術の稽古が不可欠だという事はこれまでに述べてきたとおりです。
 貫汪館では柔術、居合、剣術をどれかに偏ることなく学ぶように指導していますが、無雙神傳英信流抜刀兵法・大石神影流剣術に苦手意識がある方の柔術における問題は、
素手と素手の形であっても相手と離れた状態での間合いが正確に測れない。
受けとして懐剣や木刀を手にしたときに正しい間合で打ち込めない。
捕として素手で懐剣や刀を持った受と対した時の間合がつかめていない。
ましてや間合の遠い鎖鎌の場合にはなおさら。
また筋力に頼る傾向もみられます。
 居合や剣術が苦手である方ほど真剣に居合や剣術を学ばなければなりません。

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  1. 2017/08/07(月) 21:25:00|
  2. 柔術 総論
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