無双神伝英信流 大石神影流 渋川一流 ・・・ 道標(みちしるべ)

無雙神傳英信流抜刀兵法、大石神影流剣術、澁川一流柔術を貫汪館で稽古する人のために

真意を理解しようと努める

 言葉は人それぞれが持つニュアンスが微妙に異なっています。とくに動きに関する言葉であればなおさらです。したがって指導する者の動きをみて、説明を聞いて自分の理解で行おうとしても、そこには自分の解釈が入り異なったことをしている場合があります。
 安易にわかったと思わず、説明の奥の奥にあるものをつかむ努力をしてください。

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  1. 2017/09/21(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

呼吸

 外形を上手にしようと考える方は呼吸が浅い傾向にあります。呼吸が浅いために所謂気が出ないのです。気が出なければ相手に届くものもなく、相手とのつながりもできません。相手とのつながりがないのですからいくら上手に動いたとしてもそれは武術にはなりません。二人で組んで動いていても、かってに自分だけが体操をしているようなものです。

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  1. 2017/09/20(水) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

裏面の働き

 表に現れるものは表に現れない裏面の働きによります。普通の人は表に現れたもののみを見ますので、初心者の方が表に現れたものを真似したいと思うのは当然のことです。
 しかし、表に現れるものを真似するのはトレースしたり塗り絵したりするのと同じで、自分自身のものはなかなか育っていきません。自分の本当の動きは表に現れる他人のものを似せるのではなく裏にある原理原則や働きを身につけることによってのみ可能となります。自由になることは自由な状態にあることを真似するのとは異なっています。

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  1. 2017/09/19(火) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

 澁川一流柔術では初心者のうちには当の形は稽古させず、四留が習得できたころから「当」の形を稽古させ始めます。
 これは江戸時代であれば「秘す」という意味合いが強かったかもしれません。しかし、今もそうしているのは柔術の動きが身についていないのに当の形を稽古しても意味がないからです。初心者に当の形をさせると必ずと言っていいほど空手の真似をします。澁川一流とは全く別の動きをされるのです。先入観かと思いますが、何年稽古しても澁川一流の動きが身についていない方の当の形は無意味です。

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  1. 2017/09/18(月) 21:25:00|
  2. 柔術 業

盲信

 古武道の世界は現代武道と異なり試合をするわけでもなく、実力は見える者にしか見えません。そのため自分には実力があるのだと錯覚して、自分が権威者であるかのようにインターネット上でものを言う者もでてきます。また、武道史の上でも、武道学会での研究はあまり一般の目には触れないため、インターネット上であまり裏付けもないのに、自分が知りえた知識だけで断定してものを言うものもいます。そのような人たちの中には、「知りえたことは先にものを言った方がよい。自分が権威者になれるから。間違っていてもそれはのちの事。」と平気で言っていた人物もいます。
 今はパソコンを通じて知識を手にする方も多いので、目新しい知識の発信量の多い人物を盲信する若い方もいます。そのような人物に騙されるのは、自分に人を見る目がなく、実力も伴っていないからなのですが、慎重であらなければなりません。
 良識のある方は、それが嘘だと分かっていても、嘘を表立って批判して、いらぬ波風を立てぬ傾向にあります。

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  1. 2017/09/17(日) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

下手な文章化

 習ったことを下手に文章化して固定化してしまうと、それが絶対となってしまいそこから離れられなくなってしまいます。
 師は、その折、その折、その人の状態を見て指導しますのである時は上と言い、ある時は下という事もあります。何百回、何千回と師に導かれて上達します。下手に自分が習ったことを文章化して固定化してしまうと上達できなくなるので、文章はあくまでも前回習ったことを確認するという程度に活用してください。
 師事することなく数回で形のみ伝えられて自分がすべてできるようになったと錯覚する様な人物にはならないでください。

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  1. 2017/09/16(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

経験に頼らない

 人は経験してきたものの上で物事を考えようとします。自分の経験から抜け出せない方は、貫汪館で稽古している武道を習得するのが遅くなり、自分の経験から抜け出すことが速い人は習得もまた早くなります。
 素直な方の上達が早いというのは、教えられたことを素直に吸収しようとして過去の経験を頼らないからです。

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  1. 2017/09/15(金) 23:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

半棒の手の内

 半棒は手の内を滑らせることによって間合を調整することができます。
 この手の内は手の内が固すぎる方、握りしめる癖がある方には難しいのですが、実際は無雙神傳英信流抜刀兵法や大石神影流の手の内と大きな差はありません。かすかにゆるめることによって手の内を滑ります。難しいようであれば刀や木刀を手にしたときの手の内も確認してください。

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  1. 2017/09/14(木) 21:25:00|
  2. 柔術 業

教える

 長年稽古して、それなりの実力が身についてきたら、自分の道場を持ち自分で教えようとする欲を持ってください。
 自分の道場を持って教えようとする欲を持つ方には、師の教えに束縛されず、流派を名乗りながら流派の教えからも自由に自分勝手に指導したいと思われる方もおられるということは見てきました。逆に長年稽古しても自分の道場を持って教えるのは面倒なので兄弟子としての立場を保ちながら教えたいという方も見てきました。
 しかし、自分の道場を持ち自分で教えれば自分の最高の技を自分の弟子の前で見せる必要ができてきます。自分の業を本当に高めていくには、そのような環境が必要になります。

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  1. 2017/09/13(水) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

六尺棒表

 六尺棒表の稽古では互いに二度棒を打ち合わせます。この動きで少しでも強くという思いで腕力を用いて打ち込んでしまうと、上達のための稽古ではなくなってしまいます。
 あくまでも臍下丹田を中心とした動きが棒端まで伝わるように稽古して練度を上げていかなければなりません。もし弱いと感じたならば自分の肚が働いていないのだと自省してください。

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  1. 2017/09/12(火) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

上位の形になればなるほど

 無雙神傳英信流抜刀兵法、澁川一流柔術、大石神影流剣術ともに上位の形になればなるほど、心を鎮め体の無理無駄をなくしていかねばなりません。上位の形で手順は簡単そうに見えるものであっても、澁川一流柔術の二重突や一重突のようにその実、相当なレベルになければできない形もあります。
 形を多く覚えることのみを稽古の目的としてしまうと質は向上しないので、表面上の手順はできていても本当の業は身についていません。本当の稽古を重ねてください。

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  1. 2017/09/11(月) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

手順を追わない

 初心者の方が基本の稽古ののち形稽古に入ると、それまで身につけていた基本はどこかへ行ってしまい、急に小手先の間に合わせの動きをするようになることがあります。
 このようなときは初心者の方は、一生懸命に間に合わせようと手順を追っておられます。あくまでも基本の上にある形稽古なので、基本から離れてはならないのですが、何とかしようと心が焦って小手先が働くようです。心を静め基本の稽古で養った動きで動けるように努めてください。 
 また、初心者がそのような状態にあるとき、打太刀を務める兄弟子はいつも以上にゆっくりと形を遣い、初心者の正しい動きが出るように導かなければなりません。

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  1. 2017/09/10(日) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

経験に頼らない

 人は経験してきたものの上で物事を考えようとします。自分の経験から抜け出せない方は、貫汪館で稽古している武道を習得するのが遅くなり、自分の経験から抜け出すことが速い人は習得もまた早くなります。
 素直な方の上達が早いというのは、教えられたことを素直に吸収しようとして過去の経験を頼らないからです。

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  1. 2017/09/09(土) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

心が急ぐと体は動かない

 心が焦り急いでしまうと体がそれについて行けなくなります。たとえば、太刀打の「受入」の刀が巡る動きでは途中の動きを省略して刃筋が通っていなかったり、太刀打の「独妙剣」の柄当の動きでは打太刀の腕と自分の腕がぶつかってしまいます。
 難しい動きを稽古するときには、いつも以上に心を落ち着けゆったりとした状態で動く必要があります。

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  1. 2017/09/08(金) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論

中庸

 武術においては中庸を尊ばねばなりません。偏ればそこが隙になります。初心者は形稽古においてでさえ相手に打ち勝とう、相手よりも速くと考え、自分を崩し隙だらけになっているのですが、形の稽古であるからこそ中庸を尊ぶ稽古をしなければなりません。実際に何かあれば、心は乱れ、体は歪むのですから、普段から稽古しておかなければどうにもならないものなのです。

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  1. 2017/09/07(木) 21:25:00|
  2. 居合・剣術・柔術 総論
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貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)

Author:貫汪館館長(無雙神傳英信流 大石神影流 澁川一流)
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